2021年11月11日(木)
回復率60% [ランニング]
きくの車いすの回復率は何パーセントかなあ・・・。
ヨメさんがいろいろとなおしてくれたのだが、布テープでの補強が一番ましということが分かった。それも長持ちはしないのだけれど。
私の回復率は、走ってみないと分からない。
午後4時半過ぎ、宝ヶ池公園へ。
3km、18分23秒。
キロ6分ちょっとのペースで走れるようになった。
下りを走っても昨日ほど痛くない。
まあまあ走れそうなので、コンクリトラック7周3000m走ってみよう。
5:00 4:51 4:49 で14分40秒。
思っていた以上に走れた。
回復率60%くらいでしょうか。
帰りの3kmは19分54秒。
6時前なのにもう真っ暗。
「京都キャロット」前にはネオン?
また町内猫パト。
うちのご近所の2軒続き家が売れ、取壊し中。
そのため、みーちゃんの甥たちが隠れて姿を見せない。
早く取壊しが終わればいいのに。
ぷーぷー、どきん、プラスちびくろ。
ちびくろはカメラを向けるとすぐ逃げていたのに、よっぽど寒いのか先輩猫にひっついたままだった。逃げんでいいのよー。
今日は3+3+3+1で10km。
これから当分長いレースに出る予定はない。
だから練習も距離ではなく、スピード重視にしていきたい。
まあもっと私の体が回復してからの話ですけど・・・。
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2021年11月10日(水)
第146回9の日平和ラン [ランニング]
今日水曜は、町内の体操の日。
先週は鴨川に走りに行ったので、私は2週間ぶり。
寒くなってきたら参加者が減るかと思っていたが、今回も盛況だった。
週1回でも体操をしたら、体の調子がいいように思う。
体操帰りには、またきくちゃんの散歩に遭遇。
ヨメさんが車いすをなおしていたが、まあまあ行けてるみたい。
午後3時過ぎ、「ちょっと走ってくるわ」、「帰ってこんでええで」のいつもの会話。
昨日9日に「9の日平和ラン」ができなかったので、今日1日遅れで実行。
ヨメさんがフェンシングの先輩からもらったお花と記念撮影。
まずは、またJAへ。
町内を通って行ったら、ひさしちゃんがひさしの下ではなく上にいた。めずらし。
足が痛い。
私は夜ふとんに入ったらすぐ眠ってしまうタイプだが、日曜の夜からずっと足が痛くてなかなか寝つけない。この「回復力の低下」も老化現象の一つでしょうね。
静市公園までの1kmが8分ほどかかった。まあおとといは走るのも無理だったのだから、これでもましと思った方がいいのか。
JAまで1.8km、13分20秒。
とにかく休まずに走れてよかった。
帰りにはぷーぷー。
ぷーぶーは、ほんまに「平和の象徴」みたいな顔してる。
下りは楽に走れると思ったら、やっぱり足が痛い。
何回も立ち止まった。
帰りの方が時間がかかり、13分40秒。
これで3.6km。
9kmとは言わないが、足が痛いからと言ってこれでは少なすぎる。
あと3km、行こう。
緑の小屋まで。
最初の1km、7分26秒。
足が痛くて・・・。
しかしそのあと、だんだんと走れるようになってきた。
2km、13分52秒(6分26秒)。
3km、20分06秒(6分14秒)。
おー、だいぶ戻った。
また町内ラン1kmプラス。
ひさしちゃんとこの下に黒2つ。
「いらんちゃ 米軍基地!」のジャンバーを着て走ったのだが、ちょっとしょぼい平和ランになってしまった。
全部で7.6km。
アピールできてませんね。
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【今日のきくみー】
きくの車いすの調子が悪いので、ハーネスと腰支えを使ってお散歩。
今日はヨメさんもいっしょに来て、前後半分ずつ持って散歩した。
きくはそれがうれしかったのか、がんばってたくさん歩いた。
きくの好きな川のそばまで行くと、草のにおいをかぐしぐさもした。そんなん久しぶり。
できるだけいろいろなところに連れて行ったらなあかんね。
ちょっと張りきりすぎて、疲れた?
みーちゃん、今日もオバサンの足に挟まれています。
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2021年11月09日(火)
愛の執着液 [家族]
昨日の夜、大事件が。
晩ごはんを食べ終わったあと、「きくの車いすが壊れてしもたし、なおしてくるわ」とヨメさんが玄関へ。
しばらくして、「瞬間接着剤がひっついてしもたー」と言って戻ってきた。てっきり、指と指がひっついてしまったものと思っていた。
でもちがった。指が瞬間接着剤のチューブにひっついてしまっている。
「お湯でふやかすしかないんかなあ」と言いながら、ずっとお湯に指をつけていた。しかし、1時間ほどつけていても全然とれそうもない。
ネットで調べたり、廉に助けを求めたり。両方とも「除光液を使えばとれる」との結論。
「除光液やったら、薬屋さんに売ってるやろう」と言うことで、国際会館前のダックスへ買いに行った。そしたら、ちゃんと売ってました。
「これで良し」とよろこんで帰ったら、「今さっきとれたわー」と。
2時間近くお湯につけていて、やっとふやけたみたいやね。
とにかくとれて、よかったよかった。
指がものすごく荒れてしもたやろね。
執着液の力はすごい。
ああ、愛の終着駅・・・。
もしまたひっついてしもたら、除光液あるでー。
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【きょうのきくみー】
今朝6時前のみーちゃん。
朝から元気にみーみー。
「オッサン、バイト行ってくるわなー。」
ここで「みーみー」と送り出してくれたらうれしいんやけど、無言。
なーんでかな。
※たいていきくの写真を家族ラインで送ってくるのに、今日はなかった。雨やったしかな。家に帰ったら、きくちゃんの写真撮ったろ。
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おそがけに、ヨメさんが写真を送ってくれていた。
これは、きくちゃんの背中の黒光りを撮ったもの。
ピカピカやー。
きくみーそろい。
みーちゃんの顔がちょっとボケボケ。
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2021年11月08日(月)
「良性でした」 [病院]
今日は、四条烏丸の眼科へ。
地下鉄はかなりごった返していた。
だいぶにぎやかになってきた感じがする。
およそ1か月前の「目の周りのイボ取り」の経過観察。
「取り除いた部分を検査しましたが、良性でした。」
ああなつかしい響き・・・、と言うか「良性」は初めてかも。私はいつも「悪性」専門ですから。
四条まで行って、診察は3分ほど。費用も370円。
ほかの病気の時も、こんな感じなら楽なんですけどね。
今日のお昼は、昨日の大会でいただいた「中能登産古代米」のおにぎりと、私がおみやげとして買って来た里芋を使った汁。
ヨメさんが上手に作ってくれて、おいしかったー。
夜も里芋。
これがまたすごくおいしかった。
今回のおみやげは無駄にならなく、おいしく食べられたので正解。
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【今日のきくみー】
今日も、壁際をがんばって歩いています。
またまた、壁際を。
私が操る前足後ろ足の支えも慣れてきて、上手に歩くようになった。
みーちゃん、ゴキブリの出待ち。
「なーんぼ待ってもなーんぼ待っても、出て来ーひん。」
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【RUN】
今日はさすがに足が痛い。下り坂が効いたねー。
またJAに用事あったので歩いていった。
行きの1.8kmは20分ちょうど。
帰りは下りなので速く歩けるかと思ったが、下りの方が足が痛い。
帰りの1.8km、19分40秒。
明日はまた17時間バイトで走れないが、あさっては足の痛みが取れているかなあ。
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2021年11月07日(日)
第8回中能登トレジャートレイルラン [ランニング]
初参加の「中能登トレジャートレイルラン」ドリームコース50km、完走しました。
8時間36分30秒。
ゴール関門9時間半に53分半残し。
明るい時(朝7時)にスタートし、まだ日が照っている午後3時半過ぎにゴール。これがすごくよかった。
暗い時にスタートし、暗くなってからゴールはすごく気が重かった。そういう意味で、今回はさわやかなスタートとさわやかなゴール。よかったわ。
2週間前のフルマラソンはサブ4はしたものの、「もうちょいがんばれたんちゃうん」という思いもあった。でも今日は、力を出し切ったと言える。
まだまだ腐らんぞー。
今回は(今回も)、「行ったらいい」と言って快く送り出してくれたますみさんに感謝です。ありがとう。
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能登と言えば、10月の「峨山道トレイルラン」。
しかし、去年も今年も中止になってしまった。
私は、今年の「峨山道」の中止発表がある前に「中能登」を申し込んでいた。その動機は単純で、「さたみやさんから近いから」。実際12km、車で15分ほどで到着した。
昨日は北陸自動車道の工事渋滞で、前日受付に間にあわず。
ただ、当日受付が5時半から6時半にあるので心配なし。受付も明るい時間にできるのがよかった。
この大会には、古くからの「京都キャロット」のお客様である折戸小百合さんが毎年出ておられた。名簿をもらってすぐに探したが、今年はその名前がなかった。お久しぶりにお会いできると期待していたのに、ちょっとガッカリ。
車に戻って着替え、バナナなどを食べてからスタート会場へ。
荷物預かり係の方に写真を撮ってもらった。
手ぬぐいの面積が広すぎて変。すぐに修正。
ドリームコース50kmには、男子226名、女子25名がエントリー。
実際は、その9かけの220名くらいでしょうか。
最後尾におられた女性の応援に来られていた男性に写真をお願いした。手ぬぐいを修正したので、これでバッチリですね。
その女性から、「峨山道に出ておられましたよね」と声をかけられた。
七尾市のGさん。
あとで調べて見ると、七尾市から男子4名女子3名の参加。25kmの部にもたくさん参加されているようなので、七尾はトレイル王国かも。
私はもちろん最後尾スタート。
スタート地点まで1分。
まずは山沿いの方へ。
夜に少し雨が降ったようだが、この後は晴れる予報。
作務衣の下に何を着るかで迷ったが、最終的にメッシュ下着だけにした。寒くなると困るけど。
私のうしろは20名ほど。
ポツンと取り残されないようにだけ気を付けたい。
お寺や神社がすごく多い。
時間があれば、ゆっくり見て行きたいのだけれど・・・。
前に見えるのが石動山(せきどうざん)かなあ。
初めてのコースなので、前もってコース図を見てもさっぱりイメージがわかなかった。
「石動山まであと6km」ということは、これからずっと上りということでしょうか。
舗装道が終わって本格的山道へ。
今日はGPS腕時計は持ってきていない。もうバッテリーが9時間半も持たないので。いい時計を持っていそうな人に聞いて聞いてする作戦。
下は水を含んだ砂利道。
倒木もあちこちにあり。
できれば、前の人に離されないように進みたい。
ロープを伝ってでないと登れないような険しい道もあり。
と思えば、いきなりアスファルト道に出る。
このあともこの繰り返しが何度もあった。
山の中は応援がない。
だからこの応援はすごくうれしい。タンバリンの音入りです。
最初のトイレに到着。
スタートから1時間以上たっているので、私も念のために使わせてもらった。
トイレの向かいから、また山道。
走路員さんに「ここで何キロくらいですか」とお聞きすると、「ちょっと分からないです」と。すると横におられた女性ランナーが「7.5kmくらいですね」と教えてくださった。
7.5kmを70分。キロ10分を切るペース。
これを最後まで続けられたら、50kmを500分(8時間20分)。
いいんじゃないでしょか。
落ち葉は滑る。
それに落ち葉の中に尖った石があったりし、けっこうたいへん。
コースから少し外れたところに祠があった。
ほとんどの方がここまで行って「完走祈願」。
私も行きました。
その少し先に見晴らし台があった。
ここもゆっくり景色を見てから進むべし。
「石動山」の石碑前で自撮り。
まだまだ元気。
ここから下りが始まった。
これは走りやすい。
山の中にお墓。
由緒ある方のお墓なんでしょうね。
大きく崖崩れしている横も通った。
分かれ道のところには、必ず係の方が立ってくださっていた。先頭から最後尾までかなりの時間になる。私たちのために、ありがとうございます。
第1エイド(15km)到着。
143分かかっているので、一応キロ10分を切るペース。
ここでカメラを持った男性からインタビューを受けた。
コースのことを聞かれたので、「山道と舗装道が何回も繰り返すコースで、これは好き嫌いがあると思いますが、私はアクセントがあっていいと思いました」とお答えした。
その先の神社前で応援してくださっていた女性に写真をお願いした。
「写真、家族に送っときます。」
「それはいいですね。きっとご家族のみなさん喜ばれるでしょう。」
「いやいや、あきれてます。もうやめときって、いつも言われてるんです。もう65歳なんで。」
「元気に走っておられる方がいいのにねえ。」
せっかく上手に撮っていただいたのに、電波状態が良くなかったのか送ることはできなかった。
ススキに囲まれた道。
秋らしくていい。
汗をかなりかいた。そこに風が吹くと寒い。
林の中に入ると、ほとんど風はないんですが。
コース上のあちこちにコメント表示板がある。
これを読むのも楽しみ。
すごく見晴らしのいいところに到着。
大会プロデューサーの鏑木さんがおられたので、いっしょに写真を撮ってもらった。
私の衣装も気に入ってくださって、ご自分のケイタイでも撮ってもらっておられた。これは是が非でも完走せんなん。
ここがこのコース上で一番景色のいいところ。
なんていうところやったんでしょうか。(あとで調べると、枡形山の城跡とのこと。約20km。)
その少し先にエイドあり。
でも、ここは第2エイドではない。(第1.5エイド?)
サンドイッチ、うまかったー。
ハムサンドとたまごサンド、2つもいただきましたー。
腕に着けるリフレクターらしい。
これも2ついただいた。
ありがとうございました。
愛想のいいおねえさんがいっぱいしゃべってこられた。
地元の方としゃべれるのも、こういう大会のよさ。
またまた音入り応援。
左の方はさっきと同じ人。移動して応援してくださっているんですね。
ありがとうございます。
骨格だけが残っている廃屋。
延々と続く階段。
大きな沼もあった。
第2エイド(22km)到着。
228分かかっているので、キロ10分超え。ちょっと休けいしすぎたかな。
ここでビスコを食べていると、ループ状のコースを回ってトップの選手が戻ってきた。
私を見て、「かっこいいですねー」と声をかけて通りすぎて行かれた。
その先はまた山道。
「うっ、高圧電線の鉄塔・・・・。」
峨山道では、この鉄塔が何十回も繰り返され「鉄塔地獄」と呼ばれる。
まさか、このコースにはそんなにないですよね。
スタートより4時間15分経過。
ここらで25kmくらいだとうれしいのだが・・・。
やっぱり、また鉄塔。
「碁石ヶ峰」ということは、もうすぐ第3エイド。
私の前後にランナーの姿が見えず、心細い。
大きな池の周りをぐるっと走る。
その横にトイレがあったので寄っていく。
丘の上に大きな建物。
ここが第3エイド(28km)。
11時40分だったので、280分。ちょうどキロ10分ペース。
スタート直後から抜きつ抜かれつの女性に声をかけた。
「さっきから、抜きつ抜かれつですね。今、ゴール8時間ペースですよね。」
「それで行けたらいいんですけど・・・。」
エイドの係のかわいい女の子が私に話しかけてきた。(廉の奥さんの彩ちゃんみたいな。)
「そのかっこうで最後まで行かれるんですか。」
「そうやで。」
「走りにくくないですか。」
「作務衣はお坊さんの作業着やから、動きやすいねん。」
「でも、その笠が・・・。」
「ああ、これね。風が吹いたらちょっと大変。ここらみたいに開けてるところは風が強いけど、山の中はほとんど風がないしだいじょうぶ。」
「高校生さんですか。」
「えっ。(絶句)
(もう一人のエイド係に向かって)高校生って言われた―。もう29やのにー。」
「いやいやいや、高校生に見えるって。」
ちょっとムッとしているように見えたので、あせった。
「かわいい子は若く見えて、得やねー」くらい言えたらよかったんですが。
少しでも応援の方がいてくださると、すごくうれしい。
今日は寒くならず、それは応援の方にもよかったと思う。
また見晴らしのいいところ。
向こうに見える鉄塔の列が「峨山道」のコースなのかもしれない。
だんだん足が痛くなってきた。
平坦、上りは平気だが、下りがこたえる。
このえげつない下り。
もうゆっくりゆっくり下りて行くしかない。絶対につまづかないように。
やっぱりあった泥くた道。
真ん中にボコボコと足あとがあるということは、かなりの人が気にせず進んでいるということ。
私ははまるのが嫌なので、一番端を慎重に進んで行った。
山道からアスファルトへ。
この先には人家が見える。
西日を受けた私の影。
たぶん東の方向に進んでるんですね。
第4エイド(35km)到着。
352分なので、キロ10分ペースをキープ。
ここはしっかり休けいしよう。
「古民家・みおやの里」やそうです。
中はこんな感じ。
ゆっくり見たかったなあ。
ここのトイレをお借りし、エイドでチョコやクッキーをいただいて休けい。イスが用意してあったので、座らせてもらった。
いい感じの小学校前を通過。
また山道へ。
さっき下った分、今度は上りが続くんでしょうね。
「出たー、鉄塔!」
「また、鉄塔!」
「またまた、鉄塔!
「あー、いやになる―!」
やっとアスファルトに出て、しばらく進むと第5エイド(42km)。
ここは、第2エイドと同じ。ループ状のコースをぐるっと回って戻ってきたということ。
ここで460分。さっきだいぶ休んだので、キロ11分くらいのペースになってしまった。
ここで写真をお願いして撮ってもらった。
そこで、はたと・・・。
あと8kmを1時間50分以内。全部歩いたらオーバーしてしまう。
「走らな!」
幸い上りは少しだけで、途中の分かれ道のところで「あとはゴールまで下り」と教えてもらった。
ああうれし。これで制限時間オーバーは回避できそう。
「あと3kmくらいかな」というところに走路員さんが立っておられた。
「あと1kmです。」
「えっ、もうそんなに来ましたか?」
私の頭がぼけてしまったかと思った。
あとで調べて見ると、50kmコースは正確には47.7kmらしい。
「知らんかったー。」
コール前のビクトリーロードは、何もない道(ペンペン草ロードかな)。
まあ、ぜいたくは言うまい。
最後は、スタートした公園を1周してゴール。
8時間36分30秒。
正確に50kmあれば、9時間を巡る攻防になっていたのかも知れない。
大会MCさんの私の紹介。
「ここらあたりではおなじみの藤井さん。峨山道にも出ておられました。たぶん安来節のかっこうだと思いますが、楽しむことに徹しておられますねー。」
「ちゃうって、修行僧って言ってもらわな。楽しんでへんぞー、修行、修行。」
こんな明るい時間にゴールできるなんて。
それが何よりうれしかった。
ゴール前で応援しておられた男性に写真をお願いした。
「峨山道、走ってられましたよね。」
またまたうれしいお言葉。
能登半島は今年で最後と思っていたが、また来年も来たくなってしまう。「峨山道」か「中能登」か・・・。
今までならいろいろなふるまいがあったようだが、今年はコロナのせいでおにぎりとコーラだけ。
車に戻ってから、家族ラインで完走を報告。
そのあと「さたみや」さんにも完走の電話をしておいた。
ダンナさんが電話に出られたので、以前から聞いてみたかった「さたみ」という名字の由来を尋ねてみた。
◇ ◇ ◇
「さたみ」という名字は七尾の私のうちが発祥で、全国に3軒くらいしかありません。名前の由来を調べてみたのですが、はっきりしたことは分かりませんでした。
さたみの「佐」は補佐の佐で、守るという意味もあります。「田」は田んぼの田、「味」はあじですから、田んぼの味をしっかり守るように故郷を大事にしていこうという意味だと解釈しています。
◇ ◇ ◇
いいお話が聞けた。
「さたみや旅館」さんも今年で最後かなあと思っていたが、来年も行きたいなあ。
午後3時40分ころにゴールして、4時過ぎには会場出発。
のと里山海道の高松SAで休けい。
肉うどん(570円)、うまかったー。
「汁は飲んだらあかん」とヨメさんに言われているのだが、半分くらい飲んだ。今日くらいええやろ。
金沢西から敦賀まで高速(2380円)。あとは国道で。
家に着いたのは9時35分。
高速道の工事渋滞がなかったら、もうちょっと早く帰ってこれたのに。
ヨメさんの顔色が心配だったが、今回はだいじょうぶだった。いつもヒヤヒヤ。
やっばり、さたみやさんパワーのおかげかな。
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2021年11月06日(土)
さたみやのふみちゃん [宿情報]
今日は、石川県七尾市の「さたみや旅館」さんへ。
明日の「中能登トレジャートレイルラン」に参加のため、ここに宿泊。
でもヨメさんはすべてお見通し。
「ふみちゃんに会いたくて、能登半島まで行くんやろ」と。
「ふみちゃん」とは、さたみやさんのおかみさん。
初めてお会いしたのは30年以上も前のこと。その時、私ら夫婦は結婚してだいぶ経つのに子どもを持つ気もなかった。でもさたみやさんのかわいい子たちを見て、「子どももいいなあ」と思った。
その時の写真をおかみさんにあげたのだが、今日もその写真を持ってきてくださった。
「うちのヨメさんは、さたみやさんとこのかわいい子らを見て『子どももいいなあ』と思ったんですよ。それでその次の年に、長男を生んだんです。」
「そうなんですってね。じゃあ、うちに来ておられなかったら、もっとお子さんができるのが遅かったかもですね。」
「いや、子どもおらんかったかも。」
今日あらためて写真を見せてもらったら、「90年9月14日」の記録。
うちの廉は91年8月10日生まれやから、計算合ってます。
ちなみに、この時さたみやジュニアたちは、7歳6歳4歳だったようです。
私たちのことはまったく覚えてへんやろうけど、会ってみたいなあ。
ごちそうさまでした。
お腹いっぱいになりました。
明日がんばって、50kmトレイル完走します。
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