パオパオだより

2021年11月07日(日)

第8回中能登トレジャートレイルラン [ランニング]

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 初参加の「中能登トレジャートレイルラン」ドリームコース50km、完走しました。
 8時間36分30秒。
 ゴール関門9時間半に53分半残し。

 明るい時(朝7時)にスタートし、まだ日が照っている午後3時半過ぎにゴール。これがすごくよかった。
 暗い時にスタートし、暗くなってからゴールはすごく気が重かった。そういう意味で、今回はさわやかなスタートとさわやかなゴール。よかったわ。

 2週間前のフルマラソンはサブ4はしたものの、「もうちょいがんばれたんちゃうん」という思いもあった。でも今日は、力を出し切ったと言える。
 まだまだ腐らんぞー。

 今回は(今回も)、「行ったらいい」と言って快く送り出してくれたますみさんに感謝です。ありがとう。

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 能登と言えば、10月の「峨山道トレイルラン」。
 しかし、去年も今年も中止になってしまった。
 私は、今年の「峨山道」の中止発表がある前に「中能登」を申し込んでいた。その動機は単純で、「さたみやさんから近いから」。実際12km、車で15分ほどで到着した。

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 昨日は北陸自動車道の工事渋滞で、前日受付に間にあわず。
 ただ、当日受付が5時半から6時半にあるので心配なし。受付も明るい時間にできるのがよかった。

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 この大会には、古くからの「京都キャロット」のお客様である折戸小百合さんが毎年出ておられた。名簿をもらってすぐに探したが、今年はその名前がなかった。お久しぶりにお会いできると期待していたのに、ちょっとガッカリ。

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 車に戻って着替え、バナナなどを食べてからスタート会場へ。

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 荷物預かり係の方に写真を撮ってもらった。
 手ぬぐいの面積が広すぎて変。すぐに修正。

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 ドリームコース50kmには、男子226名、女子25名がエントリー。
 実際は、その9かけの220名くらいでしょうか。

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 最後尾におられた女性の応援に来られていた男性に写真をお願いした。手ぬぐいを修正したので、これでバッチリですね。

 その女性から、「峨山道に出ておられましたよね」と声をかけられた。
 七尾市のGさん。
 あとで調べて見ると、七尾市から男子4名女子3名の参加。25kmの部にもたくさん参加されているようなので、七尾はトレイル王国かも。

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 私はもちろん最後尾スタート。
 スタート地点まで1分。

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 まずは山沿いの方へ。
 夜に少し雨が降ったようだが、この後は晴れる予報。
 作務衣の下に何を着るかで迷ったが、最終的にメッシュ下着だけにした。寒くなると困るけど。

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 私のうしろは20名ほど。
 ポツンと取り残されないようにだけ気を付けたい。

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 お寺や神社がすごく多い。
 時間があれば、ゆっくり見て行きたいのだけれど・・・。

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 前に見えるのが石動山(せきどうざん)かなあ。
 初めてのコースなので、前もってコース図を見てもさっぱりイメージがわかなかった。

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 「石動山まであと6km」ということは、これからずっと上りということでしょうか。

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 舗装道が終わって本格的山道へ。

 今日はGPS腕時計は持ってきていない。もうバッテリーが9時間半も持たないので。いい時計を持っていそうな人に聞いて聞いてする作戦。

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 下は水を含んだ砂利道。
 倒木もあちこちにあり。
 できれば、前の人に離されないように進みたい。

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 ロープを伝ってでないと登れないような険しい道もあり。

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 と思えば、いきなりアスファルト道に出る。
 このあともこの繰り返しが何度もあった。

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 山の中は応援がない。
 だからこの応援はすごくうれしい。タンバリンの音入りです。

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 最初のトイレに到着。
 スタートから1時間以上たっているので、私も念のために使わせてもらった。

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 トイレの向かいから、また山道。
 走路員さんに「ここで何キロくらいですか」とお聞きすると、「ちょっと分からないです」と。すると横におられた女性ランナーが「7.5kmくらいですね」と教えてくださった。

 7.5kmを70分。キロ10分を切るペース。
 これを最後まで続けられたら、50kmを500分(8時間20分)。
 いいんじゃないでしょか。

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 落ち葉は滑る。
 それに落ち葉の中に尖った石があったりし、けっこうたいへん。

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 コースから少し外れたところに祠があった。
 ほとんどの方がここまで行って「完走祈願」。
 私も行きました。

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 その少し先に見晴らし台があった。
 ここもゆっくり景色を見てから進むべし。

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 「石動山」の石碑前で自撮り。
 まだまだ元気。

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 ここから下りが始まった。
 これは走りやすい。

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 山の中にお墓。
 由緒ある方のお墓なんでしょうね。

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 大きく崖崩れしている横も通った。

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 分かれ道のところには、必ず係の方が立ってくださっていた。先頭から最後尾までかなりの時間になる。私たちのために、ありがとうございます。

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 第1エイド(15km)到着。 
 143分かかっているので、一応キロ10分を切るペース。

 ここでカメラを持った男性からインタビューを受けた。
 コースのことを聞かれたので、「山道と舗装道が何回も繰り返すコースで、これは好き嫌いがあると思いますが、私はアクセントがあっていいと思いました」とお答えした。

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 その先の神社前で応援してくださっていた女性に写真をお願いした。
 「写真、家族に送っときます。」
 「それはいいですね。きっとご家族のみなさん喜ばれるでしょう。」
 「いやいや、あきれてます。もうやめときって、いつも言われてるんです。もう65歳なんで。」
 「元気に走っておられる方がいいのにねえ。」

 せっかく上手に撮っていただいたのに、電波状態が良くなかったのか送ることはできなかった。

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 ススキに囲まれた道。
 秋らしくていい。

 汗をかなりかいた。そこに風が吹くと寒い。
 林の中に入ると、ほとんど風はないんですが。

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 コース上のあちこちにコメント表示板がある。
 これを読むのも楽しみ。

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 すごく見晴らしのいいところに到着。
 大会プロデューサーの鏑木さんがおられたので、いっしょに写真を撮ってもらった。
 私の衣装も気に入ってくださって、ご自分のケイタイでも撮ってもらっておられた。これは是が非でも完走せんなん。

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 ここがこのコース上で一番景色のいいところ。
 なんていうところやったんでしょうか。(あとで調べると、枡形山の城跡とのこと。約20km。)

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 その少し先にエイドあり。
 でも、ここは第2エイドではない。(第1.5エイド?)

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 サンドイッチ、うまかったー。
 ハムサンドとたまごサンド、2つもいただきましたー。

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 腕に着けるリフレクターらしい。
 これも2ついただいた。
 ありがとうございました。

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 愛想のいいおねえさんがいっぱいしゃべってこられた。
 地元の方としゃべれるのも、こういう大会のよさ。

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 またまた音入り応援。
 左の方はさっきと同じ人。移動して応援してくださっているんですね。
 ありがとうございます。

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 骨格だけが残っている廃屋。

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 延々と続く階段。

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 大きな沼もあった。

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 第2エイド(22km)到着。
 228分かかっているので、キロ10分超え。ちょっと休けいしすぎたかな。

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 ここでビスコを食べていると、ループ状のコースを回ってトップの選手が戻ってきた。
 私を見て、「かっこいいですねー」と声をかけて通りすぎて行かれた。

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 その先はまた山道。

 「うっ、高圧電線の鉄塔・・・・。」

 峨山道では、この鉄塔が何十回も繰り返され「鉄塔地獄」と呼ばれる。
 まさか、このコースにはそんなにないですよね。

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 スタートより4時間15分経過。
 ここらで25kmくらいだとうれしいのだが・・・。

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 やっぱり、また鉄塔。

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 「碁石ヶ峰」ということは、もうすぐ第3エイド。

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 私の前後にランナーの姿が見えず、心細い。

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 大きな池の周りをぐるっと走る。
 その横にトイレがあったので寄っていく。

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 丘の上に大きな建物。
 ここが第3エイド(28km)。
 11時40分だったので、280分。ちょうどキロ10分ペース。

 スタート直後から抜きつ抜かれつの女性に声をかけた。
 「さっきから、抜きつ抜かれつですね。今、ゴール8時間ペースですよね。」
 「それで行けたらいいんですけど・・・。」

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 エイドの係のかわいい女の子が私に話しかけてきた。(廉の奥さんの彩ちゃんみたいな。)
 「そのかっこうで最後まで行かれるんですか。」
 「そうやで。」
 「走りにくくないですか。」
 「作務衣はお坊さんの作業着やから、動きやすいねん。」
 「でも、その笠が・・・。」
 「ああ、これね。風が吹いたらちょっと大変。ここらみたいに開けてるところは風が強いけど、山の中はほとんど風がないしだいじょうぶ。」

 「高校生さんですか。」
 「えっ。(絶句)
  (もう一人のエイド係に向かって)高校生って言われた―。もう29やのにー。」
 「いやいやいや、高校生に見えるって。」

 ちょっとムッとしているように見えたので、あせった。
 「かわいい子は若く見えて、得やねー」くらい言えたらよかったんですが。

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 少しでも応援の方がいてくださると、すごくうれしい。
 今日は寒くならず、それは応援の方にもよかったと思う。

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 また見晴らしのいいところ。
 向こうに見える鉄塔の列が「峨山道」のコースなのかもしれない。

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 だんだん足が痛くなってきた。
 平坦、上りは平気だが、下りがこたえる。

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 このえげつない下り。
 もうゆっくりゆっくり下りて行くしかない。絶対につまづかないように。

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 やっぱりあった泥くた道。
 真ん中にボコボコと足あとがあるということは、かなりの人が気にせず進んでいるということ。
 私ははまるのが嫌なので、一番端を慎重に進んで行った。

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 山道からアスファルトへ。
 この先には人家が見える。

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 西日を受けた私の影。
 たぶん東の方向に進んでるんですね。

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 第4エイド(35km)到着。
 352分なので、キロ10分ペースをキープ。

 ここはしっかり休けいしよう。

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 「古民家・みおやの里」やそうです。

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 中はこんな感じ。
 ゆっくり見たかったなあ。

 ここのトイレをお借りし、エイドでチョコやクッキーをいただいて休けい。イスが用意してあったので、座らせてもらった。

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 いい感じの小学校前を通過。

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 また山道へ。
 さっき下った分、今度は上りが続くんでしょうね。

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 「出たー、鉄塔!」

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 「また、鉄塔!」

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 「またまた、鉄塔!

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 「あー、いやになる―!」

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 やっとアスファルトに出て、しばらく進むと第5エイド(42km)。
 ここは、第2エイドと同じ。ループ状のコースをぐるっと回って戻ってきたということ。

 ここで460分。さっきだいぶ休んだので、キロ11分くらいのペースになってしまった。

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 ここで写真をお願いして撮ってもらった。

 そこで、はたと・・・。
 あと8kmを1時間50分以内。全部歩いたらオーバーしてしまう。

 「走らな!」

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 幸い上りは少しだけで、途中の分かれ道のところで「あとはゴールまで下り」と教えてもらった。
 ああうれし。これで制限時間オーバーは回避できそう。

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 「あと3kmくらいかな」というところに走路員さんが立っておられた。
 「あと1kmです。」
 「えっ、もうそんなに来ましたか?」

 私の頭がぼけてしまったかと思った。
 あとで調べて見ると、50kmコースは正確には47.7kmらしい。
 「知らんかったー。」

 コール前のビクトリーロードは、何もない道(ペンペン草ロードかな)。
 まあ、ぜいたくは言うまい。

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 最後は、スタートした公園を1周してゴール。

 8時間36分30秒。

 正確に50kmあれば、9時間を巡る攻防になっていたのかも知れない。

 大会MCさんの私の紹介。
 「ここらあたりではおなじみの藤井さん。峨山道にも出ておられました。たぶん安来節のかっこうだと思いますが、楽しむことに徹しておられますねー。」
 「ちゃうって、修行僧って言ってもらわな。楽しんでへんぞー、修行、修行。」

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 こんな明るい時間にゴールできるなんて。
 それが何よりうれしかった。

 ゴール前で応援しておられた男性に写真をお願いした。
 「峨山道、走ってられましたよね。」
 またまたうれしいお言葉。
 能登半島は今年で最後と思っていたが、また来年も来たくなってしまう。「峨山道」か「中能登」か・・・。

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 今までならいろいろなふるまいがあったようだが、今年はコロナのせいでおにぎりとコーラだけ。
 車に戻ってから、家族ラインで完走を報告。

 そのあと「さたみや」さんにも完走の電話をしておいた。
 ダンナさんが電話に出られたので、以前から聞いてみたかった「さたみ」という名字の由来を尋ねてみた。
     ◇   ◇     ◇
 「さたみ」という名字は七尾の私のうちが発祥で、全国に3軒くらいしかありません。名前の由来を調べてみたのですが、はっきりしたことは分かりませんでした。
 さたみの「佐」は補佐の佐で、守るという意味もあります。「田」は田んぼの田、「味」はあじですから、田んぼの味をしっかり守るように故郷を大事にしていこうという意味だと解釈しています。
     ◇     ◇     ◇
 いいお話が聞けた。
 「さたみや旅館」さんも今年で最後かなあと思っていたが、来年も行きたいなあ。

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 午後3時40分ころにゴールして、4時過ぎには会場出発。
 のと里山海道の高松SAで休けい。

 肉うどん(570円)、うまかったー。
 「汁は飲んだらあかん」とヨメさんに言われているのだが、半分くらい飲んだ。今日くらいええやろ。

 金沢西から敦賀まで高速(2380円)。あとは国道で。
 家に着いたのは9時35分。
 高速道の工事渋滞がなかったら、もうちょっと早く帰ってこれたのに。

 ヨメさんの顔色が心配だったが、今回はだいじょうぶだった。いつもヒヤヒヤ。
 やっばり、さたみやさんパワーのおかげかな。

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