2020年02月16日(日)
第28回おきなわマラソン [ランニング]
スタート前、いつもの「21世紀の森ランクラブ」の集合場所に荷物を置かせてもらった。その時のクリステルさんとの会話。
「今日の目標はサブ4なんですけど、こないだの名護ハーフの結果から計算するとかなり難しいんです。」
「あまりタイムにこだわらずに、楽しんで走りましょう。」
いいこと言われます。
いつも笑顔のかわいいクリステルさん。
「あのー、クリステルさんの本名は?」
「○○やすえです。」
「やすえちゃん!?」
ある意味、衝撃的だった。
そんなクリステルさんに送り出してもらい挑戦した「おきなわマラソン」は・・・。
「データは裏切らない。」
私の「ハーフ→フル」係数2.36からはじき出したゴール予想タイムは4時間09〜10分。
中間点を2時間05分38秒で通過した時は、「サブ4どころか、4時間10分も無理で、去年の恥骨骨折治療中に強行出場した4時間18分も超えるかも」と心配になった。
でも終盤息を吹き返し、4時間07分53秒でゴール。
スタートライン通過に2分38秒要したので、前半2時間03分00秒、後半2時間02分14秒ということになる。
汗ダラダラの序盤から豪雨の中盤、最後まで降り続く雨の中でよくがんばりました。今まで出たフルマラソンの中で一番しんどかったけれど、最後まであきらめずに一番がんばったレースになったと思う。
「ふつう」の結果予想を若干上回っただけだが、私の「がんばり」はふつうではなかった。次につながるいいレースだになった。
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やんばる急行バスが、名護バスターミナル前にも停まるようになった。ところが、朝7時の便は名護市役所前にしか停まらない。
6時20分起きで、急いで着替えて6時40分出発。7時市役所発で、「高速・山里」に7時43分着(1200円)。ライカムまで歩いて、8時ちょっと前に着。
会場までの送迎バスが次々と来ていたので、8時6分には乗れた。
ところが例の「比屋根交差点」右折がすごく時間がかかった。8時26分会場着。
「21世紀の森ランクラブ」の集合場所に行くと、フルに出られる方はすでにスタート地点に行かれていた。フルは9時スタートですから。
残っておられたのは9時半スタートの「10kmの部」に参加される方。
その中に以前から親しくしてもらっているクリステルさんがおられたので、スタート前の記念写真。なんか、うちの真樹に似てますね。
ずっと前からずいぶんお世話になっている比嘉増美さんもおられた。お願いして、写真を撮らせていただいた。
スタート地点に向かったのは8時43分くらい。NAHAマラソンなら絶対に入れてもらえないが、おきなわマラソンはそのあたり融通性がある。シューと「Cブロック」の前の方に並ばせてもらった。
待ち時間も15分くらいなら耐えられる。NAHAマラソンはたしか30分ですからね。無茶やわ。私がNAHAマラソンに出る気にならないのは、その辺の理由もある。
9時にスタートの号砲。
以前はスイスイと進んだような記憶があるのだが、今年はどん詰まりになってなかなか進まなかった。私はCの先頭あたりで2分38秒。知り合いがDだったのだが10分くらいかかったらしい。ということは、最後尾のGなんか何分かかったんでしょうね。
走り出してすぐ、汗タラタラ。息苦しい。
沖縄の2月、恐るべし。
中間点1時間55分を目指していたので、キロ5分30秒ペースをキープしなくてはならない。スタートまでの2分38秒ロスもあるし、それらを考えると早くも頭がクラクラしてきた。
近くのランナーを観察していると、「あわもり君」発見。
あのコスチューム、今日の暑さではきついね。
2:38 5:58 5:26 5:26 5:29 5:28で5km、30分28秒。
スタートラインを超えるロス時間を除くと、暑い割にはしっかり走れた。
6:37 5:38 5:33 5:33 5:38で10km、59分39秒(29分10秒)。
6km手前で公園のトイレへ。約1分のロス。
今年も力強い太鼓での応援があった。
これはうれしい。
勝連城址。
今まで振り向くこともなくスルーしてしまっていたが、写真を撮っているランナーがいて、私も初めて撮ってみた。上まで行ってみたいね。
こちらは中学生の応援。
若い子が応援に出てくれているだけで、うれしいです。
もちろん、ヤギさんの応援もうれしい。
まだまだ小さい子ヤギさんです。
バンドの応援もあった。
ずっと歌い続けてくださったんでしょうか。
5:37 6:37 5:53 5:29 5:56で15km、1時間29分14秒(29分34秒)。
12km手前で2回目のトイレで約1分ロス。
さて、ここで書くようなことでもないのかもしれませんが・・・。
スタート前に心配していたのは左胸強打による痛みと、右足親指の外側のピリピリする痛み。左胸はほとんど気にならなかった。右足親指は痛み出したが、だましだまし。
それよりも、「でましたー! 血尿!」
まだ12km手前やのに早すぎるやん。ランニングによる血尿はあまり気にしなくてもいいと書いてあるものもあった。私も1年前から、長い距離を走ると血尿が出るようになった。でも翌日には元に戻っているので、病院で見てもらうほどでもないかと思っていた。
でも今回はちょっと様子がちがった。シッコがしたいのにあまり出ない。なんとか出たあともひどい残尿感。そして、尿の通り道がジンジンと痛む。けっきょく、この痛みはゴールするまでずっと続くことになった。
こちらは高校生の応援。毎年、すごい人数で応援してくれる名物コーナー。
しかし、このあたりからポツポツと雨が降り出した。(18km地点付近、10時45分ころ。)
ゴミ袋を持って来たので着ようかと思ったが、そう思っているうちに豪雨になった。あっという間にずぶぬれで、そこからゴミ袋をかぶっても意味がない。気温がまだ低くはなかったので、そのまま濡れながら走り続けることにした。
5:22 6:10 5:54 5:38 5:48で20km、1時間58分11秒(28分56秒)。
20kmを過ぎたところに、デニーさんの後継者である屋良ともひろ衆議院議員が応援に来られていた。
中間点で、2時間05分38秒。
私の目標より10分遅れ。ああ絶望的。
体はびしょぬれ、右足親指も痛くなってきて、さらにシッコの具合も悪い。
中間点で2時間05分を超えているということは、どう考えてもゴールは4時間10分を超えてしまう。そのとき、「やめようか知らん」という考えが頭をよぎった。
でも、それは本当に体が動かなくなったとき。それまでは、とにかく少しでも前に進もうと気をとり直した。
雨は豪雨から小雨に変わったが、降りやむことはなかった。
6:48 6:19 5:43 5:57 5:53で25km、2時間28分55秒(30分43秒)。
20km過ぎにトイレに行ったが、もうどう見てもあかんやつやった。くわしくは書けないが、いわゆる「あかんやつ」。
27〜28kmの長い長い上り坂。
歩いているランナーが多いが、私はこの坂が意外と好き。
29kmあたりで嘉手納の米軍基地内へ。
雨が降っていたので心配していたが、今年も基地内の子どもたちがエイサーを踊ってくれていた。
5:57 6:11 7:22 6:11 5:33で30km、3時間00分29秒(31分33秒)。
長い上り坂の途中でトイレへ。もうむちゃくちゃ。写真に撮っておきたいくらいの鮮やかな色だったが、ここは自重。
基地を出ると、残り10.5kmほど。
ここらあたりからちょっと元気復活。
シッコの具合もだんだん気にならなくなってきた。
ライカムが見える下り坂で、いい方のスイッチが入った。
前を走るランナーをどんどん抜くことができた。
私にはないはずの「集中力」が、フツフツと。
5:45 6:04 6:17 5:47 4:56で35km、3時間29分21秒(28分51秒)。
下りが続いたところで、今日初めてのキロ4分台が出た。
5:22 5:58 5:43 5:28 4:59で40km、3時間56分52秒(27分30秒)。
最後の最後に、今日一番速い5kmラップが出た。
初めからこれくらいで走れていたら・・・。
残り5kmで「4時間10分は切れる」から、次に「8分台も行ける?」、「いやいや、がんばったら7分台でゴールできるかも」。
4:56 4:59 1:05でゴールは4時間07分53秒(11分00秒)。
あきらめずに粘っていたら、力が湧いてくることもあるんですね。
タイムは決して良くはないが、よくがんばりました。
記録証をいただくと、もう5kmごとのラップが入っている。これはうれしい。
完走メダルをかけてもらえるサービスもうれしい。
スカイセンサーJAPANも、よくがんばってくれた。私の足と相性があっている。
21世紀の森ランクラブのみなさんが、「ゆっくりしていって」と勧めてくださったが、体調がよくなかったので早く帰って休みたかった。すると、比嘉増美さんがいろいろな食べ物を詰めて持たせてくださった。いつもありがとうございます。
ライカムまでバスで行き、気分がましになったので長崎ちゃんぽん(649円)を食べた。
また「高速・山里」まで歩き、やんばる急行バスで名護まで。4時20分くらいに帰ってくることができた。これは楽。
今日の晩ごはんは、0円。
増美さん、ありがとうございました。すごくおいしかったですよー。
真樹は今日も二つのバイトを掛け持ち。
留守中のネコちゃん遊びは任せてね。
はんちゃんは寝てばっかりやけど。
ぺんちゃんは、今日もハツラツ。
ミャーミャーゆうて駆け回っています。
真樹ちゃん、はよう帰ってきたらいいのにね、。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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