2018年05月18日(金)
京大のタテカン [時事]
アメフト(ナリケン関連)、ヒデキ(私と同い年)も気になるけど、今の私の関心はやはり「京大のタテカン」。
京大名物の立て看板が、京都市の新景観条例に違反してるとされ強制撤去されたニュース。
今日は24時間バイトで、恒例の朝日・日経チェック。このニュースは、全国紙にも詳しく報じられていた。でも、京都以外の方にはピンと来んかなあ・・・。
ネットで調べていると、上の写真が見つかった。(@nonamea774 2018-5-12 16:32:31)
これぞ「京大魂」ですかねえ。みなさん大絶賛。
京都大学の存在は、京都人としての誇りの一つ。ほとんどの京都人が「京大は東大より上の日本一の大学」と思っていると思う。
私自身は京大に何のかかわりもなく(もちろん受験できたレベルでもなく)、私の一族に京大出身者や京大関係者はいない。それでも勝手に「うちの大学は・・・」と言いたくなってしまう。それは京大が誇る「自由」な学風が、京都人気質にうまく受け入れられているからだと思う。
今回の強制撤去は、(だれも書いていないが)学歴コンプレックスの暴走ではないのだろうか。
私のように「京大」と聞いただけでうれしくなってしまう人間もおれば、学歴コンプレックスから反感を抱く者もあるだろう。「あこがれ」と「ひがみ」の差と言いますか・・・。
学歴コンプレックスを持つ者が権力を握ってしまうと、うらやましいと思う人たちを迫害しにかかるかもしれない。
(例を出して悪いが、中国の文化大革命とか、カンボジアのポルポト政権とか・・・、ちがうんかなあ。)
景観は人間の容姿と同じで、かなり好みが分かれると思う。たとえ容姿が芳しくなくとも、不快感を与えないように努力している人は攻撃されることは少ない。
「京大のタテカン」は1960年代に始まり、50年以上の歴史がある。京都市の新景観条例は2007年からなので、やっと10年。どちらが地域になじんでいるかは明白です。
「何もない石垣が続く景観を見たかったら、よそへ行きなさい、なんぼでもあるから。『京大のタテカン』は、ここでしか見られんよ」と訴えたい。
「京大だけ特別扱いは許されない」というのが京都市の主張らしい。
いや許されるでしょう、京大なら。文句を言う人がどれだけいるんでしょうね。
そんなこと言うんなら、市バス乗り場の変な看板撤去せーよ!見苦しい! あんな企業(商品)広告はええんかい! 私は京大タテカンより、あっちのほうを撤去してほしい。
この際、裁判沙汰にした方がいいのかも。しょうもない京都市の条例より、日本国憲法第21条「表現の自由」のほうが上でしょう。
京都の誇りである京都大学とその学生の良心を信じて、この問題は大学に任せたらどうでしょう。過去の京大総長の多くは、「立て看板を規制するつもりはない」というコメントを残しておられます。
学歴コンプレックスを持った政治家の出る幕ではないような気がしますが・・・。
(上)大学による撤去後に百万遍交差点に登場した「こざっぱりとしてはる。」と書かれた看板(5月14日午後0時6分撮影)と、(下)撤去前の周辺の景観(5月11日午後3時22分撮影。いずれも京都市左京区・百万遍交差点)
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【参考】
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Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
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コメント
新聞・TVのニュースで見て・・さっぱりなんのことやら・・少し概要が・・
やはりこういう問題の発端を全国に発信していかないと・・
意味も分からず撤去には疑問ばかり・・
これが長年京都の名物?ならば・・
見て見たいものと思う人も多かろうに・・
看板の文面はいいのに・・見た目が悪い?だけの撤去にしか見えないような・・続編を見たい・知りたい・・