2017年01月04日(水)
「遠くの存在に感じない」 [私の好きな人]
今日は、寮の管理代行の2017年の初仕事。寮1(二条)17時間。
この時期、心身ともに変調をきたす者が出てくる。今まで真剣に生きてこなかった私には、そんな若者らにアドバイスできることは何もない。ただ一つだけ言いたいのは「思い詰めないで」ということ。まだまだ先は長いのだから。
今日の休けい時間に、今年来た年賀状の整理をした。
うちには住所が4つあり、それが全部生きているからややこしい。一つは市原の自宅(借家)。次に京産大前の店舗。そして柊野の旧事務所。この3つはみな近所なので、車で回ればすぐ年賀状が回収できる。
問題なのは花背別所町のいなかの家。もうそこを離れて10年になるのだが、いまだにそちらに年賀状が届く。これはなかなか回収に行けない。あて名を印刷している人は、相手の住所が変わっていてもあんまり気にならないようです。
一応前記3か所に1月3日までに届いた年賀状は130枚ほど。出したのが200枚ほどで、いなかに届いている分と今日以降に届く分を合わせれば、かなりの回収率ということになる。ありがたい、ありがたい。
2年前まで「年賀状大賞」というのを選んでいたのだが、けっきょく自分の好きな人から来たものばっかり選んでしまうのでやめた。
でも、今年は秀逸なものが多かった。みなさんひと言コメントを書いてくださっているのだが、今年は私の病気を心配してくださっているコメントが多かった。「パオパオだより」をしっかり読んでくださってるんですね。ありがたい、ありがたい。
その中でも、この人からのひと言は「うっ」と来た。
「ブログ、拝見しています。あまり遠くの存在に感じません。」
やられました。まいりました。
ずいぶん前の「北軽井沢マラソン」で、乳母車に娘さんを乗せて走っておられたみったんさん。その時、娘さんは眠ってしまったようで、手に持っていたアイスキャンディーが溶けていた。それがすごく印象的で、思わず声をかけさせてもらった。
ただそれだけの関係なのに、なぜかいつの間にか私のブログにコメントを入れてくださるという関係になった。
「病気に負けないで」という直接的な応援もうれしいが、「遠くの存在に感じません」という言葉はそれ以上にうれしい。「遠く離れていて、会って話すわけでもないけれど、いつもすぐ近くにいるように感じてますよー」と言われたら、何か胸の奥のほうから熱いものがこみ上げてくる。
ヨメさんに話すとき「みったん」では通じないので、「乳母車の子のアイスキャンディーが溶けていた・・・」というと話が早い。
人間て不思議です。ちょっとした一つの出来事で、そのあとずーっとその人のことを忘れない。私とみったんさんはそういう関係なんでしょうね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
みったんさん、今日のコメントは「うっ」どころか「うっ、うっ、うっ」ものです。こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
私が裏表なく見えるのは、実はそんな技術を持ち合わせていないだけのことです。「人に良く思われたい」という気がほとんどないのもいいのかもしれません。
息子さん娘さん、まだまだこの先が楽しみですね。うちはもうほとんど父親の出る幕がないのですが、無理やり割り込ましてもらっているような状態です。
「妄想伴走」いいですね。私もしてみようっと。走っている間は、何も考えていないように見えて案外いろいろ考えていますよね。
いつの日か、現実のウルトラで対決できればいいですね。やっぱり、「野辺山」ですか。その日を迎えられるように、「死んでられるかい!」
パオパオさん、こんばんは。
通勤電車の中で、ふとブログを拝見してビックリ!
まさか、パオパオだよりの記事に自分のことを書いていただけるなんて、夢にも思っていませんでした!
年賀状の言葉は正直な気持ちです。
パオパオさんのブログには、仕事でうまくいかなかった時や、走るモチベーションが上がらない時などに、おじゃますることが多いかもしれません(汗)
ブログでは、工夫されて練習をしている様子、お仕事の様子、ご家族やきくちゃんのこと、マラソン大会や出張販売の様子、ご自身の病気のこと、時事問題などなど、ありのままの様子や考えを書かれていて、パオパオさんの人柄が表裏なく感じられます。
そのことが身近に感じられることの一つなのかもしれません。
乳母車に乗っていた娘も、4月から中学生になります。
その横で笑いながら並走していた息子は、この度成人式を迎え、1年遅れですが大学生しています。
少し離れた埼玉の地ですが、パオパオさんに並走するつもりで今日もシューズを履きました。
一人練習ですが、なぜか一人で走っている気がしません(笑)
これからもよろしくお願いします。