2014年02月21日(金)
氷の上で何回転しようが [雑感]
◎京都新聞2月20日朝刊・談論風発
余計なお世話?
ソチ五輪報道が続いている。負けたら帰れない雰囲気だった時代に比べ、国民もメディアも優しくなった。金メダルと銅メダルを同じように称賛する。メダルを逃した選手に「胸を張って帰って」という。
ひねくれ者の私はつい、余計なお世話だと思ってしまう。くちびるをかむ選手の胸には、さまざまな思いが浮かんでいる。敗因の分析、やり残したことへの後悔、今後のこと・・・涙や沈黙の理由を読み取り、思いやり、伝えるのが報道だろうに。
真っ先に「感謝」を口にする選手も増えた。悪いことではないが、時代が言わせているようでもある。第一声は、素直な感情の発露を聞きたい。ジャンプ団体で銅メダルを獲得した葛西選手の涙からは、見ただけで感謝の気持ちが伝わってきた。
「夢舞台」「聖地」「進化」「レジェンド」・・・連日、聞き飽きた言葉が流れてくる。私は長くスポーツ記者をしていて、「天才」と書いた選手は2人しかいない。天才とは何か。誰のことか、自分なりに考えてきた。「ライバル」という言葉も慎重に使った。ライバルを持たない主義の選手もいるからだ。
氷の上で何回転しようが紛争が解決するわけでなし、腹の足しになるでもない。スポーツとは、本来どうでもいいことを真剣にして真剣に見るから、奥深くて面白い。する人と見る人の間に立って伝える者は、ふさわしい役割を果たしているだろうか。
(時事通信社京都総局長 若林哲治)
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◎竹田恒泰氏のツイッターより
メダルを取る可能性のある日本選手へ。
(1)メダルは噛むな。品がない上に、メダルを屈辱することになる。
(2)国歌君が代は聴くのではなく歌え。国歌も歌えないのは国際人として恥ずかしい。
また、日本には国歌斉唱時に胸に手を当てる文化はない。直立不動で歌うこと。
http://twtr.jp/takenoma/status/432081537299779584
もし私が国費を使って何かをさせていただくとしたら、細心の注意をはらうでしょう。
成果が出せなくて、いい思い出になりましたなどとは、絶対に言わない。それが、私の価値観です。
http://twtr.jp/takenoma/status/432184266332463105
特に冬季五輪は、品のない選手がおおい傾向がある。世界の舞台で活躍するアスリートには、
日の丸を背負った自覚をもって、立派に振る舞って欲しい。日本を愛するがゆえに、私は選手に節度を求めたい。
http://twtr.jp/takenoma/status/432185375868465152
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大きなお世話が多すぎる。
「スポーツとは、本来どうでもいいことを真剣にして真剣に見るから、奥深くて面白い。」
これを忘れたらあかんね。
「メダルを屈辱することになる」の意味がさっぱり分からないんですが・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
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コメント
今回は時差の関係で深夜放送なので・・意外とよく見れました
はっきり云って・・日本国内でのトップレベルでは世界には歯がたたないってことだよね
メダルが取れた選手はみな世界トップクラスなんですからね・・15歳でも世界で活躍しているトッププロなんですからね・・国内の練習環境は最低レベルでしょうから・・東京マラソンは東京五輪のテロ警備の模擬訓練ですか・・ところで東京五輪って7月開催って・・出来るの??暑すぎでしょう・・