パオパオだより

2012年10月14日(日)

第33回余呉湖健康マラソン [ランニング・出張販売]

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 「親子で参加いただけるアットホームなコース。のんびりと余呉湖を眺めながら、家族で楽しく走りましょう。」

 この2kmファミリーコースの趣旨を理解せず、必死の形相でぶっ飛ばしていた勘ちがいオジサンは私です。
 スタートは小学生に混じり先頭に並ぶ。スタートのピストルと同時にトップへ。そこから今の自分が出せるトップスピードでどんどん押していく。後ろで足音が聞こえていたが、すぐ後ろではない。「これは、ひょっとしたらこのまま行けるかも・・・。」
 折り返し、3分12秒。前半が1kmよりちょっと短いとは言え、これは3分20秒ペース。しかし、ここで2位のランナーとは10〜20mの差。これは逆転される可能性あり。
 折り返してしばらくすると、道路いっぱいに広がっているゆっくりランナーの壁。「走るスペースがない!」
 とっさの判断で歩道に入った。応援の人の合間を縫って、スピードが落ちないように飛ばす飛ばす。歩道は砂利を固めたような道で走りにくい。でも、そんなことは言ってられない。
 後ろは見ずに最後まで。沿道の人の反応で、すぐ後ろには来ていない感じだった。
 2kmの部は最初の種目なので、まだだれも切っていないゴールテープへなだれ込む。
 「気持ちいいー。」

 大人気ない気もしたが、今の私にはこの2kmが最良の選択だった。
 2km、6分46秒。1位もうれしかっが、このタイムがもっとうれしかった。この先のレースに希望が持てる結果を出すことができた。

 ゴールでは、京都走ろう会会長の津田昌子さんが待ってくださっていた。津田さんとハイタッチ。
 そのあとも、たくさんの方から「優勝おめでとう、速かったねー」と言ってもらった。「表彰のないファミリーコースですから」と言ってはみたものの、内心「ヒヒヒ・・・」。

 あとで記録を見に行くと、2位の方と30秒差。これは約150mの差。後半そうとうがんばったということですね。これくらいの距離だと、中だるみすることなく走り切ることができるようになった。成長しました。

 あー、「京都キャロット」の販売ほうはヒマだったが、2日連続の全力レースでもうクタクタ。大会のくわしい様子はまた明日書きます。では、おやすみなさい。

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