2014年07月19日(土)
「ならい荘」 [宿情報]
やぶはら高原ハーフマラソン前日受付で、出店しようとしたが雨が降りそう。シューズは箱がぬれるとふにゃふにゃになってしまうので、初めから降ろさなかった。しかし、ウェアはすぐ片付けられそうだったので、ヨメさんがだいぶ出した。その出し終わったころにきつい雨。
「あーあ、出さへんかったらよかった。」
ということで急いで片付け、「北栄町すいか・ながいもマラソン」に続き2回連続で宿に早いチェックイン。いつもは奈良井宿の古い宿に泊まっているのだが、今年は予約が取れず。奈良井宿の南端から少し上ったところにある「ならい荘」さんへ。
大きくゆったりした建物。
館内も落ち着いたふんいき。
お料理も豪華。
ヨメさんは、前日出店もしっかりしようとしていたあてが外れてたせいか元気なし。お料理の3分の1も食べられなかった。
私はそんなん全然関係なく、完食! 仕事らしい仕事はしていないのだが、330kmほど運転したのでビールもいただいた。
温泉もゆっくりと入れたし、ゆうことなし。
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【RUN】
今日も夕食まで時間があったので、ジョグ。
「ならい荘」の裏山が走れそうだったので行ってみると、そこは「中仙道」。
誰にも会わないので、自分撮りもはずかしくない。
ずっと上りばかり20分ほど走ったので、折り返し。
「ならい荘」到着。
約34分だったので、往復で5kmくらいかな。
少しだが「中仙道トレイルラン」ができたので、満足。
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2014年07月18日(金)
辺野古包囲網 [時事]
◎沖縄タイムス7月18日
辺野古24時間厳戒 桟橋を新設 警備船多数
米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古での新基地建設をめぐり、工事区域を示すために沖縄防衛局が準備を進めている浮標(ブイ)設置計画の概要が17日までに分かった。立ち入り禁止区域の境界にブイを並べるとともに、海底ボーリング調査の足場周辺にフロート(浮具)を張り巡らす。設置着手の時点から、ブイの周囲は海上保安庁のゴムボートや民間警備船、警戒船が監視に当たり、反対派の抗議行動を念頭に重層的な態勢を敷く。ブイ設置と同時に、沿岸近くの2カ所にボーリング用の単管足場を組むとしている。
立ち入り禁止区域内の沿岸部に仮設の桟橋や岸壁を複数設置するほか、海上保安庁が使う浮桟橋も新たに設ける。全てのブイ設置が完了するまでに数日間要する見込み。防衛局は来週以降、ブイ設置に着手し、月内にボーリング調査を始める方針だ。
一方、県警・海上保安庁と警備業者が連携を図るため、シュワブ内に「現地調整所」を設置。シュワブの各ゲートや沿岸部、辺野古・汀間漁港はそれぞれ警備員を置き、24時間体制で警戒する。海上の工事区域は船舶が終日警備する。
沖縄タイムス社が情報公開で入手した特記仕様書によると、ボーリング調査では、辺野古沖の水深の深い12地点にスパット台船、残り9地点に単管足場を設置。潜水などで磁気探査を行った後、海底21地点を掘削する計画だ。
調査中の作業場は汀間漁港を想定。単管足場や、スパット台船を運搬する船の装備を取り付ける作業は、中城港湾内の岸壁を見込んでいる。履行期間は11月30日まで。調査船の周囲で監視する警戒船は延べ1252隻を予定している。
立ち入り禁止区域を明示するブイ設置の関連業務の一部は、事業の円滑な実施や安全確保に支障を来すとして防衛省が秘密指定しており、詳細が明らかになっていない。
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8年前、藤本幸久監督の「マリーンズ ゴーホーム」という映画を見た。日本と韓国の米軍基地に焦点を当てたドキュメンタリー映画だ。
中でも辺野古の映像は衝撃的だった。私が一番ショックだったのは、ボーリング予定地のやぐらにカヌーで近づき、そのやぐらにしがみついているオバアを防衛施設局職員が海に突き落とすシーン。「ああ、なんちゅうことを!」
澤地久枝さん「辺野古では、日本人対日本人の対決となり、米軍は他人事のようだ。施設庁の役人は平然と同胞をだまし討ちする。日米関係を冷静に見直さなければ、日ならずして日本はアジアで、世界で孤立しよう。いつまで米軍基地を許しておくのか。」
山田和夫さん「沖縄東海岸の辺野古では、米軍ヘリコプター基地建設に反対する住民たちのたたかいが9年も続く。防衛施設局は、ついに2004年9月から、サンゴ礁の海へボーリングを打ちこむ建設調査に入った。しかし住民たちは、ボーリング作業のヤグラに取りつき、調査活動の開始を命がけで阻止し続けている。いまもただ1本のボーリングも打ち込ませていない。その間、沖縄の海兵隊はイラクのファルージャ攻撃に主役を果たし、多くの住民を殺りくした。沖縄はイラクに続く。」
その映画から8年後の今、上の作業概要想定図も異様である。
米軍新基地建設のために、「設置着手の時点から、ブイの周囲は海上保安庁のゴムボートや民間警備船、警戒船が監視に当たり、反対派の抗議行動を念頭に重層的な態勢を敷く。」
また、基地反対のオバアやオジイは海に突き落とされるのだろうか。いや、もっとひどいことが行われる可能性が高い。
こないだ、辺野古の漁師さんがテレビ局のインタビューを受けておられた。監視船の仕事は一日5万円。そのうち5千円は漁協に取られるが、一日4万5千円の収入になる。その漁師さんは辺野古の新基地建設に賛成だと言っておられた。
沖縄の「うみんちゅ」ってかっこいいイメージがあったのに、これを見てがっかり。いったい何を大事だと思っておられるんでしょう。お金だけですか?
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【今日のきく】
散歩に行こうとしたら、隣の家の前にかわいい花が落ちていた。
さっそくきくちゃんの髪飾りに。
よう似合いますにゃわ。
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【RUN】
昨日、ヨメさんのテストが終了。
「打ち上げ」でもないのだが、家で二人でお好み焼きパーティー。7月からビール禁止にしていたのだが、久しぶりにビールを飲んだ。二人で350ミリの缶2本なので微々たるもの。しかし、そのあと熱いお茶をガブガブ飲んだせいか腹こわし。昨日の夜は苦しんだ。毎日更新が自慢のこのブログにも手をつけずに就寝。(今日、2日分書きました。)
今日はすっかりよくなったが、「ねっとわーく京都」の原稿書きや出張販売の準備があって走れず。あさっての「やぶはら」5km、どうなるでしょうね。練習不足でもしっかり結果を出すちゅうのがベテランのいいとこです。がんばろっと。
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2014年07月17日(木)
目黒様の席 [雑用]
昨日の夜から今日の午後3時まで、また寮の管理代行のバイト。
この寮はほとんどが18、19の男子。この子らと私語を交わすことはほとんどない。4月に代わられた新しい寮長寮母さんとは歳が近いのだが、私の勤務のときは大阪のおうちに帰られるので話す機会もない。あとは食堂とお掃除のおばちゃんたちだが、この方々は仕事が忙しく話す時間がない。つまり、雑用をしている時間意外は、管理人室でボーとしている時間が長い。
ところが今日、めずらしく私語を交わす機会があった。
食堂の食材を搬入されているこの寮の子会社のドライバーさん。いつもなら、食材を搬入し検品が終わるとさっさと次の搬入先に向かわれる。ところが、今日は私の足のテーピングを見て話し掛けてこられた。
「その足のはなんですか?」
「ああ、これ。走りすぎて足痛めて、整体院でテープはってもらったんですわ。」
「えっ、マラソンやっておられるんですか?」
「そうですねん。年寄りの冷や水ちゅうやつですわ。」
「いえいえ、すごいじゃないですか。私なんか、とても走れません。」
「なんやかんやゆうて、マラソンは50代が一番多いみたいですよ。」
「実は僕は若いころは短距離が速くて、陸上部でもないのに大会に出てたんです。」
「いやー、そっちのほうがすごいじゃないですか。」
「1500mにも出たことがあって、4分半くらいでした。」
「それめっちゃ速いですやん。うちの息子とそう変わりませんよ。」
「運動会の時は、校長先生の横に『目黒様の席』って用意してくれてたんですよ。」
「すごい。ヒーローですやん。頭のええ子より足の速い子のほうがもてますもんねえ。」
今までほとんど私語を交わしたことのなかった食材屋さんが、若いころ足の速かった目黒さんという名前の方だと初めて知った。歳は46歳だそうだ。走ることに興味があるから、私の足のテーピングにも目がいったんでしょうね。
何から話が盛り上がるか、分からんもんですねえ。
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【今日のきく】
暑いけど、今日もお散歩。
花背造園さんのネコちゃん。
きくの存在に気付かず、きくもこのネコちゃんの存在に気付かず。
狭いところも全然平気でもぐりこんでしまうきくちゃんでした。
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【RUN】
今週の土曜、廉が久しぶりのトラック競技に出場。本当に久しぶりなのでいいタイムは望めないが、しっかり走りきってほしい。私らは「やぶはら高原マラソン」に出張で、応援には行けないけれど・・・。
でも、その話を聞いて俄然私も走る気ががわいてきた。足の痛みもましになってきたような気がするし・・・。
3km16分49秒のあと、1000m全力。
久しぶりなので、なんとか4分切りを・・・。
結果は3分59秒67。
ほんまかいな。申告タイムレースなら、優勝やね。
1kmダウンジョグをして、今日は5km。
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2014年07月16日(水)
第27回反核平和の火リレー・大阪 [ランニング]
2日前、茨木市議・山下けいきさんに電話。
「足の具合がよくないんですけど、今年も『反核・平和の火リレー』に参加させてもらいます。いつもは島本町役場まで行ってたんですけど、今年は高槻市役所でかんにんしてもうて・・・。お弁当をいただいて帰らしてもらうちゅうことでもいいでしょうか。」
山下さんのお返事は「もちろん大歓迎」。ちょっと「食い逃げ」のようで気が引ける面もあったが、まあ「にぎやかし」ということで・・・。
9時01分のバスに乗り、地下鉄、阪急を乗り継いで茨木市へ。阪急茨木市駅到着は10時06分。急いでそのに西側にある茨城市役所へ。
朝からリレーされている山下さんをお出迎えしようと思っていたが、私が市役所に到着したとき、それより前に山下さんたちは到着されていた。
10時20分から、茨木市役所での引き継ぎ集会。
全員集合写真を撮って、10時40分ころ阪急茨木市駅に向かってスタート。
駅の手前ですれちがったご婦人から、「カンパさせてください」と申し入れ。本当にありがたいことです。
茨木市駅前で少し休憩し、ここから先は「ランナーズ9の会」のメンバーのみになった。
途中で原水禁の平和行進と鉢合わせ。
「エール交換」です。
気温はグングン上がっているようだが、風があるのでいくらかまし。
高槻市役所にはちょうど12時くらいに到着。
走った距離は8km弱か。
「あいおわ治療院」の高橋大輔似の先生がはってくださったテープが効いたのか、左アキレス腱の外側の痛みはましだった(「アキレス腱の痛み」と書いてきたが、正確には「アキレス腱の外側の痛み」)。
お楽しみのお弁当タイム! (これを楽しみにしていたのは私だけかも・・・。)
「藤井さんのブログは、毎日更新ですもんねー。すごいですねー。」
「まあ、いかに仕事をしてへんかという証明みたいなもんで・・・。」
食べ終わったらトンヅラを狙っていたのだが、そうゆうわけにも行きません。午後1時からの高槻市役所前での引き継ぎ集会へ。
「山下さん、うちのヨメさん、どこの政党も関係なく政治家はみんな嫌いで信用してへんらしいです。でも、山下さんだけは一目置いてるんですわ。」
「それはまたどうして?」
「前に、子宮頸がんワクチンの予防接種のいいかげんさをブログに書いてはったでしょう。あれを読んで、娘に受けさせるんやめたんですよ。読んでへんかったら、受けさせてしまうとこやったって。ほんまに山下さんに感謝してます。」
「ランナーズ9の会の仲間で『ゼファー750』さんという方がおられて、薬害にすごくくわしい方で・・・」
このあと、かわせみさん、山下さんと薬害についての話になった。
高槻市役所前の引継ぎ集会には、革新系無所属といっていい3名の市会議員さんも出席してくださった。
そして、今日のゴール・島本町役場目指して再スタート。
私の足の具合は、3日前の「反核平和マラソン」に比べればずいぶんまし。でも、もうちょっと走りたいなあ、くらいでやめておくのが今はいいと思います。阪急・高槻市駅まで並走することに。
みなさん、「しっかりね」。
来年は、私も全行程走れるようにがんばります。
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2014年07月15日(火)
戦争は過去のことではなく未来のこと [時事]
◎京都新聞7月13日朝刊・コラム「暖流」
目には見えないけれど 立命館大教授 津止正敏
障害者の多くは「戦争及び他の形態の暴力の犠牲者である」(1979年、国際障害者年行動計画)。戦争のない平和な社会でしか人びとの人権と福祉は守れないということだが、このメッセージが葬り去られようとしている。
「早く子ども産んだほうがいいのかな」「私の子どもや孫の時代はどうなるんだろうね」。娘が不安げに呟いた。サッカーのメッシやネイマールというスター選手の凄さをひとしきり解説した後にふと漏らした不安だ。昨年結婚したばかりなのだが、子どもの話は聞いたこことはなかった。「時代」などという社会性のある言葉も口にしたことはない娘なだけに驚いた。そうなんだ、この子たちにはもう戦争ということが過去のことではなく未来のこととして迫っているんだ。
2000万人の他国の命を奪い、自国の300万人以上の命を犠牲にした先の戦争。その深い反省から不戦と平和の誓いが生まれ、戦後がスタートした。もうすぐ70回目の8月15日がやってくる。人でいえば古希、みなで祝福すべきこの国の節目の年を、すべてリセットするかのような形で迎えようとしている。それもたった一回の閣議決定だけで、といえばやはりおかしい。
ブラジルでサッカーワールドカップが開催されているこの時期に、深夜手に汗握り世界のスーパープレーに酔いしれているこの時期に、ドタバタと戦争できる国への仲間入りを決めた。やはり間違っている。まるでクーデターだ。軍部の暴走とは違って目には見えないけれど根っこは一緒だ。
これでいいのかな。本当にこれで大丈夫なのかな。本質はいつも見えるものの奥深くに潜んでいる。誰の目にも見えるようになるにはずいぶんと時間がかかる。厄介なのだ。だから気付いた人が気付いた時に気付いたその事を、思い切って拡散していくしかないのだ。
今日も中東のパレスチナ自治区ガザでは空爆が続き、女性3人と子ども4人が死亡したとの報道が流れた(7月10日)。これが戦争のリアリティーだ。
■つどめ・まさとし氏
1953年、鹿児島県生まれ。立命館大学教授。大学院社会学研究科修士課程修了。
京都市社会福祉協議会(地域福祉部長、ボランティア情報センター長)を経て、2001年から現職(立命館大産業社会学部教授)。2009年3月に「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」を発足させ、事務局長を務める。著書に『ケアメンを生きる−男性介護者100万人へのエール−』『男性介護者白書―家族介護者支援への提言−』、『ボランティアの臨床社会学―あいまいさに潜む「未来」−』、『子育てサークル共同のチカラ−当事者性と地域福祉の視点から−』など。
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津止先生は私の2歳上。結婚されたばかりの娘さんがおられるとのこと。
私にも来月20歳になる娘がいる。そんなに遠くない未来に結婚し、子どもも産むだろう。そして私がこの世から消え去ったころに、孫(私にとってのひ孫)ができているかもしれない。私の息子や娘、その将来の奥さんやダンナさん、そしてその子や孫に「絶対に戦争しない国」を引き継いでいってもらわなくては・・・。
私は58歳のこの年まで、戦争の恐怖を味わうことなく生きてこれた。私にとって戦争は、自分が生まれる10年前に終わった過去のものだった。しかし7月1日、集団的自衛権行使容認の閣議決定が成され、戦争できる国への仲間入りを決めてしまった。
憲法9条に手をつけずに戦争ができる国に変えられるとは。そんな詐欺まがいの政策に協力する政党があるとは。ここ数ヶ月は本当に「まさかまさか」の展開だった。そして7月1日から、「戦争は過去のことではなく未来のこと」になってしまった。
今の私たちにできることは、津止先生がおっしゃるように「気付いた人が気付いた時に気付いたその事を、思い切って拡散していくしかない」。
私ももっともっと勉強して、気付いた時に気付いたことをこのブログを使って拡散したり、アピールランをして拡散していきたい。
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【RUN】
夕方6時すぎ、ちょこっと走りに。
左アキレス腱は相変わらず痛む。しかし、それより首をしめつけられるような息苦しさ。
こないだテレビのクイズ番組で言っていたが、京都市が全国一真夏日が多いらしい。こんなナンバーワンいらんにゃけど・・・。
いつもの5kmコース。
行きはアキレス腱が心配でそろーりそろーり。また1km6分17秒もかかった。
しかし徐々に痛みがましになり、折り返しが15分02秒だったのに帰りは13分55秒で28分57秒。ちょっとはましになってんのかなあ。
またエルちゃんクーリングダウン1kmで、今日は6km。
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【今日のきく】
「廉ちゃんのバイト先のワンコに因縁つけたったー。へへへー。」
「それ、あかんやろう・・・。」
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2014年07月14日(月)
第33回反核平和マラソン兵庫・続き [ランニング]
神戸市役所から明石市役所までの約25km、60名を超えるランナーが「反核・平和」の願いをこめて走り続けた。(私は14kmですけど・・・。)
ゴールの明石市役所では、例年通り閉会集会。
一通りのごあいさつのあと、各グループの代表から感想などを話していただいた。わが「ランナーズ9の会」からは、もちろん会員ナンバー「1」の9ちゃん。いつもビシッとしたいいごあいさつです。(写真は、そのあとお話してくださった「ランナーズ9の会」の香川の会員さん。)
私も「ランナーズ9の会」のTシャツの宣伝も兼ねてごあいさつ。
「京都の藤井です。私が着ている黄色のTシャツが2500円、白が2000円ですのでよろしくお願いします。
去年もこの場でお話させていただいたので、その続きということになりますが・・・。去年の6月23日の沖縄慰霊の日に、那覇から名護までの70kmを『平和・憲法九条』ののぼりを背負って走ろうと挑戦したんですが、55km地点で日が暮れてしまって断念。でも、今年の6月23日に再挑戦してなんとか70km完走できました。
娘が名護の大学に通ってまして、去年はゴールで待ってくれている予定が私がゴールできず、今年はゴールできたんですが娘はバイトがいそがしくて来れずということになりました。でも、私のブログを通して知り合った方がいっしょに走ってくださったり、ゴールに待っていてくださったりしてうれしいゴールになりました。
名護と言えば、みなさんご存知だと思いますが稲嶺市長さんが米軍基地の問題でがんばっておられます。稲嶺さんは毎年那覇マラソンにも出場されているランナーで、私たちランナーの気持ちもすごくよく理解してくださっています。名護ハーフマラソンのときに稲嶺市長さんとちょっとお話させてもらったんですが、京都の丹後地方にも近畿初の米軍基地ができるんです。Xバンドレーダー基地といって強力なレーダーを出す基地らしいです。
その丹後地方でも過疎でそこにしがみついていてもしょうがないと思われる方が多いらしく、相場の何十倍もの値段につられて土地を手放した方が出てしまったようです。いつもの住民を分断するやり方ですね。沖縄を見ていてもそうですけど、最初の一歩を許してしまえば際限なく拡大する恐れがあります。京都府民にもほとんど知られていない米軍新基地問題なので、兵庫県民のみなさんならなおさらご存じないとは思いますが、ぜひこの問題にも感心を持っていただきたいと思っています。
この大会に京都から参加しているのは私だけだと思いますが、すごくいい大会だと思っているので、来年はぜひ京都の仲間を連れてきて参加したいと思います。」
閉会集会のあとは、お楽しみ「ランナーズ9の会」の交流会。例年通り、1.5kmほど東側に戻った「龍の湯」さんへ。
道々「ランナーズ9の会」の大先輩・かわせみさんとしゃべっていると、入り口を通り過ぎてしまった。けっきょく、1.8km26分の道のり。
かわせみさんは私より16歳年上。親子では近すぎて兄弟では遠すぎる歳の差。そんな中途半端な関係だが、なぜか話が合う。そういえば、いつも仲良くさせていただいている朝日啓介さんや八田努さんも同じ年代。私は彼らをブルース・リー世代と呼んでいるのですが・・・。
「藤井さん、沖縄の大学に通ってられる娘さんに、沖縄で就職せーとか言ってはるんじゃないでしょうね。」
「それがね、どういうわけか、娘のほうから『沖縄で就職して、結婚もしてずっと住みたい』ゆうとるんですわ。」
「へー、そうなんですか。」
「うちのヨメさんなんか、去年の4月に娘が沖縄に行ったとき『1ヶ月もたたんうちに帰ってくるかも』って心配してたんですわ。それが、『今年の夏休みは京都には帰らん』ゆうてるんですから・・・。これはショックやったけど、そんだけ沖縄が気にいってくれてうれしいです。」
おふろのあとは、「こだわりタコめし御膳」+生ビール。
いろいろな手配は、すべて9ちゃんがしてくださったようです。ありがとうございました。
私はかわせみさんと「はらっぱ」さんの間の席。
「はらっぱ」さんは背が高くいつも目立っている。初めてお話させてもらったが、私の1歳上。
「前はどんな仕事をされてたんですか。」
「小学校の教師です。」
「それをやめられて?」
「そうです。もう23年も前ですけど・・・。」
「どういった理由で?」
「一番はやっぱり日の丸・君が代の強制ですね。京都市の小学校に強制されて5年は辛抱しましたけど、もう限界で。卒業式に導入されたとき、京都市の全校長が一夜にして寝返ったんです。恐ろしいと思いませんか。それまですごくいい校長さんやと思ってた方まで全員ですよ。大変な力が働いたちゅうことですね。あの寝返り校長が自分の将来の姿かと思うと情けなくて、やめさせてもらいました。」
手短に話したので、理解はしてもらえなかったかも。
簡単な自己紹介。
「ランナーズ9の会」掲示板管理人の尼崎の酔うたろう君。「サロマ100kmウルトラ」サブ8の実力の持ち主。しかし、つい先日まで入院されていて病み上がりでの参加。これも「反核・平和」への執念のなせる業ですね。
「ランナーズ9の会」発起人の9ちゃん。
過去に国際女子マラソン出場の実績あり。「ランナーズ9の会」は会費も会則もないランニングクラブで会長も定めていないようだが、代表としてのあいさつは9ちゃんにふられることが多い。
(参加者一人ひとりの自己紹介があったのだが、省略します。)
私の自己紹介。
「さっきいっぱいしゃべらせてもらったんですけど・・・、またしゃべらせてもらいます。
今ウルトラの話で盛り上がってたんですが、私は『丹後ウルトラ』10回(オーという歓声)、『サロマ』3回(オー)、『四万十』3回(オー)・・・、合計16回の100kmウルトラを・・・、ぜーんぶ関門収容でバスに乗って帰ってきました(ハーと大きなため息)。
まっ、そういうことで、最近は3kmとか5kmとかの心臓バクバクになるレースばっかり出てます。私らの年代になると短いのは参加者が少なくて、入賞の可能性があるのでがんばって走ってます。
さっきの話の続きみたいなもんですけど・・・。7月1日の『集団的自衛権行使容認の閣議決定』は、私の人生最大の節目と言っていいと思っています。日本ももう終わりやなあと思いました。これからこんな国に生きていてもしょうがないとも思いました。でも新聞などの論評を見ていると、『これで終わりではない。戦争のできる国にしないように、まだまだできることがある』と書いてありました。
そう思ったとき、自分にできることは走ることくらいで、走って平和をアピールできたらいいなあと思ってがんばっています。毎月9日に9km走る『9の日平和ラン』と、最終水曜には国労で首になった中野さんという方を応援する『国労応援ラン』というのを続けています。両方もうすぐ5年になります。
まあうちのヨメさんからは『アンタのやっていることは理解ができん』と言われてますけど、『なんやかんや理由つけて、ただ走りたいだけやん』と言ったら『それなら分かる』と言われてます。
これからもアピールランは続けて行きたいので、また来年も必ず参加させてもらおうと思っています。」
この場で、40代前半の若手ランナーが「ランナーズ9の会」に入会してくださった。今まで58歳の私でも若手に入れられるくらい年齢層が高かったので、非常に喜ばしい。20代や30代のランナーにも声かけをしていかなくては・・・。
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