2009年09月18日(金)
前が見えません [雑感]
いよいよ、「丹後100km」まであと二日。
今日も午前中に「あいおわ治療院」に行ってきた。今日担当してくださったのは、中高大と陸上競技部だったという女性の方だった。(長距離ではないとおっしゃっていた。)
この二日間の治療で、一番痛かった右アキレス腱の外側の痛みはなくなっていた。しかし、今日はその筋の真上に当たるふくらはぎの裏あたりをマッサージしてくださった。これがまた痛いのなんのって・・・。
自分では気づいてなかったのだが、そうとう右足に負担のかかる走りをしていたようだ。
「ここを自分でマッサージしてもだいじょうぶですか」と聞くと、「きつくならないように気をつけてやってみてください」とのこと。レースのだいぶ前なら冷感系のクリームを、直前の場合は温感系のクリームを刷り込むようにしてマッサージをするとよいとおっしゃっていた。
さあ、この足の痛みがどうなることやら。走ってみんと、わかりません。
◎ 昨日の毎日新聞の夕刊のコラムでおもしろいものがあった。
「牧太郎の大きな声では言えないが…:ミズホさん、なぜ結婚?」
ミズホさん、おめでとう。夢にまで見た入閣ですよね?
エッ? 大臣なんて関係ないワ!
それは失礼しました。この結婚話、釣り合わぬが不縁のもと。ダダをこねた揚げ句に、社民党の“操”を捨て、連立するなんて……その真意が分からないので、つい邪推してしまいました。ごめんなさい。
でも、やっぱり分かりません。日本の2大政党は諸外国と違います。アメリカは貧富の差が大きく、民族、宗教、文化が違う人々が集まった国です。だから、共和党も民主党も「誰の利益」を優先するかで、まったく違う方向を歩きます。ドイツの社会民主党とキリスト教民主同盟、韓国のハンナラ党と民主党……2大政党はすべて「正反対の存在」です。
日本の場合「誰の利益」を優先するか?という視点では似たりよったりですよネ。有権者は所得格差に不安を感じていますが、「自らの境遇」におおむね満足して「今より上質なサービス」を求める中間層。2大政党の“お客さん”は同じ層なんです。今回は、自民党の能力に疑問を感じた有権者が“反対票”を投じ、第2自民党が勝利したということでしょう。
ミズホさん、政権交代は歴史的な出来事ですが、僕は「革命のような人民の熱」を感じません。
民主党には小沢さんのような保守派もいれば、旧社会党の左派までいます。しかも、流儀は大分違うけれど、その本質は保守の自民党と同じバラマキ政治。選挙区の事情で自民党から立候補できなかった人が民主党から何人も立っています。2年前には「自民・民主大連立」が実現しそうになったじゃありませんか。
2大政党は似たもの同士。議論はいつか形骸(けいがい)化し、緊張感のない国会。その中で求められるのは、むしろ「少数党の存在」ではないでしょうか?
この国には「両立し難い矛盾」があります。人口減と経済成長は両立できるか? 環境と経済成長は両立できるか? 約860兆円の借金と経済成長は両立できるか? 行き詰まると、日本は大政翼賛の方向に走りかねません。
ミズホさん、なぜ、民主党と“結婚”したんですか? 来年の参院選まで連れ添って、何か良いことがあるんですか?
エッ? ひょっとして民主党をぶっ壊すため?
冗談ですヨ、ミズホさん。(専門編集委員)
毎日新聞 2009年9月15日 東京夕刊
◎ えー、これって、私のこないだ書いた「自民党は負けてはいない」(9/14)に似てません?
でもよーく考えてみると、毎日新聞と京都新聞をたっぷり時間をかけて読んでいるので、私の表現の仕方は新聞に影響されているのかも。
今日の朝の散歩では、ウンコにシップのかけらは入っていなかった。
昨日、きくの体重を測ったら、なんと14.7km。めっちゃ、減ってるー。これは、ひょっとして、シップを食べてしまったことと関係あるのかも。
「シップ誤飲ダイエット」、まさか。
今度の「丹後100km」なあ。
最初の目標は自己最高記録85kmを超えることやったけど、足が痛いからなあ。
とりあえず、ヨメさんが待っているはずの「丹後あじわいの郷」まで(ほぼ中間点)。その次は、自己最低記録の65km。でもやっぱり。碇高原の手前の峠、約71kmまでは行きたいなあ。あこに着くと、「よう走った」と言う気持ちになれるもんなあ。
今日、きくは長い時間ヨメさんの車に放置されていた。背中の黒い毛が日光を吸収して、かなり暑くなっていたらしい。ごめんね。
でも、きくはヨメさんの車が大好き。
店にいさすと、「ふぁんふぁんふぁんふぁん」とやかましいのだが、ヨメさんの車に乗せておくとおとなしく待っている。あの車をセカンドハウスと思ってんのかな。
夜、「丹後100km」の出店の準備に店に行ったのだが、それにも連れてこられていた(ヨメさんのしわざ)。
きくちゃん! 「ごくろうさんどす」
昨日、真樹にミサンガを結びなおしてもらった。
「前は見えません」けど、これでちょっとはがんばれるかな。
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2009年09月17日(木)
「ミーシャ ホロコーストと白い狼」 [映画]
泣いた泣いた。
もうそろそろ終わりの時間とわかっていたので、あわててハンカチを取り出した。館内が明るくなった時、50代のオッサンがワンワン泣いてたら、そらおかしいやろ。
最近は見に行きたい映画を見るというより、「京都シネマ通信」を見て、前日に決めるというパターンになってきた。
「ミーシャ・・・」は、以下のように紹介されていた。
2007 フランス、ベルギー、ドイツ合作/119分
「ナチス占領下のヨーロッパ。 ユダヤ人の少女ミーシャは、強制連行された両親を探すため、3000マイルに及ぶ過酷な旅に出る。想像を絶する冒険の中、疲れ果て、諦めかけた彼女を救ったのは、森で出会った白い狼だった・・・。」
「この内容の映画なら、すいている。」
昨日水曜は、ほとんどの映画館がレディスデーということで女性1000円だが、「京都シネマ」はちがう。水曜にしか映画に行けない私にはこれは好都合。中でもマイナーな映画を選んで、ゆったりした気持ちで見たい。
しかし、館内に入ってびっくり、「なんで、こんなぎょうさん?」
以前、私が選んだ映画はたいてい10〜20人くらいのお客さんのことが多かったのに。このごろ勘がにぶってきたかな。
でも(自分を差し置いて言うのも変だが)、「ホロコースト」でっせー、「白い狼」でっせー。ベルギーが舞台でっせー。普通は見んと思うけどなあ。
映画の途中「それはないやろ」と突っ込みたくなる場面が何回もあったが、第二次大戦中のベルギーやドイツがどうであったかほとんど知らない。ミーシャのあまりにも悲惨な姿に、泣けてきた人もあったかもしれない。
でも、私が印象に残ったのは、ミーシャが使いに行かされた農場にいた大型犬パパ・イタとママ・リタ。山の中で出会った狼3頭。そして白い狼が生んだ狼の子たち。
東へ東へとポーランドまで両親を探しに行き会えず、ドイツ軍が撤退したベルギーまで戻ったミーシャの体はボロボロ。
頭を丸刈りにしガリガリの体になったミーシャは、高熱を出しペットに横たわる。そこへ、農場のおじいさんが探しあて迎えにきてくれた。大型犬パパ・イタとママ・リタを連れて。
パパ・イタとママ・リタは、横たわるミーシャを見つけるやいなやペットに飛び乗り顔をペロペロ。
もう、あかん。あーん、涙が止まらんがなー。
「いっしょに、農場に帰ろう。」
「でも、パパとママが帰ってきた時に私を見つけられない。」
「それなら、毎日ここに来たらいい。」
「ほんとうに、毎日?」
「ああ、毎日ね。」
ミーシャは、決して両親が帰ってくることはないという現実を受け入れることはできなかった。
このときミーシャは10歳くらい。今生きていても75歳くらい。遠い昔の話のようだが、そんなに遠い昔のことでもない。
何も知らない私たちのためにも、こういう映画をどんどんつくってほしい。
ところで、映画に出てきた狼の子とそっくりなうちのきくは・・・。
「やっと出ました、シップのかけら。」
今日の朝の散歩で、きばったウンコが2回。その2回ともに、白いシップのかけらが入っていた。
2枚飲み込み、1枚は「ゲー」、もう1枚は「ウンコ」。器用なことしよる。
でもこれで、ちょっとひと安心。
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2009年09月16日(水)
はりきゅうまっさーじ [雑用]
行ってきました、「あいおわ治療院」。
私が痛いのはアキレス腱ではなく、実際はそのすぐ横の筋だった。
治療系(特に薬など)がほとんど効果のない私だが、今度だけはちょっと心細くなり・・・。
西賀茂のスーパー「エムジー」のお向かいの「あいおわ治療院」さん。「あいおわ」って「アイオワ州」のあいおわ? ・・・まっ、いいか。
軽くマッサージしてもらったあと、最初に言われたこと。 「右足がつまって、短くなってます。」
うつ伏せになって左足右足と順に上げると(エビぞり)、確かに右足が上げにくい。
「ちょっと、押します」と言って、背中というか腰というかそのあたりを押してくださった。そしたら、あらまフシギ。あんなに重かった右足が軽く上がった。
そのあと電気治療。約10分、右足に電気をあててもらった。ちょっとピリピリしたが、きついのを当てたほうがいいのかなあと思ってしんぼうした。
これでなんとなく足が楽になった感じ。
丹後100kmでは、途中から足が痛むのは仕方ないにしても、スタートはすっきりとした気持ちで切りたい。
明日あさっても治療院に通い、痛みを少しでも取りたいと思っている。
ちなみに、ここは健康保険がきき、たいへん安い。中学生ぽい女の子も二人来院していた。評判のいいところなのかもしれない。
さて、私のシップを食べてしまったきくちゃんは・・・。
まだ残りの1枚が、上からも下からも出てきていません。
でも、この顔を見ていると、・・・「まっ、いいか!」
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2009年09月15日(火)
きくのゲーはパオパオのせい [わんこ・にゃんこ]
「きくがゲーはいた。」
昨日、テスト週間で早く帰っていた真樹から電話があった。
真樹の部屋のカーペットの上に、三ヶ所もはいてしまったようだ。
「やっぱり・・・」
日曜の「京都ランナーズ例会」で右アキレス腱を痛めてしまった私は、珍しくシップをはった。夜、ふろに入るとき足にはっていた2枚を洗面所に置いておいた。ふろからあがるとなくなっていたので、ヨメさんがかたずけてくれたのかと思って聞いてみたが「知らん」。
きくがどこかに隠したのかとも思い、そこら中を探してみたが見つからず。でも、まさかね・・・。あんなもん、食わんわな・・・。
ばんごはん前に、「はたえだ動物病院」へ。
と言っても、きくは私をかみちゃちゃくるので、ここはヨメさんの出番。
病院前で大格闘の末、「犬ぐつわ」をお借りして、やっと院内へ。
きくはヨメさんにだっこしてもらったら、やっと落ち着いたようだ。
結論から言うと、「しばらく様子を見る」。
飲み込んだ直後であれば、無理やりはかす方法もある。しかし、病院に連れていった時点で、もう丸1日がたってしまっていた。これだけたつと、お尻から出てくる可能性も高い。きくの体力なら、すぐにどうこうなることはないので、普通にエサをやってウンコの状態を観察すること。
という診察で、帰ってきた。先生は、「ほとんど何もしていない」ということで診察料を取られなかった。ほんとに面目ないです。
きくの「犬ぐつわ」姿を写真に撮りたかったけど、さすがのふまじめな私も、この原因が自分にあったので自粛しました。
その夜のエサもきちんと食べ、夜もふだん通りによく寝たようだ。
そして、今朝。
いつもどおりの私との散歩。
私は心の中で「ウンコ、ウンコ・・・」と思いながら歩いているのに、今日に限ってなかなかしない。「やっぱり、具合悪いんかなあ。」
そうとう歩きまわった末、やっとしました。(上の写真)
「ふつう!」
シップは見あたりましぇーん。
「ゲー」とか「ウンコ」とかの話題ですいません。
ここらでお口直し(?)に、今日の花背造園さんの花を。
そもそも、今回のこの騒動は全部私のせい。
日曜の「京都ランナーズ例会」で、御所1周目に激痛を感じていたにもかかわらず2周目も走ってしまったこと。このアッポなオッサンの判断のせいで、シップがきくのおなかの中へ。
きくは、いつもと変わらんような、ちょっと元気がないような。
今日も、きくは仕事場へ。
いつもはヨメさんのほうばっかりに行くのに、今日は何の気まぐれか私のほうへ。
「きくのこと心配してくれてねありがとね。」とでも思ってくれてんのかな。
「オッサンはヒマそうやのに、オバサンはいそがしそうね。」
「なーんか、オッサンも仕事してるふりしてるし、まるまっとこか。」
話はここで終わらず。
今日の夕方。
「きくがゲーあげた。」と真樹から電話。
「うん? 昨日の録音再生?」
「シップも出てきたー。」
「あーよかった。1個? 2個?」
「ようわからんけど、たぶん1個。」
あわてて家に帰って、廉が掃除してくれていた「きくのゲー」を見ると、やっぱり1個。あと1個はまだ腹の中かー。
きくちゃんよー。
口からでもお尻からでもええから、はようもう1個のシップ出してくれー。
(「はたえだ動物病院」の先生のお話によると、最悪の場合は開腹手術になるそうです。それだけは、かんにんしてくれー。)
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2009年09月14日(月)
自民党は負けてはいない [雑感]
「民主圧勝、自民惨敗!」
2週間前、テレビや新聞でこの文字がおどっていた。
「うん?」
しろうと政治評論家(?)の私としては、そう思わずにいられなかった。
選挙結果の解説もいろいろなものがあったが、どれも似たりよったりでピンとくるものは少なかった。
※ さて、ここからは私の得意な「へ理屈のサーカス」です。へ理屈が嫌いな人は読まないでください。
今回の選挙結果を私なりに結論づけると、次のとおりです。
「自民党という名の自民党が負け、民主党という名の自民党が勝った」
今までの自民党は、危機に陥るごとに前政権とは毛色のちがった総裁を選び、疑似政権交代を行ってその危機を乗り越えてきた。これは多くの評論家が指摘している。
私は、今回もそれとほとんど同じことが行われたと言っていいと思っている。
「小選挙区制度で自民党の公認をもらえない人たちが中心になっているのが今の民主党」と言っては言いすぎでしょうか。
今回は、民主党への政権交代ではなく、自民党小沢派(プラス金魚のフン)への疑似政権交代と思った方がいいのでは。
自民党田中派の中心で育ち、今もお金に関する汚いイメージしかない小沢氏の民主党。
「郵政選挙」で自民党に投票した人にも驚いたが、今回民主党に投票した人にも「ぶっくり!」です。(ぶっくりとは、ものすごびっくりという意味です。)
自民党は長年政権を担ってきたので、多くの人が「金権体質、財界重視、アメリカべったり、天皇崇拝、改憲勢力・・・」とある一定のイメージがわいてくる。
かたや民主党は・・・。ほとんど何もうかんでこない。私は、今回民主党に投票した人は「自民党によく似てるが名前のちがう党」と思って投票したのではないだろうかと思う。
なんせ、代表は元自民党の大看板・鳩山家出身、実質のオーナーは「ダーティーマネー」の小沢氏。自民党とのちがいを探すほうが難しいんじゃないでしょうか。
「今日から、民主党は新自民党と名称を変更します」と言っても、だれも不思議がらないのでは。
「郵政選挙」で結果としてだまされ、今度は「政権交代選挙」でだまされる人が多く出るような気がしてしょうがありません。
一度だまされた人はまただまされやすいといいます。
「あー、実質は政権交代じゃなかったんかー。ちょっとはましになると思ったのに、まただまされたー」なんて言わずに済むように、政界の今後の動きに目を光らせましょう。
今後の注目は、民主党よりもむしろ自民党と公明党。
自民党の議員は自分の信念より当選第一と思っている人が多いので、来年の参議院選挙に別の党(まさかの民主党)から立候補する人も出てくるだろう。
「わしは今、何党だったかと秘書に聞き」という川柳もありましたよね。
これが進めば、ますます民主党の自民党化が顕著になっていくでしょう。
そして、あっち付きこっち付きの公明党。
もちろん、次のねらいは民主党との連立。
「前から民主党さんの主張はすばらしいと思ってたんですよー」と、もみ手をしながら近づいてくるんでしょうね。
さて、ここで民主党は究極の選択。
護憲政党社民党との連立を続け自民党との違いを強調するか、腐っても数十議席を持っている公明党と連立し足かせになっている社民党をばっさり切るか。
以前ある政治評論家が言っていた。
「連立政権は難しいように思われるかもしれないが、アメとムチをうまく使っててなづければこんな都合のいいものはない。」
つまり、法律を通すとき一党だけだと「一党独裁」と批判される。ところが連立政権だと、形だけでも「みんなで相談して決めた」と言える。
このいい例(悪い例?)が、1999年自自公連立政権(自民・自由・公明)で成立させた「国旗・国歌法」、「組織犯罪対策3法」。それまで、弱者・少数者の見方だと思われていた公明党が見事に豹変した。こんなことまでして、政権与党側にいたいのか・・・。
「国旗・国歌法」が成立したのは、公明党様様のおかげ。私はこの事実を死ぬまで忘れません。
長年の支持者から見放されつつある両党。さあ、次はどんな手を打ってくるのでしょう。
こんな風に見ていけば、政治もちょっとはおもしろい・・・ことないですか。
おふざけついでにもういっちょう、私はこの人を次期自民党総裁に推薦します。
「鳩山邦夫氏!」
理由は、もうおわかりですよね。
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2009年09月13日(日)
京都ランナーズ例会・9月第2日曜 [ランニング]
御所に着くと、最初に声をかけてくださったのは松田発世さん。
「あー、藤井さん。いよいよ来週ですね、丹後100km。」
「松田さんも出やはんにゃね、100km。」
「はい。土井さんも出やはるよー。」
「へー、そしたら今日のメンバーから3人ですか。こら、楽しみや。」
土井さんは今日の担当役員さんでいそがしそうだったので、あとで3人で写真をと思っていたのに。松田さんが帰ってしまって、「京都ランナーズ丹後100kmチャレンジトリオ」の写真は土井さんとのツーショットに。
土井さんは、第1回に60kmの部を完走。3年前に100kmの部に出られたが碇高原牧場で関門収容。まだ、100kmの完走経験なし。
たしか松田さんも100km完走経験なしだったと思う。
かくいう私は、第1回大会より8年連続関門収容。最高で85kmまでしか行けてません。
ということで、私も含めたこの3人はどっこいどっこい。
でも、あのレースはスタートから1時間ほど真っ暗で、知ってる人を見つけるのがむずかしいんですよね。
まあ、みんなで楽しみましょかいな。
今日もスタート前にいろいろな告知があった。
中でも、「京都ランナーズ」の名入りの半ソデTシャツと長ソデTシャツのご披露は注目を集めていた。半ソデ2700円、長ソデ3300円だそうです。
(申し込みなどくわしいことは、「走人ニュース」で。)
橋爪さんともおもしろい会話があった。
「藤井さん、LSDのことで何回か電話させてもらったんですけど・・・。」
「ああ、名簿に書いてある番号、引っ越す前のいなかの番号ですねん。まあ、家だけは置いてあるんですけど・・・。」
「いなかのおうちって、花背の?」
「そうですねん。ボクがヨメさんに捨てられたときに帰るとこがあるように・・・。」
「なにゆうてはりますのん。」
「いやー、ようわかります。」横から木村さんが。
「ボクね、何の役にも立ってませんねん。まあ、しいて言えば、バンに荷物積み込むとき天才的な能力を発揮することくらいですかねえ。これは絶対ほかの人にはできませんし。もし『荷物積み込み選手権』ていうのがあったら、けっこうええ線行きまっせー。」
「イヤー、そら大事なことですやん。」
橋爪さんもやさしい。
今日のスターターは、角南さん。(ブログ「ふくたままのRunRunLife」の)
角南さんも、私を見つけて声をかけてくださった。
「もうすぐ丹後100kmですねえ。練習はしてられませんよね。」
「もちろん! 今、自分の体調の分析とコースの分析に力を入れてるところです。」
「がんばってくださいと言っていいのかどうか・・・。」
「がんばりまっせー。せめて今までの最高記録の85kmはこえたいんやけどねえ・・・。」
「すごいですね。」
「今年ね、急に出店してくれっていう依頼があって、初めてヨメさんが来ますねん。チョー久しぶりに応援してもらえるかも・・・。まあ出店は前日だけなんで、レース当日はホテルで寝てるわってゆうてますけど・・・。」
「よかったじゃないですか。」
いつも思うのだが、彼女のブログの中の激しい調子の文体と、いつもお会いして話されるときの穏やかな表情が全く結びつかない。ブログも実物も変わらぬ「いいかげんさ」をかもし出している私から見ると、すっげーギャップ型人間に見えてしまう。(もちろん、私はこんな彼女が大好きですが・・・。)
松田さんの写真がどっかにないかなあーと探していたら、ありました。スタートピストルのすぐ横に。
「やったんでー」系のいいフォームです。
「丹後は、負けへんでー。」
スタートシーンを撮影しておられた外人さん。こちらも一枚撮らせていただきました。
今日は第2日曜なので、時計をはずして宣言タイムレース。
私は毎度おなじみ、「いっちゃん最後に、人の書いたタイムを見て見て自分の宣言タイムを書く」ズッコシ作戦。
いつも同じくらいの杉原さんが22分。最近あまり調子がよくないらしい。木村さん、19分30秒。そんなかからんと思いますけど・・・。
人見さん、18分40秒。あっ、これやね。「人見さん、目標にさせてもらいまっさー。」
私は、18分30秒と記入。
しかし、水曜の42km走の疲れが残っているのか体が重い。人見さんは何とか抜くことができたが、私より遅いタイムを書いていた人たちに次々と抜かれる。ヤバイ!
半周過ぎ(2kmちょっと)のところで、3分後スタートのトップ中村智明さんに早くも抜かれてしまう。ということは、1kmで1分半ほど速いんかい?
丸太町通りにはいるとさらに次々と・・・。女性のトップ外峯さんにもアッという間に・・・。
でも、そんなことより、向こうからシェパードちゃんが。
「あっ、前にもお写真撮らせてもらいましたよね。お名前、なんでしたっけ。」
「リーバです。」
「そやそや、リーバちゃん。」
この手前あたりから、右アキレス腱に強烈な痛み。でもリーバちゃんに再会できて、ちょっと気がまぎれた。
愛妻家かつ律儀な人・池田さんも好調。最後の第4コーナーを曲がったあたりで抜かれた。
鴨沂高校の前を通ると、目に付くポスター。文化祭で演じる劇のポスターのようだ。
こんなんを見ると、校舎は古いけどよさげな高校に見えてくる。
1周目(4.1km)、いったいどれくらいかかったんやろう。皆目見当つきません。
私のすぐ後ろには、吉田出さん。最後はちょっと疲れられたようです。
2周目途中で橋本さんに抜かれ、私は最終走者だったかも。
今日は宣言タイムレースだったので、差の少ない人から表彰。
見事1位は、私のすぐ後ろでゴールされた吉田出さん。5秒差だったそうです。
2周目に私を抜いていった橋本さんも入賞。
ダントツトップの中村智明さんも入賞。
今日の私のテーマは・・・。
?7月11日以来のロングタイツに慣れる。
?丹後100kmの前の最後の調整。
?デジカメで連写に挑戦。
?は、OK。まったく問題なし。
?は、右アキレス腱を痛め、ちょっと心配。1週間でなおさんと。
?むずかしい。デジカメは簡単なようで奥が深い。
けっきょく私の1周は19分22秒。宣言とは52秒差で、はるか入賞圏外。
2周は39分57秒。2周目の4.1kmは、20分35秒もかかったことになる。やっぱり、右アキレス腱が重症かも。
そろそろ帰ろうかというとき、小学生のN.T君のお母さんが話かけてこられた。
「京都キャロットの方ですよね。うちの子がいいシューズをほしいって言ってるんですけど・・・。」
「何年生ですか?」
「小4です。今は、ランニングシューズまがいのくつをはかせてるんです。」
「小4ですか。足のサイズは?」
「22cmなんです。このサイズだと、なかなかないですよね。」
「そうですね。だいたい22.5か23からですから。小4やったら、高いくつはもったいないですね。まだ体重も軽いし、今はいておられるシューズでもまだだいじょうぶだと思いますよ。」
「そうですよね。本人はほしがってるんですけど・・・。」
「まあ、もうちょっとしんぼうしてもらって、足が22.5になったら探してみやはったらいいんとちがいますか。」
N.T君は4校が統合してできた「西陣中央小」の4年生だそうだ。笑顔がとてもかわいくて、速くなりたいという気持ちもすごく伝わってくるいい子だ。
これからも無理をせず、ずっと楽しく走り続けてね。応援するよ。
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