2009年09月13日(日)
京都ランナーズ例会・9月第2日曜 [ランニング]
御所に着くと、最初に声をかけてくださったのは松田発世さん。
「あー、藤井さん。いよいよ来週ですね、丹後100km。」
「松田さんも出やはんにゃね、100km。」
「はい。土井さんも出やはるよー。」
「へー、そしたら今日のメンバーから3人ですか。こら、楽しみや。」
土井さんは今日の担当役員さんでいそがしそうだったので、あとで3人で写真をと思っていたのに。松田さんが帰ってしまって、「京都ランナーズ丹後100kmチャレンジトリオ」の写真は土井さんとのツーショットに。
土井さんは、第1回に60kmの部を完走。3年前に100kmの部に出られたが碇高原牧場で関門収容。まだ、100kmの完走経験なし。
たしか松田さんも100km完走経験なしだったと思う。
かくいう私は、第1回大会より8年連続関門収容。最高で85kmまでしか行けてません。
ということで、私も含めたこの3人はどっこいどっこい。
でも、あのレースはスタートから1時間ほど真っ暗で、知ってる人を見つけるのがむずかしいんですよね。
まあ、みんなで楽しみましょかいな。
今日もスタート前にいろいろな告知があった。
中でも、「京都ランナーズ」の名入りの半ソデTシャツと長ソデTシャツのご披露は注目を集めていた。半ソデ2700円、長ソデ3300円だそうです。
(申し込みなどくわしいことは、「走人ニュース」で。)
橋爪さんともおもしろい会話があった。
「藤井さん、LSDのことで何回か電話させてもらったんですけど・・・。」
「ああ、名簿に書いてある番号、引っ越す前のいなかの番号ですねん。まあ、家だけは置いてあるんですけど・・・。」
「いなかのおうちって、花背の?」
「そうですねん。ボクがヨメさんに捨てられたときに帰るとこがあるように・・・。」
「なにゆうてはりますのん。」
「いやー、ようわかります。」横から木村さんが。
「ボクね、何の役にも立ってませんねん。まあ、しいて言えば、バンに荷物積み込むとき天才的な能力を発揮することくらいですかねえ。これは絶対ほかの人にはできませんし。もし『荷物積み込み選手権』ていうのがあったら、けっこうええ線行きまっせー。」
「イヤー、そら大事なことですやん。」
橋爪さんもやさしい。
今日のスターターは、角南さん。(ブログ「ふくたままのRunRunLife」の)
角南さんも、私を見つけて声をかけてくださった。
「もうすぐ丹後100kmですねえ。練習はしてられませんよね。」
「もちろん! 今、自分の体調の分析とコースの分析に力を入れてるところです。」
「がんばってくださいと言っていいのかどうか・・・。」
「がんばりまっせー。せめて今までの最高記録の85kmはこえたいんやけどねえ・・・。」
「すごいですね。」
「今年ね、急に出店してくれっていう依頼があって、初めてヨメさんが来ますねん。チョー久しぶりに応援してもらえるかも・・・。まあ出店は前日だけなんで、レース当日はホテルで寝てるわってゆうてますけど・・・。」
「よかったじゃないですか。」
いつも思うのだが、彼女のブログの中の激しい調子の文体と、いつもお会いして話されるときの穏やかな表情が全く結びつかない。ブログも実物も変わらぬ「いいかげんさ」をかもし出している私から見ると、すっげーギャップ型人間に見えてしまう。(もちろん、私はこんな彼女が大好きですが・・・。)
松田さんの写真がどっかにないかなあーと探していたら、ありました。スタートピストルのすぐ横に。
「やったんでー」系のいいフォームです。
「丹後は、負けへんでー。」
スタートシーンを撮影しておられた外人さん。こちらも一枚撮らせていただきました。
今日は第2日曜なので、時計をはずして宣言タイムレース。
私は毎度おなじみ、「いっちゃん最後に、人の書いたタイムを見て見て自分の宣言タイムを書く」ズッコシ作戦。
いつも同じくらいの杉原さんが22分。最近あまり調子がよくないらしい。木村さん、19分30秒。そんなかからんと思いますけど・・・。
人見さん、18分40秒。あっ、これやね。「人見さん、目標にさせてもらいまっさー。」
私は、18分30秒と記入。
しかし、水曜の42km走の疲れが残っているのか体が重い。人見さんは何とか抜くことができたが、私より遅いタイムを書いていた人たちに次々と抜かれる。ヤバイ!
半周過ぎ(2kmちょっと)のところで、3分後スタートのトップ中村智明さんに早くも抜かれてしまう。ということは、1kmで1分半ほど速いんかい?
丸太町通りにはいるとさらに次々と・・・。女性のトップ外峯さんにもアッという間に・・・。
でも、そんなことより、向こうからシェパードちゃんが。
「あっ、前にもお写真撮らせてもらいましたよね。お名前、なんでしたっけ。」
「リーバです。」
「そやそや、リーバちゃん。」
この手前あたりから、右アキレス腱に強烈な痛み。でもリーバちゃんに再会できて、ちょっと気がまぎれた。
愛妻家かつ律儀な人・池田さんも好調。最後の第4コーナーを曲がったあたりで抜かれた。
鴨沂高校の前を通ると、目に付くポスター。文化祭で演じる劇のポスターのようだ。
こんなんを見ると、校舎は古いけどよさげな高校に見えてくる。
1周目(4.1km)、いったいどれくらいかかったんやろう。皆目見当つきません。
私のすぐ後ろには、吉田出さん。最後はちょっと疲れられたようです。
2周目途中で橋本さんに抜かれ、私は最終走者だったかも。
今日は宣言タイムレースだったので、差の少ない人から表彰。
見事1位は、私のすぐ後ろでゴールされた吉田出さん。5秒差だったそうです。
2周目に私を抜いていった橋本さんも入賞。
ダントツトップの中村智明さんも入賞。
今日の私のテーマは・・・。
?7月11日以来のロングタイツに慣れる。
?丹後100kmの前の最後の調整。
?デジカメで連写に挑戦。
?は、OK。まったく問題なし。
?は、右アキレス腱を痛め、ちょっと心配。1週間でなおさんと。
?むずかしい。デジカメは簡単なようで奥が深い。
けっきょく私の1周は19分22秒。宣言とは52秒差で、はるか入賞圏外。
2周は39分57秒。2周目の4.1kmは、20分35秒もかかったことになる。やっぱり、右アキレス腱が重症かも。
そろそろ帰ろうかというとき、小学生のN.T君のお母さんが話かけてこられた。
「京都キャロットの方ですよね。うちの子がいいシューズをほしいって言ってるんですけど・・・。」
「何年生ですか?」
「小4です。今は、ランニングシューズまがいのくつをはかせてるんです。」
「小4ですか。足のサイズは?」
「22cmなんです。このサイズだと、なかなかないですよね。」
「そうですね。だいたい22.5か23からですから。小4やったら、高いくつはもったいないですね。まだ体重も軽いし、今はいておられるシューズでもまだだいじょうぶだと思いますよ。」
「そうですよね。本人はほしがってるんですけど・・・。」
「まあ、もうちょっとしんぼうしてもらって、足が22.5になったら探してみやはったらいいんとちがいますか。」
N.T君は4校が統合してできた「西陣中央小」の4年生だそうだ。笑顔がとてもかわいくて、速くなりたいという気持ちもすごく伝わってくるいい子だ。
これからも無理をせず、ずっと楽しく走り続けてね。応援するよ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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