2009年09月06日(日)
第26回聖湖マラソン [ランニング・出張販売]
ゴールまであと1.5kmほどの地点、この大会でお世話になっている高木茂さんのおうちの前。
家の反対側の小屋の前に勢ぞろいの高木家ファミリー。一番手前に三女さん発見。その向うに長女さん。
「すんません。おばあちゃんといっしょの写真、撮ってください。」
あとで聞いてわかったことだが、おばあちゃんは私がだれだかわからなかったらしい。今まで何回もお会いしているのに、やっぱり1年に1回だけではおぼえてもらえないか。
「いっしょに写真を撮っていった変わったランナーがいたよ」という感じだったらしい。
「おねえちゃんもいっしょに撮っときましょ」と言って高木さんの長女さんの写真も撮らせてもらったが、長女さんも私が誰かわかってなかったりして・・・。
でも、まさかレースの途中にこんな楽しみが待っているなんて・・・。思ってもみなかった。走れば、なんやかやとあるもんですねえ。
さて、話は朝に戻り・・・。
朝は、。5時20分起き。まだ暗かった。
今日は雨の心配はまったくなく、ランニング用品店の出店もうちだけなので気が楽。
大会のテントを新調されたらしく、まっさらなきれいなテントを二つも使わせいただいた。
少し横のテントでは、この会場名物の「牛の焼肉」が。
10時30分、最初の種目「ハーフ」。今年は約1300人がエントリー。
スタート地点はスキー場前の広場なので横に大きく広がれたが、スキー場を出たあたりから大混雑。最初の1kmの標識も気づかなかった。
「家も少ないし、ワンちゃんもおらんわな」と思いながら走っていると、「おっ、ゴールデン?」
「なんや、ななちゃんやん。鼻まんるいし、すぐわかったわ。こんなとこで会えるなんて、うれしいやんかー。」ななちゃんも、しっぽいっぱいふってよろこんでくれた。
橋の上では、高木さんちのおばあちゃんたちが応援されていた。
「高木さんのお宅ですよね。毎年泊めていただいている京都の藤井です。ちょっと、ななちゃんの写真撮らせてください。」
おばあちゃんはよくわからなかったみたいで、勝手に家の敷地に入っていく私をちょっと不審げな顔をして見ておられた。
「帰りにもいてくれはったら、もうちょっとしゃべらしてもらおう。」
最初の5km、28分57秒。
キロ5分50秒近くかかっている。ということは、今日は2時間オーバーか?
(注)この続きは、明日へ。
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2009年08月30日(日)
第30回兵庫神鍋高原マラソン [ランニング・出張販売]
「走れへんでも、なんかできることはある。」
そうや、「ランナーズ9の会」の宣伝。
かわせみさんの「9・9・9平和ラン」の宣伝も兼ねて。
さっそく、反応があった。
「9の会のランシャツ売ってんの?」
「いえ。私が会員なんで、宣伝で・・・。」
「はぁ・・・。あっ、京都キャロット・・・、ブログ見たことありますわ。」
「ありがとうございます。」
「私も、去年はこのランシャツで走ったんやけどね。これ着て走ったら、○○党と思われるからなあ。でも、憲法9条は守らなあかんわな。」
「そうですよね。」
お話の主は、?369「HIKORAN」さん(兵庫・尼崎)でした。
かわせみさんのチラシは、HIKORANさんを含め3人の方が持って行ってくださった。暇がなく積極的に宣伝できなかったが、少しは役にたったかな。
そのあとも、声をかけてくださる方あり。
岡山の海部進さん。去年の「瀬戸内海タートルマラソン」の帰りのフェリーでお話させていただいた方。
「春の『小豆島オリーブマラソン』も申し込んでおられたんでしよう。」
「そうそう、中止になってしまったね。」
「うちは、えらい痛手でした。11月の小豆島、また来られるんですか。」
「もう、申し込みました。」
「そしたら、また小豆島で。」
お知り合いになれた方と、思ってもいないところでまたお会いできる。こんなうれしいことはない。
「あっ、あいかちゃん。」
写真撮っとこー。
あいかちゃんは、うちのきくとちがってほかのワンちゃんとあっても因縁を付けに行かない。
「かしこー」。・・・というか、それが普通なんか。
ゆるキャラナンバーワン、「はばタン」もスタート地点まで応援に。
ちなみに、うちのニッサン・キャラバンにも「はばタン」のマスコットぶらさげています。
8時30分、ハーフがスタート。
ここは定員制(総数5000人でしめ切り)のため、ハーフもそんなに多くはない。(1488名)
スタート直前、細かな雨が降り出した。でも、この時期の雨は「天然のシャワー」。きっと、走りやすいにちがいない。
ああ、申し込みをもっと早くにしとけばよかった。
「誰か、知ってる人、見つけられんかなあ」と思って、カメラを構えて待っていたが、みんな早くて・・・。
と思っていたら、ほぼ最後尾に久保井洋次さん(「みかた残酷マラソン」実行委員長)。
「おおー」
むこうも気づいてくださった。でも、あのバリバリランナーがどうしてこんな後ろに?
あっという間に、すべてのランナーが最初の長い坂を上って行った。
ここは、スタートからしばらく広い道路が続くので混雑しなくていい。
自分がレースに参加している時は、なんやかんやと書くことができる。ところが、レースに出ないと、ほとんど書くことがない。走っている人に声もかけにくいし・・・。
会場風景でもレポートしようかなとも思ったが、走らないとそんな風景までさびしく感じる。走らない自分には、マラソン会場独特の「高揚感」というのが、まったく感じられない。
この「但馬ドーム」が会場になってから、うちの出店も雨の心配がない。
マラソンのゴールが室内というのも珍しく、ランナーもうれしいのではないだろうか。
せっかくうちの出店場所のすぐ後ろが進入ゲートだったので、ゴールしてこられるランナーを観察した。1時間ほど見ていたので、数千人かな。
一つ気づいたことは、顔をゆがめてゴールしてくる人がほとんどいないこと。半分以上の人が「爽快な表情」に見えた。
いいことですね。
大会が終わるころ、但馬ドームの大屋根がやっと開いた。やっぱり空が見えた方が開放感があっていい。
来年は早めに参加申し込みをすましてっと。
大1になっているはずの廉と、高1の真樹が手伝いに来てくれたらうれしいんやけど・・・。
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2009年08月29日(土)
第30回兵庫神鍋高原マラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
「今年もハーフですか?」
「いや、今年は申し込みが遅れてしまって、走れないんですよー。」
「えー。」
今日、この会話を何回しただろう。
レースに参加しない京都キャロットのオッサンは、存在価値ゼロ。みなさん、そう思っておられるようだ。私もそう思います。
じょうだんで、「私の代わりに出られますか?」と言ってくださった方があったが、もう全然そんな気はなし。今さら走る気にはなりません。
今年は第30回記念大会だというのに。第2次マラソンブームのおかげで、参加申し込みも以前より厳しくなっている。ほかの大会も、申し込みを早め早めにしておかなくては・・・。
「子どもさんは?」
「二人とも今年は受験生で、来てないんです。」
これも、何人ものお客様から聞かれた。
京都キャロットと言えば、「子連れ出張販売」。そんな子どもたちも、もう高3と中3です。なかなかついて来てはくれません。
前日受付会場では、マラソンクリニックが行われた。その最後に、参加者に当たる抽選会があった。その賞品の一部は、京都キャロット提供です。
後片付けが終わると、民宿「ささや」さんへ。
こちらも、長年ずっとお世話になっている。
「ささや」さんには中3の息子さんがおられ、野球部だったのだが陸上部の駅伝のメンバーに選ばれたそうだ。それで、レースに使うシューズがほしいということで、ご両親が会場まで買いにきてくださった。シューズの重さを量るはかりを持参される力の入れようだった。
「ささや」さんのつけもんはうまい。
そんなちょっとしたことが楽しみ。
明日は走らへんからなー。へーやなー。
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2009年08月23日(日)
2009三瓶高原クロスカントリー [ランニング・出張販売]
招待選手は、今井正人選手。
ウォークラン2kmとクロカンの3km、5km、8kmとすべてのレースに出場。クロカンでは、先頭の選手を引っ張っていた。
あちこちでサインや写真をせがまれていたが、快く応じておられた。
えらい!
こんな招待選手、見たことがない。
今日のトップ写真は、私の大好きな犬のポンちゃんか今井選手で悩んだが、今回は今井選手の勝ち。
ここ「三瓶」の楽しみは、超美人お母さんランナー・多久和ミッシェルさんに会えるかもしれないこと。それと、ポンちゃん、らいちゃんの山陰犬コンビ(?)に会えるかもしれないこと。
自分とヨメさんの分の受付を済ませ、プログラムで確認。
「多久和ミッシェル」さんの名前がない。ガックリ。ひょっとして、二人目のお子さんを・・・、かもね。
らいちゃんの飼い主さん・吉岡哲志さんがご来店。らいちゃんは浜田市のおうちでお留守番だそうだ。ガックリ。
残る楽しみは、ポンちゃん。
プログラムで探してみたが、ポンちゃんの飼い主さん・池田修司さんの名前が見つからない。
今年は、全滅かー。でも、もしやということもあるし、ポンちゃんさがしてきまーす。
すると、休けいテントの中に白いしっぽが。
「ポンちゃんやーん。来とったんかいなー。」
池田さんにお聞きすると、今年は8kmではなく5kmにエントリー。それでお名前が見つけられませんでした。
ポンちゃんは、今年も2kmウォークランに出場予定。
よかった。楽しみ楽しみ。
2kmウォークランのスタート時刻ギリギリに、ポンちゃんと池田さん登場。
ポンちゃん、ちょっと走るのをいやがっているようにも見えたが、スタートしてみんなが走り出すとうれしそうにいっしょに走りだした。
ポンちゃんは、小さなお子さんたちとそのお母さんに囲まれてうれしそう。
ポンちゃんの「必殺技」発見。
ポンちゃんはかわいいワンちゃんだが、それほど愛想のいい犬ではない。ところが、走るのがいやになってきたのか、走路員さんを見つけては愛想をふりまきに行っていた。
これぞ「必殺・愛想ふりふり休けい」。じょうずに手を抜いています。(こんな子、いますよね)
ポンちゃん、今年も貸し出し中。
ゴールはわかるのか、最後はラストスパートをかけていた。
それでも、去年よりはだいぶ時間がかかったような気がする。(2km、約27分)
後で池田さんに聞くと、ポンちゃんを貸してあげた小さな女の子が道に迷ってしまい、ポンちゃんとともにだいぶ迷走してしまったとのこと。軽く2.5km以上は走っているらしい。ご苦労さん。
さて、うちのヨメさんが入賞を狙う女子3km。
1kmコースを1周したあと2kmコースを1周。40代女子の参加は10名。何としても、ケツから3番以内に入らないと。(8位までが入賞)
スタートはいつもどおり、ほぼ最後尾。
1周目、たぶん6分を切っている。これは、ヨメさんにしたらすごいハイペース(?)。
3kmゴール手前。
ちゃんと足が上がって、競技者みたい。
ゴールテープ切ってますがなー。
記録は、驚異(?)の18分43秒。みごと、8位入賞。
だいぶ前にゴールした高校女子1位。
ちょうど、ヨメさんの倍の速さ。
毎年カンカン照りになることが多いのだが、今年は曇り空で、例年よりはすずしかった。
一応、ヨメさんの表彰式の様子も撮っておいて・・・。
最初、近くにおられた人に頼んで撮ってもらった写真は失敗。
ほんならもう一回。店をほっておいて撮らせてもらったツーショット写真です。今井選手、どうもありがとうございました。
私は、8km39分32秒。
前日の「ひろしまクロスカントリー」より4秒速いだけ。でも高低差のあるここのコースを考えると、よく走ったと言える。
テントを片づけておられる時、ポンちゃんが1ぴき、ポツンと。
ありゃま、池田さん、どこ行ってしまわはったんやろう。
ポンちゃんはかしこいから、池田さんが帰ってくるまでおとなしく待っていた。でも、ちょっとだけ不安な表情やったかな。
ポンちゃん、またどこかで会おうね。それまで、元気でね。
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2009年08月22日(土)
第10回ひろしまクロスカントリー [ランニング・出張販売]
今日のテーマは、「ミズノ・ウェーブハリヤー2」。
「鯖街道ウルトラマラソン」のとき、最後まで使うかどうかで迷ったシューズだ。結局「鯖街道」は、アスファルトも半分以上走らなくてはならないのでやめておいた。
その点、ここ「ひろしまクロスカントリー」は完全な芝と土のコース。クロカン用シューズを試すにはもってこい。
足先に厚みのないのが不安だったが、私の足型にはぴったりだったようで問題なし。思ったとおり、ソールの突起がうまく地面をつかんでくれる。毎年感じていたすべる感覚がまったくない。

私が出た8kmは、最初に2kmコースを1周、そして3kmコースを2周。
1km 4分43秒
2km 9分30秒(4分46秒)
3km 14分35秒(5分05秒)
4km 19分38秒(5分03秒)
5km 24分42秒(5分03秒)
6km 29分49秒(5分07秒)
7km 34分48秒(4分58秒)
8km 39分36秒(4分47秒)
かんかん照りの割には、安定したタイム。
これは、やっぱりシューズのおかげでしょう。
入賞をめざす人ならいざ知らず、私らおっちゃんランナーのトレイルランには最適のシューズかも。私は気に入りました。(ただし、足先がぶっとい人は無理だと思います。)
この大会は、真夏のクロカンとして人気がうなぎのぼり。今年は、2200人越え。
ヨメさんが出た3kmも、382人のエントリー。
ヨメさんはランパンを忘れたらしく、普通のかっこうで出場。それに加えて、なぜかサングラス姿。意味不明です。
ゴールは、去年とわずか1秒遅れの20分26秒。でも参加者が増えたため、順位は23位。
レース中の写真を撮ってもらえたなかったので、ゴール後に記念撮影。後ろの金魚型の山肌の模様が切れてしまっている。残念!
炎天下での後片付けだったが、ちょうど4時に会場を出ることができた。ここから、翌日の「三瓶高原クロスカントリー」会場へ。
次の楽しみは、きくのそっくりワンちゃん。
「たしか、この辺やったでー。」と言って横を見ると、「ワワワワワーン」。
私の雑種犬記憶力は超人的。見事に見つけられました。
きくのそっくりさんもかわいいけど、もう一ぴきのお年寄り系のワンちゃんもかわいい。1年ぶりに会ったのに、よくなついてくれた。
出張販売では、こんな楽しみもあります。
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2009年07月19日(日)
第23回やぶはら高原ハーフマラソン [ランニング・出張販売]
昨日、前日受付のとき、「ランナーズ・9の会」のかわせみさんが顔を見せてくださつた。
「藤井さんの活躍に触発されて、私もこの大会の後、四国の反核平和マラソンに行くことにしました。」
うれし!
この話をヨメさんにしたら、「そうゆうたらアンタがよろこぶとおもて、ゆうてはんにゃん。」とのこと。
もしそうやったとしても、ええんちゃうん。
今日も朝早くから、かわせみさんは顔を出してくださった。
「かわせみさん、年齢は公表してもいいですか。」
「ええ、もうあっちこっちに出てますから。」
かわせみさんは、この秋に70歳の大台に。
その方が、長野でハーフを走った後、自分で運転して四国まで。
かわせみさんにくらべたら、私などまだまだひよっこ。「触発されて・・・」と言ってもらえるだけでありがたい。
朝5時起き。
起きたころは、まだパラパラとした雨だった。
ところが、雨は奈良井宿から薮原に向かうにつれてきつくなってきた。マラソン会場「こだまの森」に着いたころは、もうどしゃぶり。
うちの黄色いテントは前に強風に飛ばされて穴があいている。ブルーシートを車につなげ、管理棟の柵にもくくらせてもらい、なんとか雨をしのげるようにした。
だいぶ前に一度だけ奈良井側に行ったことがあり、その時の記憶ではコンビニがあったように思ったのだが、見あたらなかった。朝に食べるものをそこで買おうと思っていたのに、あてがはずれた。ハーフ出走前のメシ抜きはきつい。
出店準備がひと段落したころ(7時過ぎ)、管理棟の中の食堂に入ってみた。よかったー。てごろなものがありました。
「ケーキとコーヒーのセット」、400円。
これで、ふたりともちょっとほっこりできた。
今日は、売上げより雨から商品を守ることに神経を使わなければならない。
朝からうちの店の前をちょろちょろー、ちょろちょろーするワンちゃんあり。
毎年恒例、秋田さんちの「あいかちゃん」でした。
スタート地点に向かう時、ちょうどあいかちゃんに出くわしたので、写真を撮らせてもらうことにした。
飼い主の奥さんとは大会でしょっちゅう会っているのだが、だんなさんとはたぶん初対面。同じ「京都ランナーズ」の仲間なのに、今までお会いしてなかったのがフシギです。
背が高くかっこいいだんなさんでした。
スタートは、ハーフ・10km同時。
この大会は2000名の定員制のため、遅く申し込んでダメだった人もかなりおられたらしい。
ここまで第2次マラソンブームの波が押し寄せている。ずっと続けて出ていた人は、(断られたら)がっかりだろう。
このあたり、むずかしい問題です。今後、大きなトラブルにならないことを願います。
「ここは折り返しコースとちゃうし、かわせみさんの写真撮れへんかもしれん。スタート前の写真、撮っとこー。」
そう思ってスタート地点をぐるっと見回すと・・・。のぼりが・・・。
「かわせみさん、見つけやすいですわ。今、写真撮らせてもらいます。」 パチリ!
今日はかわせみさんの体調もよさそうだし、制限3時間なら余裕で行けそう。
スタート15分前くらいにバチバチと来た雨は、ちょっと小降りになった。
これで、私の薄毛隠し用キャップもいらんかな。もともとキャップは苦手なほうやし・・・。
あわててキャップをうちのテントまで置きに行き、スタート地点に戻ったら、「20秒前!」のコール。
「いやま、心臓ドキドキのままスタートやん・・・。」
ここのコースは、よく「ジェットコースター」と言われる。
初めて走った時はたしかにびっくりしたが、もう慣れた。
スタートからいきなり1km上り、そのあと1km下る。そしてそのあと、また長い長い上り坂へ・・・。という具合に、たいへん楽しいコースです。
去年は暑さで頭がボー。
特に15km過ぎの「魔のループ」。釜ゆでにされる石川五右衛門の心境になった。このコースは「ジェットコースター」だけではない。晴れれば、「釜ゆで」も待ってます。
ただし、今日は雨空。「釜ゆで」なしなので、去年の2時間1分よりは速く走れるかも・・・。でも、先週、ハーフ2時間17分もかかったしなあ・・・。走ってみんことには、どれくらいで行けるのかまったくわからん。
4km過ぎにある味噌川ダムの所で、ハーフは直進、10kmは右折。
シューズ選びもええかげんなもんで・・・。
今日は、私の持っているシューズの最軽量(スカイセンサーブリーズ)と最重量(ゲルニンバス)を持ってきた。その日の朝の体調で、どっちかに決める。
先週の疲れが尾を引いていたらゲルニンバス、そうでもなかったらスカイセンサーブリーズ。
しかし、今日の朝、別の理由でスカイセンサーブリーズにした。雨でシューズがびしょびしょになったら、軽いシューズの勝ちー。まあ、後はどうなっとなれー。
走りながら思ったのだが・・・。
「長い距離を走る」または「かなり速く走る」場合は、シューズ選びも大事。しかし、ゆっくり適当な速さで走るのに、シューズ選びにそんなにこだわる必要があるのだろうか。私の場合は、その日持ってきたシューズに合ったような走りをする。ほとんどどんなシューズでも対応しまっせー。これを、「自在」と言う。
ランニング用品店にかかわっているものが、こんな「テキトー」では問題かも・・・。
それでも、ただひとつ言えること。
どう見ても走ったこともないような店員さんの口車に乗って、買ってしまうのだけはやめてください。
今年は、例年より水が少ないような気がした。
今日のように降り続いたら、ダムの水量も増えるだろうに・・・。
先週最悪だったわりには、今日は軽快。
ジェットコースターを含む5kmは、27分40秒。おっ、これはキロ5分半ペース! 先週より1分も速い。
なんでこんな調子ええんやろう・・・。
そや、昨日の晩、ヨメさんがマッサージしてくれたんや。そんでやわ。サロンパスも貼ってくれたし・・・。
おーっと。サロンパス貼ったままやがなー。ランシャツの外の肩のやつ、丸見えやがなー。かっちょわるー。
急いではがしてウェストバッグへ。何秒タイムロスかなあ。
8km過ぎの赤い橋を渡ると、走る方向が逆に。
追い風が向かい風に変わった。
10km地点、55分13秒。(この5kmは、27分32秒。)
これは、先週のタイムから21分短縮の1時間56分台が見えてきた。
一流ランナーではとても考えられんこと。でも、三流ランナーならでは、こんなおもしろい体験もできます。わくわく。
12kmあたりのトンネル。
カメラを持っている人は、フラッシュオフで撮りましょう。できれば、立ち止って。
こんな幻想的な写真が撮れます。
13kmたりから、このコース唯一の対面コース。およそ500mくらいかな。往復で約1km。
ダムの反対側に見える、15km過ぎの「魔のループ」。
この白菜畑の周りをぐるっと回るコースは、炎天下だと「魔のループ」になる。
「魔のループ」手前の15km地点、1時間21分19秒。(この5kmは、26分06秒。)
今年はすずしかったので、「釜ゆで」にはならなかった。白菜を見ながら、余裕を持って走ることができた。
無事「魔のループ」を抜け、後は19km過ぎの最後の急な上り坂。
ここらあたりまで、抜きつ抜かれつの女性ランナーが気になっていた。変わったガラのランスカが似合っていた。
最後はけっこう飛ばした。
ゴールは1時間55分21秒。1週前より22分短縮。我ながら、すごい!
キロあたり1分以上の短縮。これがまた冬場になると、さらにキロ1分ほど短縮。ほんま、むちゃくちゃです。これは、三流ランナーならでは。
たぶんランスカ美人ランナーがすぐ後に・・・。と思ったら、けっこう間があいた。
「ゴールの写真撮らせてもらったんですけど、ブログに載せてもいいですか。」
「はい。」
「何回も抜きつ抜かれつやったんですよ。」
「そうだったんですかー。私、2週間前にゴールドコーストマラソン走ったばっかりで、今日は全然ダメでした。」
でも、CWXのランスカ、似合ってましたよ。
ゴール後の楽しみは抽選会。
残念ながら、今年も末等、「水」でした。かわせみさんは、「お酒」が当たったそうです。
2時間半過ぎたらゴール前に行って、かわせみさんのゴールを待とうと思っていたら、その5分前くらいにゴールされたようだ。やっぱりすずしかったので、調子よかったみたい。気を付けて、四国まで行ってくださいね。
もうひとつうれしいことがあった。
かわせみさんのちょっと後、「こんにちはー」とうちのテントに来られた方が・・・。
「ああ、ミス草もちさん! 来られてたんですか。」
「はい、その節は・・・」
「あの時は、すごいいい笑顔でしたよ。」
「いえいえ。」
何のことか分からない方は、「第10回岐阜〜根尾淡墨桜マラソン」へ。
ミス草もちさんは、ブログラムで調べると私が思っていたよりずっと年上だった。それをヨメさんに言うと、「人間は生き方やで。ある程度を過ぎたら、心根の良し悪しで表情も変わってくるちゅうこっちゃ。」
確かに。ミス草もちさんの笑顔は、どこに出してもはずかしくないものです。ピカイチ!
制限3時間を10分ほど過ぎたころ、最終ランナーがゴールに近づいてきた。
こちらもランスカ美人。
「ゴールの写真撮らせてもらったんですけど、ブログに載せさせてもいいですか。」
「はいっ!」
最終ランナーといっても、まったく悲壮感がない。まだまだ、元気そう。
その笑顔は「走ることはつらいことではなく、楽しいこと」と言っておられるようだった。
これでなくっちゃね。
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