2009年12月02日(水)
「琉球ミニシェパード・きく」は永遠に不滅です [わんこ・にゃんこ]
夕方6時前、「はたえだ動物病院」にきくを迎えに行った。
先生から手術の説明を受けた。全身麻酔で子宮と卵巣を摘出。子宮にたまっていたのはうみではなく、粘液だった(子宮粘液症)。それでも、早期発見で手術ができたことはよかったようだ。
先生の説明のあと、奥の部屋からきくちゃんが出てきた。
「てってってってって・・・」
「いやー、歩けるやん。」
「今は元気そうにしてますけど、おうちに帰ったら、ほっとしてぐったりだと思います。」と先生。
家の手前で車から降ろして、おしっこタイム。
そのあとも、わりと元気そうに歩いていた。(トップの写真)
でも・・・。
家に着くや否や、玄関からすぐの廉の部屋へ。ベッドに飛び乗る元気はあった。
しかし、ここからぐったり状態に。
かと思えば、知らんまにとなりの真樹の部屋に。
でも、もうみんじり動きもできない。
かと思えば、またまた真樹の部屋の押入れに移動。
しんどそう。
でも、世界でただ1頭の「琉球ミニシェパード、時価2億円(自称)」のきくは、永遠に不滅です。
あー、この貴重な犬種(自称)の子孫を残したかったのになあ。その分も、ずっとずっと長生きしてな。
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2009年12月01日(火)
こたろう写真集 [わんこ・にゃんこ]
なんてかわいいんでしょう、こたろうちゃん。
うちがお借りしている駐車場の横の畑でゴロゴロしていた。
こたろうちゃんは大事大事に育てられているので、人間に対して不信感をまったく持っていない。なんぼでもさわれるしー。ネコちゃんといえば、目が合ったら大急ぎで逃げていくというイメージやけど、こたろうちゃんはちがう。
どのネコちゃんも、こんなんやったら幸せなんやけどなあ。
こたろうちゃんの写真を撮りまくっていたら、前のおうちから飼い主のFさんが出てこられた。
「ネコは、ネコを好きな人をよう知ってますわ。ネコが苦手な人には絶対に近づかへんからね。」
「そんなんゆってもうたら、うれしいですわ。」
「こないだね、初めてこの小屋の向こう側行ったんです。でも、そこで大きいネコに追いかけられて、それ以来うちの回りから離れることありませんわ。よっぽどこわかったんでしょうね。」
「でも、そのほうが安心ですやん。車にひかれてもかなんし・・・。」
「そうですね。」
「いっぱい写真撮ったし、こたろうちゃん写真集作りますわ。」
「えー・・・。」
Fさんの顔は、ちょっとうれしそうに見えた。
とうとう明日、きくちゃんの避妊手術。
きくちゃんは、うちに来て本当に幸せやったんやろうか。
ちょっと、なあ・・・。
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2009年11月27日(金)
悲恋 [わんこ・にゃんこ]
念のために、もう一度ヨメさんに聞いてみた。
「きくちゃん、どうしても手術せなあかんのん?」
「あたりまえやろ。今、きくがどんな状態なんかわかってるんか。」
子宮にうみがたまる・・・、これはヨメさんもいっしょらしい。慢性的におなかが痛むらしい。
ただし、ヨメさんはかわいい子どもを2人産み、歳もけっこういっている。きくは、まだ4歳半。人間で言ったら、30代前半とちゃうかなあ。
今日もぽかぽか小春日和。
また、近所のイケメン犬・タロウちゃんに会いに行った。
最初はいつもどおりよそよそしかったけど、いつの間にか鼻と鼻がひっつくくらいに。
「またかいな」と思われるかもしれませんが、きくがこんなふうになるのはほんとにめずらしいんです。
タロウちゃんは、絶対にきくのことを気に入ってくれている。きくも、絶対にタロウちゃんが好き!
きくは、相手がメスであれオスであれ攻撃的である。なんでなんやろう。
やっぱり、一人っ子で生まれてきたからわがままなんかなあ。
こないだ、うちの家族でこんなことを言っていた。
「きくは、うちがもらわへんかったら、どうなってたんやろなあ。高山牧場にいたままやったんかなあ。」
きくは、うちに来てよかったんやろか。
女子に生まれてきたからには、男子と恋もしたかったよな。でも、タロウちゃんとの恋も悲恋で終わりそう。
恋もせず、子どもも産まず、このまま手術なんて・・・。ちょっと悲しいなあ。
厳しい寒さの中で咲く寒椿のように、きくもきれいな花を咲かせたかったやろなあ。
きくちゃんには、ほんまにすまんと思う。
「花、咲かせたかったね。」
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2009年11月25日(水)
あんものツルリンおどり食い [わんこ・にゃんこ]
このごろ、あんもの食欲がすごい。とても、20歳の年老いたネコとは思えない。
毎朝、ツルリン1パックとカリカリ少々をやっている。前はツルリンを出してしまうまでおとなしく待っていたのに、このごろは出している途中でかぶりつきに来る。
「おお、これぞおどり食い!」
もうちょっといい写真を撮りたかったが、片手にエサ片手にカメラはむずかしかった。また、写真のほうはトライしてみよう。
今日も、ご近所イケメン犬・タロウちゃん詣で。
「クンクーン」と言ってくれたので、うちのきくもまんざらでもなさそう。ちょっと「ガゥー」と言いかけたが、ギリギリセーフ。
タロウちゃんを見に行っているので、散歩コースが、なつかしの「二軒茶屋駅」コースに。
途中で、おんなじがらの3びきのネコちゃんに遭遇。今日はあたたかく、ネコ日和。
2年半前引っ越してきたころは、毎朝この山に散歩に来て、真樹が乗っている電車を見送ったもんや。きくちゃん、おぼえてるかな。
家からちょっと足を伸ばしたら、山があり、川もあり。私らくらいの歳の人間と犬にとったら、ほんまいいとこやね。
今日は、ヨメさんは神戸のアシックス本社の展示会へ。休むまもなく働き詰め。
私は、きくとのんびり散歩三昧。ほんまに役立たずですいません。
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2009年11月21日(土)
「タロウ」〜シリーズご近所犬11〜 [わんこ・にゃんこ]
うちのすぐご近所に、イケメン犬が引っ越してきた。
タロウちゃん。歳は聞いていないが、どう見ても青年犬。
うちのきくも、ちょっと気に入っているみたい。タロウちゃんも嫌がっていない。これは、めずらしいことだ。
きくは世間知らずで、犬社会のルールもよく分かっていない。今まで相思相愛ふうになったのは、ゴールデンのごんちゃんだけ。そのごんちゃんも死んでしまったし・・・。
タロウちゃんと仲良くしてもらったらうれしいんやけど・・・。
こんなに元気いっぱいに走ってるきくなのに、擬似妊娠で子宮にうみがたまっているらしい。今日、ヨメさんが「はたえだ動物病院」に連れて行ったら、手術をしたほうがいいと言われたらしい。
あー、やっとお友だちになれそうなワンちゃんが見つかったのに・・・。
もうちょっと早く引っ越してきてくれたらよかったのにね。
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2009年10月01日(木)
こたろう〜シリーズご近所猫7〜 [わんこ・にゃんこ]
「あれっ、このねこちゃん・・・」
「うちのねこなんです。」
通販事務所の近く、借りている駐車場に車を止め横の畑を見たとき、かわいいねこちゃんがゆったりと歩いていた。
「ちゃむが死んじゃってね。」
「あっ、やっぱりそうやったんですか。このごろ見ーひんなと思てたんですよ。ついこないだ、抱っこしたりして散歩してはるなあって見てたんですけど・・・。」
「4月4日にね、死んじゃって・・・。そのすぐあと、うちの蔵で子猫が生まれてね。」
ちゃむちゃんは、去年の8月、「ちゃむ〜シリーズご近所犬5〜」として、このブログに登場してもらった。そのとき16歳と4ヶ月とおっしゃっていたので、ちょうど17歳までがんばって生きたんやね。
「あらー、そうやったんですか。」
「3びき生まれたんですけどね、2ひき死んじゃってこの子1ぴきだけ残ったんです。」
「お名前は?」
「こたろうです。」
「こたろうちゃん、いやー、こっち来てくれるん。」
こたろうちゃんは大事に育てられているせいか、人間を全然恐がらない。私のほうにも近づいてきてくれたので、なでさせてもらった。
「背中の毛がすごくきれいですね。」
「なんかロシアンブルーが少し入ってるみたいで・・・」
「そうですよね。普通の黒と全然ちがいますもんね。」
こたろうちゃんは、4月生まれ。
ということは、まだ生まれて半年か。あそびざかりやね。
「岩倉のおうちでワンちゃん飼ってはるんですよね。」
「はい、このごろはこっちの店にも連れてきてるんです。」
「生き物は飼ったらかわいいんですけどね・・・」
「そうですね。死んでしまったときが、悲しくて悲しくてね。うちも、店の2階でたくさん猫飼ってたんです。それが、ほとんど15、6歳で死んじゃって。何べん泣いたかわかりません。今、20歳の黒猫が1ぴきだけ残ってます。」
「20歳? そんなに長生きの?」
「家からいっぺんも出してませんし、それがいいんかもしれません。」
「こたろうちゃん、うちのブログに載せさせてもらいますわ。ちゃむちゃんも去年載せさせてもらったんですよ。」
「いやー・・・、どうしたら見れます?」
「うち、通信販売してて、『京都キャロット』で検索してもうたらうちのホームページに行きますし、その中の「雑用係のブログ』をクリックしてもうたら・・・」
「えー、雑用係って・・・、ひょっとして奥さんが社長さんですか。」
「そうですねん。へへへ。」
普通だとここで「じょうだんでしょう」という流れになるのだが、古くからのお知り合いさんは、「フムフムフム」という表情。ご近所さんは、うちのヨメさんの働きぶりと私のふがいなさをよう見てはります。
ちゃむちゃんは17年生きたけど、こたろうちゃんはもっともっと生きてね。
また飼い主さんといっしょに畑に出てきてね。
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