2010年09月22日(水)
第10回丹後100kmウルトラマラソン?「アホやない!」 [ランニング]
「アホやない!」
そう強い口調で言われ、ちょっとドキッとした。でも、うれしかった。
今回は多くの人に出会い、今までで一番しゃべった。その中でも、33km過ぎに追いついてこられた「ランナーズ9の会」の尾崎さんのこの言葉が一番心に残っている。
「藤井さーん、走ってはったんや。」
「走ってまっせー。」
「何回も出てはんの?」
「へへへー、第1回から欠かさず10回連続出場です。ただし、去年まで9年連続関門収容ですけど・・・。ヨメさんには、『アンタはアホや』って言われてますねん。」
「アホやない!」
「(ギクッ!)」
どういう意味で言われたのかは定かではない。しかし、尾崎さんはニ三度お話しただけなのに、なぜかいつも私の味方をしてくださる。この発言も、私への応援と思っていいのだろう。
前日、琉球ミニシェパード・きくに見送られ丹後へ。
「なんかようわからんけど、とにかくはよう帰ってきてな」と言ってくれているような・・・。
昨年は「京都キャロット」の出店をさせてもらったが、今年は主催者側の都合により他の大型店の出店となった。
受付からの帰り、以前はコース沿いになっていた「垣中さん」(アイスキャンディー屋さん)の写真を撮った。この前を通らなくなったのは、私にとっては大きな痛手だ。ここで、アイスキャンディーを一本食べ、一本を手に持って食べながら走るのが楽しみだったのに・・・。(以前の46km地点くらい。)
宿は峰山の「竹藤屋旅館」さん。会場から10kmほどなので、車で20分ほど。
第1回からずっと駐車場に車を留めて寝ていたのだが、3年前からは旅館に泊まっている。高くつくともったいないが、竹藤屋さんはこれで5000円。これならちゃんとしたお布団で寝られるほうがいい。
どちらにしても夜中は30分おきくらいに目が覚めてしまう。しかし、今年はその回数が例年よりましだったかもしれない。
3時半起床。5時間は布団に入っていたことになる。
スタートまでまだだいぶ時間があるというのに、もうほとんどの人が並んでいる。
私は、できる限りぎりぎりまで並びたくはない。
荷物を預けスタート地点に戻ると、もうスタート10分前になっていた。
でも、全然あわてることはない。なんせ、私10回目ですから。
大会運営側から、ランナーズウェルネス代表の坂本雄次さんのごあいさつ。
「この大会も、今年で第10回目を迎えることができました。これを記念し、『丹後ウルトラ』10回完走者にギリシャ神話の神『タイタン』の称号を与えたいと思います。今日、この『タイタン』の称号を得る可能性のあるランナーが15名出場しています。」
「おー」とどよめきの声。
あのー、「逆タイタン」(10回関門収容)の称号はないんでしょうか。たぶん、今日その称号を得る可能性のあるのはこの私だけだと思うんですが・・・。
早朝(深夜)に聞かされても決してイヤな気がしない増田明美さんのごあいさつ。
「私は増田明美ですが、最近太っちゃって『ブタ田明美』になってます」とおっしゃっていた。そんなふうには見えませんけど・・・。
最後尾近くで、どなたかの応援に来られていた男性にお願いし写真を撮ってもらった。
今日は店の宣伝もせんならんので、「京都キャロット」のプリント入り黄色のランシャツランパン上下。帽子はなし。その代わりに首にタオル。
シューズははきなれた「サロマレーサーST」。ふくらはぎにはいつもの「C3フィット」のゲイター。
「うーん、バッチリやね」と自画自賛していたら、チップがない!
「えーと、えーと・・・。」
そうや!ウェストバックに入れとった。気づいたのがスタート2分前。シューズの紐をほどいていたら間に合わないので、シューズのベルト部分にはさんんでみた。
「ひょっとしたら、途中でとれるかも・・・。」
まあ、これも私らしいと言えば私らしい。(何べんおんなじ失敗くり返しとんじゃー。)
スタート時点で気になることは・・・。
体のどこか一ヶ所を痛めている場合はそこばかり気になるが、あちこち痛いとかえって気にならない。左腰と右アキレス腱、それに両股関節、走り出すと強烈な痛みが襲ってくるが以上は慢性。それに加えて後頭部の頭痛が続いている。鼻がつまり、左耳が聞こえにくい。
でも、集中力欠如系の私にはあちこち気になるところがあるほうが気が散ってよろしい。今年は、本気で14時間走るつもりですから・・・。
走り始めると、暑くもなく寒くもなくちょうどいい感じ。ただしお昼には気温がかなり上るという予報なので、涼しいうちに走れるだけ走っておかなくては。
七竜峠で写真を撮ったら、フラッシュを使ったので真っ暗闇のように写ってしまった。本当はもう少し薄明るくなっていた。
この大会は地元京都開催なので、知り合いがいっぱい出ている。しかし、このあたりまで薄暗がりの中を走ってきているので、すぐ横に知り合いが走っていたとしても分からない。
七竜峠を下り海が見えるころ、あたりもようやく明るくなってきた。
今年も、「2.5km」と「5km」の表示板が見つけられなかった。最初のペースを知りたいので、この2ヶ所の表示板はぜひライトアップしてもらいたい。
10km地点で1時間7分。
速くもなく遅くもなく、私にとってはまあまあというところでしょうか。
11.2kmのエイド、浜詰駐車場前でかわいいワンちゃん発見。
「すんませーん。ワンちゃんの写真撮らせてください。丹後で初めて会ったワンちゃんがかわいいワンちゃんでよかったー。お名前は?」
「ミルです。」
「いやー、ミルちゃん」と言って近づくと、「ぐわ、ぐわ、ぐわわわわーん・・・。」
「ミルちゃん、こわがりかいなー。女の子ですよね。歳は?」
「まだ、1歳半です。」
また、若いメス犬に嫌われてしもたなー。でも、ついこないだほえられたワンちゃんと名前も歳も一緒やがな。あーあ。
エイドで水を飲みコースに戻ると、またミルちゃん。
「ミルちゃん、がんばってくるわー。」
「ぐわ、ぐわ、・・・。」
「わかったわかった、すまんすまん。」
こんな朝はようから、変なオッサンにからまれて気の毒やった。
そのちょっと先で、後ろから「キャロットさん」と声をかけてくださる方あり。
「キャロットさん、いつもお世話になってます。」
「あっ、サロマで・・・、田中さんですよね。」
「はい、リベンジに来ました。」
「あのあと結局どこまで行かはったんですか。」
「70kmです。」
「いや、70kmまで行けたらよかったですやん。ボクは69kmでとめられました。あの時の田中さんのカウボーイハット、かっこよかったですよ。」
「今日は、キャロットさんでいただいたものばかりでそろえました。」
「ありがとうございます。今日こそ、完走しましょうね。」
スタートしてから初めて声をかけていただいたのが、感じのいい女性ランナーというだけで「今年は行けそうな気がするー」。
16.6kmのエイド、くみはまSANKAIKAN。
ここでは梨を食べなあかん。
私は走り出すと、固形物がほとんどのどを通らなくなる。でも果物だけは別で、後半胃の具合が悪くなってきても比較的食べやすい。でも、果物だけで100kmは無理なんかなあ。
トイレから戻ると笑う武士に遭遇。
今年の「鯖街道ウルトラ」で知りあったやんちゃマスターさん。
このスタイルもいやに似合ってます。
朝日が昇ったら写真を撮ろうと思っていたのに、いつもの場所で昇ってこない。例年よりだいぶ先の場所で、やっと日が昇った。これは、例年よりいいペースで押せているということでしょう。
20km地点で、2時間15分。
ずっと同じペースで走れている。
23kmすぎ、「キャロットさん」と声をかけてくださる方あり。
「確か、サロマも出ておられましたよね。あの時のブログの記事、読ませていただきました。使われているシューズのことを書いておられましたけど、ほんとにそのとおりでしたね。サロマレーサーSTが一人勝ちで、あとNBの寛平ちゃんモデルがちらほら・・・。」
「そうでしたよね。まあ、色が目立つから記憶に残っているという面もあるかもしれませんけど・・・。」
「今日は全体にハイペースじゃないですかねえ。」
「お昼に気温が上る予報やから、みんな涼しいうちに距離を稼いでおこうという作戦でしょう。ウルトラは何回も出ておられるんですか。」
「ええ、もうかなりになります。」
「それにしてはお若いですよね。前はウルトラと言えば、中年。フルマラソンやトライアスロンにあきた者がやるというイメージだったんですけど、最近はちがいますねえ。いきなりウルトラという方もおられたりして・・・。」
「確かに。サロマが今年で25回でしょう。最初40代だった人が今は60代、70代ですから・・・。世代交代も進んできていると思います。」
「すいません。私に声をかけてくださった方は私のブログに載るということで・・・。写真撮らしてもらいますよー。」
(パチリ!)
愛知の木場さんという方でした。
後ろ姿も撮らせてもらったが、細い。私のコンコロコンとはえらいちがい。これくらい絞らないと完走は無理なんかなあ。
30kmのエイド、3時間21分。
なんてすばらしいイーブンペース。
例年だとここでは座って休けいするのだが、今年はほとんど休まず。そんなに疲れてはいない。
「さあ行こう」と思ったら増田明美さん発見。
「写真撮らせてもらっていいいですか」とお聞きすると、お隣りにおられた男性(ダンナさんかな?)が、「一緒に入ってください。」
「去年もゆってたんですけど、私は増田明美さんの高校時代の走っておられる姿を見て走り始めたんです。」
「ありがとうございます。そう言っていただけると、励みになります。」
「もう、それから28年になります。」
「そう・・・ですね。がんばりましょう!」
33kmあたり、前半最大のお楽しみ「川バタ農園さんの梨」。
私設も私設、梨丸ごと、皮をむいてくださって我々に提供してくださっています。毎年ありがとうございます。
「奥さん! 奥さんの写真も一枚・・・。」
ちょっと恐縮されていたが、このご夫婦はみなさんに紹介しておかないと。
みなさん、きちんとお礼を言っておられるかなあ。当たり前みたいな顔して食べてはらへんかなあ。心配。
次のカーブを曲がりちょっと行ったところで、後ろから「藤井さーん」と呼ぶ声が。
「いや、尾崎さん。」
「藤井さんは、ここ何回も出てはんの?」
「へへへー、第1回から欠かさず10回連続出場です。ただし、去年まで9年連続関門収容ですけど・・・。ヨメさんには、『アンタはアホや』って言われてますねん。」
「アホやない!」
「(ギクッ!)」
「僕もね、何回かリタイヤしたことあるんや。でも、そのほとんどが故障しててリタイヤ覚悟で出たやつなんやわ。参加費も払ってるし、旅館の予約も取ってるしっていうやつ。
ただし、1回だけ走れんようになって収容されたことがありますねん。93年のサロマ。雨で体が冷え切ってしもてね、80km手前でバスに収容です。バスに乗せられてからもふるえが止まりませんでしたわ。」
「えー、それ出てはったんですか。ボクもそれ出てたんですよ。6月の終わりやから、なんぼ北海道でもランシャツランパンでええやろ思て、今日みたいなかっこうですわ。そしたら雨降ってきて、途中の温度計6℃でしたもんね。」
「そうそう、実はな、僕もランシャツランパンやってん。」
まあー、こんなとこで17年前のサロマの話で盛り上がるとは・・・。何でもしゃべってみるもんやねえ。
「藤井さんにパワーもろたし、まだまだがんばれそうですわ。」
上り坂にさしかかるころ、尾崎さんはそう言いながら先に進んでいかれた。
「パワー吸い取られてしまいましたわー。」
それでも、今まで9回連続歩いてしまっていた七竜峠の手前も全部走って上ることができた。知らず知らず、私も尾崎さんからパワーをもらっていたのだ。
40km、4時間39分。
さすがに上り坂が多かったので、この10kmは1時間18分もかかった。それでも、歩いていないので例年よりは速いはず。
42kmすぎくらい。左手に日本海が見えるダラダラ坂の途中、いつもの私設エイドさん。しかし、その手前に「この私設エイドは今年で閉店」の看板。
「えー、何で今年で閉店なんですか。みんなの感謝の気持ちが足らんかったからですか。」
「そんなことないですよ。もうね、私らの手に負えんのです。」
「そうなんですか。そら、残念やなあ。その手に負えんグループのお名前はなんていうんですか。せめて、ブログに載せさせてもらいますわ。」
「美男美女グループって書いといてください。」
「いや、それはちょっと書きにくいですねー。」
「車のとこに書いてあるんで見ていってください。」
「はーい。ながいこと、ありがとうございました。」
「うーん、ウルトラマラソンメーリングリスト・・・。知らんなあ。」
「ランナーの皆様、7年間ありがとう。 ひろし&ふきこ」
ありがとう言わんなんのはこっちやがな。ほんまにほんまにありがとうございました。手に負えんのなら仕方ないけど、このお姿を見てこの私設エイドを引き継いでくださる方が出てくれないものでしょうか。
44.6kmの浅茂川漁港。
ここにはファイテン元気ステーションがある。いつもなら、待たずにすぐマッサージをしてもらえたのだが、今年はやや渋滞。
その間に飲み物を持ってきてくれた小学生。子どもの顔を見ただけで、ホッとする。
お疲れ野武士じゃなくて、龍馬さん。
最初に会った時よりずっといい顔になっている。
つらいつらい八丁浜を通り過ぎると「わんこタイム!」
前から目をつけてたワンちゃんがおりまんにゃわ。
予想したいたとおりすごく人懐っこいワンちゃんで、私の塩を吹いているほっぺをペロペロしてくれた。
上の写真は、「あー、からかったー」と言っているところ。
そして、そのもうちょっと先の道の反対側に、こちらも前から目をつけていたワンちゃんが。
広い道路を横断して反対側に。遠くから見ていたらオオカミ犬系かなと思ってちょっとビビッていたが、近くで見たらタレ目のタヌキみたいなワンちゃんですがな。
このワンちゃん2連発は効いた。
垣中さんのキャンディーのマイナスを、このワンちゃんらのかわいさでカバーしてっと。
さあ、まだまだ元気!
50km、6時間5分。
55分も貯金があるー。夢みたい。
「これは、今年はほんまに完走できるかも・・・。」
51.6km、あじわいの郷のエイドでまたもや龍馬さんに追いつかれる。龍馬さんはどこでも大人気。(特にオバちゃんたちに。)
でも、疲れ具合は並みではない。
こんなに疲れているように見える人とデッドヒートというのは、どうも腑に落ちん。やっぱり、ふだんの練習量の差でしょうか。
去年は、ここでヨメさんが待ってくれていて、すごい笑顔の2ショット写真が撮れたのになあ。今年は、「どうでもええ」のひと言やもんなあ。トホホ・・・。
そこからしばらく進んだところで、60kmの部のトップランナーが。ほんま、速いわ。
「藤井さーん。」
「わっ、石田さんですやん。去年の四万十、完走しやはったんですよね。」
「はい、何とかぎりぎりで。」
「すごいですやん。もう70歳にならはったんですよね。」
「いやー、まだ2年ありますねん。」
「あっ、そうでしたか。それは失礼しました。」
石田さんの足元を見ると、ふくらはぎのゲイター。それに、シューズは発売されたばかりの「NB・MR967R」。
「このシューズどうですか。」
「ああ、いい感じですよ。足に優しい感じで。」
「そう、そうですよね。やわらかく包み込んでくれるような・・・。」
「そうです、そうです。」
私も、碇高原のレストステーションにこのシューズを待機させているのだが・・・。
弥栄庁舎の関門到着。
6時間55分。まだ50分も貯金がある。またまた夢みたい。
ここまでずっと、頭冷やしのタオル巻き姿で走ってました。
予想通りかなり気温はあがっていたけれど、まだまだ元気。
ここまでがんばってくれた5本指ソックスをはきかえる。
この5本指ソックスは、まだ薄い5本指ソックスがなかったころアシックスさんにお願いして作ってもらった「キャロットオリジナル」。こないだ掃除をしていたらひょっこり出てきた。これは具合がよかった。
こんなふうに実際に使っている人の声がメーカーに届くように、私たち小売店のものは努力しなくてはいけないと思う。
「ごちゃごちゃ言う前にレースに出てみんかい!」ちゅうことですね。(「9年連続関門収容がなにをえらそうに」と言い返されるとつらいんですが・・・。)
(注)後半に続く。
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2010年09月21日(火)
第48回京都スポーツ祭典陸上競技大会・お友だち編 [ランニング]
「松若さーん! 最後までしっかりー!」
私がそう声をかけると、松若さんはにっこり。
これやね。私らしろうとは、笑顔で走らな。それが値打ちってゆうもんやん、なあ松若さん。
男子壮年1500mには、壮年の星ともいえる足立浩一さんが出場。
常に先頭を引っぱっておられたのだが、残り1周で2人に抜かれ、第3コーナーでは5、6mの差。
「うーん、今年は無理かー」と思って見ていたら・・・。
怒涛の追い込み。手に汗握る展開。(途中、写真を撮るのを忘れていた。)
見事な大逆転。
いいレースを見せていただきました。
私的には本日のベストレースです。
一方、同じレースの松若さんもいい走りでした。
私のへタッピ写真を、いつも喜んでくださる松若さん。
すぐ送りますね。
もう一人のお友だち・外峯さんが女子5000mに出場。(男女混合の組。)
「途中で大声で応援するし」と言っていたのだが、いざとなったらやっぱり無理。黙って心の中で念じていました。「しっかり!」
しかし「練習が全然できてなくて・・・」ということで、目標の18分台には届かず。
外峯さんは、私を見つけたらいつも声をかけてくれる。このあと廉の10000mを第1コーナー付近で見ていると・・・。
「廉君、今、走ってはるんですね。」
「そうやねん、34分半の自己新めざしてるんやけど、暑すぎてあかんね。ほら、廉の近くに赤のランパンがいっぱいいるでしょ。あれがいつも一緒に練習してる工繊大の選手でね、廉はあの真ん中あたりの実力なんやけど前に出よったわ。」
「廉君の走ってるのを見てると、藤井さんに似てはるね。」
「そう? それはええのか悪いのか。なんか重たい感じしません?」
「そんなことないですよ。安定したいいフォームに見えますけど・・・。」
「とにかく、これから先も楽しく走ってくれたらいいんやけどね。」
また、自分とこのことばっかりしゃべってしもた。外峯さんとこのお子さんらは、走るほうはどうなんやろうね。がんばっているお母さんの姿を、しっかりと見ているとは思うんやけど・・・。そこらを聞いたらよかった。
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2010年09月19日(日)
第10回丹後100kmウルトラマラソン?「龍馬とその妻」 [ランニング]
今日の話題はこの人でしょう。
カフェ「やんちゃ村」のマスター、西脇哲也さん。
ご本人は「龍馬」とおっしゃっていましたが、「野武士」と言ったほうが・・・。
16.6kmの「くみはまSANKAIKAN」のトイレから戻ると、「キャロットさん!」の声。
それまで薄暗い時に、近くに武士の格好をしたランナーがいるなあと気づいてはいたが・・・。それは、「やんちゃマスター」さんでしたか。
その場で「おさきに!」と言って別れたので、よもやその後お会いすることはないだろうと思っていた。
44.6kmの「浅茂川漁港」。
ファイテンのマッサージを受けていると、野武士の追っ手が。
「えー、だいぶ離したつもりやったのに・・・。」
はかまが本当のはかまように股が割れていないので、走りにくいとおっしゃっていた。その分、顔に疲れが出てきてますます野武士らしくなってきた。
「すごいええ顔してはります。」
51.6kmの「あじわいの郷」のエイドで水を飲んでいると、またもや野武士の追っ手が・・・。
「足にまとわりついて走りにくいんで、もうからげて走ることにしました。」
写真を撮るのを忘れたが、その後の56km「弥栄庁舎」で5本指ソックスをはき替えていると、隣のイスに座ったのがまたまたこの野武士さん。
「シューズは何をはいてはるんですか。」
「あっ、これ、キャロットさんで買ったライトレーサーです。」
「はー。(こんな色のライトレーサーてあったっけ?)」
「あっ、服装が派手なんで、シューズは地味にしようと思って自分で色ぬったんです。」
うーん、この野武士、ただものではない。
私のほうがだいぶ早く弥栄庁舎を出たので、もう追いつかれることはあるまいと思っていた。甘かった。
60kmのエイドで背後になにやら気配がと思ったら、またまたまた野武士が。
マラソンの最中に、こんなに同じ人と何回も会うのは初めて。もう、不思議で不思議で。
60km過ぎから始まるダラダラ坂で、ついに追い抜かれてしまった。
「私の追っ手ではなかったのかー。」
でも、65km付近でなにやら記念撮影。
2ショットのお相手はどなた?
このすきに抜き返す。
しかし、そのあと私がヨメさんからのメールを見ているすきに抜き返されてしまった。。
67km地点くらいだろうか。Tシャツの背中に「やんちゃ村」のプリント発見。
「あっ、奥さんですよね。」
「はい、やんちゃ村の。」
「写真を一枚撮らせてください。」
「はい。」
「お若いですよね。」
「いえー、そんなことないんですよ。」
「いや、若く見えます。」
「まー、帽子深くかぶり直しますし 、写真取り直してください。」
「全然だいじょうぶですって。」
「碇高原、間に合いますかね。」
「まだまだ余裕あるはずですよ。」
野武士の妻、いやいや龍馬の妻はそのあとスタスタとダラダラ坂を上って行かれた。
さすがにその後は、龍馬にも龍馬の妻にもお会いすることはなかった。(私が失速しただけです。)
これも何かのご縁。
お二人のゴール前の写真を撮ろうと、待ち構えていた。
夕方6時15分、残り15分ほどのところで帰ってまいりました。野武士ならぬ龍馬さん。
「途中から落ち武者になるんちゃいます?」と減らず口をたたいていたのだが、「最後まで行きます」と言っておられただけのことはある。さすがです。
これがほんとの「有言実行」ですね。
(残念ながら、奥様は見つけられませんでした。)
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2010年09月18日(土)
丹後100km、10度目の正直? [ランニング]
これから、「第10回丹後100kmウルトラマラソン」に行ってきます。
第1回から10年連続出場。ただし、去年まで9年連続途中収容。最高が85km、最低が去年の56km。平均は、70kmすぎの峠(碇高原手前)です。
さて、今年は・・・。
「10度目の正直」なるか。
予想していたより暑くなりそうで、そのへんがちょっと・・・。
家族の予想。
ヨメ「どうでもええ。」
真樹「どうでもええ。」
廉 「また、70kmくらいちゃうん。」
ということで、2対1で「どうでもええ」に決定しました。あーあ。
きくとあんもの写真でも持って走ろうか知らん。
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2010年09月17日(金)
ついでラン・イン・金岡公園 [ランニング]
「パオパオ、ウルトラの前やしちょっとは走りや」と廉。
「おう、競技場のまわりって、たいてい距離表示付きのジョギングコースがあるはずやし・・・。」
こないだの日曜の「武庫川ロード記録会」ハーフをウルトラ前の最終調整にしようと思っていたのに、暑すぎてダウン。あらためて最終調整のやり直し。
おととい(9/15)、廉の競技会の応援に大阪府堺市の金岡公園陸上競技場に行った。かなり古そうな競技場だったが、周りは木々が生い茂りいい感じだった。
競技場にいたすずめも、人になれているのか近よっても逃げない。「あそぼ、あそぼ」と言っているようだった。
競技観戦だけではもったいない。せっかく環境のいい場所に出かけているのだから、自分もちょっとでも走らねば。若者のひたむきな姿を目の当たりにすれば、自然とそんな気持ちも湧いてくる。
今年の5月15日には、長居での廉の5000m応援のついでにフルマラソンを走ってしまった。これぞ、究極の「ついでラン」。こんな経験をした人はそうはいないだろう。
陸上競技場を中心として、A、B、Cの3コース。
私は、一番長いBコース(1150m)を使うことにした。
朝の10時半。開会式までまだ30分ほどあったので、4周(4.6km)走ることにした。
1週間前からの右後頭部の痛みは、いつの間にか左後頭部に移っている。鼻がつまり耳の調子もおかしいので、ここ数年毎年襲われている副鼻腔炎かもしれない。
6分10秒、6分18秒、6分21秒、6分16秒で計25分06秒。
涼しくて走りやすい。でも、ウルトラ前の調整としてはちょっと速すぎたかも。
走っている最中に、かわいいワンちゃん発見。でも、タイミングがうまく合わず素通りしてしまった。4周走り終わった後、さっきすれちがったところまで探しに行った。
「おった、おったー。」
「すんませーん。ワンちゃんの写真撮らしてください。」
「はい、はい。」
「かわいいワンちゃんですね。めんめがまん丸で・・・。お名前は?」
「ジェイです。」
「ジェイ君、オスですよね。歳は?」
「じゅー・・・、じゅー・・・、11歳・・・です。」
「わあ、11歳! うちの前飼ってた犬は16歳まで生きました。長生きしてもらわんと。暑いときの散歩は大変やったでしょう。」
「そうです。やっとましになってきましたね。」
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お昼1時過ぎ、公園内体育館のの食堂へ。
女性一人でやっておられる食堂で、メニューも少なかった。メニューの中で一番高い「カツ丼」を注文しようっと。
「すいません、カツ丼と食後にホットコーヒーを・・・。」
「カツを揚げるのに時間がかかりますがよろしいですか。」
「ええ、全然だいじょうぶです。お願いします。」
一から作ってもらえるということはおいしいはず。
出てきたカツ丼は、思ったとおりのサクサクウマウマだった。
食後30分ほどで、本日2回目のジョギング。
また、Bコースを4周(4.6km)。
7分17秒、6分53秒、6分44秒、6分33秒で計27分31秒。
いつもならお腹が痛くなるのに、今日はだいじょうぶ。やっぱり、作り置きじゃなくできたてのものを食べんとあかんね。
前日の兄妹の会話。
「アー、毛染め失敗してもたー。右っ側だけきつく染まってるー。」
「れんちゃん、なんか犬みたいやでー。」
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閉会式前ちょっと時間があったので、本日3回目のジョギング。
最後は2周(2.3km)。
6分35秒、6分12秒で計12分47秒。
これで、全部で11.5km走ったことになる。いい調整になった。
閉会式・エール交換も終わり、駐車場に戻った。
そこで、かわいいワンちゃんに遭遇。
「いやー、かわいいワンちゃん。写真撮らせてもらっていいですか。」
私を見て逃げ惑うワンちゃん。
「ミルちゃん、写真撮ってくれるって。ほらほら。」
「めっちゃ、こわがってますね。ミルちゃん、女の子ですよね。何歳ですか。」
「まだ1歳ちょっとなんですよ。」
「はー、まだ若い娘さんや。そやし、おっちゃんきらいなんかなあ。」
「いえ、そんなことないですよ。たいていの人にはなつくんですけど・・・。ジャーキーやってみてください。」
「はい、ありがとうございます。」
飼い主さんからいただいたジャーキーをやろうとしたが、ミルちゃんはやっぱり逃げ惑うばかり。
「きらわれてもたー。」
帰りは、通り道に当たる松ヶ崎4人組(男子3、女子1)もいっしょに乗せて帰った。
車の中では、美人ハイジャンパーさんの爆笑トークが炸裂。2時間弱、まったく退屈せず運転することができた。
一番おもしろかった話。
「出産の時の痛さは鼻からスイカを入れるくらいの痛さらしいよと言ったら、○○ちゃん(後輩)が、『本当に鼻からスイカ入れるんですか』って聞いてきたよ。」
もうあかん。おもろすぎるって!
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2010年09月13日(月)
第284回武庫川ロード記録会・続き [ランニング]
「武庫川ロード記録会」は、毎月第2日曜開催。ハーフ、10km、5km、2km、2時間走の種目を当日申し込みできる。
私が申し込んだのはハーフ。1週間後の「丹後ウルトラ」の最終仕上げのひとたたきのつもりで京都からやってきた。「気軽に参加でき、そこそこ長い距離をゆっくり走ることができるところ」。そういうところを探していたのだが、「武庫川ロード記録会」は私の願いに合致していた。
ハーフは参加費800円。ただし、初参加の人はゼッケン代として、プラス500円。このゼッケンは自分で保管して、今後の参加の時に持参すればいいらしい。
この大会の主催、「武庫川スポーツクラブ」と言えば・・・。
今から17年前の1月3日の「新年走ろう会」。この日は、武庫川史上一番寒かった日かもしれない。その日に、2歳4ヶ月だった廉に2kmを走らせた。(廉の初レース。)
「六甲おろし」って言うんですか、冷たい冷たい北風がぴゅうぴゅう吹いていた。廉はスタートしたとたんに泣き出した。もちろん鼻水ずるずる。そのあともずっと、私の横で泣いて泣いて・・・。それでも何とかついてきた。よう、走らせたもんや。(幼児虐待?)
でも、ゴールしてしばらくして、すごくうれしいことがあった。当時の会長さんであった大道さんが、その場で手早く手作りの賞状を作ってくださった。廉は小さくて何のことかよく分からなかったようだが、私たち夫婦は本当に喜んだ。寒風吹きすさぶ中であたたかい心にふれ・・・。
私たち夫婦の「武庫川スポーツクラブ」のイメージは、これがすべてです。
さて、その17年前の思い出の日とは正反対の真夏日。
私のハーフがスタート。スタートするといきなり、私は全体の後方の位置になった。
「あれっ?」
こんなに暑いのに、みなさん飛ばしすぎじゃない?
500m地点で自分のラップを見たら、2分20秒。ということは、私のはるか前を行く人たちはどんなハイペース?(キロ4分半より早い!)
先頭を行く二人はすごいスピード。いったい、ハーフをどれくらいで走るつもりなんやろう。
2.5kmの折り返しでも、私は12分20秒。
もういいや。走れるところまでこれで行こう。前に威勢のいいランナーがいっぱいいることだし。
スタート地点に戻って5km。
腕時計を見てビックリ。ちょうど25分。
この暑さの中では明らかに飛ばしすぎ。
「お水、おいしいですわ」と何回も言っていたら、「そうやろう。おいしいはずやでー。さっきこの下の川で汲んできた水やから。」
もう、おもろすぎるって!
写真右に写っているシューとした女性とは、初めから終わりまで同じあたりを走ることになった。
2往復目はさすがにペースが落ちてきた。それでもキロ5分半くらい。
上流(北)を向いて走るときは、後頭部に直射日光が当たりきつい。数日前からの右後頭部のガンガンがまだ続いている。これは、ちょっとヤバイ。
ここで、元気な親子に遭遇。とっさにシャッターを切った。
お二人は、10時30分スタートの5kmか10kmの参加者だ。
私がちんたら走っている間に、その親子は折り返してきて私を追い抜く。
「すいませーん。さっき写真撮らせてもらった者ですけど・・・」 (※昨日のトップへ)
10km、53分23秒。(28分23秒。)
最初の5kmよりだいぶ落ちたとは言え、まだまだいいペース。残り11.1kmを1時間6分以内で行けば、2時間切りも可能。
しかししかし、3往復目からガクンとペースが落ちた。キロ5分半から6分半に。
前を走っていた人がもっといたはずなのに・・・。なんか少なくなったような・・・。
15km、1時間25分56秒。(32分33秒。)
あと6.1kmを34分は絶対無理。もう、頭がフーとならんようにだけ気をつけて走ることにしよう。
私の15.5kmあたりで、タスキを掛けたランナーとすれちがう。これは、最後の0.55kmの折り返しランナー。この人は1時間30分ちょっとでゴールされたはず。「つよっ!」
4往復目は地獄。
暑さがどうのこうのではなく、全然ランナーとすれちがわない。私の前を走っていた人たちはとろけて消えたん?
「おー、写真を撮る余裕があったらだいじょうぶ。」
「いや、ちゃいますねん。こんなことでもして気をまぎらわさんと倒れてしまいますねん。」
20km、2時間02分18秒。(36分22秒。)
もう、キロ7分以上かかっている。せめてゴールは2時間10分切りたいなあ。
タスキ渡し係のおちゃめな役員さん。
「あと1km、がんばって!」
「ふぁ〜い。」
最後のちっちゃい折り返し。
いったい何人がここまでたどり着いたのだろう。
最後の最後に、こんなかわいい花の写真も撮ったりして・・・。
ヘロヘロのゴールは、2時間10分18秒。
ゴールしてから役員さんにお願いして、あらためてゴールシーンを撮っていただいた。ありがとうございました。
役員さんにお聞きすると、ハーフの途中で打ち切って帰られた方がたくさんおられたようだ。それは賢明な判断だったかもしれません。
私はウルトラ一週間前の最終仕上げのつもりで出場した大会だったが、ダメージが大きすぎた。ゴール後はフルを走った後くらいのしんどさ。久しぶりに何も食べる気がしなかった。
家に帰って体重を量ると前日より2.2kg減。レース中は水がぶ飲み。ゴール後もジュースを何本も飲んだのにこれ。ちょっとがんばりすぎたかな。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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