2008年12月21日(日)
京都走ろう会例会(12月第3日曜) [ランニング]
いつものようにビブレの駐車場に車を置き、出雲路橋まで走っていった。
そこで、仲のよさそうなお父さんと娘さんを見つけた。
初対面の方だったので少し失礼かとも思ったが、思い切って声をかけてみた。
「すいません、親子さんですよね。写真撮らせてもらっていいですか。うちのブログに載せたいんで。」
「いいですよ。」
「撮りますよー。はい、いち、にの、さん、(パチり!)」
山本さんというお名前の方でした。
お父さんの走るのについてくるとは、なんていい子なんでしよう。うらやましいかぎりです。
ビブレの駐車場を出たのが、10時10分前。あと10分しかない。
あせって鴨川を南下していると、「藤井さーん」の声。
「えっ? だれっ?」と思って、よーく見ると伊藤千尋さん。なんか、縁がありますねえ。ついこないだ、福知山マラソンで並走したばっかりやのに。
お隣がまた、三木省三さん。古くからのうちのお客さまです。伊藤さんが一生懸命私のことを説明しておられましたが、「三木さん、キャロットです」の私のひと言で、「ああ、藤井さんかいな」。
それにしても、伊藤さんはえらいなあ。もう、こんな伴走までしてはんにゃ。先越されてもた。
しばらく体調をくずされていた津田会長が、久しぶりの登場。元気そうで、よかった。
そのあと、八田さんからのいろいろな告知。
塚本さんからは、新年会のお知らせ。
「人数が少ない場合は、私が電話工作をさせてもらいます。」
佐藤光一さん。
「藤井さーん、元気やなあ。」
「そんなんゆうたら、佐藤さんのほうがずっと元気ですやん。一年間の参加回数が24回って、びっくりですわ。これは、ちょっとまねできませんわ。」
「そうかなあ。まあ、それが会員として35年目の年にできたっていうのが値打ちがあるかなあ。」
岩本豊一さん。
「藤井さん。11月16日の『35周年記念式』のブログ、見せてもらいました。写真がいっぱいで、見てたらあの時のことがよみがえってくる感じがしました。」
「岩本さんの緊張して(会長さんの手紙を)読んではる顔もよかったでしょう。」
「ものすごく緊張してたでしょ。」
先に帰ってしまわれたので、岩本さんの写真は撮れなかった。
よく考えてみると、京都走ろう会はほとんどが私より年上の方ばかりなのに、けっこうブログを見ていただいている。ありがたいことだ。
今日は、参加者が少なめ。
10kmは、7人。
いつもスタート前の写真を撮っていたのだが、今日はやめておいた。不意をつかれて、スタートのピストルがなるからだ。
今日は、スタート係・井上さんの様子をしっかり観察していたのでスムーズなスタートがきれた。
今日の目標は・・・。
ちょっとおちゃらけは封印。今日は真剣に走ろう。
私が子どもにいいとこ見せられるのは、走っているとこくらいやもんね。がんばって走ったら、娘も何かしゃべってくれるかな。(あまい?)
丸太町橋(約2.5km)で、10分54秒。久しぶりに、速い感じ。
でも、折り返すとすぐ後ろに大西さんと柴田さん。こりゃー、がんばらにゃー。
出雲路橋(約5km)で、22分28秒。よろしいよろしい。
途中、かわいいねこちゃんの散歩。あー、写真撮りたーい。封印。
秋田犬ぽいわんちゃん、雑種にも見えるけど・・・。うーん、写真は封印。
久しぶりに飛ばした感覚。そのせいか、北山大橋を過ぎたあたりで、頭が「ぼー」。(私の集中力は30分も持ちません。)
その時、「パオ、パッオ!」と、天からの声。
ああ、これは真樹が私に怒っている時の声。「シャキーン」、目が覚めた。
御薗橋の折り返し(約7.5km)は、34分46秒。さすがにだいぶ落ちた。でも、下流に向かうと大西さんたちとはだいぶ差がついていた。
そして、このままゴール。
私のタイムは、46分35秒。「瀬戸内海タートル・10km」から5秒遅れ。ああ、もうちょっとがんばれたかな。
私のあとに、柴田さん、大西さん、上野さん、柳本さんと次々とゴール。
柳本さんとは初対面だと思っていたが、むこうさんは私のことを知っておられた。
「今はいているシューズもキャロットさんで買わせてもらったんですよ。もう2年以上も前ですけど。こないだ新しいシューズを買おうと思って北山へ行ったら、お店がなくなっていて・・・。」
すいません。店舗移転の告知がしっかりできていなかったようで、申しわけありません。
最後の最後に、岩井さんが吉田康彦さんを引き連れて、すごいラストスパートのゴール。ゴール後は、すごくさっぱりした笑顔でした。
あさっては、「京都鴨川ゆっくりラン」に出られるとのこと。この大会には、ずっと出続けておられるそうです。
「参加費が安くて、イヤになったら途中でもやめられるし」というのがその理由。本当に、気楽に出られる大会はいいですよね。
ゴールした人たちが集まっているので何かと思ったら、高校女子駅伝の中継。平田邦子さんの携帯のワンセグで見ているらしい。平田さんが、いろいろと解説してくださっている。
「光華、どうですか。1区の鈴木玖美さんていう選手、ついこないだうちでシューズ買ってくれはったんですわ。応援せんなん。」
「へー、そうなん。」
ところが、途中で、「あー、バッテリー切れやって・・・。」(ファンファンファンファーン ・・・)
愛嬌、愛嬌。「京都走ろう会」らしくて(?)、よろしい。
(鈴木選手は、1区6km、20分23秒の26位でした。しっかり走れたようです。よかった。)
みなさんにごあいさつし、ビブレの駐車場に向かった。
そこで、なんと・・・。
走っている時に2回も会い、気になってしょうがなかったワンちゃんに遭遇。こら、なんとしても写真撮らしてもらわんなん。
「すいませーん。ワンちゃんの写真撮らせてください。秋田犬ですよね。」
「いやいや、雑種です。(ウワン、ウワン) こわがりなもんで・・・。」
「そうなんですかー。ワンちゃんのお名前は?」
「リュウです。」
「歳は?」
「6歳です。」
「ありがとうございました。」
よかった。写真が撮れて。それに雑種やったし。
帰ったら、この写真、真樹に見せたろ。真樹も、雑種大好きやし。
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2008年12月09日(火)
第10回 Run&Walk in かもがわ・続きの続き [ランニング]
最終ランナーのゴール。
上の写真は、撮影用にゴールしなおしてもらった時のものです。実際は、お父さんお母さんとも、一度も手助けされませんでした。
声掛けはずっとされていましたが、手を引っ張ったり、無理に走らせたりすることなく・・・。
私も少し気になって、自分のゴール後、御薗橋のほうへひっかえしました。そこには、小さな子をみんなで見守る一かたまりの集団が。
よーく見てみると、その子は「1歩前進10歩後退(逆走)」などもたびたびあり。
「楽しんでるねー。」
ゴールはどれくらいやったんやろ。1時間20分くらいかな。お天気がよくてよかったね。
このご家族(りゅうのすけ君とご両親)が、文句なしの1等賞!
いっぱい写真を撮らせていただきました。
生まれてすぐから3年連続出場のりゅうのすけ君のためにも、来年も何からの形で走らせてあげたいですね。
そのほか、いくつかのエピソード。
サンタ・柿原さんは、結局優勝しやはったんかな。たくさん賞品のお野菜持ってはったし。
スタート前の私との会話。
「今日は息子さんは来てないんですか。」
「はい、部活が午前中やから、なかなか連れて来れないんです。補欠の補欠で試合にも出してもらえないんですけどね。」
「えー、どこの高校ですか。」
「紫野高校の・・・、サッカー部ですねん。」
「サッカー部? 陸上部じゃないんですか。」
やっと納得してもらえました。陸上部で、補欠の補欠はないわなあ。試合に出してもらえへんはないわなあ。
柿原さんは、うちの息子の憧れの的のようです。またどこかでお会いできましたら、うちの息子に声をかけてやってください。
私の元ライバル・法貴さん。
「法貴さんの写真、うちのブログに載せてもいいですか。」
「ああ、何ぼでも載せてや。でもな、私、それを見るすべがないねん。きれいに撮れてたら、写真送ってちょうだいやー。」
私の知り合いには、こういう人が多いので助かります。でも、「きれいに」はちょっとハードル高いかも・・・。
大西さん。
「どのくらいで走らはったんですか。」
「37分台です。」
「いやあ、すごいですやん。快調ですね。」
「先週ね、『つくば』へ行って、フル走ってきたとこですから。」
「ああ、例の・・・。(大西さんは、定年までつくばの会社におられました。)」
「まだまだ、『つくば』は続けて出られるんでしょう。」
「あと2年出たら、30回になるんですよ。それまでは、続けようと思ってるんです。」
この元気さ、少しおすそ分けしてもらいたいくらい。
表彰式なども終わり、最後に大会会長・灰山由美さんのごあいさつ。
「応援してくださるみなさんのおかげで、この『Run&Walk in かもがわ』は、10回も開催することができました。この10回を区切りとして、これでファイナルとしようと思っていたのですが、『続けてえな』という声をたくさんいただき、今どうしようかなあと考えているところです。みなさん、ほんとうにありがとうございました。」
拍手拍手拍手!
これから10か月ゆっくり考えてください。もし次があるようでしたら、その時は私もお手伝いします。2か月もあればなんとかなりますよね。
またどこかの大会などでお会いできましたら、遠慮なく声をかけてください。大きな役には立ちませんが、ちょっとはお役に立てるかも・・・。
これからも、灰山さんがまかれた種が、大きく大きく育っていくことを期待します。
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2008年12月08日(月)
第10回 Run&Walk in かもがわ・続き [ランニング]
「孫がな、三人出てくれんねん。」
大会会長・灰山由美さんがうれしそうに話してくださった。
「ほら、向こうで緑の服着たちっちゃいのん、おるでしよ。あの横に立ってるのが、主人です。今主人が着てるウィンドブレーカーも、キャロットさんで買ったんよ。」
これは写真撮りに行かなー。
ご主人にことわりを入れてから、パチリ。
閉会式後、灰山由美さんにも見てもらった。
「こんな写真撮らしてもらったんですけど、ブログに載せてもいいですか。」
「いやあ、こんなん撮ってくれはったん。ありがとう。」
「歳、教えてください。」
「えっ、私? 私は体重は教えられへんけど、歳は言えるで。」
「いやいやそうじやなくて、お孫さんの歳・・・。」
「いや、書いてもらうんやったら正確でないとあかんし、お母さんに電話してみるわ。」
「今な、孫の取材してもらってんね。」
そんなたいそうなもんやないけど、まあいいか。
名前も載せていいということだったので、ここに灰山由美さんの自慢のかわいいお孫さんを発表。
一番上は、海大(かいた)君、小1・7歳。
二番目は、海里(かいり)君、4歳。
三番目は、海夏(かいな)君、2歳。
3kmは、8kmの5分後スタートだったので、走っているところは残念ながら撮れませんでした。でも、私がゴールしたあとに会ったらケロッとしていたので、きっと楽しく走れたんだと思います。
ちっちゃい子が元気よく走ってくれると、大会が盛り上がります。そしてなにより、この三人の走る姿を灰山由美さんに思いっきり見てもらえたこと。ほんとによかった。
灰山由美さんのいいところを、少しでも受け継いで行ってくれたらうれしいですね。
よう出てくれたね。おっちゃん(私)も、うれしい。
10時ちょうど、8kmの部がスタート。
前列を見てビックリ。
先頭左から、法貴和美さん、大西紘夫さん、・・・ふむふむふむ、私の好きな人がちゃんといい位置取り。これはいいスタート写真が撮れるわい。
そしてなななんと、その横にはサンタクロース。よーく見ると、この立派なサラブレッドのような足はまぎれもなく柿原貴次さん。このかっこうで、ぶっちぎるつもり?
3kmの部の折り返し点には、ヒゲの原田さんと吉田康彦さん。(また、私の好きな人が・・・)
お二人ともてっきり走られるものだと思っていたのに、しっかりお手伝い。頭が下がります。
途中で、雑種犬発見!
これは、写真に撮らんわけにはいかん。
「オグリ、オス、2歳」
「さわらせてもらってもいいですか」と聞くと、
「ちょっと難しい犬なんで・・・」と言われた。残念!
北大路橋をくぐると、すごい人。
小学校の駅伝記録会が開催中だった。
出雲路橋手前では、塚本政琉さんの姿が。(またまた、私の好きな人)
今日は京都走ろう会例会ではなく、こちらの走路員をしていただいているようです。
葵橋手前の折り返しで、19分30秒。写真撮りながら走っている割には早い。
「おーい、ふじいさん!」と呼ぶ声は、川橋豊さん。
ご自分が代表をされている醒泉ランナーズ所属の小学生の応援に来られているのだろう。
北大路橋まで戻ってくると、上の道から下りてくる人あり。
「あれっ、法貴さん、どこ走ってんにゃな。」
「道まちごーてしもたわ。」
「どこまちがえるとこあります? そんなとこ走られたら、写真とれへんしー。」と言いつつ逆走して、パチリ。世話焼けまんなー。でも、本当に憎めない味のある人です。
北大路橋を越えると、京都走ろう会例会参加のランナーに追いついた。追い抜いてふりかえると、河田武さん。
「河田さん、快調ですやん。」
「いやあ、ふじいさん。」
「また、ブログに、『元気な73歳』って載しときまっさー。」
北山大橋まで来ると、ちょうど橋を渡っていくランナーが。京都走ろう会の松山健治さんでした。写真は撮れなかったけど、「おーい」と呼んだら気づいて手を振ってくりはりました。うれし!
3kmの部の最終ランナーらしき姿が。
バリバリ走れそうなお父さんと、すっごく小さな子。
「うわー、すごいですやん。おいくつですか?」
「2歳です。3年連続出場なんですよ。」
はー? 0歳から出場やって? わけわからんなあ。でもよーく見てみると、無理には走らせておられない。その子も、今の状況を全然いやがっていない。「じっくり待つことのできる」お父さんなんやね。
御薗橋を越えた所に、西村さん。
「写真、撮りまっせー。」
「なんやなー、藤井さん。今、そんなんかいなー。」
これは、たぶん、「前はけっこう速かったのに、なにチンタラ走っとんにゃなー」ていう意味かな。
でもね、なんか早くゴールしたらもったいないような気になって・・・。
ああ、もったいない。もう、ゴールか。
なんか、もっと走っていたいような気分。こんな気持ちになったのは、初めてかも。
タイムは、40分38秒。・・・、ダメ! 早すぎる。もっと、逆走とかしたらよかった。・・・、イヤ、それは違反か。
楽しみすぎた私は、50等賞くらいには入れたでしょうか。
(注)まだ、続きます。
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2008年12月07日(日)
第10回 Run&Walk in かもがわ [ランニング]
閉会式もすべて終わった時、一人の女性が大会会長・灰山由美さんに近づいた。
「今まで、ありがとうございました。」と言われたのだと思う。その言葉とともに、灰山さんの首に大きなメダルが。
「えー、こんなんくれはんのー・・・」
そのあと、灰山さんは絶句。そして、あふれる涙。
大会のフィナーレは、こんな感動的なものでした。
この大会には、今まであまり参加させてもらっていない。廉が小学生の時、いっしょに4kmを走って以来。5年ぶりになるのかな。
今年、第10回がファイナルということで、ぜひとも参加させてもらおうと思った。個人の力だけで大会を開催されている灰山さんに、敬意を表したいと思ったからだ。
近くに駐車場がないので、自転車で行くことに。
気温は低いが、空は晴天。風もないので、走るには絶好かも。
会場である西賀茂橋に向かう前に、北大路橋に向かった。8時半に京都学生駅伝がスタートする。
スタート時間にわずか間にあわず、対岸を一団となって走り去る大学生を見送った。速い!
2年後、あの中に廉がいてくれたらいいのになあ・・・。
今度は、西賀茂橋へとんぼ返り。
まだ、人がまばらだった。
9時過ぎに、この前を京都学生駅伝のランナーが通過するということで、西賀茂橋の上まで見に行った。
この駅伝ではこの前を2回通過するはずだが、一周目は早い時間、二周目は河川敷ではなく上の車道を走るらしく、ぶつかることはないらしい。
全チーム通過するのを見て、再び会場へ。
ここでびっくり。すごい人。
スタッフ、応援の人を含めると200人くらいはおられる感じ。こんなたいそうな大会やったかいなー。
本部テント前に近づくと、灰山由美さんが私を見つけ声をかけてこられた。
「藤井さん、走りに来てくれはったん? こないだはごめんねえ、たくさん賞品持って来てくれはって。お礼も言いに行かんと・・・。」
「あれはみんなヨメさんのおかげです。私は何もしてませんねん。それにしても、すごい人ですね。この大会って、こんな大勢でしたっけ。」
「いや、私もびっくりしてんねん。おままごとの続きみたいなつもりで始めたことやのに。ピークは150人くらいになったんかな。でもここ何年かは減っていく傾向やったんやで。今回は宣伝も何もしてへんのに、ファイナルっていうことでたくさん来てくれはったんかなあ。」
「そら、灰山さんの人徳ですって。」
「なにをゆうてんにゃな。そうそう、福知山マラソンのブログでこの大会のこと紹介してくれはって、ありがとうね。」
「あっ、写真まあまあよかったでしょ。」
「まあ、もとがこれやからしゃーないわなあ。でも、上手に書いてくれはって、あのおかげで参加者が増えたんかもしれんし。」
「増えたとしても、3人くらいちゃいますか。」
「いや、その3人がありがたいんや。」
「でも、ここまでしようと思ったらいろいろたいへんでしょ。」
「そうなんや、この場所使うのんもな、土木事務所に届け出しに行ってお金払ったら、後はおまかせなんや。早いもん勝ちってゆう感じやから、今日も暗いうちから寒い中場所取りや。これはきびしかったわ。」
「そうなんですかー。そんなんせんならんにゃ。知りませんでしたわ。」
「それとな、昨日になってゼッケンが足らんことに気がついて、急きょ弟に電機屋さんに走ってもらったんや。数字ペタッとはるやつあるでしょ。あれしてもらおうと思って。」
「あらま、そんな間際にたいへんなことでしたね。」
「でも、なんとかここまでこぎつけられてよかった。」
9時半を過ぎ、開会式が始まる。
大会会長・灰山由美さんのごあいさつは、ほとんど聞いていませんでした。(ごめんなさい)
ただ、「楽しんだあなたが一等賞!」というのを強調されていたことだけはしっかり耳に入れました。
競技委員長さんの競技説明も、簡潔でわかりやすく、手作り大会のよさが十分に出ていました。
選手宣誓のあと、八田努さんの準備運動。
これで準備万端。あとは、スタートを待つばかり。
おっと、忘れてました。この大会の準備をほとんど一手に引き受けて、毎日がんばってくれはった灰山さんの弟さん。この人の存在なしにこの大会は語れません。
本当にお世話になりました。ここまでお姉さんのために尽力される人は、そうはいないと思います。
「灰山さん、弟さんへの感謝の気持ちも忘れたらあきませんでー。」
(注)まだ、続きます。
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2008年11月26日(水)
福知山マラソンツアー・懇親会 [ランニング]
午後4時半(スタートより6時間)、福知山マラソンが終了。
京都ランナーズ一行も全員そろい、懇親会会場「三和荘」へ。
まずおふろに入り、それから宴会へ。
乾杯の音頭は、京都ランナーズのホープ・外峯さん。
しばらくお食事タイムのあと、一人ずつ今日の結果報告。
これがまたマジメ人間ばかりで、私のようなおちゃらけ系にはちょっと・・・。
全23人中唯一の不まじめ系・私の結果報告。
「外峯陽子の夫です。いつも、うちの陽子がお世話になっています。うちのがみなさんにかわいがってもらって、喜んでいます。
・・・ということで、ここで外峯さんの物マネをします。
『外峯さん、外峯さん』と呼ばれた時の外峯さんの顔・・・。(顔マネ)
目をカッと見開かれますが、これは決して相手を威嚇しているわけではありません。相手の話をしっかり聞こうとして、こうなるんです。
そして、『わたしはー、○○でー』という感じで、語尾をのばしはります。それがまた、こちらにはなじみやすくて・・・。」
(このブログを、彼女のダンナさんが見ていないことを願います。しばかれへんか、心配です。)
その後、つけたし。
「今日の朝、井上さんのしんみりした話の後だったので言えなかったのですが・・・。
おととい、私たちの仲間・三宅誠孝さんのお見舞いに行ってきました。
先週、高石ともやさんがうちの店に来られて、『三宅誠孝さん、京大病院に入院してはるよ』と教えてくれはりました。それで、京大病院に行ったんですけど、おられなかったんです。その後おうちに電話したら、本人が電話に出られて、『入院してたのは第二日赤で、それももう退院しました』ですって。お元気そうな声で安心しました。
その時、『早く元気になって、ともやさんのマネージャーの仕事に復帰せんならんと思ってるんです。』
その言葉を聞いて、三宅さんはだいじょうぶと思いました。きっと、戻って来やはる。
実は、今日、3時間47分を目指してたんですけど、結果は4時間37分でした。50分も遅かったです。でも、今日は三宅誠孝さんにほめてもらえるような走りをしようと思っていたので、最後までしっかり走れてこれで満足です。」
このツアーのメンバーでは、吉川さん3時間8分、外峯さん3時間13分、池田さん3時間25分が満足そうな報告だった。
その中でも、池田さんの、「みなさんが声をかけてくださったおかげで、最後までがんばれました。」という報告がよかった。お人柄がにじみ出ています。
最後に、京都ランナーズ会長・冨田さんの総評。
自分が走らず、みんなの様子を観察するのは簡単なようで難しいと思う。一人ひとりの様子をよく見て、よく分析されていた。
「マラソンのつぼ」の村江さんも走らず、応援だけに来られていた。
これは、なかなかまねできません。
いろいろな人の支えがあって、気持ちよく走らせていただいています。すべてのランナーは、それを忘れないようにしなくてはね。
懇親会でうれしかったこと。
吉野さん。
「藤井さん、藤井さんとこのお店で買ったシューズで走ったら、調子よく走れました。お店にはバイトさんしかおられなかったんですけど・・・。」
ありがとうございます。そして、すいません。私が産大前店にいることはないんです。
池田さん。
「藤井さんとすれ違う時、声をかけてくれはったのが力になりました。」
「そら、愛妻家にはがんばってもらわんと。朝のバスの中でのお話は、すごくよかったですよ。ひょっとして、新婚さんですか。」
「いえ。もう、じゅう・・・、じゅう・・・。」
「身元調査やないんやから、そんな正確に思いだしてもらわんでも・・・。10年以上ということで。」
池田さんは、めちゃくちゃマジメです。
鈴木さん。
「藤井さん。教えてもらいたいんですれど・・・。
私、足の指と指の間に水ぶくれが出来るんです。これはどうしたらいいんですか。」
「5本指ソックスがいいと思いますよ。それと、今はいてられるシューズよりちょっと大きめシューズに変えはったらいいかも。指と指がこすれあってるんやと思います。」
こんな頼りない私を頼って聞きに来られるとは、ちょっと申しわけないような気も。でも、私は最近、足に水ぶくれは出来ていません。(信じなさい!)
松田さん。
「藤井さん。藤井さんの人間性は・・・。」
「なにー、その続き言ってください。」
「藤井さんの人間性は・・・。」
「だから、なにー。人間性は腐ってるってか。はっきり言ってもらわんと。」
「藤井さんの人間性は、すばらしいっていうこと。」
なんや、よう分からん。
外峯さん。
「藤井さんがいいって言ってはった5本指ソックス(XAS103)、ほんとにいいですねえ。はいたり脱いだりするのも楽やし、ムレたりもしいひんし。今日もはいたんですよ。」
鈴木さんが、その外峯さんの足を凝視されていた。これはまた、XAS103ファンが増えるかも。
外峯さんネタで、もう一つ。
宴会が終わり、売店でおみやげを買っている時。
「愛する奥さんへのおみやげですか?」
「というか、こーてこわーてたまらんヨメさんに、何ぞ買うて帰らんと、『バシッ! ボコッ! ドスッ!』やし。」
「それ、ほんとなんですか。」
「いや、前はほんまにそんなこともあったんやけど、最近はそれもなくなってしもて・・・。」
「さわってももらえへんっていうやつですか。」
「そやねん。それどころか、最近は『しゃべってもいい?』ってお伺いを立ててからでないとしゃべってももらえへんねん。」
「そうなんですかー。たいへんですね。」
京都駅に着いたのは、10時をだいぶ過ぎていた。
今日は、マジメな外峯さんと松田さんをちょっと怒らせてしまったかもしれん。
三流オッサンランナーのおちゃらけも、ほどほどにせなあかんね。
京都ランナーズ福知山マラソンツアー担当役員さん、ほんとうにお世話になりました。こんな快適に、余裕を持ってマラソンに参加できたのは初めてかもしれません。大勢の方とお話できたのもよかったです。
また来年、スケジュールがあいておればぜひ参加したいです。
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2008年11月25日(火)
第18回福知山マラソン・続きの続き [ランニング]
いろいろありましたが、いよいよ最後の上り坂。
「確か、松田さん、10km走り終わったら応援するってゆってはったよなー。」
そう思いながらあの坂を小股でチョコチョコ。キョロキョロ見てんにゃけど、「おらんがなー。」
ゴール前200mくらいのとこかなあ、ああ、いました。松田さんとお連れの村江さん。お二人は、「マラソンのつぼ」のお仲間だそうです。
「応援ありがとう。写真撮っときまっさー。(パチリ)」
「藤井さん、撮ったげよっか。」
「いいっす、いいっす。」
あと200m。そして、怒涛の(?)ゴール!
4時間37分23秒。
たぶん、自己ワースト2。
それにしても、ちょっと長時間楽しみすぎたかな。
話はちょっと前に戻って、ゴール前1km付近。
「パオパオさん!」と声をかけてくださる方あり。
「えっと、どなたでしたっけ?」
「諏訪湖で声をかけさせてもらった・・・。」
「あー、大阪の下村さん。もう、ゴールしやはったんですか。」
「いや、今日は走ってないんです。疲労骨折しちゃって・・・。」
「えー、諏訪湖でですか?」
「いや、そのあとの『いびがわ』で。」
「あらー、そうやったんですかー。写真撮っときます。(パチリ)」
あとで確認してみると、この写真は失敗。せっかく旗を2本持ってがんばって応援してられた姿を撮れたと思ったのに、残念。
ゴール直前、「藤井さん!」の声。
京都走ろう会の阿加井さんでした。
「こないだは、ありがとうございました。」(京都走ろう会35周年記念式のこと)
「これから、ぎょうさん例会にも行かせてもらいますので、よろしくお願いします。写真撮っときます。(パチリ)」
あとで確認してみると、これも失敗でした。すんません。
なんでワンちゃんの写真は上手に撮れるんかなあ。
エル君、11月12日に5歳になったばかりだそうです。
「写真撮らせてください」とお願いすると、こんな大サービスのポーズ。すまんなー。でも、なごむなー。
お借りさせていただいているHさん宅へ。
玄関前に、外峯さん。さっぱりした顔。そらそうや。3時間13分やてー。
私の記録証を見てもらうと、ノーコメントでしたなあ。
「陽子ちゃんは遠くなりにけり」か。
お部屋に入れてもらって着替えようとしたが、こぶらがえりが・・・。しゃーないし、かなり長い間つっ立っていました。
25km過ぎくらいから、ずーっと、右ヒザの内側と左ふくらはぎが「こぶらがえったんどー」とうなっとったもんな。よう、最後までもったもんや。
それでも気持ちが途切れへんかったんは、三宅誠孝さんのおかげやね。
マラソンは、タイムだけを目標にしてたらあかん。自分なりのテーマをしっかり決めて走らんとね。
今回はしんどかったけど、楽しく走れた。私ががんばって走っても、三宅さんの病状がよくなるわけでもなし。それでも、勝手に応援したかった。
誰かのことを考えながら走り続けられた私は、幸せもんです。
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