2017年03月22日(水)
暑さ1mの壁・2 [病院]
'善い人生(良い生活)'とは、愛に力づけられ、知識によって導びかれた人生(生活)のことである。(The good life is one inspired by love and guided by knoledge.)
これは、バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者、1872−1970)の言葉。
座右の銘など持ち合わせていないのだが、大学時代に哲学をちょっとかすった私としてはやはりこれ。
「愛」のほうは十分。眞寿美さん、廉、真樹。私の勘違いという説もあるが、本人が愛されていると思い込んでいるのだから問題ないでしょう。
問題は「知識」のほう。知識がないと導かれへんどー。
今回の私の病気騒動にしても、私に医療の知識が全くないことが大問題。興味もないし。そんな私の基本姿勢は、医師の話をしっかり聞き逃さないこと。ボーっとしているように見える私ですが、意外や意外、ひとの話をしっかり聞き取る能力はあるんです。
ヨメさんは最近医学関係の勉強もしているせいか、「病院関係の人らの言うことは信用できん」と断言している。私はその逆で、「病院関係の人らのゆうてはることにすがるしかないやろう」という立場。
しかし、私がそれ以上に信頼しているものがある。それは患者さんのブログ。医師やうちのヨメさんは、「ブログはどうかなあ」と言う。
ブログをあなどったらあかんで。
ほとんどのブログは、「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、また何事も付け加えないことを誓って」書いてはるねん。私もそうですよーん。
自分の病気のことについて、隠したり付け加えたりしてもしゃーないやん。第一、死ぬかもしれん自分の病気のことを冷静に書けるだけでもえらいと思う。
ただーし、そんなブログはみな女性。男はそんなん書く力も残ってへんちゅうことでしょうか。私のブログは、世間的には「ランニングブログ」、現実的には「恐妻ブログ」、でもこれからは「甲状腺低分化癌ブログ」方面に力を入れましょうかねえ。
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2017年03月21日(火)
厚さ1mの壁 [病院]
「なんかなあ、1週間ほど外と隔離された狭い部屋に監禁されるらしいわ。きー狂わへんかなあって心配やわー。」
「そんなもんだいじょうぶや。紙とえんぴつ持ち込んでな、今までの人生を振り返って書き」とターコ姉(私の2番目の姉)。
「いやー、病気のせいでひらがなも忘れてしもたし、それは無理やなー」の返しはややうけ。
しかし、これって反省文か。
わしゃ今まで反省ちゅうことをしたことがないし、これは無理やわ。この姉からのあたたかいお言葉も、「どうなんだかなー」っていう感じ。
昨日、聞きたいことがあってターコ姉のケイタイに電話。
出たのは義兄。「今、宮津にいるねん。」
ターコ姉家にはケイタイが1つで使いまわし。家には固定電話もないそうだ。
今日、その姉から電話がかかってきた。(ケイタイが戻ってきたんですね。)
「夫婦間で連絡したいとき、どうするん?」と聞くと、「そんな、どうしても連絡したいことってある?」と聞き返された。「なんか大変なことが起こったとして、連絡してもらっても何にもでけへんやろ。」
達観してますね。なかなかここまで行けんわな。
ターコ姉は私にとっては一番歳の近い(4歳上)身内だが、私と似ているところはほとんどない。いやいや、上の姉も兄もそうなのかもしれない。自分と感覚のちがう身内からの意見を聞く、というのも有意義なことである。
もう甲状腺を全摘して、アイソトープ治療をせなしゃーないという段階になってきた。でも、その「1週間独房に缶詰」のイメージがわいてこなかった。
今日、その放射線治療室の画像が見つけられた。殺風景やねえ。こんな部屋に一人で1週間って、ほんまにだいじょうぶか知らん。
「鞍馬口」のI医師は、何度も「暑さ1mのコンクリートの壁に囲まれた部屋に1週間」とおっしゃっていた。ああ、おそろしおそろし。きー狂わんようにせんなんなー。
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2017年03月17日(金)
再手術決定+ナリケン門出 [病院]
I医師「隈病院はどうでしたか。」
私 「はい、ほとんどこちらでお聞きしたことと同じでした。」
I「そうですか。」
私「ただし、画像を二つ見せられまして・・・。一つは、『島状』の細胞組織です。もう一つは、癌細胞が血管を食い破ろうとしているところ。この二つで、かなり危ない状態だと言われました。」
I「なるほど・・・。」
私「残っている片方の甲状腺も取ってしまい、アイソトープ治療をしていくことを勧められました。」
I「そうなるでしょうね。」
私「その説明のあと、うちのヨメさんが『このまま何もしないでおくということは考えられないですか』とお聞きしたんですよ。そしたらかなりきつい口調で、『治療の強制はできませんが、私たちは最善の方法を提示させてもらっています。あとで、こうしとけばよかったと後悔してもらわないようにね。私なら、今の状態なら全摘してアイソトープ治療をします』と言われたんです。これで、再手術の覚悟ができました。
ただアイソトープ治療はその施設の数が少ないので、予約しても3、4か月先になると言われたんですよ。それなら、全摘手術もできるだけ先延ばしでけへんもんかなあと思ったんですけど・・・。」
I「いやいや、それはダメでしょう。早くしないと。」
私「そうですか、仕方ないですね。片方の甲状腺を取っても残っている甲状腺が働くので心配ないとおっしゃっていたでしょう。たしかに喉のつかえはありますが、手術後もその前とほとんど変わらない生活ができています。でも両方取ってしまうのは抵抗があって・・・。」
I「だいじょうぶです。薬さえ飲んでもらえば、普通の生活が続けられますから。」
私「そうなんですか・・・。それなら、再手術という方向で話を進めて行ってください。」
(注)「アイソトープ治療」とは「放射性ヨード(ヨウ素)内用療法」のこと。私は「一週間独房に缶詰療法」と説明している。
帰り道、病院のお隣の大学前を通ると「卒業式」の看板。
そうか、ナリケン卒業なんや。真樹の中学時代の同級生やからそうなるわなあ。
すぐにメール。
【卒業おめでとう】
藤井です。
さっき鞍馬口医療センターの診察の帰り、○○大学の前を通りました。「卒業式」の看板発見。ナリケンも今日卒業式だったんでしょうか。
真樹は明日卒業式で、ヨメさんが今沖縄に行っています。
真樹もナリケンも宙ぶらりん状態と言えますが、前を向いてしっかりね。○○○試験、がんばってください。
【返信】
ありがとうございます。
まだ京都にはいますので、顔を出してご報告できるよう頑張ります!
【返信】
「まだ」って、どっか行ってしまうん?
【返信】
京都は出ようと考えています。
へー、そうなんや。
ナリケンファンの私としては、さびしいね。今でも会っているわけじゃないけど、いっつも気にはしてたから。どこに行っても応援してるからね。
「しっかり!」
「おまえこそがんばれよ」と言われるかな・・・。
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【今日のきく】
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【RUN】
今日は十王堂橋往復5km、27分52秒。
ちょっと右の腰が痛くて・・・。
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2017年03月08日(水)
闘病記はしんどい [病院]
今日は寮1(二条)17時間。
先日、ヨメさんといっしょに神戸の隈病院に行った。その時、ヨメさんが「甲状腺低分化癌ブログ」を見つけてくれた。
「すっきり健康〜甲状腺がん、飛んでけ〜」
2007年に手術された30代後半(手術当時)の女性のブログ。少し古い話とも言えるが、すごくくわしく書いておられるので私には参考になる。特に、医師への質問が徹底している。ここまで医師に聞ける人はなかなかおらんやろうと感心した。
このブログは2015年1月20日で終わっている。まだ甲状腺癌の決着がついていないのに。どうしやはったんでしょうね。
「一般的にガン患者に行われる放射線治療(放射線外照射)は甲状腺がんには効かない。放射線内照射、つまり放射線ヨード治療が効きやすい。」
大変分かりやすい。甲状腺癌は、他の癌とは治療方法が全然ちがう。これが基本中の基本ですね。
甲状腺はヨードを取り入れる性質があるそうだ。それを利用して、放射性ヨードを服用し甲状腺癌細胞をやっつける。遠隔転移した場合も、元が甲状腺細胞なのでこの放射性ヨード治療が効くらしい。
今までよう分からんかったことが、この人のブログのおかげでだいぶ分かった。ありがとうございます。
以下、このあたりのことをしっかりまとめてある伊藤病院のホームページから。
◇ ◇ ◇
■アプレーション
甲状腺がんで甲状腺全摘を施行した際、甲状腺と気管の間に、甲状腺床と呼ばれる僅かな甲状腺組織が残ることがあります。この残存甲状腺部分を放射性ヨウ素の力で破壊(アブレーション)しておくと、将来的に再発が減らせるという有用性が示され、欧米では一般化しています。そこで、リンパ節転移があったり、周辺臓器への浸潤が認められたような病状の患者様に対して、アブレーションを行う事があります(全摘を受けた全ての患者様に行うわけではありません)。
我が国では以前は入院のみで許可されていたアブレーションですが、2010年11月8日付で医政指発第1108第2号「放射性医薬品を投与された患者の退出について」が発出されたため、患者様の病状によってはアブレーションが外来でも施行可能となり、当院でも2011年9月より実際に施行されています。
これにより入院および外来両方での治療が可能となりました。
◇ ◇ ◇
ブログ「しっかり健康」には、約190の記事が書かれていた。そんなに長い記事はなかったが、全部読むのに2時間以上かかった。
私と同じ病気なのですごく参考になったのだが、やはり読んでいて気が滅入った。読み終わったあと、心はずっしり。闘病記を読むのはしんどい。
教訓・・・私のええかげんな闘病記(?)もほどほどに。
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2017年03月02日(木)
結論は「再手術」 [病院]
「結論を先に言いますが、再手術して(右の甲状腺を取ってしまい)、アイソトープ治療(放射性ヨウ素治療)をされることを勧めます。」
今日は、神戸・隈病院でのセカンドオピニオン。
55歳と1日の愛妻も、医師の話を聞きたいとついてきた。
診察室に二人で入り、いきなり言われたのが先の言葉。「そうか、やっぱりね」という感じ。鞍馬口医療センターのI医師から言われたこととほぼ同じ。ちがうのは、こちらの医師のほうが「早くした方がいい」という気迫のようなものを感じた。
私の検査画像を見せながら、「かなり危険な状態です」というようなことも言われた。
「細胞が島状になっていて、これはかなり厄介です。」
「癌細胞が血管を破ろうとしているところも見られます。」
PET検査で遠隔転移していないという結果を聞かされていたので、そこまでひどいとは思っていなかった。とにかくできるだけ早く残っている右側の甲状腺切除手術をし、例の「放射性ヨードを服用して独房一週間缶詰」治療の予約をすべしということだった。
説明が一通り終わったあと、ヨメさんが「何もしないで様子を見るということはダメなんでしょうか」と質問した。
「それは考えられません。もうそんなレベルではないと思ってください。命に関わることですから。
ただし、患者さんのお考えでどうしても治療をしたくないとおっしゃるんでしたら、治療を強制するわけにはいきません。ほおっておいてなんともなかったという例がないわけではありませんが、そちらに賭けるにはリスクが大きすぎるでしょう。
私たちは最善と思われる治療法を提示させてもらっているつもりです。あとで聞いてなかったと言われると困りますから。もし私が今同じ状態なら、すぐに甲状腺を切除してアイソトープ治療に入ります。あとから、あれをやっておけばよかったこれをやっておけばよかったと思うのはイヤですから。」
この時は、かなりきつい口調になっておられた。
「なにを悠長なことを言ってるんだか」と思ってられたのかもしれませんね。
「たくさんの症例を見てはるお医者さんが、あんなにきつく言ってはるんやから、ゆわはったとおりにせなしゃーないやろ。」
帰り道々で、ヨメさんとそんな話をした。
あとは、残っている甲状腺の切除手術とアイソトープ治療の日程やねえ・・・。
もちろん、その前にはいろいろな検査もあるやろうし・・・。
はー・・・。
セカンドオピニオンは高くつくと聞いていたので、なんぼ払わんなんかとビビっていた。それもこの病院は、いつもニコニコ現金払いということで困った。私は電車代の数千円のみ。ヨメさんがかろうじて1万円だけもっていた。
「1万円以上かかったら、食い逃げしょー。」
会計で請求された金額は、「えっ、370円?」
腰抜けそうになりましたわ。
「病院代ういた分、お昼はちょっとだけ贅沢できるな。」
と言うことで、国際会館まで帰って「じゅんさい」のランチセット(税込1100円)。
私はエビフライ。
ヨメさんはクリームコロッケ。
ヨメさんは、量が多すぎて食べ終わったあと動けないくらいになったらしい。ちょっともらったらよかった。
家に帰れば、ヨメさんはきくを引き連れ、すぐ「京都キャロット」へお仕事に。
入院したら、またきくちゃんと会えんようになるんやね。
「きくは別にどっちでもええでー」みたいな顔しとるなー。
病院抜け出して、いじめに帰ってくんどー。
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【RUN】
今日は何もしていないのに、ずっと腰が痛かった。
体も重かったので、「今日は走るんやめよかなー・・・。」
いやいやいや、やっぱり走れるときはちょっとでも走ろう。
東北部クリーンセンター往復5km。
6分10、6分00、5分50、5分36、5分23で29分01秒。
走り終わったら、腰の痛みがちょっとだけましになった。
これから、検査、診察、入院、手術のスキを縫って、どれくらい走れるんやろう。しっかり計画立てよう。
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2017年02月14日(火)
バレンタインデーにセカンドオピニオン [病院]
「ボクにはチョコないん?」
「・・・。」
「チョコないんやったら、チューでもええで。」
「あーきっしょくわる。頼むし、私にかまわんといて。」
「ますみちゃんしかかまう相手おらへんし・・・。」
そのしばらくあと、「はい」と言ってキットカット5個をもらう。
・いつも通り! 自分のペースで! (できとるできとる。)
・全力投球 ファイト!! (何に全力投球したらいいんでしょう。)
・さあ、大きく深呼吸しよう! (いっつもしとるちゅうねん。)
・Good Luck! (なんか他人事ぽい。)
・夢に向かってGO! (この歳から「夢」と言われてもねえ。余命が・・・。)
こうして、今年のバレンタインデーもわびしく過ぎていくのであった。
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京都バス 地球研前(7:01)〜国際会館駅(7:11) 160円
市地下鉄 国際会館(7:16)〜四条(7:32) 290円
阪急電車 烏丸(7:40)〜十三乗り継ぎ〜花隈(8:57) 750円
自宅から約2時間、1200円。
隈病院は街はずれと聞いていたのだが、三宮の次の「花熊駅」からすぐのところにあった。「これなら京都からでも来れるなあ。」
神戸は海岸に山が迫っている。だから、駅を出て右折すると坂を上っていくことになる。「花隈駅から徒歩3分」と書いてあったが、本当にそうだった。
「ホテルか」と思うような立派できれいな病院。
9時すぎに受付に入ると閑散としていた。
「甲状腺専門病院と言っても、そんなに患者さんは来られへんのかなあ」と思った。しかし、これは私の早飲み込みであったことがあとで分かった。
診察の流れを説明され、ナビットというものを持たされた。
「これ、食堂の『できましたー』ちゅうやつやん。」
3階が診察室。
エレベーターを出て、一瞬息を飲んだ。「ゲゲ、なんじゃーこの人の多さは!」
待合には多くのベンチが用意されていたが、座るところを探さなくてはならないほど混雑していた。まだ9時を少し過ぎたところだというのに、朝早くからいきこんで(?)こんなに・・・。
「この全員が甲状腺の病気なん? 専門病院て、こういうことなんやなあ。」
まずは予診票に記入。
「コンブ、ワカメなどをたくさん食べていますか」という質問項目があった。さすがに甲状腺専門病院。これらの食品には「ヨード」が多く含まれているので、検査結果に影響が出るらしい。(このあたりよく理解できていない。)
予診室が満員で、私は診察室に通されて予診。話を聞いてくださったのは女性の方(看護師さん?)だった。
予診の時、身内に癌になったものがいなかったかをくわしく聞かれた。しかし、その点についてはあまりこたえられなかった。。もうちょっと身内のことを調べておけばよかった。とりあえず、甲状腺癌というのは原因不明らしいので。
今までの経過を話し、「今後の治療について決めかねているので、こちらの専門病院のお話を聞いてみたくて来させてもらった」と説明した。
そのあとしばらく待機して、いよいよ診察。またさっきと同じようなことのくり返し。
ベテランぽい男性医師は、「低分化癌と判定されましたか・・・。それはたいへんですね」とおっしゃた。「今日持ってきていただいた資料をしっかりみせてもらって、こちらで受けていただく検査の結果も出てからお話しすることにしましょう。いいかげんなことは言えませんから。検査結果が出た後にもう一度来てください。」
あー、またモラトリアムかい!
これ、ひとごとやったらええおちょくり材料になるんやけど。自分のことだけに、おちょくりきれん。どこまで行っても宙ぶらりん。私の大好きなカフカの「城」の世界や。
それにしても、この癌は緊急性ちゅうのがないのかな。ゆっくりゆっくり進行していくんか知らん。「鞍馬口」のI医師も、「隈」のI医師(こちらも「い」から始まるお名前でした)もなんかのんびりしておられるように感じる。それはそれでええんか。そのついでに、次来たときに「癌細胞なくなってますよ!」てなことにならんかな。ならんわな。
このあと、採血と超音波(エコー)検査。もう「鞍馬口」でやったんですけど・・・。
お支払いをすましても、まだ11時前。これなら家に1時ごろには帰れる。ヨメさんに、「病院が早く終わったんで、今日は店番できるし」とメール。急いで家路へ。
来るときは急いでいたのでゆっくり見ることができなかった「花隈駅」界隈を観察しながら。
病院のすぐ南はおふろやさん。病院のあと、ゆっくりお風呂につかって帰るちゅうのもええかも。420円です。
その南には「本願寺神戸別院」。
立派な建物です。
駅へと曲がるかどっこのええ場所に鍼灸院。
ここははやっているかな。
駅の向かいの歩道沿いに、楽しそうな往来の絵。
三宮の次の駅だが、三宮とちがってずいぶん落ち着いた町のように感じた。
次来るときは、せっかくやし「花隈」探検でもしようかな。
それにしても「花隈駅から徒歩3分の隈病院」は分かりやすい。初代院長が隈さんで、現理事長も隈さんらしい。でも、花隈町と隈病院は特別つながりはないようだ。
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■花隈町(ウィキより)
【地理】 中央区の南西部、旧生田区域中央部に位置し、東・北・西は下山手通、東〜南は北長狭通に接する。中央区西部の市街地中寄り、花隈城のあった辺り。神戸港の発展に伴い高級料亭が立ち並び花街として有名になった。 飲食店・集合住宅が立ち並ぶ商業地域。
【地名の由来】 花熊・鼻熊・華熊とも書き、「往昔は土東崕を噛み」といわれ、海に面した小高い丘であった。台地の端(ハナ)の一段と高いところ(クマ)からついたという説がある一方、神をクマというところから神内(くまうち)に対し神社領のはずれという意味だという説もある(西摂大観)。花熊の地名は南北朝時代から見え、貞和2年(1346年)4月日付佐藤性妙軍忠書によれば足利方に属していた陸奥国出身の佐藤性妙子息行清らが建武3年(1336年)湊川の戦いの折「摂州天王寺・阿倍野・湊河・花熊・生田森・摩耶山」で奮戦したとある(佐藤文書/大日本史料6-9)
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店番に間に合うように急いで帰るつもり。そのため、地下鉄四条駅構内で志津屋のパンを買った。
私が20歳過ぎのころ、府立病院の地下売店のバイトをしていた。その時、志津屋さんからパンをおろしてもらって販売していた。ああなつかしい味。
その頃が私の唯一のモテ期。みんな病院関係の人だったのだが、あの人たちもみな60歳前後になっている。今、どこでどうしているのやら。かわいいオバサンになっているのかなあ・・・。
去年10月の「もうすぐ死ぬかもしれんシリーズ」が続いていたら、きっと「昔惚れてくれたやつに会いに行く」と血迷ったことを言っていたでしょうね。そういう意味でも、その時点で転移してへんでよかったわ。醜態さらすとこやった。我ながら、この「自分勝手なオッサン」には手を焼きまっさー。
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【RUN】
今日は店番する気満々やったのに、「バイトさん頼みました」とヨメさんからメール。私は店番はできるけど、通販の発送業務ができないのでダメとのこと。またまた「役に立たんやつ」の烙印押されました。まあそれでも、発送する商品をそろえるのだけは手伝いましたけど・・・。
夕方時間があったので、昨日と全く同じ「ゆば泉往復6kmコース」。
5分26、5分14、5分36、5分20、5分14、5分07で31分59秒。
キロ5分20秒ペースで気持ちよく走れた。
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【今日のきく】
こんなじゃじゃ馬系のきくだが、ここに引っ越してきたころはボーイフレンドか2ひきいた。
1ぴきはゴールデンのゴンちゃん。でも、すぐに死んでしまった。
もう1ぴきは大型雑種のタロちゃん。こちらはすぐに引っ越して行ってしまった。でもなぜか、タロちゃんの飼い主さんのおねえさんとは年賀状のやり取りは続いていた。今年の年賀状には悲しいお知らせ。「タロはついに亡くなってしまいました」。
ああ1回でも会いに行っとけばよかった。あの飼い主さんなら絶対に嫌がられなかっただろうに。
「きくちゃん、もうチョコあげる相手おらんようになってしもたねえ。」
もうタロちゃんの匂いもするはずもないが、今日はバレンタインデーなのでタロちゃんをしのんできた。
タロちゃんが引っ越した後に入られたご家族もまた引っ越され、今は空き家。どなたかまた、犬連れの人が引っ越してきてくれはったらいいのになあ。
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