2012年05月07日(月)
春季陸上競技記録会・続き [私の陸上競技]
5時50分起床、6時50分自宅出発。
先日の練習会で、家から1時間くらいで行けることが分かっていた。
駐車場到着が7時50分。ところが入り口の高さ制限が2.1m。廉が私の車に乗って行ったので、私はキャラバンハイルーフ。この車の高さは2.3m。
「どうしましょう」と言ったら、「今出口あけるし、そっちから入って。」
さすがです。
陸上競技場が使えるのは8時半からのようで、入り口付近にたくさんの人が溜まっていた。
公認大会ではないので、何かにつけてのんびりしている。それがいやな人もいるだろう。でも、その辺を臨機応変に対応するのが「大人のアスリート」だと思う。
大阪にあって京都にないもの・・・、と問われて一番思いつくのが運動公園。長居や服部緑地を見るたびに、「京都にもこんなんあったらいいのになあ」とうらやましくなる。
壮年男子10000mの第1組は9時30分スタート予定。そんなに早いとウォーミングアップするヒマもない。私は第2組に入れられていた。これで気持ちに余裕ができた。ウォーミングアップも何回かに分けて、合計4kmほど。これでバッチリ。
第1組のレースを見ながら、走友の北出吉弘さんや石田勉さんとしゃべっていた。
途中から雨がだんだんきつくなってきた。私はそれがうれしくて、わざと雨に打たれていた。レース前はわざわざ体をぬらしに行っているくらいの暑がりですから。ところが、しゃべっていて分かったのだが、意外とみなさん雨が苦手なようだ。私以外は全員雨宿りをされていた。
さて、第2組がスタート。
晴れていたらキロ4分20秒を目安に走ろうと思っていた。しかし絶好の雨。これはキロ4分10秒ペースに修正。
北出さんはキロ4分を切るペースで行くので、1周400mでは5秒ほどの差。前に北出さんが見えている間はそれを目標にがんばろう。3000mくらいまでは北出さんの背中が見えていた。
5000m、20分47秒。予定通り。ただ、後半落ちないように粘らないと。
雨が降り続いており、呼吸がすごくしやすかった。また、第3コーナー付近に給水所が設置してあった。私は3000mごとに3回給水した。暑がりの私には、これは助かった。
後半徐々にペースが落ちていこうとしているとき、北出さんが私を1周抜き。ここでまた目標ができた。元気な北出さんの背中を追う。そんなことをしながら走っていると、大きくペースを落とすことなく終盤まで持った。
私が8400mを迎えようとするとき、トップがゴール。35分20秒台だった。私はトップに4周抜かれたことになる。
廉のように最後の最後まで力を出し切ってゴールをと思ったが、倒れるくらい走るってできないもんですねえ。
ゴールは41分36秒。後半5000m、20分49秒。前半とほぼ同じ。これはすごい。
気象条件が、こんなにいいほうに変わってくれるなんて・・・。でも、肝心の心構えが全然本気モードではなく、中途半端だった。
「400mを25周なんて・・・」と敬遠していたトラック10000mだが、気象条件さえよければ走れる。これは新しい発見だ。遊び半分で人生初のトラック10000mに挑戦したが、その値打ちは十分にあった。
ただし一つだけ困ったことがある。私は2月の初めから、レースはすべて「アディゼロタクミ レン」。トラック1500mからフルマラソンまで、距離にお構いなしにこのシューズを使ってきた。9月の全日本マスターズの3000mSCもこのシューズで出ようと思っていた。しかし、今日レース後にシューズをぬぐと・・・、「おもっ!」 水を吸いすぎている。3000mSCは7回も水濠にはまる(?)わけだから、シューズはずくずくになる。これではちょっと・・・。ぬれても重くならないシューズを探さなくてはいけない。
あとは、男子100m似出場される走友・堀田真人さんの応援に。(堀田さんは、100mと5000mにエントリー。)
100mは見ていて気持ちがいい。きれい。
堀田さんは、今日がシーズン第1戦らしい。シーズンの終わりに11秒台で走るのを目標にがんばっておられるとのこと。5月19日の大阪マスターズでまた会いましょう。
陸上競技場横のきれいなつつじを見ながらダウンジョグ。
このころにはもうすっかり雨もあがっていた。
出張販売で雨が降ると困るけど、自分が走るだけのレースではまた雨が降ってくれたらいいのになあ。
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2012年05月06日(日)
春季陸上競技記録会(新スポ連大阪) [私の陸上競技]
大会ダイヤの一番最初が、9時30分の「壮年男子10000m」。
私は幸い第2組だったので、ちょっと余裕があった。召集場所で、古くからの走友・北出吉弘さんにあった。北出さんは私と同い年で、今はグーンと離されてしまったが若いころはいい勝負をしていた相手である。いつもは大会で会ってもあいさつをする程度だが、今日はかなり話しこんだ。
私 「北出さん、雨降ってきましたねー。ボクにとっては願ってもないコンディションです。」
北出「いやー、寒いくらいですわ。指先が冷えるとよくないんですよ。真夏意外は手袋して走ってるくらいですから。」
私 「そうなんですか。ボクは暑がりやから、これくらいが一番いいですわー。北出さんはどれくらいの目標ですか。」
北出「40分は切りたいと思ってるんですけど・・・。」
私 「そらそうやね。ボクは暑くなると思ってたんで、45分以内の目標やったんですけど、修正せなあきませんね。」
北出「40分切りめざしましょ。」
私 「いやいや、それはなんぼなんでも無理。でも、42分くらいは目標にせんとあかんね。1周目だけ北出さんについていきますわ。」
まったく予想外の天候。スタート時点で25℃近くに上がるものと思っていた気温は、雨のため20℃以下。第1組のときパラパラだった雨は、次第に本降りになってきた。
第2組のスタートは10時25分ころ。北出さんについていこうと思ったが、キロ4分切りペースなのであっという間に差がついていった。でも、私はマイペースで。
1000m 4分07秒
2000m 8分21秒 (4分14秒)
3000m 12分29秒 (4分08秒)
4000m 16分37秒 (4分07秒)
5000m 20分47秒 (4分10秒)
6000m 24分59秒 (4分12秒)
7000m 29分13秒 (4分14秒)
8000m 33分26秒 (4分13秒)
9000m 37分36秒 (4分09秒)
10000m 41分36秒 (3分59秒)
うーん、ビミョー。
想定していたよりはずっと速く走れたのだが、ここまでくれば3月の足羽川マラソン10kmのタイムを破っておきたかった。同タイムとは・・・。
(注)もうちょっと、続きます。
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2012年05月01日(火)
第14回近畿マスターズ合同練習会・続き [私の陸上競技]
ずっとやってみたかったやり投げ。
去年ずっとやってみたかった3000mSCに出場することができたので、今年はやり投げですかね。
私は中学のときは野球部。しかし、メンバー中最弱の肩だった。外野からスリーバウンドくらいしてもホームベースに届かなかった。それでも内野を守ったときは、近くにすばやい送球ができていた。「スナップちゅうのがきいてるんかなあ」と思ったり・・・。
やりが遠くへ飛んでいく軌道は、見ていて惚れ惚れする。「あんなん、やってみたい。」
ということで、まったくやったとのない「やり投」の練習会に申し込み。
ヨメさんも「走高跳」の指導を受けてみたいと言っていたので、近畿マスターズの合同練習会に出かけることにした。大阪の服部緑地は、自宅から1時間ほどで行けた。これは近い。
9時半から開会式。
近畿マスターズ会長さんのごあいさつが秀逸。
「先日、帽子をかぶらずに歩いていると、後ろからカラスが来て私の頭をつついていきました。頭の後ろのほうには毛がないので、そこをやられたようで、そのあと医者に行きました。みなさんも気をつけてください。」
こんなユニークなごあいさつは聞いたことがない。会場全体がいっぺんに和やかになった。
各パートには、しっかりとした指導者がついてくださる。
A.短距離・ハードル、B.跳躍、C.投てき、D.中・長距離、E.競歩・ノルディックウォークの5つのパートに、それぞれ数人の先生がついてくださった。
気になる投てきパートのやり投げの先生は・・・。あとで八田努さん(京都マスターズ)が教えてくださった。「やり投げはな、宮井先生やわ。今でも大学で教えてはる有名な人ですよ」とのこと。
大会役員補助として、畷南中の生徒さんたち。
お世話になります。ありがとうございます
準備運動が20分間。これはきつかった。
そんな激しい動きにはついていけません。
10時から、いよいよ練習。
やり投げには、男5人女4人の9名が参加。
この練習会に参加されている人は、?競技経験者?マスターズの年齢から始めた者?まったくの初心者に分かれる。やり投げに来た人は、この3つが同じくらいの割合であったように思う。まったくの初心者も、私を含め3名だったので心強かった。
宮井先生が競技場にあったやりを持ってきてくださったのだが、800gと600gの2種類だけ。これは一般男女が使う重さで、私のM55クラスだと700g。女子では400gを使うクラスもある。仕方がないので、男子が800g、女子が600gを使って練習することになった。
やりを初めて持った印象は、「かるっ!」
もっと重いもんと思ってた。でも軽く感じるものを遠くへ飛ばすというのもむずかしい。
やりを使った準備運動のあと、早速投げてみるとになった。経験者の投げるやりは、真っ直ぐきれいな軌道を描く。一方私は、ちょろっと飛んで左にカーブ。何度投げても同じ。上から投げようとしているのにサイドスローのようになってしまう。自分の足で飛距離を計ると、だいたい10数メートルというところ。今日は一応20mを目標にしてきたのに・・・。
ここで、宮井先生登場。
「投げる瞬間に力が入りすぎています。ふっと力を抜いて腕を後ろに下げ、そこから一気に放り投げるというイメージで投げてみてください。やりを握った後ろの部分はないものと思って。」
このアドバイスは効果があった。
まず、左に曲がらず真っ直ぐ飛ぶようになった。助走を少なくして投げる瞬間に集中する練習を繰り返すと、飛距離も徐々に伸びていった。ただ、練習が進むにつれて肘と肩が痛くなって、だんだん休けいする時間が多くなってしまった。
ちょっとコツがつかめてきたかなあというところでお昼の休けい。
ヨメさんはトラックの反対側で、走高跳の練習をしていた。ただし、1mからのスタートだったらしく、あまりたくさんは練習できなかったらしい。私が終わるだいぶ前に練習を終わり、待ってくれていたようだ。(私のデジカメはそんなにいいのじゃないけど、100m先からでもこれくらいきれいに撮れます。)
公園の事務所で食べるところがないか聞いてみると、売店や屋台がいくつかあるとのこと。人が多い所へ行ってみると、インド料理の屋台があった。
ナンをその場で焼いている本格的なインド料理。
私は、ナン、カレー、チキン、ジュースのセット(1050円)。
焼きたてのナンがすごくおいしかった。
ヨメさんも似たようなセット。
風がビュンビュン吹いていて、ナンやカレーがすぐにさめてしまったのが残念だった。でも、ヨメさんといっしょに食べたらなんでもおいしい。
1時から、午後の練習。
午後はメジャーで飛距離を計ってくださることになった。
私の第1投、17m20。まずまずですか。
第2投、16m50。あかん、減ってますがな。
ここで宮井先生からアドバイス。
「まだ力みすぎています。いったん力を抜いて、そこから『えいっ』と。」
勝負の第3投。「えいっ」と投げたやりは、自分で見てもきれいな軌道を描いたように見えた。先生も「いいぞ!」とほめてくださった。
「えーと、19m・・・」と私がメジャーを見ていると、「いやいや、20m超えてますよ」と先生。よくよく見ると、20m10。
「やったー!」
何とかぎりぎり今日の目標達成。
肘も肩も腰も痛くてたまらなかったが、最後までがんばって練習した甲斐があった。
では、いっしょに練習したY.? さんのフォームを連続写真で。後ろ姿ですけど・・・。
アスリートとただのおじさんとの分岐点は30mでしょうか。
「めざせ、30m!」
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2012年04月30日(月)
第14回近畿マスターズ合同練習会 [私の陸上競技]
「よっ、服部緑地のリラク!」
こんなかけ声をかけても、意味が分かる人は45歳以上?
今日は、近畿マスターズの合同練習会が大阪の服部緑地で行われた。ヨメさんは「走高跳」へ。私は「中・長距離」ではなく「やり投」へ。
何でかって・・・、ずっと前からやってみたかったんです、リラクのやり投げ。
リラクは、1983年のヘルシンキ世界陸上の女子やり投の金メダリスト。地元フィンランドの期待の星で、「ヘルシンキ陸上の花」といわれたべっぴんさん。もうあれから29年もたつんですね。リラクも51歳。うちのヨメさんの1歳上ですかいなー。
自分が投げている写真を撮ってもらえなかったので、せめて練習会の雰囲気が分かるの写真をと思い午後参加されていた方の写真を撮らせてもらった。帰り際に、声をかけさせていただいた。
「すいません、やり投げの後ろ姿を撮らせてもらったんですけど、私のブログに載せさせてもらってもいいですか。」
「はい、どうぞどうぞ。前からの写真はダメなんですか。」
「えっ、・・・(タジタジ)。お顔を載せるとご迷惑がかかることもありますし・・・」
「ほほほ・・・。」
「お名前のイニシャルだけ教えてください。」
「Y.I です。」
「ありがとうございます。それで載せさせてもらいます。またマスターズの大会とか出られるんですか。」
「はい、出ますよ。」
「私ももうちょっと練習して、大会に出られるようにがんばります。」
「負けんようにがんばらんと」と先生。
「いやいや、とても30mは・・・。」
Y.I さんは、久しぶりのやり投げのようだったが軽く30mを超えておられた。一方、初やり投げの私は・・・。
(注)まだまだ、続きます。
※ カテゴリー「陸上競技」は廉の競技を記事にしたものなので、新しく「私の陸上競技」というカテゴリーを追加しました。
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2011年10月30日(日)
第8回甲賀市民体育大会 [私の陸上競技]
今、一番うれしいこと。
それは、わが子・廉と真樹の笑顔が見られたとき。
まさか、またこんな日が来るとは・・・。
陸上競技場のスタートラインに立つ真樹の姿を見て、いろいろな思いがこみ上げてきた。
2年も前のことを蒸し返すのはやめましょう。興味のある方は、2009年9月22日のパオパオだよりの記事「眞寿美ちゃんも真樹も、エライ!」を見て下さい(なんと、この記事は通算アクセス数第3位、現在29377アクセスです。)
私は、もう真樹が陸上競技会に出ることは絶対にないだろうと思っていた。
でも、今年の3月の篠山マラソンの時、滋賀マスターズの太田君子さんにトラック競技を勧められ、私が久しぶりの競技会に参加するようになった。練習会や競技会に出るたびに、滋賀マスターズで仲良くさせていただいている太田さんたちの話を家でもよくしていた。
「滋賀マスターズの人たちはみんな親切でなあ、初心者をバカにするような人は一人もいやはらへんでー。それどころか、困ってる人を見つけたら声をかけてくれる人ばっかりやわ。」
そんな話を聞いて心がほぐれたのかな。かあちゃんが走高跳に出るというのを聞いて、「真樹もなんか出てみたい!」
まあ、こんなうれしいことがあるでしょうか。
ということで、私は5000m・800m・1500m、眞寿美さんは100m・走高跳、真樹は100mにエントリー。
家を出たのが7時10分。
名神・新名神を通り信楽ICから水口スポーツの森へ。
会場到着は8時20分。わずか1時間10分しかかからなかった。
水口はうちの子らが小学生の時、水口乗馬クラブによくつれてきていた。そのころは国道1号線が渋滞して、えらい遠いとこやという印象だった。しかし、今は新名神のおかげでこんなに近い。
9時からの開会式でのごあいさつ。
「甲賀市民体育大会という名前ではありますが、甲賀市陸上競技場オープン記念ということで広く市外の方々にも参加を募り・・・。」
ああ、最初にこう言っていただけるとホッとする。
「甲賀市民の大会に、京都の私らが出ていいんか知らん」と思っていたので、歓迎してもらっていることが分かってよかった。
今日のうちの家族の日程。
10時10分 5000m 廣司
11時00分 100m 眞寿美、真樹
12時40分 800m 廣司
13時00分 走高跳 眞寿美
14時20分 1500m 廣司
なかなかいいスケジュールになった。
太田さんと二人だけで少しお話をさせてもらった。
「太田さんのおかげで、家族3人で参加させてもらうことができました。ほんとうに、ありがとうございました。」
「いえいえ、プログラム記載のミスをしてしまってごめんなさいね。」
「だいじょうぶです。何年か前の真樹やったら、そんな小さなことで出る気をなくしてしまってたかもしれませんけど、今はだいぶおおらかになってます。さっきも『60mも出たらよかった』って言ってたくらいですから。何年か前の真樹では考えられへん言葉です。それがうれしくてねえ。みなさんのおかげで成長しましたわ。」
「滋賀には本当に気楽に出られる大会がたくさんありますから、また連絡しますね。ご家族みなさんでぜひ出てください。」
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【5000m】
5000mは2組。第1組はマスターズ登録者、第2組は一般と分けられていた。
私は第1組なので、「また、べったかい」と思ったらその通り。
四万十の疲れがどう出るかまったく見当がつかなかったので、とりあえず「3000m通過を12分」を目標に。
1000m 3分55秒
2000m 7分59秒(4分04秒)
3000m 12分12秒(4分12秒)
4000m 16分27秒(4分14秒)
5000m 20分38秒(4分10秒)
3000m通過12分は大幅にオーバーしてしまったが、いつも落ちる3000から4000の1000mがよう持ちこたえた。自分的には合格です。気温が18度とか。それが大きかったと思う。
ヨメさんが写真を撮ってくれた。
ありがとね。足はしっかり上っとったかい?
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【100mスタート前】
5000m第2組が終わり次第、100mが始まるとのことだった。
しかし、5000m第2組に出ておられたO医院のO先生(たぶん院長先生ですね)が、100mの第1組にもエントリーということで、だいぶ待ち時間があった。
うちの母娘を見つけて話かけてくださった、「滋賀マスターズのリトルランナーさん」こと伊神さん。
二人ともスタート前に待たされてますます緊張していたと思うが、こうして話かけてもらうと緊張がほぐれる。ありがとうございました。
第7レーンがO先生。
5000mより、この100mのほうが得意種目のように見えた。
写真右は、私が初めて滋賀マスターズの練習会に行った時、声をかけてきてくださった稲垣さん。
私の1歳下ですが、きれいなランニングフォーム。
また、いっしょに練習しましょうね。
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【100m】
100mで母娘対決が見られるかと思ったら、人数が多く、眞寿美さんは40歳以上の第1組。真樹は39歳以下の第2組と分かれてしまった。残念。
眞寿美さんは、出場3名中断然の・・・。
でも、フォームはきれいなような気がするんですが・・・。
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真樹の組は7名出場。
2、3レーンは速そうな女性。4〜7レーンは、先のO医院の看護師さん。
このスタートの反応のよさを見よ!
この時点では、第8レーンの真樹が1位です。
真樹は、7人中堂々3位でゴール。
眞寿美さんはしっかりと写真に撮れたのだが、真樹は速くて・・・。途中の写真が撮れなかった。
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100mのゴール後笑っていた真樹だったが、しばらくして動けなくなってしまった。顔面蒼白。ほんとうに心配した。
「でも、クラブもなんにもやってへんにゃから。こんな経験、なかなかでけへん。青春の一ページやと思って、この気持ち悪さも楽しんでしまえ」とも思った。
とめてあった車までの数百メートルも歩けないくらいで、休み休みして何とか車まで戻った。そこで横になっていると回復したようだった。若いにゃから。
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【800m】
真樹がダウンしていたので、私の写真はなし。
最近の私の800mの目標は、「ゴール後に変なせきが出ないように」。
なんやそれと思われるかもしれませんが、あのせきが出るとほんとに厄介なんです。
400m 1分23秒
800m 2分49秒(1分26秒)
おー、2分50秒が切れた。これで、長期低落傾向から脱却か。
男子800mのあと、女子800mが。
滋賀マスターズの宝・阪下美雪さんただお一人の出場となった。
「私一人やから、藤井さん、ダウンがてらに外側走って。」
「はい。」
阪下さんは、私が思っていた以上にお元気。1周目はついて行けず、2周目に声をかけながらいっしょに走らせてもらった。
阪下さんは前の大会よりタイムが悪かったのだが、このあと400mと1500mにも出場。ねっ、やっぱり滋賀マスターズの宝でしょ。
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【走高跳】
私は800mのあと変なせきも出ず、真樹も気分がましになったので、二人で眞寿美さんの高跳びの応援に行った。
正面スタンド以外は立ち入り禁止になっていたので、その外側の下に落ちそうなところの金網にへばりついての応援。
ヨメさんは左利きなのに、なぜか私と同じ右側助走の右足踏切り(私がおかしいのかもしれん)。そのためこの位置からでないとよく見えない。
小学生や一般男子が終わり、いよいよ一般女子。
と言っても、ヨメさんひとり。審判の方とマンツーマンでの競技になった。
まずは85cmで試し跳び。
楽々クリアです。
さて本番の85cm。
これが跳べないと、まさかまさかの「記録なし」になってしまう。
余裕のクリア。
「跳べはったなあ」と真樹に言うと、真樹も満面の笑み。
さあ、次は90cm。
写真を撮る予定が、雨がきつくなってきて真樹にバスタオルを渡しているうちに軽々跳んでしまった。
「よっしゃよっしゃ。次は95cmや。」
これも余裕でクリア。
このあと100cmになるのだが、なぜかバーの支柱を交換。そのため、ヨメさんはしばらくテントで待機していた。
「行けー。95と100とでは値打ちがちゃうぞー。」
「あーん。」
顔を見合わせる私と真樹。
100cm2回目。
「あーん。」
雨が本降りになってきて、私も真樹もビチャビチャ。
たぶん、高跳びのマットもビチャビチャやろう。
「さあ、最後のチャンスや。」
「惜しい!」
本当に、3回の中では一番惜しい跳躍に見えた。
「あかんかったな。行こか」と真樹に言うと、「えっ、もう終わりなん。」
「3回連続で失敗したやろな。」
途中でちょっと間があいたりしたので、真樹はまだ母ちゃんが跳ぶものだと思って見ていたらしい。
「高校生の娘にこんな熱心に応援してもらえる眞寿美さんは、幸せもんやで。」
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800mで私の前にゴールされた夏原さんと、少しお話することができた。
夏原さんは若いときに陸上競技をしておられ、しばらく間が開いたあと10年ほど前から再開されたそうだ。それでも、ずっと800m2分40秒が切れなかったそうだ。それが、今日やっと切れたと大喜び。本当にうれしそうにしておられた。こんな光景を見るとこちらまでうれしくなる。
話していて気がついた。夏原さんの奥様は100mでうちのヨメさんと対決した方。夫婦同士の対決は、夏原夫妻の圧勝ということになった。でも、いつの日か・・・。
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【1500m】
「車でゆっくり休んどいて。でも覚えてたら、1500m2時20分からやし写真撮りにきてなー。」
雨の中、1500mがスタート。
ほかの出場者は雨を嫌がっておられたが、私は大好き。気温がこれくらいの時の雨なら、走るには絶好のコンディションと言える。
走っているとき、伊神さんの応援の声がはっきりと聞こえた。
今日は3回走ったのだが、そのたびに小嶋祐子さんの力強い声、阪下美雪さんのソフトな声、太田君子さんのよく通る声の応援が聞こえていた。それに加えて、伊神さんの女子中学生のようなかわいい声の応援。これは、力が湧いてくる。
1500mは400mごとのラップを取った。
400m 1分27秒
800m 3分04秒(1分36秒)
1200m 4分40秒(1分36秒)
1500m 5分46秒(1分05秒)
今日3本目のレースだったのでへたばるかと思ったが、一番楽なレースになった。もちろん、変なせきも出なかった。こんな楽に走れたのは、やっぱり気温と雨のせいでしょうか。いや、応援してくださったみなさんのおかげかも・・・。
まさかと思っていたヨメさんも、しっかり写真を撮りに来てくれていた。高跳びですっかり体が冷えてしまったと言ってのに、ありがとね。
私の正式タイム。
5000m 20分38秒25
800m 2分49秒94
1500m 5分46秒53
5000mは20分切り、800mは2分45秒切りの足がかりはできたかな。
1500mの次の目標はどうしよう。(と言っても、当分1500mは出えへんか。)
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会場近くのお蕎麦屋さんで、遅い昼食。
私の1500mのあとだったので、3時を過ぎていた。
いろいろあったけど、家族で共通の話題がある食事は楽しい。
こんな機会がまた何回もありますように。
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2011年10月02日(日)
第17回滋賀マスターズ陸上選手権 [私の陸上競技]
「私、同じ名前で藤井と言います。」
「あっ、さっきの5000mにも出てられましたよねえ。」
「はい。」
「いやー、5000mもいっしょで、また800mもいっしょですか。たしか、お若い方でしたよね。」
「はい、35です。」
「滋賀の方ですよね。」
「はい。家は近江八幡なんですけど、会社がこの近くで。この競技場ができてからは、ここによく練習に来てるんです。」
「ここはできたとこですってね。いいですよね、こんなところが近くにあったら。」
「あのー、京都キャロットさんの方ですよね。」
「はい。」
「プログも見せてもらってます。」
「あっ、ありがとうございます。そう言ってくださった方は、写真がブログに載るという決まりなんです。」
「えっ、そうなんですか。」
ということで、800mのスタート前にパチリ!
滋賀の藤井謙伯さん。20歳も年下のお友だちができた。
スタート地点までカメラを持って来ておいてよかった。
できたばかりの東近江市布引運動公園競技場(旧・八日市市)。
小高い丘の上にあり、「布引グリーンスタジアム」の名にピッタリ。
受付には、太田君子さん。
「太田さん、こないだは無理言ってすいませんでした。ヨメさん、高跳びがんばるゆうてましたわ。目標1mですって。(10月30日の甲賀の大会にエントリー。)」
「うわー、すごい。奥さん、高跳びやってられたんですか。」
「とんでもない。うちのヨメさんは元フェンシング部です。あくまでも目標で・・・。」
「そう、目標は高く・・・。」
「ただね、練習場所がなくてどうしょかなゆうてますわ。」
「野洲の競技場ならいくらでも練習できますよ。」
私と大田さんの話を横で聞いておられた大会役員さんが話しかけてこられた。なんてご親切な。
「でも、マットとか2人では出せへんでしょ。」
「それは、私たちみんなで手伝いますよ。ぜひ練習に来てくださいって、眞寿美さんに言っておいてくださいね。」
ああなんてありがたいお言葉。京都人の「いけず」になれてしまっているので、「滋賀人」の親切さが身にしみる。
9時半から開会式。
元気いっぱいの選手宣誓で、がぜんやる気が湧いてきた。
10時、一番最初の種目5000mに出場。
今日の目標は、2000mまで8分。そのあと1000mを4分15秒〜20秒で21分切り。
1000m、軽めに走って3分55秒。ええやん、ええやん。この調子なら、20分30秒くらい行けるかも。
2000m、8分06秒(4分10秒)。やっぱり8分は超えてしまったか。気がつけば、早くも最下位やし・・・。
3000m、12分22秒(4分16秒)。これ以上落ちないようにがんばらねば。
4000m、16分45秒(4分23秒)。こりゃいかん。21分切りもあやしくなってきた。最後の1000mをしっかり。
5000mゴール、20分56秒(4分11秒)。なんとか、なんとか21分切り。「ホッ!」
走っている途中、滋賀マスターズの三大美人と言っても過言ではない、阪下・小嶋・太田さんからの声援。これはうれしかった。これが、今日21分を切れた大きな要因だったのかもしれない。
ただし、ゴール後、「恐怖の変なせき」が出てしまった。あわてて甘いゼりーをのどに流し込む。そして、ひたすらせきをしんぼう。しばらくすると、のどの異変はおさまった。よかった。
5000mの次は3000m。
滋賀マスターズの小嶋祐子さんが出場されるので、写真を撮らせてもらった。
いつも練習をしっかりされているので、きれいなランニングフォームです。
滋賀の陸上大会では、必ずと言っていいほど小学生が出場できる種目が組み込まれている。
小学生の時からこういう経験をしていると、ルールなどがしっかり理解できていいと思う。
記録掲示もスムーズだった。
おー、5000mの1位は16分02秒。記録の後ろに書いてある「NPR」「NGR」てなんやったっけ。ひょっとして、M45クラスの「日本新記録」?
この選手には3周抜かれてしまった。2周抜かれは覚悟していたけど、まさか3周抜かれとは・・・。じゃましてすいませんでした。
私の前にゴールした選手とも1分以上の大差。1分も離されると、まったく後ろ姿も見えません。へたしたら、全員に1周以上抜かれるという不名誉な記録を樹立するところだった。
ちょっと・・・、レベル高すぎるんちゃうん。
今日のお昼ごはんは、ヨメさんが持たせてくれたおにぎり。いつものごとく、前歯しかないのでうねうねしながら2個完食。
さあ、12時40分スタートの800mへ。
スタート前、京都走ろう会の柴田さんに遭遇。
「陸上競技がおもしろくなってきてね、今日も800m走ります。こないだ2分52秒やったから、それ以上をねらいたいんやけどね。」
柴田さんは私より9歳も年上だが、京都走ろう会の例会ではいつも私のすぐ後ろを走っておられる。おんなじ第1組なので、こりゃ負けられん。
今日の目標2分47秒をたたき出すには、1周目400mを1分21秒くらいで走らないといけない(2周目は5秒落ち込むとして)。
今日は5月5日以来、2度目のスパイク。これが吉と出るか凶と出るか・・・。
スタートは気負わずいい感じ。
1周目通過、1分23秒。おーっと、9月11日と同じ。これだと、また2分50秒か。
2周目、自分ではがんばったつもりだったが・・・。ゴールして時計を押すと・・・。
「えー、2分54秒? あーあ。」(2周目は1分31秒)。
すぐ後ろに柴田さんがゴール。もうちょいで追いつかれるとこやった。
それにしても、800mはこれで「2分45秒→50秒→54秒」って、走るごとに遅くなっている。これは対策を考えないと、とてもじゃないけど「打倒、太田君子!」とは言えん(確か、太田さんのベストは2分35秒くらい)。
第3組はお二人だけの女子対決。太田さんも名簿には載っていたのだが、「まだ故障が治っていなくて、30kmなら走れますけど800mは無理。今なら4分以上かかりますのでやめておきます」とのこと。
滋賀マスターズの阪下美雪さん。
スタート前に少しお話させてもらった。
一番得意なスポーツはマラソンではなく水泳。今もトライアスロンに出ておられる。
「伊良湖トライアスロンもエントリーしてたんだけど、台風12号で中止になって・・・」
「えー、伊良湖岬って海ですやん。」
70歳代の女性が、海を使ったトライアスロンに挑戦しておられるとは・・・。こら、負けてられん。
阪下さんは、すごく躍動感のあるランニングフォーム。もちろんスパイクをはいておられます。
4分を軽く切るタイムでゴール。もしうちのヨメさんが出ていたら、いい勝負になったかも。
ゴール後、新聞記者らしき方からインタビューを受けておられた。
阪下美雪さんは、滋賀マスターズの宝であり、誉れでもあります。
800mの正式タイムが出たので見に行った。
2分54秒25。目標より7秒も遅かった。100mに付き1秒ほど遅かったということになる。
よう、柴田さん出てくれてはったもんや。柴田さん出てはらへんかったら、5000mに続き800mもダンビリ(断然ビリ)になるところやった。
せめて同世代(M55クラス)の選手と互角に戦えるようになりたいものだ。
10月30日の大会では、5000m20分切り、800m2分45秒切りをめざしたい。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )