2010年11月16日(火)
びわ湖大学駅伝(11/20) [陸上競技]
11月20日(土)、「びわ湖大学駅伝」が行われる。
この大会は、1937年に始まった「関西学生対校駅伝」が2005年びわ湖にコースを移し、「びわ湖大学駅伝」として新たなスタートをきったものだ。2010年は関西の15校と西日本地区の招待校3校、そして関西学連選抜チームの計19チームがたすきをつなぐ。
今はまだ一般に知れ渡ってはいないが、いずれは「東の箱根、西のびわ湖」と言われるところまで発展させて行きたいということらしい。
【出場校】
(シード校)
立命館大学 京都産業大学 関西学院大学 奈良産業大学 大阪経済大学 関西大学
大阪教育大学 神戸大学 龍谷大学 同志社大学
(予選会通過校)
京都大学 佛教大学 近畿大学 大阪大学 大阪体育大学
(招待校)
名古屋大学 東海地区
愛媛大学 中国・四国地区
第一工業大学 九州地区
(関西学連選抜チーム)
大阪市立大学、大阪学院大学、大阪産業大学、京都工芸繊維大学、甲南大学、滋賀大学、成美大学、びわこ成蹊スポーツ大学 より構成
この中で注目すべきは、「関西学連選抜」。
廉のいつもの練習仲間である、京都工芸繊維大学から一人選ばれたのだ。それも、当日のアンカー区間(8区)を任されることになった。
彼・清水光選手は、1回生で、京都の公立高校出身である。廉と同い年で、出身高校も似たようなもの。ただ、彼は高校時代陸上部だったところが廉とは決定的にちがうが・・・。
それでも彼が選抜チームに選ばれ本番も実際に走れると決まった時は、多くの仲間に希望を与えたことであろう。
今日その話を廉としたとき、「5000m15分台出したら、可能性はある。ユースイ(同じクラブの同年のライバル)といっしょにがんばろうって言ってたんや」とやる気満々だった。先日の競技会で、思いもよらず16分15秒という好タイムが出て、がぜん新たな目標ができたようだ。
今週の土曜日は、廉も清水選手の応援に行く。私もできれば見に行ってみたい。
廉がさらに高いレベルまで自分自身を押し上げて行こうと思える、きっかけとなる大会になってくれればいいのだが・・・。
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2010年11月08日(月)
堺市選手権・続き [陸上競技]
1500m予選の前に時間があったので、公園のまわりのジョギングコースを走った。1周1150mのBコース。1周を7分くらいで走ると、キロ6分ペースになる。
9月にも見たネコちゃんが同じ場所にいた。
こういうところを走らせてもらうと、いつも思ってしまう。
「京都には、こうしてだれもが安心して使えるような施設が極端に少ない。」
新設・京都マラソンにお金をつぎ込むくらいなら、こんな施設を作っていくほうに使ってもらいたいな。
毎日エサをやりに来られるらしいおばちゃんに会った。
賛否両論あって難しい問題やけど、大阪城公園や長居公園にもネコちゃんがいっぱいいて、私はそれを見るとほっとします。
ここのネコちゃんは、陸上競技場横のプールの敷地をねぐらにしているようだ。
8時半から走り始めて、6周6.9km。42分51秒。
これでちょうど1500m予選の始まる時間になった。
今回は京都府立大からの出場は3名だけ。それでも応援だけに来てくれている仲間もいる。ありがたいことだ。
11月3日の「全国スポーツ祭典陸上」の女子高跳びで、見事優勝し有終の美を飾った大竹選手。自分の出番の前に、水槽のイルカのようにくるくる回っている。助走の感覚を確かめているのだ。
陸上競技は、私のように全く経験のないものでも見ているだけで楽しい。この「イルカのようなくるくる」も、飽きずにずっと遠くから見せてもらっていた。
大竹さんは4回生なので、今日のこの競技会で一区切りをつけられるそうだ。
以前、大竹さんがつぶやいておられた。
「高跳びは3回失敗しないと終われない。ある意味、残酷な競技。」
確かに。
私のお昼は、9月に来た時と同じ。体育館内のレストランの「カツ丼」。あの時も、「カツ丼」を食べた後廉を応援した。そして、いい結果だった。
今日もちょっとだけゲン担ぎ。
このあと1500m決勝まで時間があったので、また公園をジョギング。朝と同じ1150mのコースを6周。
6.9km、42分35秒。タイムも朝とほとんど同じ。今日は、これで合計13.8kmも走ることができた。
この前も廉のレースの前にここをジョギングしたら、廉がいいタイムを出した。まあ、これもゲン担ぎ。
「廉、予選と決勝が同じメンバーやったら目標があってええやん。予選14位やったんやから、一つでも上狙わんとな。」
「もう無理。足が・・・。べべになるかもしれん。」
そうか。
交流戦などでちがう種目を2回出たことはあるが、「予選→決勝」のパターンは今日が初めて。これもいい機会やと思って、前を追ったらええやん。
(以下、動画から切り取った1500m決勝レースの模様です。)
スタートしていきなり「どべ」で、このままほんまにズルズルいくのかと思ってしまった。
しかし、残り200mからのスパートは圧巻。最後の100mもすごくストライドが伸びていた。
結果は、「どべ」から6人抜きの10位。
記録も、4分25秒14で自己ペスト更新。
「見にこんでええ」と言われたけど、見に行ってよかった。値打ちやー。
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2010年11月07日(日)
堺市選手権 [陸上競技]
あーりーさん、ごめんなさい。
朝あーりーさんに会ったとき、100m予選の開始時間とあーりさんの組まで聞いたのに何レーンかを聞き忘れていました。
でも、9組と聞いていたので、スタートからゴールまで動画で撮っておいたらだいじょうぶだろうとたかをくくっていました。
でもでも・・・。2レーンが空きで、1レーンがあーりーさんだったとは。スタートから50mくらいまではかろうじて画面内に入っていたんですが、中央の選手に目を奪われ、ゴール前のいいシーンでは外れてしまっていました。あーあ。
「ブログ、楽しみにしてるし」と廉に言ってくれていたそうなのに・・・。
廉に聞いたところ、あーりーさんは11秒87の好記録だったとか。その決定的シーンを撮りそこねてしまいました。ほんまにほんまにごめんね。
こんどこそ・・・、と言っても、あーりーさんは今日で今シーズンの競技は終了なんですね。来シーズンこそ、いい写真を撮ります。気長に待っていてください。(なんか、「もう100mは走らない」と言っておられたらしいですが・・・。)
家を6時20分に出て、金岡公園に着いたのは7時40分。渋滞がなければ、堺まで1時間20分で行ける。
廉の1500m予選は一番最初。9時30分から。
廉を探しにスタート地点である第2コーナー付近を歩いていると、「陸上部のくせに、えらい顔色の悪いヤツおるなあ・・・」。近づいて見てみると、それがうちの廉だった。わろてしもた。
廉は「3日前に10000m走ったとこで体調もよくないし、見にこんでええで」と言っていた。そんな言い方をしたのは初めて。千葉遠征の強行日程で、よっぽど疲れがたまっていたのかもしれない。
1500mは4組総勢で100人ほど。タイム順上位16名が決勝進出となる。
廉は最後の第4組だったが、それまでの3組はトップでも4分30秒は切っていなかった。廉のベストは4分25秒。本調子ではないと言え、がんばれば決勝進出のチャンスはある。
やりました!
第4組の14位で、予選14位通過。(???)
なんと、第1組から第3組までの決勝進出者はゼロ。第4組の16位(4分30秒22)までがそのまま決勝進出。
廉は4分28秒51。よう、予選突破できたもんです。
予選だけ見て帰ろうと思っていたのに、これで1時40分からの決勝も見んならん。でも、これはうれしい誤算です。
(注)まだ、続きます。
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2010年10月26日(火)
宇治陸協記録会・男子5000m(10/23) [陸上競技]
前の選手を必死で追う廉。その廉に届けと応援の声をふりしぼるかあちゃん。
また、廉の陸上競技大会の記事です。
赤の他人さんにとっては、何の興味ももてない記事であると思います。でも、このブログは赤の他人さんのために書いているわけではない。全部自分のためにです。
以前、野村監督が言っていた。
「試合時間が長いと批判する人があるがそれはおかしい。おもしろい試合はもっともっと見ていたいと思うもの。私は、息子が出ている試合はどんなに長くてもあきない。」
そのとおり。
私も廉が走っているレースは、見ていてどれも楽しい。たとえいいタイムが出なくても、つらいだけのように見えるレースでも、初めから終わりまでしっかり見ていたい。
その試合(ゲーム、レースなど)がおもしろいかどうかは、自分がそこにどこまでのめり込めるかにあると思う。
廉が出場したのは、5000m全4組中の3組。
前の組では、いつもの練習相手、京都工繊大の「まーくん」が大学歴代ベストの記録を出した(15分26秒12)。京都の公立高校出身の同い年。今はかなりのレベルの差があるが、いい刺激にはなったことだろう。
16分40秒29。
「公式記録で16分台」という目標どころか、自己記録16分42秒5(手動・未公認)も更新。
よかったな。
いいレースを見せてもらった。特に、最後の2周(800m)でギアが切り替わったように力強い走りになった。きっといい感じでゴールできたと思う。( しっかり目で追っていたので、ギアが切り替わった瞬間も見ることができた。その瞬間、「ドキッ!」とした。)
またな。
また、いいレースを見せてくれ。
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2010年10月23日(土)
宇治陸協記録会 [陸上競技]
今日、廉は太陽が丘で宇治陸協記録会。9時半ころから、5000m4組のどこかの組に出場する。
私たちは今日から「諏訪湖マラソン」の出張販売に出かけるのだが、宇治によって廉のレースを見てから長野に向かおうと思っている。
廉は、9月15日の「関西六公立大学競技会」で5000m16分42秒5を出しているが、あの大会は未公認。今日は公式記録になるとのことなので、ぜひ16分台を出してほしい。
くわしくは、「諏訪湖マラソン」から帰ってからご報告します。
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2010年09月20日(月)
第48回京都スポーツ祭典陸上競技大会・京都府立大編 [陸上競技]
10000mを走る廉。それを見守ってくださっている塚本政琉さん。そして、その二人がうまい具合に写真に入るように苦心している私。
いい写真でしょ。
後で廉に「塚本のおっちゃん、知ってるやろ」と聞いたら、「知ってる」とのこと。
な、知らんとこで応援してくれてはる人いっぱいいるんやで。それ、忘れたらあかんで。
「京都キャロット」のお客様の中に、京都工芸繊維大学陸上競技部の女子選手がおられ、「工繊大と府立大はいっしょに練習してますので、ぜひ来てください」と言ってもらったのがきっかけ。(今となっては、それがどなたであったのか分からないのだが・・・。)
大学入学式の2ヶ月も前に、「陸上競技部に入部させてもらった」と言ったときは正直ビックリ。「大学入ったら陸上やるかも」と言ってたんは、パオパオをぬか喜びさせるためじゃなくて本気やったんや。
どうせなら、「陸上競技未経験者がどこまでやれるか見せたらんかい!」と、パオパオは思っています。
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さて、今日も京都府立大学陸上競技部の宣伝を。
まず先陣を切るのは、三須選手(2年)の女子1500m。
三須さんは、いつも部のホームページに大会のスタートリスト(タイムテーブル)をアップしてくれている。そのおかげで、応援する私も予定がたてやすい。いつも、ありがとね。
ラストのスプリント勝負、すごかった。おしかった。でも、大学ベスト。
「よかったね」と私が言った時の微笑返しがステキでした。
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2番手は、有山選手(2年)の男子400m予選。
スタートダッシュも見ごたえあり。
予選は軽く2位通過。
400mはスタートからゴールまで呼吸しないと聞いたことがあるが、本当にそれで持つのだろうか。
決勝が楽しみ。
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3番手、青木選手(1年)の女子100m予選。
これぞ「横綱相撲」というレース。体の張りが他の選手とちがうように見えた。
レース前、上り坂ダッシュをくり返していた姿がかっこよかった。短距離が苦手な私は、ガッガッガッと進むあの姿にあこがれてしまう。
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4番目は、男子4×400mリレー。
1走、内海選手(1年)。
2走、小林選手(1年)。
3走、佐藤選手(1年)。
4走、有山選手(2年)。
アンカー有山選手は、さすがに400mの専門。見事な追い上げで2チームを抜き去ってゴール。これは、個人としての400m決勝も期待できる。
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5番手、庵原選手(1年)の女子800m。
「でっ、でたー」と思わず叫んでしまった。先頭走ってるじゃないですか。
残り100mでも2位以下にかなりの差。「これはいける!」
かなり追い詰められるもトップでゴール。
「やったー、表彰台!」と思ったが、もう1組あり、全体では6位とのこと。でも、ワクワクドキドキさせてくれるいいレースでした。
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6番手は、大竹選手(4年)の女子走り高跳び。
最初のほうはずっとパスをしていて、私が見たときはすべて失敗だった。「まさかの記録無し?」と心配だった。
跳躍系は、本番で急に跳び方が分からなくなるというということもあると聞いたことがある。オリンピックや世界陸上などでも、有名選手が記録無しというのもめずらしくはない。
「まさか、まさか」と思っていたが、私がたまたま目をはなした時に一度成功していたようだ。しかし、記録的には不本意で、2位とはいえ本人は喜べないものであったようだ。
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7番手、有山選手(2年)の男子400m決勝。
好調持続で力強い走り。弟3レーンの選手とデッドヒート。
僅差の2位。
しかし、いい勝負をみせてもらった。
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8番手、佐藤選手(1年)の男子5000m。
佐藤選手は、廉と同学年で廉より速い長距離選手。シーズン当初は、いつも廉のだいぶ前を走っていた。しかし、現在故障からの回復途中で本来の走りができていない。
「早く本来の調子を取り戻して、廉といっしよに強くなってくれ!」
そんな思いで佐藤選手のひたむきな走りを見つめていた。
力を振り絞ってのゴールは、自己ベストから1分以上遅いものだった。でも、今回のレースは次へのステップだと考えて・・・。
しかし、この後、不可解なことがあった。
三須さんが全員の記録を控えてきてまとめてくれていたのだが、佐藤選手の5000mの記録が「17′30″44」になっていたというのだ。
私が撮った写真では、ゴール数メートル手前で「17′20″」。三須さんたちが独自で計測していたもので、「17′22″」であったらしい。
「うちは写真判定を採用しているから・・・」というのがこの大会の主催者さんの自慢である。しかし、これではそれ以前の問題と言わざるをえません。大会主催者さんがミスしてはいけない最大のものは、「記録計時と記録発表」であると思うのですが・・・。
(※ もしこの部分が私のかんちがいでしたら、おわびして訂正します。)
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9番手、内海選手(1年)の三段跳。
この種目は、目の前で見られることはめったにない。せっかくなので連続写真で。
見ているだけでもおもしろい。ワクワクドキドキ。自分もやってみたくなった。
この後の私と廉の会話。
「三段跳、やってみようかな。」
「なんで?」
「出場者少ないし、全国行けるかも知れん。」
「ムリムリ。三段跳ってな、踏み切り板から砂場まで10mあんねん。砂場に入れへんかったら記録なしやで。」
「そっかー。そら知らんかった。」
陸上競技も奥が深い。
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10番手は、青木選手(1年)の女子100m決勝。
(動画撮影に成功したのですが、アップの仕方が分かりません。動画から切り取った静止画で。)
結果は、後半の伸びがすばらしい見事なブッチギリ優勝。
「おめでとう!」
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さて、満を持しての登場(?)。
藤井選手(1年)の男子10000m。
このレースの見所は、藤井選手が目標としていた6位以内に入れるかどうか。(もう一つの目標「34′30″以内」は気温が上りすぎ、かなりきつい。)
6位以内に入るには、まず、いつもの合同練習の仲間・京都工繊大のメンバー5名の中の上位に食い込まなければならない。
初めはやや控えめな位置取りだったが、次第に前へ。自分たちのグループ内では2番手、全体の中でも5番手くらいの位置を走っていた。
それまで雲に隠れていた太陽が、こんな時に限って顔を出してきた。このレースの時だけ30℃を超えていたのではないだろうか。
「廉、水取れよ!」
これだけは何度もくり返し叫んだ。
やはり暑さのせいで、目標にしていた34分30秒にはとても届きそうにない。
残り2周。
後ろに迫っているのは、ゴールを迎える工繊大のS選手。なんとか2周抜かれを免れた。
ゴールは、35′31″10 。
4位で全国大会出場決定。11月3日の千葉での全国大会では、34分30秒以内をめざせ!
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