パオパオだより

2010年10月30日(土)

三途の川をクロールで [雑感]

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今日のきく

◎京都新聞10月25日朝刊「こまど」欄より

 「三途の川をクロールで」 菊田たきえ

 狭い小川しか流れていない山間で育った。当時は学校にプールなどなく泳ぎには無縁で、カナヅチでも不便を感じなかったが、人生の終焉を控え、三途の川を渡る心配が頭をもたげてきた。冥土でおぼれるのはさぞ苦しかろうと、一年発起し水泳のレッスンを受けることにした。
 これが思った以上に困難きわまりない。「力を抜け」と指示されるとガチガチに力が入る。「手を丸く回転させる」と言われると、足に意識がいかない。「三つ子の魂百まで」とは的を射ており、何事も柔軟性のある間に覚える必要性を痛感する。
 横で泳いでいる人を見ると、イルカのように水に同化されている。一方、私は水と格闘しヘロヘロに疲れ、体は石のよう。
 三途の川は深いのか、浅いのか。実際ターンして帰った人はいないので想像もつかない。不用品は処分したし、身辺の整理もついた。しかし、クロールで息継ぎのできない私の冥土への道程は遠い。頑張るしかない。                          (大津市・74歳・無職)

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 もう、言うことなし。

 明日の「土山マラソン」が中止になり、ほんとなら今日は準備でてんてこまいなのだがヒマだった。こんなときは、たまっている新聞の再読。
 「ほー、こんなん載ってたんやー。」

 まるで自分のことみたい。
 山の学校で育ち、中学時代にやっとできたプールはなんと10m。高校体育の水泳の授業はだいぶずる休み。
 そんな私が、20代後半にトライアスロンに挑戦。ハワイアイアンマンレースの予選となった「第1回びわ湖トライアスロン」はフル(水泳3.8km、自転車180km、マラソン42.195km)。
 自転車、マラソンはどうってことなかったが、水泳は平泳ぎで50m泳いだのがそれまでの最高。
 「へたしたら、溺れ死ぬどー。」
 水泳教室に通い、クロールの特訓をした。その時の状況が、「こまど」欄に投稿された菊田たきえさんとそっくり。
 けっきょくクロールは本番に間に合わず、平泳ぎで3.8km。何とか制限時間2時間30分には間にあった。時間内に泳ぎきり、自転車のスタートを切った時こみ上げるものがあった。
 「これで、このレースの完走、いただきやー。」
 うれしくてうれしくて、自分のことで泣きそうになったのは後にも先にもこのとき一度きり。あれほど苦手だった水泳で、平泳ぎとはいえ3.8kmを溺れず2時間30分以内で泳ぎきれたことが、私の人生の唯一の誇りです。(もちろん、全コース完走もゲットしました。)

 でも、菊田たきえさんによると、三途の川はゆっくり平泳ぎで泳いでいるようではダメらしい。私の水泳への苦手意識は強烈で、今でも溺れる夢はしょっちゅう見る。

 「三途の川で溺れ死ぬのはいや!」
 「もう、死んどるちゅうねん!」

 とにかく、私も菊田たきえさんを見習って楽しく冥土への道を迎えたい。がんばるしかない。
 「んっ、何を?」  

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2010年10月14日(木)

付焼刃 [雑感]

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ご近所にいたネコちゃん

つけ‐やきば 【付(け)焼(き)刃】

1 切れない刀にはがねの焼き刃をつけ足したもの。見た目は切れそうに見えるが、実際はもろくて切れない。
2 その場をしのぐために、知識や技術などを一時の間に合わせに習い覚えること。にわかじこみ。「―の勉強」

 「付焼刃」は、最近ヨメさんが私を批判するときに多用する言葉。
 「今まで何もしてこなかったくせに、前からずっとやってますみたいな顔をしてむかつく」らしい。「口ばっかりで何の役にもたたんええかっこしー」らしい。「かしこぶんのもええかげんにせい」らしい。

 でも、この「付焼刃」の説明を読むとワクワクしてしまう。
 「見た目は切れそうだが、実際はもろくて・・・」
 「その場をしのぐために、・・・一時の間に合わせに・・・。にわかじこみ。」

 いやまほんまに私にぴったりな・・・。これから、「付焼刃・藤井です」って名乗ろうか知らん。・・・こんなしょうもないこと書いたら、またヨメさんに「びしゃたたき」のめにあうんやろか。(この部分、あくまで比喩です。)

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見返り美人ネコ

 さて、付焼刃シリーズ第何段になるんでしょう。
 「四万十川ウルトラ」の本番が3日後に迫りました。

 前にちょっと書きましたが、9月19日の「丹後ウルトラ」は決して付焼刃ではなく、それなりに準備して臨みました。

 4月「天女の羽衣70km」を8時間半で完走。
 5月「長居」「鯖街道」2日連続フル完走。
 6月「サロマウルトラ」猛暑の中、69kmまで。
 8月「反核平和の火リレー」猛暑の中、のぼりを背負って22km完走。

 「丹後」の本番中も、途中「これは完走できる」とうれしくなってしまいました。完走できたら、「ラーメン・藤」の大将に頼んで、肩組んだ2ショット写真撮ってもらおう・・・、とか。ああ、お気楽なヤツ。でも、結果は・・・。

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同じおうちの別のネコちゃん

 「四万十」は、はっきり言って付焼刃以前。
 左足の痛みは、高橋大輔似の先生の治療のおかげで最悪の状態からは抜け出しました。でも、今もこわくて走れません。いつ左足のゴキブリが動き出すやら・・・(意味不明)。
 50kmくらいまではごまかせそうですが、そのあとはどうなることやら。もっともっとごまかそう!「ちがうか!」
 今回初めて関門時刻を書き出したりしたのに・・・。こうゆう時の「付焼刃」的対策ってないんでしょうか。「もう、遅い!」

 この期に及んでは、もうしっかり楽しむしかない。(って、毎回それやんかー。)

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侑ちゃんの内祝

 話変って・・・。

 おととい、学ちゃん牧子さんのあかちゃんの内祝が届いた。
 「すまんなー、『食べられる金の延べ棒』しか渡してへんのになー。こんな上等なバームクーヘン、すまんなー。」

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今日のきく

 またまた、話変って・・・。

 今日、6月に書いたブログ「沖縄・第一部」に沖縄県人であるさとしさんという方からコメントをいただいた。
 このごろ、エッチ系の業者から変なコメントがいっぱい入っていて、そのコメントを一挙に30くらい消さんなんときがある。今日は、その間にさとしさんからのコメントがはさまれていたので、もうすってんで消してしまうところだった。ああ、あぶなかった。
 私のブログには、どうゆうわけかコメントが極端に少ない。これはたぶん、私がマジメな人間なのか否かが分かりにくいからであると思う。マジメなことを書いてるかと思えば、人生なめたようなことも書いている。これは、手が出しにくい。

 今日コメントを入れてくださったさとしさんは、文面から若者であるようだ。ああうれし。沖縄の若者とお友だちになれそう。
 そのコメントの最後にはこう書かれていた。

 「とりとめのないコメントでしたが、
また、へいわってなんだろうと感じたときに
パオパオさんのブログをすーみーしてみます。」

 うれしいなあ。うれしいなあ。ほんまにほんまにうれしいなあ。
 さとしさん、これからもぜひ「すーみー」してね。
 私は私なりに、沖縄を通して平和について考えていこうと思っています。

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京都キャロット通販事務所前の田んぼにいたネコちゃん

 またまたまた、話変って・・・。

 今日の廉の言葉。
 「○○先輩なあ、廉よりよう『パオパオだより』見てはるみたいやわ。こないだ載ってたネコがかわいかったってゆってはったわ。」
 「おお、そうかー。」(ああ、うれし。)
 「家でネコ飼ってはるらしい。」
 「そうなん。」(これは、「ネコちゃんネタ」の記事、気張って書かんなん。)

 ということで、今日は本文とは無関係に近所のネコちゃんの写真をペタペタと貼り付けました。どう、○○先輩。今日のネコちゃんは、「美猫・こたろう」に比べたらちょっとおちるかな。でも、写真撮るのに結構苦労したんやから・・・。

 ていうか、今日は何について書いてたんやったっけ?
 ああ、「付焼刃」ね。

 「付焼刃もたくさん積もれば山となる」
 意味不明のため、これにておしまい。

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見返り美人ネコか?

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2010年10月07日(木)

「ジャーマンシェパードの子犬ですよね」 [雑感]

 昨日は、いろいろあった一日でした。
  

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 昨日は朝から長めの散歩。
 長代川の土手には、今ごろ彼岸花。

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 午前中に京都シネマで、「ビルマVJ 消された革命」。

 午後は、イオンモールKYOTOの「T・ジョイ京都」へ。見たい映画があった。「君が踊る、夏」。
 実は見たい映画というより、好きな女優さんが主演。「木南晴夏」さん。あのあやしいフンイキが大好き。

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 できればあまりメジャーにならず、いつまでもマイナーな女優さんでいてほしい。 

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 早めにチケットを買っておこうと思って入ってみると・・・。
 「君と踊る、夏」14時35分 6日のみ休止・・・。
 「どっひゃーん!」

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 映画の時間を、昨日の夕刊で確認してきたのが失敗だった。今日の朝刊を見ないと。
 夕方からもう1回あったが、今日の夜は廉と外食の予定だったので見るのは断念した。この映画とはご縁がなかったんですね。パンフレットだけ買って出てきた。

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 お昼はフードコートでカレー。
 2種類の選べるカレーとナンのセットで850円。手軽に食べれておいしかったです。

 注文を聞いてくださるおねえさんが、とってもかわいい人でよかった(たぶんインド人)。  

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 時間が余ってしまったので、別館の3階のスポーツ用品店を見てみることにした。
 広くて商品も豊富なのだが、お客さんがほとんどおられなくていづらかった。

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 地下鉄で家に帰るので、京都駅八条口の近鉄名店街を通る。
 「せんとくんのアイスカフェラッテ」、おしいそうだった。

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 家に戻ると、きくがすねていた。
 今日は、ヨメさんが出かけてしまってお留守番。
 「きくちゃん、宝ヶ池でもいこか?」
 「ふぁ〜い!」

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 宝ヶ池にはがあがあちゃんもいるし、かももいっぱいいるし。

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 でも、きくはいろいろなにおいが気になって気になって・・・。

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 ときどき会うワンちゃんにも関心なし。いつもなら自分から吠えかかっていくくせに。

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 「あっ、あれはついさっきも見たワンちゃん・・・。」 

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 「こんにちは」
 「こんにちは。・・・ジャーマンシェパードの子犬ですよね。」
 「そう見えるでしょう。よく言われるんですよ。でも、実は正真正銘の雑種なんですよ。」
 「わー、そうなんですかー。」
 「そちらのワンちゃんは?」
 「うちも雑種です。」

 「シェパードの子犬ですか」とはよく言われるのだが、その上に「ジャーマン」がついたのは初めて。さすが、お目が高い。
 若くてきれいな外国人の娘さんが散歩させておられたワンちゃんは、「ピッポちゃん・メス・1歳」でした。
 きくは、このピッポちゃんにもいちゃもんをつけに行かなかった。お友だちになれるかも。

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 比叡山をバックに一枚。
 なんとりりしいお姿。

 においが気になるみたいやけど、またここに来ような。

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 夜は、わら天神の「さと」で夕食。
 ヨメさんと真樹が新京極に出かけているので、廉と二人。
 二人とも、まったけ系の料理にした。
 お店に入って注文し、食べ終わって出てくるまでわずか25分。
 早食い親子か〜い!

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2010年09月03日(金)

この夏の思い出と後悔 [雑感]

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徳島で中野さんからもらったぜりーと同じもの

 この夏の一番の思い出は、もちろん、娘との沖縄旅行である。2年前に同じように娘と沖縄旅行に行った時、「もうこれが最後やろなあ」と思っていた。ところが、策士・パオパオはあの手この手を使い、いろいろな理由をこじつけ、真樹とは5度目となる沖縄旅行に行かせてもらうことに成功した。(この時の様子は、このブログには書きかけで現在中断中。)

 この夏二番目の思い出といえば・・・。
 「反核平和の火リレー・徳島」への参加である。
 8月4日に参加させていただき、全行程約22kmを走らせてもらった。その様子は、このブログの8月4日のところに写真のみアップさせてもらった。リレーが終わった後のことは、続編として8月5日、6日にくわしく書いた。しかし、肝心の当日のリレーの部分は写真のみを掲載したまま放置した状態になっている。それは、どうしても書きづらいところがあったからだ。

 そもそも、この「反核平和の火リレー・徳島」の存在を知ったのは、「サロマ湖100kmウルトラ」で国労闘争団四国常駐の中野勇人さんがポロッと言われたのが始まりである。その当日8月4日が、京都キャロットの定休日である水曜日だったので参加したくなった。徳島の行事に京都から参加させていただいてもご迷惑でないか、中野さんに聞いてもらった。「問題なし」とのご返答をいただいたので、大喜びで参加させてもらうことになった。
 アピール行動は、少人数より大人数のほうが効果はある。大したお役には立てないだろうが、アピール行動の「にぎやかし」くらいの役には立つだろう。そんな純粋な気持ちで参加させてもらうはずだった。

 ところがそのころ、私が信頼する「ランナーズ9の会」の○山さんたちが、あるアピールランにおいて「9の会」ののぼりを持っての参加を拒否される事件が起こっていた。いろいろと行きちがい思いちがいがあったようで、ここにはくわしくは書かないが、のぼり拒否の一番の理由は「通行人に対する危険」ということであったらしい。
 確かに平和の大切さをアピールする行動中に、けが人など出してしまったら本末転倒である。主催者の心配もわからないわけではない。

 でも、待てよ。「ランナーズ9の会」の仲間でのぼりを持って走っている人とはよく話したりするのだが、人様に迷惑をかけてしまったという話は聞いたことがない。走られる方は細心の注意を払っておられるだろうし、のぼりは布、ポールはプラスチック。暴風でも吹かない限り、人にけがを負わせるようなことは考えにくい。

 そうか、これは「とりこし苦労」というやつかもしれんね。「心配しー」のおじいちゃんが、孫がかわいいあまり何でも手を出してしまうような気持ちなんかなあ。
 これは、のぼりを持って走っても「だいじょうぶ」ということを実践で見てもらうしかないね。

 ここらあたりから、私の純粋な気持ちが不純な方向へと変わっていった。
 「何が何でも、のぼりを背負って全コース制覇!」

 徳島県三好市に着くと、何人かの方から「ブログ見させてもらってます」と声をかけられた。なんてありがたいこと。ブログを通じてではあるが、私があやしいものではないということは分かってもらっている。(いや、その反対かも・・・。)

 「しんどくなったら後ろに車がついていますから、いつでも乗ってくださいね。」私の歳の半分くらいのきれいな女性が親切にそうおっしゃってくださった。
 「絶対に乗りません!」
 (何きばっとんねん、このおっさん)と思わはったやろね。すいません。スタート時点で、もう相当入れ込んでおりました。

 本当に私の半分くらいの歳の男女が、次々と「反核平和の火」をリレーしていっている。ここでは、きっちりと若い人たちに「平和の尊さ」が受け継がれていっている。
 それに引きかえこの私。背中にくくりつけた「ランナーズ9の会」ののぼりを、後生大事にしながら走り続けている。偶像崇拝でもあるまいに。「私憤を晴らすため?」 バカな!
 時折強風が吹き、風が前後から吹くときはまったく影響なかったが、横から受けた時は若干危なかった。「ここでふんばらにゃー。」 って、何のために?

 こんなふうに、自問自答しながらのアピールランニングになってしまった。
 この「反核平和の火リレー」の本来の参加者さんたちは、突然京都からやってきたこの私をあたたかかく迎えてくださり、リレー中も心配して何度も声をかけてくださった。この時は、本当に申し訳ない気持ちになった。

 途中見た温度計は34℃。それでも暑さはあまり感じなかった。暑さにめっきり弱いと思い込んでいた私だが、知らず知らずのうちに暑さに耐えられるようになってきたようだ。

 それよりもお腹。
 高速道路が思いのほか混んでいて、中野さんとの約束の時間に遅れてしまった。そのため、ゆっくり食べようと思っていた昼ごはんは、運転しながらのおにぎりに代わってしまった。

 暑さよりも空腹。
 16kmすぎくらいの休けいの時、思わずこう言った。
 「中野さん、何か食べるもんありません?」
 「うーん、ちょっと待ってくださいよ。」
 中野さんは、クーラーボックスに用意しておられた自分用のゼリーを手渡してくださった。
 「ありがとうございます。」
 一気に、ぐびぐびぐび・・・。

 この後、私は急に元気になり、自分用のゼリーを取られてしまった中野さんは急に元気がなくなった。すんませーん。
 そして、無事ゴールのJR阿波池田駅前へ。

 ゴールした私の感想は、「みなさんにご迷惑をおかけし、自己満足のためだけに走り切ったアピール行動になってしまいました」という感じ。そういう意味で、本来の参加者のみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 1ヶ月もこの記事について書けなかったのは、こういう理由です。

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中野さんが送ってくださった当日の写真

 でも、性懲りもなく言わせていただくと、「よっぽどの強風が吹かない限り、のぼりを持ってのランニングは危険ではありません。」
 だから、もう細かいことで意地を張り合うのはやめて、みんなで安全に気をつけて楽しいアピールランをやって行きましょうよ。

 以上。

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【追加】 「ハゲ仕掛けと人間の心がない・・・」

 私とヨメさんの会話。(また怒られるかも・・・。)

 「こないだの徳島の『反核平和の火リレー』でな、ボクのハゲネタで盛り上がってしもたわ。」
 「なんで?」
 「サロマの前夜交流会で撮ってもらった写真でな、ボクが下向いてるやつがあったんやけど、それが脳天ハゲハゲで・・・。
 それでな、徳島走ったとき暑かったやん。そやし、しょっちゅう頭に水かぶってたんや。そしたら、中野さんが『藤井さん、そろそろ帽子をかぶったほうが・・・』とか、『だいぶ落ち武者度アップしてます』とか。中野さんが、あんなにハゲネタで楽しんでくれはるとは思わんかったわ。ほんま、喜んでもらえてよかったわ。ハゲてもみるもんやなあ。」
 「わけ分からんわ!」

 「それより、アンタ、中野さんの用意してたゼリー、取り上げてしもたんやて。」
 「そうなんや。あれは気の毒やったわ。『何か食べるもんありません?』て聞いた時、ちょっと間があいたんや。あれは、中野さんの葛藤を表してたな。この大事な切り札を、他人に渡すべきか渡さざるべきか・・・。」
 「なんで途中でなんか買わん?」 
 「そやねん。そのちょっと前にコンビニがあってな、立ち寄るみたいにゆうてた人もあってん。ところが素通りや。もうこれでガックリきてしもてなあ。」
 「アンタのこっちゃし、中野さんに分けんと一人で全部食べたんやろ。」
 「そのとーり。最後の一滴までしぼりきっていただきましたー。そのあと、中野さん、みるみる元気がなくなってなあ。顔がまっかっかになって、めちゃくちゃしんどそうやったわ。」 
 「なんちゅうやつや。人間の心を持ってへんやつって、アンタみたいな人のことをゆうんやわ。」
 「まあ、サルに近いかも・・・。」
 「それは、サルに失礼やで。」

 この「ゼリー横取り事件」も、「反核平和の火リレー・徳島」でのもうひとつの大きな後悔でした。
 (せめて、中野さんと半分こしといたらよかった・・・。)  

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2010年08月30日(月)

臓器移植とあんもちゃん [雑感]

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※今日は、カテゴリー「屁理屈のサーカス」の部類に入る記事です。(そんなカテゴリーありませんが・・・。)マジメな方は気がおかしくなる可能性がありますので、読まないでください。
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 今日、いつものように京都キャロット通販事務所の2階にあんものえさやりに行った。ちょっと前まで、階段の下まで降りてきて「はよくれーニャー」と鳴いていたのに。このごろ弱っているのか夏バテしているのか、私が上に上がるまで動かない。
 今日はビビッた。私が完全に上ってしまっても、あんもは動かない。「まさか!」
 その一瞬の後、あんもの体かピクッと動いた。そして、やにわに立ち上がった。「あー、よかった。」

 あんもはもう21歳。いつお迎えが来てもおかしくない。でも、できることならもっともっと長生きしてほしい。

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 昨日、神鍋マラソンからの帰り道の夫婦の会話。
 「ついに、本人の意思表示がなくても臓器移植できるようになったな」とヨメさん。
 「そやな。これで、日本も臓器売買の道が開けてきたんかな」と私。
 「それはないやろ。それにしても脳死の人って多いんやな。」
 「というより、ほとんどが脳死で即死の人が少ないんとちゃう。」
 「そうか。そう思うと恐ろしいなあ。まあ、アンタが死んだら臓器どころか何もかも使ってもらうし・・・。」
 「うーん。前までな、タダで臓器提供なんて絶対いややと思ってたんや。そやけどな、もし臓器提供した人に自分の遺書読んでもらえるんやったら、提供してもええかなと思うようになった。『ありがたいと思うんやったら、野良犬や野良猫を助ける運動をしてはるとこに寄付してください』てな。
 どこの誰かわからん人の命を助けたいとは全然思わんけど、どこの誰かわからん犬や猫の命は助けたいわ。」
 「ほんまやほんまや。でも、お金をもらうことは禁止されてるはずやし、それはでけへんのんちゃう。」
 「まあ厳密にはそうやろけど、その人の良心に訴えるちゅうのはええんちゃうん。」
 「それができるんやったら、私も臓器提供する。」

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 さあ、これでうちの夫婦の臓器提供に関する意思表示はできた。
 「野良犬野良猫を救う目的に合致する場合のみ、臓器提供に合意。」

 実は、こわくてこわくて臓器提供に関する新聞記事が読めていない。たぶんヨメさんもそうだと思う。そんな無知識夫婦が出した結論がこれ。

 あんもちゃんを見ていると、21年前にヨメさんが拾ってきたころを思い出す。猫の21歳は人間でいうと100歳くらいのはずだが、今もあのころと同じかわいらしさ。
 ヨメさんは、もし地獄に落ちたとしても、「あんもの糸(?)」に救われるやろう。私は確実地獄落ちだが、今のとこ誰にも救ってもらえるあてはない。それなら犬猫のために誰かに臓器提供して、その人の寄付で救われた犬猫のうちの誰かに救ってもらおうっと・・・。甘いかな?

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※あんもの写真ばっかりやったら、きくがひがむし。1枚だけ、琉球ミニシェパード・きくの写真を。

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2010年08月27日(金)

アセトアルデヒトとALDH2 [雑感]

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叡電・京都精華大前駅の横断橋で会ったネコちゃん

◎毎日新聞8月25日朝刊 「Dr.中川のガンから死生をみつめる 71」より

 「赤くなる人」酒控えめに

 アルコールそのものに毒性はありませんが、アルコールが分解されてできる「アセトアルデヒト」に発がん性があります。これを解毒する酵素「ALDH2」を作る遺伝子は、両親から一つずつ受け継ぎます。そのうち一つだけが分解力が弱いタイプ(ALDH2部分欠損型)であっても、ある程度はお酒を飲むことができます。
 しかし、部分欠損型の人は、アセトアルデヒトを完全には分解できません。この分解されず体内に残ったアセトアルデヒトによって、「顔が赤く」なるのです。つまり、顔が赤いということは、体内に発がん性物質が分解されずに残っていることを示しています。昔は飲むとすぐ真っ赤になったけれど、今はずいぶん飲めるようになった、という方も多いと思いますが、アセトアルデヒトに体が慣れただけですから、要注意です。
 ALDH2欠損型はアジア人だけに見られ、酒で顔が赤くなる現象は「アジアン・フラッシュ」とも呼ばれます。世界人口の約8%、5億4000万人が、このタイプと見られす。酒で顔が赤くなる人(部分欠損型)は、赤くならない人(正常型)よりも、同じだけ酒を飲んでも、がんになる危険性が高くなります。部分欠損型の人は、正常型の人より、食道がんのリスクが10倍近く高くなるといわれています。赤くなる人が1合程度に酒を控えるだけで、日本人の食道がんが半分に減るという計算もあります。
 自分がどのタイプかは、「遺伝子検査」をすれば分かります。しかし、全くの下戸の人は完全欠損型、すぐ顔が赤くなったり、飲み始めて1〜2年はビール1杯だけで顔が赤くなったりしていた方は、部分欠損型と考えて間違いありません。
 東京・新橋あたりで真っ赤な顔で飲んでいるお父さんを見ると心配になります。小澤征爾さんも、桑田圭祐さんも酒をずいぶん飲んでいたそうです。2人が赤くなるタイプかどうかは分かりませんが、飲んで真っ赤になる人に、お酒を勧めることは慎むべきでしょう。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

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 あー、ええこと聞いた。
 私は検査をするまでもなく、明らかに「ALDH2完全欠損型」。まちがいない。
 結婚するまでは、コップに1cmのビールも飲めなかった。無理して飲み込むと吐き気がし、顔は真っ赤、そのあと恐るべき睡魔が襲う。
 それが、結婚してヨメさんの色仕掛け(?)に引っ掛かってしまい、ちょびちょび飲むようになった。今ではビールをジョッキに3杯くらいまでならだいじょうぶ。
 でも中川医師のお話では、それは危険な兆候。食道がんへまっしぐら? 
 今年に入って、家では飲まないようにしたのは大正解だった。出張販売で泊まるときなどには今でもけっこう飲んでいるが、それもやめたほうがいいのかも・・・。

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