2013年10月17日(木)
真樹が初めて会った沖縄県人 [私の好きな人]
◎京都新聞10月17日朝刊
高島オスプレイ訓練実施 日米共同 初の使用
市街地を飛行 知事らの要請反し
陸上自衛隊と米海兵隊が新型輸送機オスプレイを使用した16日の饗庭野演習場(高島市)での日米共同訓練で、オスプレイが同市新旭町の市役所本庁舎や中学校の近くなど市街地上空を飛行し演習場に入っていたことが同日、市などへの取材で分かった。
市によると午前10時15分ごろ、オスプレイ2機が市役所本庁舎の南側から西側の新旭駅南側の高架を横切って饗庭野演習場に向かうのを、飛行音に気づいた複数の職員が目撃した。
また市役所の東側に面した湖西中でも午前10過ぎ、校庭の南方を2機のオスプレイが飛行しているのを校長らが確認。同中はこの日、台風26号の影響で朝から休校となり、生徒はいなかった。
オスプレイの飛行に関しては、同市の福井正明市長や滋賀県の嘉田由紀子知事が防衛省に対し、住民の安全を考慮し、市街地や琵琶湖の上空を飛行しないように繰り返し要請していた。近畿中部防衛局は「オスプレイの飛行経路の詳細は現在確認中で、現時点ではコメントできない」としている。
「負担軽減は詭弁」 沖縄出身、湖南の女性
反対機運高まらず、もどかしさ
湖南市に住む沖縄県出身の高間エツ子さん(62)は湖国から訓練反対の機運が高まらないことに、もどかしさを抱く。「高島での訓練が沖縄の負担軽減となるというのは詭弁。国は『オスプレイは日本防衛に必要な抑止力』と説明しているが、戦争につながる武器だと知ってほしい」。憂慮は消えない。
9月29日。高島市であった反対集会に赴いた。参加者は主催者発表で約800人。訓練当日の抗議活動の参加者は20人あまり。沖縄で見てきた抗議集会と比べると規模は圧倒的に小さかった。
高校時代。クラブ活動中、歩道をランニングしていた学生が米兵の車にはねられた。沖縄全土で抗議の声があがったことを思い出す。卒業後、パスポート持参で神奈川県へ集団就職した。職場のラジオで日本復帰を知ったときは本土での差別や基地問題は改善に向かうと信じた。しかし、基地は今も沖縄に押しつけられたままだ。昨年10月には県の容認がないまま、沖縄にオスプレイが配備された。
「オスプレイ1、2機が1日訓練するだけでなぜそんなに騒ぐんだ」。そんな声も漏れ伝わる。「結局は沖縄の問題でしょ」。そう言われているように聞こえる。
想像通り、訓練を終え、日本政府はオスプレイの安全性をアピールした。国が説明する負担軽減は、普天間飛行場(宜野湾市)を名護市辺野古に移設するための口実でしかないとあらためて感じた。
8月に米軍キャンプ・ハンセン(宜野座村など)の敷地に米軍ヘリが落ちた。日本復帰以降、沖縄で起きた米軍機の墜落事故は40件を超える。オスプレイの危険性を踏まえた上で、高間さんは言う。
「オスプレイが、落ちなければよいという話ではない。知らないうちに戦争に加担しているという想像が働かないのなら、そこに危機感を覚える」
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今までにも何回か書いたことだが、真樹が生まれて初めて会った沖縄県人は滋賀の高間エツ子さん。今から7年前、真樹が小6の時。
社会の勉強で沖縄に興味を持った真樹は、「沖縄、行ってみたいなあ」とよくつぶやいていた。ちょうどそのとき、「沖縄本土復帰34周年記念日」(2006年5月15日)の京都新聞の記事に高間さんがコメントを寄せられていた。その内容は、「沖縄を消費の島として楽しむだけでなく、沖縄戦や米軍基地問題にも目を向けてほしい。自分の見たいものだけを見るような人には沖縄には来てほしくない」というものだった。
沖縄に行くには、たとえ小学生であれそれなりの心構えが必要だ。私の乏しい知識を絞り出すよりも、沖縄県人に直接お会いしてお話を聞いた方がいい。そう思い、高間さんの連絡先を調べ、娘に沖縄の話をしてもらえないかお聞きした。そうお願いすると、高間さんはすごく喜んでくださった。
京都のいなかから滋賀のいなかまで。真樹と私の二人で旧「沖縄館」にお邪魔した。その時の高間さんのお話が、「真樹の沖縄」の始まりといっていい。
そんな真樹が、今や沖縄の大学生。子どもなりに長年温めてきた夢が、この春にちょっとだけ実現した。京都から引っ越して半年がたったが、今のところ何とかがんばっている。今もきっと心の隅に「見たいものだけを見る人間にはなるな」という高間さんの言葉を置いてくれていると思う。
「高間さん、ありがとうございます。
真樹、高間さんのこと忘れるなよ。」
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【今日のきく】
今日も、お昼前から寮の管理人代行のバイト。
朝のきくのお散歩に行ったろかなと思ったが、やっぱりヨメさんでないとあかんらしい。
玄関にあったハロウィンのシールを、ペタ!
かぶりもんも平気やけど、シールも全然平気なきくちゃんでした。
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2013年10月12日(土)
池田先生の水彩画風景展 [私の好きな人]
今日の滋賀での陸上競技会の帰り、北大路ビブレに寄った。
廉と真樹がお世話になった上賀茂保育園の元園長先生である池田先生の個展が行われている。池田先生の絵は、私が一番好きなもの。こんな絵がかきたいとずっと思っている。
久しぶりにお会いした池田先生は、すごく元気そうでよかった。
「廉君も火曜日に来てくれてたんですね。会えなくて残念でした。」
「廉も先生の絵が好きで、近いから絶対見に行くってゆってました。」
「そう言ってもらうとうれしいです。」
「私も先生の絵が大好きなんで、見に来させていただきました。」
「ありがとうございます。」
「これだけの絵だと、完成させるのにだいぶ時間がかかるでしょう。」
「かき始めたら早いんです。でも、かき始めるまでがね・・・。目の前の景色の声をじっと聞いて、その声が理解できるまではかき出せないんですよ。」
「前回まで『スケッチ展』という名前にしていたら、画家が見に来んかったんですよ。それが悔しくてね。今回は白いところを残さず全部色をつけて『水彩画展』にしました。そしたら、ちゃんと画家が見に来てくれています。」
「先生の絵では、森が水に反射しているのがやっぱり一番いいですね。」
「そうですか・・・。これから、もっと水に映る絵をかこう。」
先生のお話は、いくらお聞きしていてもあきない。
84歳の池田先生。
「この個展は2年ごとにしてるんですが、次はもう死んでるかも・・・。」
「だいじょうぶですよ。うちの父は91ですけど、いなかで元気に暮らしています。」
久しぶりに絵をかいてみたくなった。かけたら、池田先生に見てもらおう。
池田先生の水彩画風景展は明日まで。
北大路ビブレに行かれる方は、ぜひお立ち寄りください。
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2013年10月07日(月)
ナリケン主義 [私の好きな人]
「あなたは何主義ですか?」と聞かれたら、すかさず
「ナリケン主義です」と答える。
まあ意味不明な問答ですが・・・。
ナリケンは、うちの真樹が中1の時の同級生。学年一人きりの小学校から学年250人の中学校に進学し、心細くなっていた真樹を一番楽しませてくれたのがナリケンである。ごっついナリケンは、何事もスケールが大きく、お笑いのセンスも抜群だった。
中2の暮れに静岡に引っ越してしまったが、今年の春、大学生として一人京都に戻ってきた。5年のうちにすっかり変わってしもたかなあ。ゴツゴツの野球少年の印象しか残っていないが、めっちゃイケメンになってたりして・・・。
今日10月7日は、そのナリケンの19歳の誕生日。午前0時に「誕生日おめでとう」のメールを送りたかったが、なんせジジィは夜更かしができない。昨日の夜11時前に、フライングのおめでとうメールを送っておいた。
その返事。
「お久しぶりです。
ありがとうございます!
ただいまアメフトで鎖骨を折って入院中です。
早く元気な姿をおみせしたいです。」
いい子でしょう。
ヨメさんは、「どこの病院か聞いて、お見舞いに行ったげ」と言う。
でも、どこの誰かよう分からん初老のオッサンがお見舞いに来てもうれしないやろ。
まあ、ナリケンのことは「ずっと気にかけてんでー」ということでね。また、どこかでいいおみやげが見つかったら送るしねー。
しっかり治して、また大活躍してくれよー。
ところで、ナリケンは「パオパオだより」見てくれてんのかなあ。
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2013年09月13日(金)
いりえゆかさんに聞け! [私の好きな人]
私は完全に勘ちがいしていました。
数年前の諏訪湖マラソンで、いりえゆかさんに声をかけていただき、ブログ「ラスティックなひとりごと」も紹介してもらいました。それから過去の記事をすべて読ませてもらい、その後の記事もすべてチェックさせてもらっています。その熱心さは、ヨメさんに「アンタはいりえゆかさんのストーカーか」と言われるくらいに。
ブログを読ませてもらって、「いりえゆかさんは私に似ている」と思いました。どこがどうと聞かれるとうまく言えませんが、「不器用ですけど一生懸命なところ」とかと思っていました。
でもそれは、私の大きな勘ちがいでした。
私は「不器用で一生懸命さもない」人間でした。いりえゆかさんは、私の思ったとおりの「不器用ですけど一生懸命な」人でした。
ここ2、3日の「ラスティックなひとりごと」を見て、頭グルグルになりました。一瞬「ゆか殿、ご乱心?」かとまで思ってしまいました。「これって、ほんま?」
なななんと、「いりえゆかさん初100kmを10時間57分46秒で完走!」
比べさせてもらうのもおこがましいですが、私は21年前に初100kmのローカル大会を14時間49分28秒で完走(いりえゆかさんとは約4時間差)。その後、16回出場した100kmウルトラはことごとく関門収容。2年前の「四万十」99.5km地点収容をもって「ウルトラ引退」を宣言。挙句の果てに、自称「99の会」会長就任ですから・・・。
これでは、とても「私と似ている」とは言えませんね。ふざけた私とまじめないりえゆかさん。
お見それしました。これからは、いりえゆかさんのことを「ウルトラの神様」と呼びましょう。初100kmでサブ11で入賞ですから・・・。
あー、お友だちになってもらえそうな人だったのに・・・。かなり遠い存在になってしまいました。
これからウルトラに挑戦される方、レースにのぞむに当たっては「いりえゆかさんに聞け!」と言わせていただきます。(くわしくは、私のリンク集の「ラスティックなひとりごと」へ→)
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【RUN】
今日は蒸し暑かった。
でも、炎天下の修行を積んだ私にとっては涼しいくらい。
まずは店往復1.3km。
きくはお店でかしこうしてたらしい。
今日もやっぱり、仏大グランド往復10kmへ。
岩倉実相院経由の仏大グランドまでのコースは、信号にかからず走りやすい。
行き28分15秒、帰り27分19秒で55分34秒。
いりえゆかさんはこのペースで50kmまで行ったんやと思うと、あらためてすごいと思った。
「まねできん!」
いつもの2kmダウンジョグをして、今日は13.3km。
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2013年08月29日(木)
やんちゃマスター [私の好きな人]
「マスター、お歳は?」
「藤井さんの一つ下です。」
「えー、そんなにー。わこ見えますやん。」
今日はバイトから昼過ぎ帰り。2日連続の一畳部屋泊まりはきつかった。ちょっと頭フラフラ状態だったが、お店を手伝いに行かなくては(「じゃましに来んなー」と言う人もいますが・・・)。
4時前、店まで走っていくとランナーが店の前に。
「あらー、やんちゃ村の・・・。」
そのあと、店の前で長話をさせてもらった。
昨日、伏見桃山の「カフェ・やんちゃ村」のすぐそばを走り、お店によらせてもらおうと思ったがケイタイを持っていなかった。お店の場所が分かりません。
「まあいいや、次に六地蔵駅からスタートするときによらせてもらったらいいわ」と思っていた。
そのやんちゃ村のマスターが、翌日ご来店してくださるなんて。ご縁がありますね。
やんちゃマスターとは、3年前の「第10回丹後100kmウルトラ」でいっぱいお話させてもらった。そのときは坂本竜馬の格好で100kmを完走された。でも私が一番印象的だったのは、シューズを自分の好みの色に塗り変えておられたこと。そんなヘンな人、私は大好きです。
私のことは、「ウルトラから3000m障害に移った人」と認識されているらしい。ご本人も陸上競技経験者ということで、私の動向を気にかけてくださっているようだ。
「60になったらマスターズのおんなじ部門で、やり投げと棒高跳びで勝負しましょう」と誘ったが、さてどうなることやら。
最近はマラニックを主催されていて、参加者も回を重ねるごとに増えているらしい。興味のある方は、ぜひ「やんちゃ村」のホームページをごらんください。(私のブログのリンク集へ→)
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【RUN】
店往復1.3kmのあと、岩倉実相院往復へ。
行きし3.33km、18分38秒。
帰りは18分10秒で、トータル6.66km36分48秒。
このあと、2kmスロージョグをプラス。この2kmがすごく力になっているような気がする。
今日は合計約10km。相変わらず左アキレス腱は痛いけど、いい感じで仕上がってきているように思う。
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2013年06月21日(金)
しーちゃん、やぶれたり [私の好きな人]
(注) 今日の記事は、「57のオッサンがなに言ってんだか」という内容です。「あほらし」と感じられる方は見るのをやめられることをおすすめします。
◇ ◇ ◇
ずいぶん前のこと。真樹が私に聞いた。
「パオパオはAKBでは誰が好き?」
「そうやなあ・・・。」
「・・・。」
「篠田さんかなあ。」
「ふーん。」
AKBは真樹とそう変わらない歳の女の子ばかりなのに、その中の「誰が好き?」と言われてもねえ。とりあえず、一番年上である篠田さんの名前を出しといてっと。そのときはそうだった。
でも、今はちがう。テレビに出ていた大家志津香を見て一目ぼれ。私はしーちゃんファンです。
大家志津香は、1991年12月28日福岡生まれ。水産高校出身でダイビング部。(ここらあたり、工業高校出身でフェンシング部のうちのヨメさんと似てるかな??)
2007年5月27日、AKB48第一回研究生(4期生)オーディションに合格。
2010年7月27日、チームAに正式に昇格。卒業・移籍・辞退者を除く4期生および2008年にAKB48劇場公演デビューを果たした研究生として最後の昇格者である。(苦労人です。)
いわゆる「おバカキャラ」で売っていた大家志津香だが、本人のブログ「しーちゃんでんせつ」を見ると「おバカ」ではないことが分かる。ちゃんとした文章が書ける人は「おバカ」ではない。
2年前のAKB総選挙では29位。去年は64位までの発表にぎりぎりすべりこみの59位。そして今年は・・・、残念ながら圏外。「しーちゃん、やぶれたり!」
しかし、その日のブログがよかった。
◇ ◇ ◇
(前半部分略)
そして
どんどん夜に近づいてくるにつれて
野外である日産スタジアムには 照明につられた虫達が集まってきました。
わたしはもうランクインする可能性は絶対なくなった16位〜の発表が始まったくらいに
虫がわたしの顔にとまりました。
虫なりの慰めと受けとりましたありがとう。
そして指原1位が発表された時には
盛大な打ち上げ花火が ランクイン出来なかったメンバーの待機場所の頭上であがりました。
地球には重力がありますから 灰が降ってきました。
最後に盛大な紙吹雪と受けとりましたありがとう。
ファンの方には感謝してもしきれません。
本当に本当にありがとうございます。
わたしでよければ
これからも応援してください。
みなさんだいすきです!
応援してくださったすべての方に感謝をします!
ありがとうございました!!
◇ ◇ ◇
文才、あると思います。
以前、ブログで「小さいときは、だれが一番長いヘビを捕まえてくるかゲームとかばっかりしてました」と書いてあり大笑いさせてもらいました。
CDを一枚も買わず、もちろん投票もしてませんが、もうちょっとファンでいさせてもらおうと思っています。
ゴチャゴチャ書きましたが、どこが好きって、顔、顔です。それ以外の理由はあとづけ。そういうもんですね。
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【今日のきく】
今日も一日中雨。きくはほとんど散歩に行けなくてストレスたまりまくり。
でも、口の黒さは健在です。
私はけっきょく今日も走らず。
それでも食べるもんはしっかり食べているので、体重がかなりオーバー(今日は62.2kg)。まあ、今度の日曜の70数キロ走に向けてのカーボローディングということにしておきましょう。
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