2016年12月20日(火)
最もダメージの少ない [沖縄]
「沖縄100キロウルトラ」は、こむら返りが止まらず86kmで断念。その直後は大変な状態だったが、民宿に戻ったら落ち着いた。お風呂にも普通に入れたし、晩ごはんもまあまあ食べられた。
昨日も階段を下りるのが少し大変だったくらいで、特別しんどくもなかった。足の水ぶくれももうどうってことはない。よくよく考えると、今までで一番ダメージの少ないウルトラだったと言っていいかもしれない。
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2016年12月19日(月)
真樹と一日、充実 [沖縄]
昨日「丸一日応援する」と言って、寝坊してしまった真樹。今日はその罪滅ぼしか、本当に丸一日付き合ってくれた。
サンエー・西原店では、私の誕生日プレゼントも買ってくれた。すごく着心地のいい青いトレーナー。ありがとね。
すがすがしい朝。
民宿「芭蕉布」さんは1日1組で、ご自宅の2階の3部屋を自由に使える。
真ん中の居間を挟んで、真樹はベッドの部屋、私は床にふとんの部屋で寝た。これなら、私のいびきが真樹のジャマをすることもない。
2階からの景色は抜群。
すぐ前が本島とつなぐ橋。
民宿の横には大きな岩。これを目印にして来てくださいと言われた。
おむかいのおうちのネコちゃんかな。
かなり離れていたのに、私の視線に気づいて固まってしまった。
こちらのネコちゃんは、朝日の中でうとうと、うとうと。
帰るときには、昨日もいたネコちゃんがごあいさつに。
自分とこみたいな顔してますが、実はおとなりのネコちゃんだそうだ。ちびというらしい。
人なつっこいネコちゃんだったので、捕まえて抱っこしたら「ふにゃー」。よく見たら、お尻をやられて皮がむけていた。ネコの世界は厳しい。
朝ごはんはパンとコーヒーといろいろ。初めて食べたうりずんがおいしかった。
ヒトデみたいな形の変わったフルーツも出してくださった。
真樹には、オーナーの奥様手作りのサンゴの置物までくださった。細かい作業が多く、かなり苦労して作られたらしい。
民宿を出て「さあどこに行きましょうかねえ」となったのだが、真樹が「パオパオの誕プレを買ったげる」と。ということで、サンエー・西原店へ。
鏡を見てびっくり。
ちょっとハゲ頭・・・、顔真っ黒・・・、ジャージにジャンパー・・・、沖縄のオジイやん! (おジイに失礼か。)
朝、鏡を見たときはもっとびっくりだった。ヒゲぼーぼーで髪の毛ぐしゃぐしゃで沖縄のオジイ・・・、いやいやいや。
いろいろ探して、ちょっと薄手の青いきれいなトレーナーが見つかったのでそれを買ってもらった。
ありがとうね、真樹ちゃん。
「昼ごはんは何たべよう。」
「映画行くんやし、とりあえず牧志まで行こう。」
いいお店を調べてあったのだが、月曜定休。
やっちまったなあ。かあちゃんがいたら、びしゃたたきにされるとこやった。
仕方ないので、桜坂劇場の前の駐車場に車を入れ平和通り商店街へ。
いきなり、かわいいネコちゃんのお迎えですにゃわ。
いやいや、あっちにもこっちにもいっぱいいるやん。
(注)もうちょっと、続きます。
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2016年12月16日(金)
「かあちゃんにはないしょやで」 [沖縄]
「まーきー。」
「なーにー。」
「また、やってもうたー。」
「えー?」
「最終バスに乗り遅れて、帰れへん。」
「あーあ。」
「こっちのカプセルホテルに泊まって、明日の朝に帰るわ。」
「わかったー。」
「かあちゃんにはないしょやで。」
「またかー。」
今日はリムジンバスが遅れて、ピーチに乗れへんかと心配だった。しかしそのピーチも遅れ、那覇空港着は50分ほどの遅れ。(16時25分着予定が17時15分着。)
ピーチのCAさんの髪の毛がピーチ色でかっこよかった。
那覇空港に降り立つと、とんでもない強風。体感温度はかなり低かった。
日曜は少し気温が上がるようだが、一日中5〜8mの風が吹く予報。大きなのぼりを背負って走る私には、かなりの試練になる。
「のぼりラン」にとって一番嫌な「横風」(今大会だと南風)にならないことを願う。横からあおられるくらいなら、向かい風のほうがまだ走りやすいですから。
余裕で桜坂劇場に行ける予定だったのに、5時50分からの映画に20分も遅れ。
「だれかの木琴」。
どんな映画かよく知らなかったが、私の好きな池松壮亮君が出ているので見たかった。
池松壮亮、いい。
恋人役の佐津川愛美も好きなんです。この二人が出ているだけで見る価値があった。
原作の井上荒野さんは、井上光晴さんの娘さんだそうだ。原作を読まなあかんね。
映画のあとにすぐゆいれーるに乗ればよかったのだが、やっぱり前の公園のネコちゃんが気になる。これで時間が狂ってしまったのかな。
古島駅で降りてバス停に向かっているとき、バスが目の前を・・・。
あれ? やんばる急行バスっていつも遅れてくるのに、時間ピッタリやん。走って追いかけたが、バスは行ってしまった。
駅に戻って駅員さんに帰る方法がないか聞いてみたが、この時間からは無理とのこと。タクシーの運ちゃんに聞いてみると「名護までは12000円くらい」。それならカプセルホテルに泊まった方がいい。
真樹に電話したあと、ゆいれーるで牧志駅へ・・・。と思ったら、ゆいれーるはトラブルが起きてストップ。もう、ふんだりけったり。
古島駅でだいぶ待って、やっと復旧したゆいれーるで牧志駅近くのカプセルホテルへ。
「初めてじゃないですよね。」
「はい、2回目です。」
「お名前は?」
「ふじいこうじです。」
「前は2年前に来られてますね。」
「そんなもんですかね。なんか、すごい暑い時でした。」
ちゃんと顧客管理をしておられるのがびっくり。沖縄らしくないような気がして・・・。
晩ごはんは10時。
そのお店の最後の客だったようで、広いお店でポツンと一人で食べていた。
ああ、幸先が思いやられるスタートになりました。
「かあちゃんにはないしょやでー。」
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【今日のきく】
早朝はまだ雨が降っていて、ヨメさんときくの散歩はちょっとだけ。
私が出かける前に雨はやみ、時間の余裕もあったのできくのお散歩に行っておいた。
比叡山も雪化粧。
北のほうの山も真っ白だったので、うちのいなかも少し積もったでしょう。
当分「今日のきく」の写真が撮れないので、今日はぎょうさん撮っておきました。
きくちゃん、オバサンのゆうことようきいて、かしこうしといてやー。
こまらしたらあかんでー。
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2016年11月05日(土)
名桜大学軟式野球部応援 [沖縄]
昨日沖縄から帰ってきた真樹に誘われ、尼崎ベイコム球場へ。
第33回西日本大学軟式野球選手権大会に、名桜大学が4年ぶりに出場。真樹は3年間、この軟式野球部のマネージャーをしていた。マネージャー引退後に出場が決まったのは皮肉だが、大会会場が関西なら応援に行かないわけにはいかない。
野球はするのも見るのも大好きなパオパオも、もちろん応援に行かさせていただきました。
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2016年06月24日(金)
乗り遅れたー [沖縄]
那覇空港19時30分発のピーチで帰る予定が、搭乗手続きに5分遅れ乗れず。夕方の渋滞を考慮して、古島駅前でバスを降りゆいレールに乗り換えたが間に合わず。ANA20時10分発ならまだ乗れたが、当日はとんでもない値段(38400円)。那覇にもう1泊して、明日帰ることにしました。
ジェットスター14290+430(手数料)、チャビラホテル5070で合計19790円。
ああ痛い。
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2016年06月22日(水)
第4回一人沖縄平和ランへ〜「第二の加害者は私」と肝に銘じて [沖縄]
◎京都新聞6月20日朝刊
「首相や本土も加害者」 若者代表女性 涙と怒り
沖縄で19日に開かれた「県民大会」では、被害者と同じうるま市に住む名桜大4年の玉城愛さん(21)が、若い世代を代表してスピーチした。
沖縄が強いられ続ける重い米軍基地負担が、繰り返される事件の原因と捉える県民の怒りは高まっている。玉城さんは、安倍晋三首相と本土に住む日本国民を名指しし「今回の事件の『第二の加害者』は、あなたたちだ」と涙ながらに訴えた。
玉城さんは、胸に白いリボンを着けた喪服で登壇。犠牲になった女性に「あなたのことを思い、多くの県民が涙し、怒り、悲しみ、言葉にならない重くのしかかるものを抱いていることを絶対に忘れないでください」と語り掛けた。
事件後に政府が打ち出した再発防止策に触れ「パトカーを増やして護身術を学べば、私たちの命は安全になるのか。ばかにしないでください。再発防止や綱紀粛正などという、使い古された幼稚で安易な提案は意味を持たない」と批判した。
さらに、オバマ米大統領の名を呼び「アメリカから日本を解放してください。私たちは奴隷ではない。被害者とウチナーンチュ(沖縄の人)に真剣に向き合い、謝ってください」と語気を強めた。
玉城さんは、米兵による小学生女児暴行事件が起きた1995年の前年に生まれた。
母方の祖父は、軍雇用員として米軍基地で働いていた。友人には基地に勤めていた米軍人の子どももおり、帰国した今も交流が続いている。基地は「日常の風景」(玉城さん)にすぎなかった。
転機は大学入学後に訪れた。普天間飛行場への新型輸送機オスプレイ配備に反対する沖縄県民に迫ったドキュメンタリー映画を見て、声を上げて行動する人たちの姿に心を揺さぶられた。
2013年末、通っている大学に近い名護市辺野古沿岸部を埋め立て、普天間飛行場の代替施設を建設する政府の計画を前知事が承認した。「私たちの世代で基地は終わらせないといけない」。学生団体「SEALDs RYUKYU(シールズ琉球)」に加わり、抗議活動を続けてきた。
約8分間のスピーチは、途中から涙をこらえきれなくなり「同じ世代の女性の命が奪われる。信頼している社会に裏切られる。もしかしたら、私だったかもしれない」とハンカチで目元をぬぐいながら言葉を継いだ。「もう絶対に繰り返さない」と前を見据えた。
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今年の「一人沖縄平和ラン」予定コースは、今まで3年間とコースを大幅に変更した。同じコースがあきたというのもあるが、米軍属事件の被害者がうるま市在住であったこともコース変更の大きな理由だ。
いつも私を応援してくださっている小橋川誠さんの住むうるま市は、すごくいいイメージの街だったのに・・・。私は私のできる方法で、「平和・憲法九条」をアピールして行きたい。
真樹は家からバイト先まで、健康のためにずっと徒歩通勤をしていた。そのおかげで、今年2月の「おきなわマラソン」も完走できたと言っていた。
しかしあの事件以来、こわくて徒歩通勤をやめた。被害者の実家は名護市内だそうだ。真樹が同じような事件に巻き込まれる可能性は低くはない。
真樹と同じ名桜大学4年の玉城愛さんの言葉、「第二の加害者は本土に住むあなたたちだ」をしっかり胸に抱いて、那覇から名護の70数キロを走りぬこうと思う。
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