2010年04月24日(土)
第11回岐阜〜根尾淡墨桜マラソン [ランニング]
「田中さん、ブログにあることないこと書いときますし・・・。」
「楽しみにしてます。」
富山県氷見市の田中基和さん。
10年近く前、「御岳マウンテンマラソン」で知り合った。それから、ちょこちょこ大会でお会いするたびに声をかけてくださっていた。
私はどちらかと言うと人見知りするほうだが、「紳士」だけは例外である。
私にとっての「紳士」とは意外と単純。
?下品でないこと。
?自分の自慢話をしないこと。
?私のしょうもない話をしっかり聞いてくださること。
だいたい以上です。
田中さんは、本当に大会でちょこっとお会いするだけですが、漂っているんですねえ、「紳士」のフンイキが。
今日、駐車場からスタート地点に向かう時、また田中さんのほうから私を見つけて声をかけてくださった。
せっかくなので、スタート前に二人で記念撮影。偶然にも、二人よく似たウェアでした。
3時45分起き、4時自宅出発。
多賀SAで休けいした時、まだ日が昇っていなかった。
家を出たころからずっと6℃くらい。この時期にしては寒い。
岐阜都ホテルの駐車場に着いたのが6時半すぎ。早く着きすぎました。
とりあえず受付だけ済ませ、また車に戻る。去年がじゃじゃぶりだったことを思えば、今年は言うことなしの天気。
退屈なので7時すぎにスタート地点を見に行くと、早くも第1団がスタート。それも10人以上はいます。正式スタート時刻の8時より1時間近くも早くスタートするとは・・・。これは、早く着いて早く温泉に入ろうという作戦かしらん。
私と田中さんは、あと4,5人とともに7時44分スタート。これでも第4団か第5団くらいだったと思う。いや、もっと後ろだったかも・・・。
この五月雨式スタートを見て、初参加の田中さんはちょっと面くらっていた。
田中さんが、「いっしょに走りましょう」と言ってくださったので、しゃべりながら走ることにした。
田中さんはトライアスロン系のランナーで、今もトライアスロンの大会に出ておられる。マラソンのほうも、トレイル系の大会を好んで出ておられるようだ。
第1エイド到着、1時間17分。だいたいキロ7分ペース。よろしい!
いろいろな大会のお話を聞かせてもらったが、その中でも私が一番興味を持ったのは「信州戸隠トレイルラン」。
45kmのコースは、スキー場をいくつも越えるコースで、特に最初の12kmが強烈らしい。田中さんは1時間半くらいで通過の心づもりが、何と3時間! 時速4kmとは、これいかに。ものすごいコースであることが想像できる。
また、田中さんの一押し大会は「立山登山マラニック」。
こちらは、距離65km、高低差3003m。
まあ、これもすごいやないかい。
福井の出倉真由美さんも、この大会を大絶賛されていた。日程が合えば行きたいのはやまやまなんですが・・・。(今年は、神鍋と重なりそう。)
しゃべりながら走るのは得意なほうではなかったが、興味の持てる話ばかりだったので退屈しなかった。
気がつけば、もう第2エイド。2時間11分。ちょっとペースアップ?
ちょうど小腹がすいたタイミングで、「パスタ」。
これは、よかった。田中さんは3杯も食べていた。
「あっ、キャロットさん、いつも買わせてもらってます。」
「ありがとうございます。そんなん言われたら、写真撮らんならん。」
パチリ! 滋賀の有江さんという方でした。
ここは、パスタのほかにもバナナ、梅干しなどいろいろと置いてくださっていたので、7分近くも休んでしまった。
パスタ3杯で、田中さん復活!
それまで向かい風に「寒い寒い」を連発していたのに、急に元気が出てきたようだ。
(注)まだ、続きます。
元気が出てきた田中さんについていけず。
私は気分転換に、きれいな花の写真とかを撮っていた。
寒暖計は12℃。
しかし向かいから北風。日かげに入ると体感温度はかなり低い。
ここらでは田中さんにだいぶ離され、一人ポツンと走ることになってしまった。
ここは、確か「根尾川」。清流でした。
やっとたどり着きました、草もちエイド。2時間55分。
残りたったの7.2km。
今年も「ミス草もち」を探したが、ちょっとお声をかけにくそうな女性が多く・・・、断念。
北側正面に見える雪をかぶった山は、白山らしい。
川沿いに少しだけ桜の花が残っていた。
この橋を越えたら、残り2kmくらいじゃなかったかな。
この最後の細い橋は、まさに「栄光への架け橋」です。
最後の最後にキツーイ坂が・・・。
まあ、雪景色のきれいな山でも拝んでからっと。
淡墨桜前には、何店もの売店が。
この角を曲がったところがゴール。3時間46分。
この3年で一番早いゴールタイム。田中さんに引っぱってもらったおかげです。
淡墨桜前でゴールの記念撮影。
ゴールして1分もしないのに、写真の出来上がり。
自家発電機とパソコンとプリンター。でもカメラの位置からかなり離れているんやけど・・・。ケーブルでつないでいるふうでもなかったし・・・。
「どうなっとるんじゃー」
私のようなパソコンオンチには、さっぱりわかりません。
プリンターから次々と出てくる写真を、珍しそうに見ていました。(わしゃー、小学生か?)
ゴール地点からバスの送迎で温泉へ。
今年は早めにゴールしたので、温泉の混み具合がましだった。
温泉からあがったら、お弁当。
田中さんとしゃべりながら食べようと思っていたが、温泉を出るときにはぐれてしまった。仕方なく、一人で。でも、すごくおいしかった。
お弁当を食べている時、隣に座っておられた女性が黙ってお茶を入れてくださった。お礼をいったついでにちょっとしゃべらせてもらった。
その方は、第2エイドを担当してくださっていた大会役員さん。「ぎふ長良川走ろう会」の方でした。
この大会の立派なところは、一クラブがすべて運営しているところ。メンバーは年配の方が多いが、その分しっかりとした運営であると思います。私は、何の不満もありません。
年間ベスト大会を選ぶとしたら、1位にしてもおかしくない大会です。余程の不都合がない限り、出続けたい大会です。
ここからスタート地点までバスで送迎、約1時間。スタート地点に戻ったのは2時半だった。
33kmも走って、温泉も入って、お弁当もいただいた割には早く帰ることが出来る。それもこの大会のいいところです。効率よし。
帰りの高速の養老SAでは、養老太鼓の披露があった。
外に出ると、こんなふうなおまけも付いてくることも多い。
今日は一日しっかり楽しませてもらいました。
※今日24日は「勝手に国労応援ラン」の日ですが、大会と重なったため28日(水)に延期します。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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