2010年03月31日(水)
この3年間の総括 [家族]
私たち家族が、左京区市原の東映団地に引っ越してちょうど3年。
花脊別所町から出て借家を探した時の条件は二つ。
1.きくと一緒に住めること。
2.真樹の知り合いがいる学区であること。
ヨメさんがやっと探し当ててくれた今の家は、少し古びた家だが二つの条件に合致していた。
ここ東映団地は、できてから30年少し。住民の年齢層は私らより少し上。その分、すごく落ち着いている。
大通りから少し入った一帯なので、犬や猫を飼っておられるおうちがすごく多い。
引っ越してきた日に、家の前の道路で猫が寝そべり、近くから犬の鳴き声が聞こえた時はホッとした。
真樹は、この家から叡電で中学校に。
廉は、自転車で6km離れた高校へ。
ヨメさんは、すぐ近くの「京都キャロット」で通販の仕事や店頭販売の仕事。
私は・・・、私は3年間なにしてたんやろう。自称「京都キャロット雑用係」だが、雑用さえこなせてなかったなあ。
あれから3年。
4月から、真樹は高校生。家からはちょっと離れた場所にある高校だが、自分の行きたかった公立高校に入れた。
今でも「人との競争はいや」と言い続けている。だからスポーツ系のクラブには入りたくないらしい。よっぽど懲りてしまったんやね。
それでも、新しい環境への期待は大きい。「毎朝、鴨川の横を歩けるのがうれしい」とも言っていた。
楽しい友だちが早くできたらいいのにね。特に男の子のね。
最近は、「もし行ける可能性があったら大学にも行ってみたい」などと言うようになった。ちょっとだけやけど、成長したんかな。
廉は、通っていた高校より家に近い大学に入学。
どうしたわけか、入学前の3月から陸上競技部に入部。その公立大学の陸上部は人数が少ないので、すぐ近くの国立大と合同で練習している。
4月はさっそく、11日、18日、25日と3週連続で競技会があるらしい。自分の適性を探るため、1500m、5000m、800mといろいろな距離にチャレンジする。
生まれて初めてのバイトも順調のようだし、もうパオパオよりよっぽど頼りになるやっちゃ。
眞寿美さんは、今までずっとしんぼうばっかりの生活。
「せめて真樹が中学を卒業するまでは・・・」というのが口ぐせでがんばっていた。その真樹もきっちりと卒業できたし。心配していた高校にも入れたし。廉も希望通りの公立大学に入れたし。ほんまじょうだん抜きで、「眞寿美さん一人の力で」と言ってもまちがいではない。
このごろ体調がよくないのが心配。ガタガタとこんかったらええんやけど・・・。
私は・・・。
相変わらず、きくの散歩とあんものエサやりとトイレ交換。役に立ってるのはこれくらい。
時々みんなの緊張感を和らげようと発する言葉には、ヨメさんいわく「黙れ!」。あまりにもダダもれ状態の私の言葉に、聞いていてイライラするだけらしい。(なぜか私は、小さい時から人を怒らせるのが得意なんです。)
というふうに他人事のように居直っているような発言が、さらに「イライラ」に拍車をかける。
なんとかしょう。一つでもええから、なんとかしょう。
夫や父として認めてもらうというところまで行かなくてもいいので、せめて「もうちょっとだけやったら、ここにおってもええよ」と思ってもらえる存在でありたい。
ブログの抹消どころか、家族の一員から抹消される可能性がますます・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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