2009年09月23日(水)
第47回京都スポーツ祭典陸上競技大会 [ランニング]
「今日の参加賞のバナナ、足立浩一さんとこの会社の提供なんやてー。」
「えっ、足立さんてどんな人やったっけ。」とヨメさん。
「レースは5kmまでしかでーへんて言う人やん。」
「そんな人いたっけ。」
「あーそやそや、朝、会社に着いたらパソコンつけて、一番に『パオパオだより』見てくれはる人さ。」
「あーあー。」
「去年の12月の『仮面夫婦』の記事見て、会社で吹きださはったらしいで。」
私は足立さんからその話をお聞きして以来、「仮面夫婦」ネタは足立さんを意識して書いている。
受付に行くと、京都ランナーズ会員さんがずらり。
毎回毎回お手伝いできなくてすみません。今日も、本来お休みのバイトさんに急きょ出勤してもらい、仕事をやりくりしているので・・・。
いつもはちょっとさびしい受付だが、黄色いおいしそうなバナナがドーンとおいてあり、それだけで華やか。
娘とヨメさんが出場予定の800mまでまだ時間があったので、「壮年5000m」を見ることにした。
このレースには、バナナ提供でお世話になった足立浩一さんが出場。その前に行われた「壮年1500m」では、2位に入っておられた。
このレースはすごく見ごたえがあった。
足立さんは終始2番手をキープ。常に先頭の2m後ろくらいにおられたが、一時5m差くらいにひろがったときもあった。
このままズルズルと・・・、と思ったが残り2周くらいで盛り返し、残り1周でとうとう先頭に追いついた。
しかし、残り200mくらいで、後続からスルスルと上がってきた別の選手に抜かれてしまう。
ここからが、圧巻。
足立さんはダイナミックなフォームで再スパート。残り80mくらいの地点で抜き返し、そのまま怒涛のゴール。
タイムは、17分50秒22。
なんと、2位の選手と3秒差がついていた。足立さんの爆発的な底力を見せつけられた感じがした。
本当にいいレースでした。
さすが、「バナナパワー」でしょうか。
さて、いよいよ女子800m。
ちょっとアクシデントがあり、真樹は欠場。眞寿美さん一人での挑戦となった。
15人の申し込みがあったが、実際にスタートラインに立ったのは9名。
うちのヨメさん以外は、どうみても中高陸上部。
トップは2分30秒でゴールとすると、ヨメさんの目標は「まさかの1周抜かれ阻止」。
あんずることもなかった。
集団にはすぐにおいていかれたが、よく足が上がったいい走り。
ここからは連写に挑戦。
連写なのに、ほとんど進んでいない。
「なーんでか。」
1周目400mは、1分40秒くらいで行けたらしい。上出来。
しかし、さすがに2周目はスピードダウン。
ゴールは4分をぎりぎり切るくらいのタイム。
でも、タイムは二の次。シュンとしている真樹を元気づけるために、かあちゃんのがんばってる姿見せたんやね。
真樹はふさぎこんでほとんど見てかなかったようやけど、「かあちゃんが最期まできっちりと走った」という事実はしっかりと受け止めていたと思う。
参加賞をもらいにいったとき、足立さんに会って少ししゃべった。そのことをヨメさんにも話した。
「さっきな、足立さんにおうたわ。ますみちゃんのことゆうてはったで。走ってる姿見て感動したって。」
「そんなん、バカにしてゆうてはんのんちゃうん。」
「それは絶対にない。足立さんはそんな人とちゃうから。なんちゅうたって『仮面夫婦』ファンやから。」
ひとのことゴチャゴチャ言う人もいるけど、しっかりちゃんと見てくれてはる人もいるって。
小学生男子800mも見た。
この大会のいいところは、元気な小学生の走る姿が見られるところ。しかし、今回は女子も男子も1組のみ。真樹が小6だった3年前は3組もあったのに。
各小学校に大会要項を送ったりしておられるのかな。
「陸上競技の裾野をひろげる」というのなら、こんな小学生が出場しやすいような工夫もしなければならないと思う。
帰りはどこかでお昼ごはんをと思っていたが、シュンとしている真樹が心配。
いつも宇治川マラソンの帰りに寄っている「湖中」さんの駐車スペースがあいていたので入ることにした。
「おいしいもんでも食べて、元気だそう!」
そう言った私の言葉に真樹が反応してくれた。ちょっと前やったら、そんな言葉にも反応なかったのにね。少しは強くなったんかな。
ここのお料理は味もいいのだが、見た目がすごくきれい。
座る順番が来るまで待ち、お料理が出てくるまでまた待ちという感じだったが、きれいでおいしいお料理が食べられたので満足です。
「湖中」さんのお料理についていた心得。
一番左に書いてある「好きな人にも嫌いな人にもわけ隔てなく料理を出す」というのがいいですね。すべての人がこれを心がければ・・・。
また、来年の2月、宇治川マラソンのあとに来ますね。
そのあと、宇治名物・茶だんごも買えたし。
ちょっとシュンとすることがあったとしても、そんなことをいつまでも引きずらず楽しいことを考えてくれるますみちゃん。
そんな眞寿美さんあっての我が家です。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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