2019年10月20日(日)
第6回花脊トレイルラン [ランニング]
今日の目標は「拾い食いをしないこと」。
あと、「25kmやし、4時間切りできたらなあ」。
「ますみちゃん、完走おめでとうのチュー写真撮ろう。」
「もう、気持ちわるーてたまらん!」
結果は、4時間16分08秒で56歳以上の部17位(37人中)。
終盤に苦しんで4時間切りはできなかったが、まあまあやね。
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朝6時10分に自宅出発。
別所の自宅前を通り、花脊交流の森へ。
7時前に到着。
お借りしたテントが思っていたより小さかったが、テントの向かいに工夫して並べたら全商品がきれいに出せた。
8時から受付。
私は8時15分くらいに。
すると、受付に綾井さんがおられた。
そのあと、ちょっとだけアップジョグ。
私が走っているとき、ちょうど貸し切りバスが着いたのか、たくさんのランナーが坂を上がってこられた。
せっかくなんで、久しぶりの愛妻・ますみちゃんとの2ショット。
「ゼッケン番号『死にな』(427)やな。」
この大会にはスローガンがあり、今年は初心に戻り「スマイル」をスローガンにということだった。
ますみちゃん、スマイル、スマイル。
9時40分から、スタート前セレモニー。
実行委員長である宿院さんからごあいさつ。
曇り空だったが、雨の心配はなさそう。
私がレースに出ている最中ににわか雨が降ることが多いのだが、これだけテントの外に出してしまっているので、なんとか持ってほしい。
競技説明はいたって簡素。
初トレイルの方にはかなりきついコースだと思うのだが、そのあたり理解していただけているでしょうか。
ゲストランナーの上山さん。
「今日はキムカツさんの誕生日です!」
「へー、上皇后さんとおんなじ日やん。10月20日は覚えやすいなあ。」(あとで、私の最後の教え子・ちいちゃんも今日誕生日だったことが判明。)
9時50分、Sコース42kmがスタート。
23名の精鋭らしい。
私が出るAコース25kmは、280名の申し込みがあったそうだ。
Aコースは10時スタート。
この10分後に、Bコース16kmの約160名がスタート。
橋を渡ってから、すこしだけバス通りを走る。
方角的には北上だが、川は南に向かって流れている。
バス通りから林道へ。
その曲がりんちょに、綾井さんが立っておられた。
林道は広くて少しずつ上る感じなので、十分走れる。
キロ7分ペースで2km。
しかし、そのちょっと先から本格的な山道。
登り口ではかなり渋滞していた。
前にズラズラっと。
振り返ると、私の後ろはスイーパーさんたちを入れても20人くらい。
上りばかりの1kmは18分もかかった。
あとで調べても、この1kmが最遅。
ここは見晴らしのいいところだが、元気のあるうちにできるだけ進んでおきたいのでスルー。
下りに入ったところで5km。
7:01 7:22 18:04 12:22 8:50で53分41秒。
うーん、このペースで行ったら、25kmは4時間を超えてしまう。
二股に分かれた立派な木。
杉かと思ったが、そうではないみたい。
また走りやすい林道に出た。
以前は下りが得意で上りが苦手だったが、このごろ下りがさっぱりなので、上りをがんばって走るようにしている。
後ろから「ふじいさーん」と呼ぶ声。
レース中に初めて声をかけてくださった方。
この後、だいぶおしゃべりしながら走らせてもらった。
約6km地点に、ポップさん。
たしか、Bコースはここで折り返すんですよね。
鳴り物の応援はうれしい。
気持ちがシャキッとする。
細い道を下って、広い林道に出てからはジワジワ上る。
「おー、もうすぐエイド!」
エイドに到着し、まずはトイレ小。
ここで重大事態。
「あかいのんがでとるがなー。」
このごろ、長い距離のレース後にはよく出ているのだが、レース中に出たのは初めて。
「まだ1時間半も走ってへんのに・・・。」
私のGPSでは、8.77km、1時間28分。
ここの関門が2時間なので、まだだいぶ余裕がある。
時間の余裕はあるのだが、体の余裕はだいじょうぶか知らん。
私はバナナとミカンをいただいた。
アンパンにも目が行ったが、ひょっとしたらヨード系のものが入っ入るかもしれないので自重。なんせ、翌日入院ですから。
9:54 10:01 10:14 8:07 10:51で10km、1時間42分52秒(49分10秒)。
ゴール4時間切り、行けるかも。
ごっついイノシシの罠。
入って暴れてたら、めっちゃ恐いやろなあ。
八丁平の入り口。
水たまりに緑の葉が浮かんでいるように見えて、すごくきれいだった。
ここは追い越し禁止区間。
「しっかり景色を見ながら走りなさい」ってことでしようね。
清流を越えて、少しずつ上っていく。
日曜なので、一般のハイカーさんもたくさん歩かれていた。
「すてきな衣装で」とほめられました。
オグロ峠手前。
大会役員さんにお願いして撮ってもらった。
「ここらで半分くらいですかね。」
「いえ、もうちょっと行ってもらわないと・・・。」
峰床山(標高970m)へ向かう道は、同じような景色の繰り返しでけっこう疲れた。
(峰床山は、京都府下最高峰の皆子山971.5mに次ぐ第2峰である。)
きれいな景色もチラッと見ただけで下りへ。
まだ4時間切りができるかもと思っていた。
ここで、429番さんに抜かされてしまった。
本日2回目のポップさん。
あと10kmやから、15km地点になるのかな。
6:41 7:36 11:46 12:44 11:36で15km、2時間33分18秒(50分25秒)。
あと10kmを87分はちょっと無理。
しかし、ここから長い下りが続き、ずっと普通に走れた。
第2エイド到着。ここの関門は4時間。
3時間02分。残り6kmを58分。
また、行けるかもと思えてきた。
エイドで、古くからの走友・細井さんに追いついた。
しかしすぐに再スタートされたので、写真だけ撮らせてもらった。
「おー、もうすぐ三本杉!」と叫んでいたら、すぐ後ろのランナーが「有名なんですか」と聞いてこられた。
「日本一高い木です。ずっと正確な高さが測れなかったらしいんですが、最新技術で測ったら日本一ということが分かったんです。高さ62mです。」
花脊の三本杉はカメラに入りきらない。
山道に入るところに立ってられた大会役員さん(たぶん朝倉さん)に、衣装をほめてもらった。
「せっかくのかっこうが、見てもらえる人が少なくてねえ」とか言いながら。
山道に入ったとたんに両足にこむら返り。
コムレケアを飲んで走るようになってから、こむら返りは起こってなかったのになあ。今までよく起こっていたふくらはぎではなく、ヒザの上の内側。
すぐに立ち止まり、ウエストパックからコムレケアゼリーを出して服用。
すると私に追いついてこられたランナーが、同じ地点でこむら返り。すぐに立ち止まって、コムレケアゼリーを服用された。
「これ、効きますよねえ。なんか、もうだいじょうぶそう。」
二人でそんなこと言いながら再スタート。
「スマイル、スマイル。」
7:11 6:57 6:25 6:26 10:34で20km、3時間10分54秒(37分35秒)。
「いやー、これ絶対4時間切り行けるで」と思ったのはおおまちがい。
20km過ぎからとんでもない上り坂。前半とちがって、もう足が上がりません。2kmで33分ほどかかってしまい沈没。
やっと走りやすい道に出たが、余力が残っていなかった。、
それでも前行くランナーを何人か食い・・・、と思ったら下りで10人以上に抜かれてしまった。下りこそ足が痛くて痛くて。
ここまで来たら、あと1kmちょっとやったかな。
振り向けば、また私を抜こうとする集団。
みなさん、下りが強い。
おお、バス通りが見えてきた。
あの角っこに綾井さんがいるはず・・・。
綾井さんは、上のほうから私の写真も撮ってくださっていた。
16;43 16:15 7:50 9:36 9:49で25km、4時間11分08秒(1時間00分13秒)。
この橋を渡ったら、もうちょっと。
さあ、ゴールというところで左足こむら返り。
ありゃりゃりゃりゃー。
最後はかっこくよくゴールしたかったのに。
トボトボとゴール。
4時間16分08秒。(私のGPSでは25.70km。)
ゴールにはますみちゃんが待ってくれていた。
「なんちゅう顔色。もう死ぬなあ。」
これは誉め言葉なんでしょうか。
ゴール後すぐ、トイレ小へ。
レース中よりももっとあかいのんが・・・。
「ますみちゃん、チューしてる写真撮ろ。」
「ああ気持ちわる!」
ヨメさんのゲーをあげそうなポーズ。
ヨメさんにこむら返りが再発せんようにマッサージをしてもらってからお風呂へ。
お風呂は混みごみで、洗い場がなかなかあかなくて、裸で長いこと待っていた。
買ってきてもらったタマゴサンドをパクパク。
「峨山道」の時のような吐き気はまったくだいじようぶだった。拾い食いしてませんから。
ヨメさん、怒りの鉄拳じゃなくて怒りの大食いか。
おいしい飲み物を出店されていて、私はココア、ヨメさんは抹茶ラテ。両方350円。
出店で使える300円の券を「京都キャロット」でも使っていただく方が多く、その件で飲み物を購入。これはいいアイデアです。
300円よりももっと多い金額の券がついていたら、もっと「京都キャロット」にも来てもらえたかも。
それでも近くて経費が掛からない大会だったので、赤字にはならなかった。(黒字と言うほどでもないですが・・・。)
大急ぎでかたずけて、別所の兄の家に寄って「もちつき」のお願い。
そして、店で車を乗り換え京大病院へ。
夕方6時から、タイロゲン注射。
お尻にブチュと刺すやつ。
30分で終わるかもと期待していたが、やっぱり待たされた。京大病院は、駐車30分以上2時間未満は一律1000円。これは痛い。
注射のあと、北大路ビブレへ。
入院前に散髪しときたかったし。
あと、病院に持ち込むジュースや果物も買った。これで準備万端。
「トレイルランの翌日から入院」という話は大うけ。
いやいや、前から入院は決まっていたんですよー。
我が家での最後の晩餐。最後のヨード制限食。
眞寿美さん、いろいろとご苦労様でした。ありがとう。
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【今日のきく】
夜、また二人引きのきく散歩。
きくは大喜びだったが、ちょっと調子乗っちゃって、オバサンの顔をかんでしまいましたー。でも、すぐにあやまりにきましたよ〜ん。かしこいきくです。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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