2009年02月13日(金)
石垣やいま村〜「おまけ」沖縄・2/10〜 [沖縄]
旅行の最終日は、余裕のあるスケジュールにしておいた。
朝の船で石垣島に戻り、「やいま村」と「石垣焼体験」。
朝、「さわやか荘」さんが上原港まで送っていただけるとのことだったので、空いた時間によんなぁよんなぁさんのおうちの方へ行ってみた。
「クー、スー、見っけ!」
ちょうど朝の散歩の途中でした。もう会えないと思っていたので、うれしかった。
真樹は前日に引き続き大人気。それに引き替え私には、2ひきともあいそなしでした。
道でボーとしているワンちゃん発見。
住吉の「初枝」さんちのワンちゃんだそうです。(名前は聞き忘れました。放し飼いなんかな?)
ここがよんなあよんなぁさんのおうちのま向いなので、最初ここに泊まろうと思っていた。でも、冬場はお休み。次に近い「パイン館」にしようと思ったら、ここも冬はお休み。西表はそういう民宿が多いみたいです。
そして、やっと見つかったのが、「さわやか荘」さん。クーちゃんちから歩いて5分。
「さわやか荘」から送ってもらう時、息子さんとちょっとお話した。
「知り合いの方から聞いたんですけど、さわやか荘さんて今の町長さんのおうちなんですよね。」
「ええ、そうです。」
「竹富町の選挙はたいへんだったでしょう。」
「そうなんですよ。去年の夏、船をチャーターして離島めぐりです。反応が悪いなと思ったら、急きょ一泊したりして・・・。」
「こちらのお知り合いというのは・・・。」
「はい、『初枝』さんのお向かいに住んでおられる○○さんという方で、エコツーリストをされてるんです。犬2ひき飼っておられますし、すぐ分かると思います。昨日、西表の海岸を中心にエコツアーさせてもらったんですけど、中国からの漂流物の処理が大変みたいですね。」
「そうなんです。前の町長が、廃棄物処理の予算を削ってしまって・・・。それは何とかしてほしいとみなさん思ってられますね。」
前の前の竹富町長は、「ニラカナイホテル」問題で全国にも話題になった。
そして、前町長は廃棄物処理予算削減。
今の町長さんにはお会いしていないが、さわやかな息子さんを見ているといいイメージ。民宿「さわやか荘」さんも、その名の通りでした。
3年後の町長選挙にまた出馬されるなら、応援に来ようかなあ。「離島めぐりの選挙運動」、ドキドキワクワク、見てみたい!
(参考)2008年竹富町長選挙結果
川満栄長氏 (新) 1455票
O.T氏 (現) 1070票
N.G氏 (元) 404票
上原港で「さわやか荘」の川満さんとお別れ。
風がきついので船がかなり揺れる。早めに並んで、できるだけ船内の後ろ側に座るようアドバイスを受けた。
海は大荒れ。もうちょっとで欠航になるのではないかというあぶないところだった。(上原欠航の場合は、西表島の一番東、大原港まで行かなくてはならない。)
船は揺れる揺れる。時々、船底が「バーン!」と音をたてるのは、ナニ!
「ジェットコースターより、こっちの方がよっぽどこわいでー。」と真樹に言ったら、「そんなことないって、おもしろいやん。」
こわがりなオッサンには、ビクビクもんです。
予定より少し遅れて石垣離島桟橋着。
そこでレンタカーのおねえさんに連れられ営業所へ。借りた車は、赤いニッサン・マーチ。久しぶりの運転でちょっと不安だったが、10分ほど走ったらもう「石垣やいま村」。
いきなりで恐縮ですが、今、私の一番嫌いな言葉は、「しょうもなー」。人からその言葉を聞くたびに「しょうもあるって」と反論したくなります。
何でもかんでも「しょうもなー」と言ってすねてる人はかわいそう。かといって、何でもかんでもうれしくなってしまう私のような人間は、けっこううっとおしがられる。
たぶん、この「やいま村」も、ある人にとっては「しょうもなー」。でも私には、見所満載のパラダイス!
ここ「石垣やいま村」は、「八重山民俗園」が昨年リニューアル。ガイドブックによると・・・。
名蔵湾を望む丘に、赤瓦の家々や漁師(うみんちゅ)家が移築復元されており、八重山の歴史、民族文化を体験しながら見て遊べる。人なつっこいリスザルやウサギ、水牛などもいて、マングローブの探勝路を散歩など南国の自然も感じながらのんびり楽しめる。おじぃ、おばぁの三線、三板、民謡や手踊り教室も人気。
200円のエサを買ったら、リスザルがいっぱい集まってきました。肩にも乗ってくれる大サービスです。
カンムリワシの名前が、「よんなー」。
カンムリワシだけじゃなく、水牛もリスザルもワンちゃんも・・・もちろん人間も、沖縄はみんな「よんなー(ゆっくり)」です。
坂を下りていくと、そこはマングローブの沼地「名蔵アンパル」。
2005年にラムサール条約の登録域になったそうだ。運がよければ小動物に会えるそうだが、この日はあいにく・・・。沼の中も立ち入り禁止だった。入りたくて、ウズウズ。
もう一度「リスザルの森」を通って、いったん売店へ。
ゆっくりお買い物ができるのはここが最後なので、真樹もいろいろと選んでいた。
「パオパオ、野球のんあるでー。」
野球のボールとシーサーがついたキーホルダーを、真樹が見つけて私に教えてくれた。
「あっ、そら買わなあかん。ナリケン、ナリケン。」
ナリケンは、12月に静岡に引っ越しちゃった真樹の元同級生。こないだメールしたら、静岡の中学でも野球部に入ったそうだ。彼は、私の数少ないメル友です。おみやげ、おみやげ。
お昼はその横の「あんぱる食堂」へ。
団体さん(修学旅行?)が出るのを待って入った。
メニューに「ソーキカレー」とあったので、それを注文したら、売り切れ。さっきの学生らに食いつくされてしまったか。
しかたないので、真樹は「八重山そば」、私は「牛汁定食」にした。
牛汁のにおいが、どこかなつかしいと思ったら、鳩間の運動会のヤギ汁のにおいといっしょ。船浮の運動会の猪汁のにおいともいっしょ。
そして、汁の中から出てくるお肉が・・・。
私のイメージする牛肉とはちょっとちがう色や形のお肉がゾクゾクと・・・。これ、たぶん、うちのヨメさんやったらうれしくてたまらんやろうなと思いながら、味わっていただきました。(ちょっと残してしまいました、すいません。)
一番最後に、「ヤーアシビー(家ア遊び)」。
私が一番楽しみにしていた三板(サンバ)と踊りの体験教室。
平日の昼間だったので、年配の方ばかり。真樹は気後れしてしまい参加しなかった。
三板は三枚の板を指の間にはさみ、「カチャカチャ」鳴らす沖縄風カスタネット。何回か練習するうちにいい音が出せるようになった。
踊りのほうは短時間ではむずかしかった。たぶん基本中の基本の動きを教えてくださったと思うので、ぜひまたやってみたい。
体験教室が終わった時、三線と踊りの先生といっしょに写真を取っておられる方がいた。私も撮ってもらおうと真樹を探したが見つからず。これは、ちょっと残念。
全部でわずか2時間ほどだったけれど、パラダイスを満喫させてもらいました。ゆっくりゆっくり(よんなー)見れたのがなによりでした。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=375
コメント
M見さん、いつもいつもコメントありがとうございます。
真樹は、「お母さんに似てる」とか言われたらめっちゃむかつくみたいですが、パオパオはもとから相手にしていません。いつも、「無関係、無関係」と言っています。
ただし、私のツアーコンダクターぶりは信頼しているみたいで、今回もまあまあ楽しめたと思います。沖縄では、いつもニコニコしていました。
これで私が優勝できていたら、ゆうことなかったんですけど・・・。次に、リベンジ!
まきちゃん、入賞おめでとう〜♪
しかし・・・。
こんなことを言うのは何ですが・・・
まきちゃん、
沖縄で夫婦に間違われた時は内心『がび〜〜〜ん』(効果音)だったんでは?
『ますみちゃん』と姉妹なら結構嬉しいことでしょうが・・・(笑)
パオパオさんのゴール写真、すごく良く撮れていますね。
まきちゃんの写真のセンスはパオパオさん譲り??
とにかく、お疲れ様でした♪