2009年02月12日(木)
竹富島〜「おまけ」沖縄・2/9〜 [沖縄]
ちょっとだけ早起きし、竹富島観光をすることにした。
竹富島は石垣島から船で10分。人口約350人のこじんまりした島だ。
平田観光さんの「竹富島・思い出Aコース(グラスボート・マイクロバス観光・水牛車観光)」。石垣離島桟橋からの往復も入れて3時間。お昼ごはんをゆっくり食べたかったので、8時半出発の船に乗った。
竹富島に到着し、すぐにグラスボートへ。
なんと、私たち親子二人だけの貸切りでした。
真樹に何べんも「酔うてへんか、だいじょうぶか」と聞いていましたが、実は酔いかけていたのは私です。近くに別の船が通るとけっこう揺れ、気持ち悪くなってしまいました。
それでも、きれいなさんご礁とかわいい魚たちが見れて、まずまずでした。
グラスボートの次は、「竹富島ゆがふ館」。まあ、竹富島の資料館みたいなもんですね。
ここで「竹富島憲章」を見つけた。
たぶん、「島をきれい」とか書いてあるんやろうなと、いい加減な気持ちで読んだ。
「すごい!」
箇条書きにしてある五つの憲章の第一番目に、度肝を抜かれた。
一、『売らない』 島の土地や家などを島外者に売ったり無秩序に貸したりしない。
これが一番というのが、すごい。
リゾート開発業者の手にかかりムチャクチャになって行きつつある島が多い中、竹富島は独自の憲章によって島を守ろうとしている。
普通この考えだと人口が減る一方だと思ってしまうが、一時200人まで減ってしまった島の人口は、今350人まで回復しているそうだ。いろいろと、考えさせられます。
このあと、女性の方の運転で島めぐり。水牛車が行かない海岸を中心に。
最初に行ったのは、カイジ浜。以前、このすぐ近くに竹富町役場があった。皆が治める(皆治・かいじ)で、カイジ浜と呼ばれるらしい。(現在、竹富町役場はなぜか石垣市内。)
別名、星砂浜とも呼ばれる。星砂のさがし方を若いおねえさんに教えてもらったが、うまく見つからなかった。
その代り見つかったのは、大量の猫!
このあと水牛車の予定だったが、カイジ浜で急に雨が強くなり車に戻れず予定変更。水牛車乗り場の横の「喜宝院蒐集館」を見ることになった。
ここは、日本最南端のお寺。なんと、浄土真宗西本願寺派。京都にゆかりのあるお寺だったので、お線香をあげさせていただいた。
次の水牛車出発までたっぷり時間があったので、ゆっくり見ることができた。
最後にお待ちかね、「水牛車観光」。
長く待っただけあってラッキーなことに、一番前(水牛のおしりのまん前)にすわることができた。
私たちが乗った車を引っ張ってくれたのは、「大ちゃん」、12歳。人間でいうと×3で36歳の働き盛り。
由布島の水牛車は二輪のため定員は10人程度。しかし竹富島の水牛車は四輪で20人以上乗れる。
竹富島のオジィの話を聞きながら、ゆっくりゆっくり水牛車は細い道を進んでいった。人間が歩くより遅いくらいのスピードで。
オジィの話にによると、現在竹富島は平屋以外の建物建築禁止。屋根は赤瓦に限る。どこを回っても落ち着く感じがするのは、これが理由だった。
これらのことを徹底しだしてから、観光客が安定して増えてきたそうだ。そして、出て行ってしまった島の人々が帰ってき、人口も増えだしたらしい。いろいろと学ぶ所が多い。
竹富小中学校は、児童生徒合わせて35名。教職員は19名だそうだ。
「子ども、けっこういるんやな。」
こじんまりした島という印象だった真樹の、正直な感想。平日だったので、学校には子どもたちがいたはず。見に行きたかったなぁ。
11時15分竹富発の船で石垣に戻る。
大きな荷物はホテルに預けたままなので動きやすい。
まず、730交差点の「コンビニ・シーサー」へ。ここは、コンビニというより手ごろなおみやげ屋さん。子ども連れの方におすすめです。
次に、そのお向かいの「チサンリゾート石垣」の1階でランチバイキング。980円でけっこういろいろと。こちらも、お子さん連れにおすすめです。
そのあと、公設市場のある商店街へ。ここは、私たちの地元の京都出町の商店街と似たフンイキ。ゴチャゴチャした感じもあるけれど、いろいろ見ていると楽しい。あきない。
ここでちょっと買い物をし、ホテルへ荷物を取りに行き、午後1時30分発の「上原行き」の船に乗った。
「クーちゃんやよんなぁよんなぁさんたちが待つ西表へ」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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