パオパオだより

2017年05月15日(月)

次の段階 [病院]

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 今日は退院後初の経過観察。

 診察室に入るとI医師が、「179ですか」と。
 私のバッグに貼ってある番号に反応してくださった。
 「はい、宮古島のマラソン大会でもらった荷物入れです。その時のゼッケン番号です。」

 3年前に真樹と走った「宮古島マラソン」。いい思い出なので、ゲン担ぎみたいに病院に行くときのカバン代わりに使っている。
 そんな細かいところに気付かれるT医師。なかなかやりますなあ。

 血液検査の結果は良好。カルシウムも安定して取り入れられているらしい。
 摘出部分の病理検査の結果は、むむむ。
 右甲状腺には、小さな乳頭癌が「いっぱーい」やて。
 左リンパ節は除去した21節中5節に乳頭癌。
 がんがんがんがん、がんがんがんがん、やかましいやっちゃ。

 これで甲状腺全摘がほぼ完了。
 これからずっと、甲状腺が出していたはずの薬を飲み続ける。今日、薬局で28日分を出してもらうと1830円。1か月分で2000円、年間24000円ですか。痛いねー。
 入院手術費の100170円も払ってきた。痛いのは痛いが、本当にかかった費用は85万円以上。
 私のモットーは「感謝も恩返しもしない生き方」だが、この75万円の借りは何らかの形で返したいと思う。もうこれ以上、無駄な医療費を使わないようにすることが一番だろうか。
 収入なし、財産なしとなると、残る道は「献体」だけかなあ。しかし、それはちょっと・・・。

 次の段階は、アイソトープ治療。いつも私が言っている「監禁部屋」。
 I医師のお話では、鞍馬口医療センターは京都府立病院の系統なので府立病院を紹介するとおっしゃっていた。ところが今日は、「府立はいっぱいなようなので京大病院に紹介状を書きます」とのこと。
 ふふーん、それはいっぱいじゃなくて、府立病院にいろいろな問題が起こったからかも・・・。新聞沙汰にもなったし・・・。
 まあ私は選んだりできる立場でもないだろうし、I医師にお任せします。

 今日また「アイソトープ治療」ブログを読んだ。なんぼ検索しても女の人ばっかり。男の甲状腺癌はめずらしく、いたとしてもブログを書くような人じゃないんでしょうね。
 今日読んだブログでは、「放射性ヨウ素のカプセルを飲んだ後はつわりのよう」で何も食べられないとか。無理に食べても戻すとか。マヨネーズをつけたら何とか食べられるとか。
 ああ「つわり」なんてどうしても分からんし、胆のう炎の最大の敵はマヨネーズやし。そんなことを考えるだけで憂鬱になる。

 まあそれよりも一番ビビるのは、「アイソトープ治療」は一回で終わらないことが多いという事実。
 「何べん監禁されたら治るんじゃー」とうなりたくなってしまうでしょうね。
 
 体から出る放射能にやられるため、パソコンは持ち込めないみたい。
 そら、退屈やぞー。

 さて、次の段階はどうなっていくんでしょう。不安!

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 検査から診察、そのあと次の病院の予約まで間、けっこう待ち時間があった。
 病院の南側の公園は、公のものではなく、病院の私有地だそうだ。だから、時計が8時間も遅れているのに誰もなおさないのだろうか。その公園で、今日の診察のことを思い出していた。

 「傷口のテープにかぶれてしまったので、もう貼っていません。」
 「もう、いいでしょう。」
 「口を大きく開いたとき、左下が大きく開かないんですけど・・・。」
 「あ・い・う・え・おって、言ってみてください。」
 「あ・い・う・え・お。」
 「うーん、だいじょうぶです。気にするほどではありません。」
 「首が左に曲げにくいんですが・・・。」
 「手術の時に左の胸鎖乳突筋をグイッと引っ張ってますから、しばらくは首が動かしにくくなります。だんだん動くようになりますから・・・。」
 「先週の火曜日にしんどくなって、熱を測ったら38℃だったんです。」
 「えー・・・、それはどういうことでしょうね。ちょっと考えにくい・・・。その時来ていただいてたらよかったのに、今言われても・・・。」
 「もう熱もないので、だいじょうぶだと思います。」

 このやりとりをあとでヨメさんに話すと、「この歳で生きとるだけでもありがたいと思えちゅうことやろう」と。
 ありがたいと思おうっと。

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 公演の横を、ものすごくゆっくり散歩するかわいいワンちゃん発見。写真を撮らせてもらおうかなあと思ってちょっと尾行。
 するとそのワンちゃん、ちょっとした段差でコテンと転んでしまう。そしてすぐ起き上がれない。飼い主さんは助けるでもなく、じっと立ち上がるのを待っておられる。
 ワンちゃんは、「起き上がるのってどうやったっけ」みたいにおもむろに起き上がる。しかし、またちょっとした段差でコテン。その繰り返しだった。
 あのお散歩は時間かかるやろうなあと思った。ワンちゃんと飼い主さんの間にすごくいい空気が漂っていて、声はかけられずじまいだった。
 病院にはあまり来たくはないが、このワンちゃんにはまた会いたいです。

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 病院の北側の紫明通りの中州には、緑豊かな公園がある。
 入院中にここまで来られていたら、少しは気も晴れたかもしれない。しかし、今回は手術後の7日間はほとんど寝たきりだった。

 次の入院は「監禁の孤独」にどこまで耐えられるか。
 歳食うてから、次々と試練が襲ってきますなあ・・・。

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