2016年01月13日(水)
母供養ラン [ランニング]
1月11日の母の命日に「命日ラン」ができなかった。その代わりに、2日遅れの「供養ラン」。なんでもこじつけて走るのが得意でしょう。
これもこじつけだが、せっかくならうちのお寺と同じ曹洞宗のお寺まで走って拝んでこようと思った。「京都市左京区・曹洞宗のお寺」で検索すると、なんと少ないこと。特に私が住んでいる市原・岩倉近辺にはゼロ。
でもいいところが見つかった。一乗寺の詩仙堂。ここに行くには、母が亡くなった修学院病院前も通るので一石二鳥。
10時半ころ、我が家をスタート。
右足の痛みを悪化させないため、絶対にスピードを出してはいけない。上下ウインドブレーカー、シューズはゲルカヤノでゆっくりと。
白川通の弧線橋の横のきつい階段を上がる。上ってみて分かったが、ここを上らなくても先に行けた。
修学院病院前で記念撮影。
あのとき、私はまだ35歳だったんですね。
一乗寺下がり松から東側へ。
かなりきつい坂を駆け上がっていく。
このあたりから右足ふくらはぎの痛みが出てきた。
白川通から約400m。やっと詩仙堂に到着。
5.97km、35分45秒。キロ6分ペースです。
詩仙堂境内へ。
中も見たかったが、拝観料500円がもったいなくて断念。
ほんまに風情がありますなあ。
お隣の八大神社へ。
ここは宮本武蔵ゆかりの神社。
5円がなかったので、100円のお賽銭。
宮本武蔵の像もちゃんと写真に撮って・・・。
まもなく就活が始まる真樹のために、宮本武蔵の開運お守りを購入。
せっかくなんで、宮本武蔵さんとツーショット。
さあ、帰ろうっと。
帰りは右足が痛くて痛くて。
特に歩道が傾いているところはところは、故障中の足に響く。
この弧線橋を上って行きたいが、ここは車両専用道。脇の細い道を通っていく。
叡電の線路をまたぎ・・・。
岩倉川沿いを走り・・・。
京都精華大生殺人事件の現場を通り我が家まで。
右足ふくらはぎは痛みを増したが、だましだまし家まで走ってみた。
5.98km、35分52秒。
これで往復約12km。いいコースでした。またこのコースは走りたい。
いや、次は母のふるさと北区小野郷のお寺と同じ臨済宗のお寺をさがして走るかな。
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◎禅宗とは?
護国山善昌寺(広島県府中市にある曹洞宗のお寺のホームページより)
時々お参りの方から、「このお寺は禅宗ですか。」と聞かれることがあり、返答に窮してしまいます。
一般的に「禅宗」という言葉は「坐禅をする宗派」という位の意味に使われていますが、この意味では、「禅宗」には、臨済宗(りんざいしゅう)と曹洞宗(そうとうしゅう)、黄檗宗(おうばくしゅう)が含まれます。
臨済宗は、鎌倉時代に栄西禅師さまが中国から招来されました。臨済宗は、お祖師さま方の言葉や行状を収録した「公案」を中心にした坐禅で、この公案と取り組みながら坐禅修行をし、悟りをめざします。
現在臨済宗には、建仁寺派、南禅寺派、妙心寺派、広島県では仏通寺派など、十四派があります。
曹洞宗は、永平寺の御開山、道元禅師さまが中国から伝えられ、総持寺御開山、瑩山禅師さまが広められました。
現在、永平寺・総持寺の両大本山をはじめとして、約一万五千ヶ寺、僧侶二万人、一千万檀信徒を有しています。
また、曹洞宗には、永平寺・総持寺というふたつの大本山があっても、曹洞宗○○派という具合に分かれてはいません。
よく、「一軒の家に、お父さんとお母さんがいらっしゃるように、ふたつの大本山があっても、ひとつの家なのです」という説明がされています。善昌寺もこの曹洞宗のお寺です。
曹洞禅は、「修証一如、只管打坐」といい、悟りと修行は同一のもの、悟りをめざして坐禅をするのではなく、坐禅の姿そのものが悟りの姿であると教えます。
臨済禅は看話禅(公案を考えながら坐る坐禅)、曹洞禅は黙照禅(心を無にして黙々と坐る坐禅)といわれますが、写真などを見ていちばん分かりやすいのは、通路の方を向いて坐禅しているのは臨済宗の坐禅、壁の方を向いて坐っているのは曹洞宗と思っていただいて、まず間違いないでしょう。
黄檗宗とは、浄土とは西方にあるのではなく、自己の中に浄土を見いだし、阿弥陀仏を発見しようという、禅と浄土思想の合致した念仏禅の教えで、普茶料理、煎茶等独自の文化を弘めました。
おなじみの、お経にリズムを与える「木魚」は、江戸時代にこの黄檗宗と共に伝えられたといわれています。
以上簡単に説明しましたが、一般的に「禅宗」といわれますのは、臨済宗・曹洞宗・黄檗宗をひとからげにした呼び方で、簡単に「禅宗のお寺」といわれますと、靴の上から足を掻いているような気がいたします。
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【今日のきく】
私が休みで家にいると、きくは必ず「お散歩まだですか」攻撃をする。
お散歩に行ったら、必ず「ガウガウ」するくせに。
「あーなんかむかついてんにゃな、わかった、わかったって・・・。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
速歩ランナーさん、コメントありがとうございます。
お母さんが28年前に62歳ということは、私の母とおない年ですね。生きていたら90歳。今では珍しくもない年齢です。
いろいろこじつけて走りましょうね。今回に限らず、私はいつも走る理由をこじつけています。
わたしの母は28年前に62歳でした・・
その時36歳・・その2年後に妹が36才で・・その2年後に父が67歳で・・人生で最もつらく哀しい4年間・・
母の死を機に供養として初めてフルに挑戦・・
なにか 似たような環境に・・まだまだ・・供養が足りませんと自分に言い聞かせてます・・
健康が1番の親孝行で恩返しだと・・
まだまだ・・未熟者です・・お互いに元気にがんばろう〜