2014年01月20日(月)
子どもたちの未来を支えていく [時事]
◎京都新聞1月20日夕刊
稲嶺氏、知事発言を批判
名護市長選一夜明け 辺野古承認「無責任」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を掲げ、名護市長選で再選を果たした稲嶺進氏(68)は、激戦から一夜明けた20日午前、同市の選挙事務所で記者会見し、仲井真弘多知事が辺野古沿岸部の埋め立て承認を維持する意向を示したことに対し「承認したから終わりというのは県知事として無責任だ」と批判した。
知事は19日夜、辺野古埋め立ては「もう承認したので今からどうこうできない」と述べていた。稲嶺氏は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせないとの信念を貫いていく」と強調。移設阻止に向け市長権限を行使することを明言した上で「移設計画がスムーズに進むとは思えない」と語った。
稲嶺氏は市長選での勝因について「(移設を進める)政府の恫喝的なやり方が市民の反発として表れた」と分析した。
会見に先立ち、午前7時半ごろに日課の交通安全指導で自宅近くの交差点に立った稲嶺氏。小学生から「おめでとうございます」と声をかけられると「子どもたちの未来を支えていくのが大人の責任だ」と意気込んだ。。
一方、沖縄県の仲井真弘多知事は同日朝、自身が支援した移設推進派の末松文信氏(65)の敗北に関し「短い期間でよく頑張った方ではないか」と評価。稲嶺氏が前回より得票を伸ばした結果については「今から分析してみたい」と述べるにとどめた。
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昨日の私の「雪道願掛け10km走」が効いたのか(?)、名護市長選挙は現職の稲嶺氏が再選。
報道では「圧勝」と表現されているところもあった。しかし、19839票対15684票は56対44。全有権者から見ると、稲嶺氏43・末松氏34・棄権23となる。まあそれでも、「辺野古に新米軍基地はいらない」と思っている人が一番多いことははっきりと分かった。
お金をもらって基地をしんぼうするのではなく、お金はもらえなくても基地を拒否するという人が多かったということだ。名護市民の良識を示した選挙結果であった。
今後、私も新米軍基地建設反対のための活動をしたいと思う。ただ、泳ぎが苦手なんで「カヌーで抗議行動」とかはきついんですよねー。そんな私でもできそうなことってありますかね。
普天間基地の危険性除去は辺野古への移設ではない。普天間基地の全面閉鎖で解決する。なぜそれができないのか、政府は十分に説明したのだろうか。お金の話ばっかり、お金の話ばっかり・・・。
それにしても、「こっちの候補に投票したら500億円」みたいに言っていた石破さんは買収にはならないんですか。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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