2013年05月01日(水)
名桜大学入学式・続き (4/4) [家族]
4月4日の午後に、名桜大学入学式があった。
夫婦そろって出席できればよかったのだが、何しろヨメさんは仕事が忙しくて・・・。でも、廉の京都府立大学入学式のときも私だけの出席だった。
廉のときもそうだったが、大学の式には日の丸も君が代もない。多くの留学生を受け入れ、先生方の中にもたくさん外国の方がおられる。そんな中で日の丸君が代を持ってくるほうが、おかしいといえばおかしいだろう。
特に、名桜大学の学生の60パーセントほどは「国際学群」なのだから。広く視野を広げて国際社会を見ていこうというときに、日の丸君が代がどれほどの価値があるのか。ある一つの価値感を強制するのでなく、多種多様な価値感をできうる限り認めていこうという大学の姿勢がうれしい。
そういう意味でたいへんすがすがしい入学式だった。この雰囲気を守っていくのには、私たち保護者の協力も大事になると思った。
来賓の稲嶺名護市長の祝辞。(北部広域市町村圏事務組合理事長として)
こちらは比嘉理事長さんの祝辞。
新入生の退場。
このときしか写真が撮れなかったので、いっぱい撮っておいた。
保護者は会場居残りで、「講演会総会」。
そのあとは会場移動で、「保護者と教職員の懇親会」。
移動中に真樹と遭遇。
一番心配だったのは一人ポツンとなっていないかということ。でもだいじょうぶ。前日仲良くなった子と二人で歩いていた。
その子に頼んで親子記念写真。
せっかくなんでその子と真樹も撮っておいた。
「本島の南部って聞いてたけど、どこ?」
「与那原町です。分からないでしょう。」
「分かる分かる。那覇の東のへんの・・・。」
「どうして?」
「何でも聞いてやー。」
沖縄のことをちょっとでも知っていてよかった。私の言葉を聞いて、すごく喜んでくれていた。
彼女、H.Yさんも大学近くの学生マンションから通うそうだ。これからも真樹をよろしくお願いします。
(写真掲載の承諾をもらっていないのでぼかしてあります。)
「山もあって海もある」、この大学から見下ろす景色は抜群です。
懇親会の説明のときに一番びっくりしたこと。それは「クラス担任」。
大学にクラス担任があるなんて・・・。これなら、うちの真樹のように遠くから一人で来ている新入生も心強い。
不安だらけのうちの娘だと思いますが、どうかよろしくお願いします。
それにもまして、名桜大学には「ウェルナビ」(ウェルカムナビゲーション)というサークルがある。2年生以上の先輩が新入生のお世話をしてくれるもの。
真樹が高1のとき大学見学をさせてもらったときも、大学職員さんがこの「ウェルナビ」の存在を強調されていた。この存在が、真樹が名桜大学を受験しようと思った決め手の一つでもあったと思う。
新入生のために一生懸命働いてくれている「ウェルナビ」のメンバーを見て、「真樹も2年になったらやってみたいなあ」と言っている。
一人一人をしっかり見てくださる教職員のみなさんと「ウェルナビ」のみなさん。親としては、そこがしっかりしているとホッとできます。
不安だらけだった真樹も、何でも前向きに取り組もうと思えるようになったのでは。私はそう思いたいです。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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