パオパオだより

2013年02月07日(木)

はだかの王様 [時事]

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◎J-CASTニュース 2月4日(月)17時49分配信

   橋下市長、今度は鳥越俊太郎氏罵倒 「反権力姿勢を示したいだけの似非人権派」

 大阪市立桜宮高体育学科の入試中止の是非を巡り、橋下徹・大阪市長がまた、言論人にかみついた。

 作家の曽野綾子氏やワイドショーの小倉智昭キャスターらに続く、新たな論敵はジャーナリストの鳥越俊太郎氏だ。橋下氏を「裸の王様」と新聞コラムで批判したのに対し、ツイッターで「反権力姿勢を示したいだけの似非人権派」などと徹底反撃している。

■鳥越氏「体罰と入試中止の問題はつながらない」

 橋下氏が刃を向けた鳥越氏のコラムは、毎日新聞の土曜日朝刊に連載している「ニュースの匠」だ。2013年2月2日の回は、「体罰問題で入試中止」「王様のいいなり」の見出しで、教訓的な童話を使って橋下市政をこう揶揄する。

  「大阪・桜宮高校で起きた体罰と生徒の自殺、そしてその後、橋下徹・大阪市長が入試中止を声高に叫んで実行させたこと。この一連の経過を見ていて、私はやはりこれは『裸の王様』だな、と思ったのです」

 次にアンデルセンの「裸の王様」のあらすじを簡単に紹介したあと、桜宮の入試中止のきっかけとなった体罰について「体罰を超えた暴力」「改善すべきところは改めなければなりません」とつづる。

 鳥越氏は続いて本論に移り、「体罰と入試中止の問題はどう考えてもつながりません。論理的に飛躍があります」と強調する。「学校の伝統や空気を一新させる」ために体育学科の入試中止に踏み切ったことに関し、「常識的に無理がある理屈」「入試をやめれば体罰問題が解決するなんてことはありません」とダメ出しする。

 コラムの最後の部分は、入試中止措置に真っ向から反論したのは在校生たちだけで、「裸の王様に大人はいいなりになっただけ」と結んでいる。枝葉の部分ではあるものの、鳥越氏は体罰の是非などを巡る橋下市長の発言内容にブレがあることも指摘した。
.「とにかく反権力。その一点のみ。それだけでこれまで生きてきたんだろう」
 新たに出現した論敵、鳥越氏へのツイッターによる反撃は翌23日夜7時過ぎから行われた。橋下氏はまず「入試中止の決定をやったのは教育委員会。まず教委制度の基本を勉強しなさい」と言葉を尖らせ、「この鳥越氏のような似非人権派は一部メディアで重用される」と指弾する。

 さらに「人権を普段声高に叫ぶものは、真の人権派ではない」「反権力の姿勢を示すことがかっこいいと思っている」とつぶやいた後、鳥越氏を含む「似非人権派」をこう追及する。

  「例の週刊朝日のときも、弁護士会や、差別をなくせと普段は言ってる団体、普段は人権を振りかざすコメンテーターも皆、その人権センサーは止まったまま。僕が公人で権力者であるという一点で、僕よりも週刊朝日の表現の自由を擁護。権力者を擁護するのは彼らの存在意義にかかわることなんだろうね」

 そして鳥越氏に向けて3日夜に放ったツイート計5本の締めくくりは、

  「鳥越俊太郎氏のコラムを読んで虫唾が走った。そこには自殺した生徒への想いが微塵もない。とにかく反権力。その一点のみ。それだけでこれまで生きてきたんだろう。そしてこのような鳥越氏は、朝日や毎日系に存在する一部似非人権派から重用される」

とした上で、「まさに鳥越氏こそメディア界の裸の王様だ」と意趣返しした。

 橋下VS鳥越論争を巡ってはネット上にもさまざまな意見が寄せられているものの、余りに市長の論敵が多いためか、「橋下氏はほんとに沸点が低いな」「橋下氏は無視することを覚えたほうが良い」「言ってることはまともだけど誰も賛同しない」「なぜここまで攻撃して勝負を付けたがるのか」などの声も少なくない。

 橋下支持のコメントが鳥越支持より多いとはいえ、「どっちもどっちで同じレベル」「目くそ鼻くそ」「両方とも裸の王様」といった感想も多いようだ。
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 「何がしたいのかよく分からない人」
 これが、現在の橋下さんの私の印象です。しかしここまでやぶれかぶれ的になれば、今まで「ゲー」が出そうなほどあった反感もただの哀れさに変わっていく。
 大阪市立高校で指導者からの体罰による自殺者を出した一番の責任者は、今まで「体罰けっこう」と言っていた現大阪市長でしょう。何でも「競争、競争」と言い、成果のみを求めている現大阪市長でしょう。
 その責任を何とかごまかそうと、いつもの詭弁を弄してあっちこっちにかみついて・・・。本当に気の毒な人です。

 あの人を見て「幸せそう」と思う人はいるのだろうか。自分が幸せでない分、少しでも幸せそうな人を引きずり下ろしたいとでも思っておられるのだろうか。私にはその姿が哀れに見える。
 とても幸せそうに見えない人を首長に担いで、それについていっている住民は幸せになれるのだろうか。ただ威勢がいいだけの言葉にコロッとだまされるほうもだまされるほうですが・・・。
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【追加】 大事なことを書き忘れていました。

◎京都新聞1月27日朝刊

   天王寺動物園 橋下市長「市外の子は有料に」

 大阪市は26日、中学生以下は無料にしている市立天王寺動物園の入園料について、大阪市外に住む小中学生は有料にする方針を明らかにした。橋下徹市長は「大阪市が市民税で周辺市町村の子供の分まで面倒を見る必要はない」と述べ、4月から大人料金500円の半額に近い200円を徴収する。

 同日の2013年度予算に関するヒアリングで市長が了承した。これにより年間2千万円の収入増になるという。

 大阪市内の小中学生に入園証を配布することを検討している。幼稚園児など未就学児や、大阪市外に住んでいても市内の小中学校に通う児童生徒は無料のままにする。

 大阪市民の税金で運営する施設を市外の人が利用する場合は、応分の負担を求めるというのが橋下市長の持論。天王寺動物園は経費の約7割を市税で運営している。

 同じく自治体が運営する近隣の京都市動物園や神戸市立王子動物園は、いずれも市内居住者に限らず中学生以下は一律無料となっている。

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天王寺動物園から池田動物園 (岡山) にトレードされたハイエナのレン

 体罰問題が世間の注目を集めている最中、出ました「子どもが笑う?」政策。
 あの人を救えるのは奥様と子どもたちしかいないと思うのだが、「子どもが笑う大阪にしたい」と言っていた夫(父)がこんなみみっちいこと言い出してなんともないのだろうか。
 動物園は年に何回も行くところでもない。遠くからもわざわざ来てくれた子こそ無料にして、ゆっくり見ていってもらいたいとは思えないのだろうか。こんなことをこんな時期に言い出す夫(父)に何も言えないのだろうか。「体育クラブ員の顧問への依存」というのが問題になっているようだが、この家庭の夫(父)への依存は・・・。

 動物園は公立私立の区別なく協力し合っている。私は大好きなハイエナのゆくえを調べていてそれが分かった。天王寺動物園にいたはずのハイエナのレンが、岡山の池田動物園(民営)にトレードされていた。それは、公立私立すべての動物園がいい動物園になるようにという観点から行われたことである。そういった交流は、現在日常茶飯事というくらいに行われている。
 「自分とこだけよかったらそれでいい」とは、どの動物園も思っておられない。日本中の動物園を見て回って、そのあたりをしっかり勉強して来てもらいたい。

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【run】

 今日は店往復2回で2.6km。
 そのあといつもの6+2。
 6kmは31分39秒。できるだけ大きいフォームになるよう気をつけて走った。
 最近、合計10kmのランがそんなにきつくはなくなった。いいことですね。

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うちのハイエナ系わんこ・きく

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