2012年08月25日(土)
第33回神鍋高原マラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
大会会場の但馬ドームに着いたのはお昼12時半。家から4時間ちょっとかかった。
前日受付は午後3時から7時まで。まずまず余裕を持って準備することができた。
3時半ころ、一段落着いたので自分のレースの受付へ。
そのとき、「あっ、ふじいさーん」と声をかけてくださる方あり。
「朝日さん・・・。」
私の敬愛するランナー、朝日啓介さん。朝日さんは大会では必ず声をかけてくださる。ところが、去年の12月の「万博クロスカントリー」以来お顔を見ることがなかった。
こちらに来る車の中でも、ヨメさんと話していたところ。
「神鍋で朝日さんに会えたらいいんやけど。去年『ランナーズ賞』に応募しときますゆうたのに、締め切り過ぎとったからなあ。今年は2年がかりでやっと応募できたし。それも報告しとかんなん。
奥さんの具合があんまりよくないって言ってはったし、心配やなあ。」
8ヶ月ぶりにお会いできた朝日さんとは、まずは固い握手。しかしそのあとの朝日さんからのお話は、悲しいお知らせだった。
「実は、7月に家内が亡くなりました。」
私は、思わずもう一度朝日さんの手を強く握らせてもらった。そのあとのお話は、ここでくわしく書くことではないのでふせておきます。
最後に朝日さんはこう言われた。
「この大会もやめておこうと思ってたんやけど、淀川ランナーズの仲間がものすごくさそってくれてね。来てよかったです。このあとも、いっぱい大会には申し込んであるんですよ。この先、ずっとやりたいことはあります。」
心臓のペースメーカー埋め込み手術を3回もされて、ずっとマラソンやアクアスロンに参加されている朝日さん。私とは20歳ほどの年の差があるが、いつも穏やかにお上品に話しかけてきてくださる。そしていくつになってもきれいなランニングフォーム。私は朝日さんのランニングフォームから、遠くからでも見つけることができる。
そんな朝日さんに、ぜひランナーズ賞を!
神鍋前日受付では、一番会いたかった人に会えてよかった。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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