2012年08月21日(火)
札束でマラソン出走権ゲット [マラソン評論]
◎京都新聞8月18日朝刊
「10万円寄付で出走権」
京都マラソン、経費の足しに
来年3月の第2回京都マラソンに向け、京都市は10万円以上を寄付すれば抽選なしで出走権が得られる「京都マラソンチャリティランナー基金」の募集を始める。第1回大会では、当初予定より2億円以上も経費が膨らんでおり、寄付は大会運営に充てる。
マラソンの定員1万4900人のうち、480人分をチャリティー枠として確保する。参加料とは別に10万円以上の寄付が条件で、出走権は、寄付者が指定した家族や知人に与えることもできる。2人1組のペア駅伝にも10組20人分のチャリティー枠を設け、寄付額は1組20万円以上とした。
京都マラソンをめぐっては、交通安全対策などの経費が想定以上にかかり、今年3月の第1回大会は4億円の予算を大きく超え、約2億3千万円が不足した。市などでつくるマラソン実行委員会は第2回大会の参加料を国内ランナーは1500円アップの1万2千円、ペア駅伝は4千円増の2万円に設定した。
チャリティー枠が埋まれば5千万円の寄付が見込まれ、市は「夫婦で一緒に走りたいとか、出走権をプレゼントしたいという人に利用してもらいたい」としている。
20日から先着順で受け付ける。問い合わせは京都市市民スポーツ振興室TEL075(366)0314へ。 (西川邦臣)
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「出張販売に行ってる間、新聞読んでへんかったらえらいニュースや。京都マラソンの出走権、10万円で買えるんやてー。」
「そやてなー。」
「知っとんたんかい。やっぱりやりよったな。でも赤字対策がこれかいな。なんか中途半端やな。これやったら、ボクがゆうとった入札制にして、もっともっと参加費つり上げたらええのに。」
いや、しかしここで引っかかる言葉が。
「チャリティー枠って?」
ちゃうちゃう、この場合はチャリティー枠じゃなくて「赤字対策枠」でしょう。
ウイッキぺディアで「チャリティー」を調べると・・・。
チャリティー(charity)とは、慈愛・博愛・同胞愛または慈善の精神に基づいて行われる公益的な活動・行為もしくはそれを行う組織のこと。世界各地でチャリティーの活動・組織が見られ、それらの多くは宗教的な背景を持つ。チャリティーはしばしば身体障害者や高齢者などに対する社会福祉、貧困地域の飢餓救済、紛争地域の難民救済、または災害・事故などの犠牲者や遺族に対する支援活動などといった形態をとるが、本来的には以上の活動にとどまらず、社会に対する貢献全般がチャリティーであると言える。また、チャリティーに係る費用は寄付・寄進によって支弁されることが多い。
去年の赤字2億3千万の二の舞にならんように考えたんでしょうに。京都市民の税金を、たかがマラソンごときに2億3千万も持ち出すなんて。そりゃーかなりの批判があったでしょう。だから、「チャリティー」なんて言葉をそうやすやすとは使わないほうがいいと思います。
さて・・・とっ!
どうせやるなら徹底的に。(また、匿名氏からボロクソコメントを入れられるかもしれませんが・・・。)
お金が足らんのなら集めましょう。入札制は手間がかかるのなら、こんなんどうでしょう。
「松竹梅制???」
「松」 参加費30万円、完走賞は限定金メダル (先着100名で3000万円)
「竹」 参加費20万円、完走賞は限定銀メダル (先着300名で6000万円)
「梅」 参加費10万円、完走賞は限定銅メダル (先着600名で6000万円)
これで合計1億5千万円。「赤字対策枠」1000名だけで去年の総参加費とほぼ同額が集められる。まあ完走メダル代がけっこうかかるので、残りの人をタダにするというわけにはいかんけど5000円に値下げでどうでしょう。参加者15000人はどう考えても多すぎるので、思い切って6000人まで減らしましょう。よって、一般参加者は5000名で2500万円。これくらいの規模がいいんじゃないでしょうか。
「松竹梅枠」ランナーには、限定メダルのほかにも特典をあげたいんですが・・・。「緊急車両より優先」とか書いたら、またボロクソに言われるし。でも、あの「疑惑の緊急車両」はどう考えても合点がいかん。まあ、「松」枠ランナーは完走後に特上のうなぎでも。
ああ、自分で書いててだんだんアホらしなってきた。今後も京都マラソン実行委員会さんはいろいろとやらかしてくれはるやろうし、ツッコミどころ満載。今日はこれくらいでかんにんしたろ。
それより、「公道を使ったシティフルマラソンを走ってみたい」とおっしゃっている普通の車イスランナー・下山さんのために今年も働きかけをしなくては。今年はもうちょっといいコースに変更されると思っていたのに、ほとんど同じとはなあ。でも、あの人なら行くで。強烈なきつね坂も、ガタガタの鴨川河川敷も。日常生活用の車イスで、フル4時間半で完走してはる人やから。
まさか、「10万円寄付したら無条件で出走権を与えますが、普通の車イスランナーの参加はどんなことがあっても認めません」とはおっしゃらないでしょうね。そんなことがあれば、「京都マラソン」は「京都格差マラソン」とかに改名してほしい。「いったいどこが『チャリティー』なんですか!」とうなりたくもなる。
第1回大会には松葉杖のランナーが出場されていた。また、タレントランナーにはガードランナーをつけることを認めていた。車イスランナーを断る一番の理由が、まわりのランナーへの危険ということだったので、このあたりから攻めていけないかなあ。
去年はご本人に相談もせずに勝手に動いてしまったので、今年はまず下山さんにメールしてから・・・。
【追加】
またアホなこと思いつきましたわ。
今回の「赤字対策枠」は10万円が500名分。つまり、5000万円あれば買占めができる。購入者と出走者は別でいいらしい。申し込み口数の制限もなさそう。
ここでやね、5000万円借金してこの枠全部を買占め。そして、その500人分の出場権をネットオークションにかける。うまくいけば数千万のもうけがでるかも・・・。一か八かです。
誰かこれくらいのことやってくれんかなー。もうけが出るかどうかは分からんけど、話題になるのは確実。新聞やワイドショーのネタにはなるでしょう。売名行為の大好きな方にお勧めします。
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【RUN】
今日は午後3時に雷雨。車に乗っているとき、目の前で稲妻が走り、すぐゴロゴロバリバリ。あれはすぐ近くに落ちましたね。つい先日、ランナーにはおなじみの長居公園で雷に打たれて亡くなった方があった。だからよけいに恐い。
夕方6時、いつもの5kmコース+1km。
気温はかなり下がったのだが、蒸し暑い。こんなときが一番走りにくい。
行き13分14秒、帰り13分ちょうどで26分15秒。
走り終わった後、きくと散歩。きくは前は雷は全然だいじょうぶやったのにこのごろ恐がる。今日も腰が抜けたらしい。どうなってんにゃろ。
「へっへっへー、かみなり? もう、忘れたー。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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