2012年06月12日(火)
第20回みかた残酷マラソン・続きの続き [ランニング・出張販売]
朝ぱらついていた雨もやみ、レーススタート後はお客様も来られそうにないのでゆっくりと読書。あとは、帰ってこられる知り合いやヨメさんの写真をしっかりと撮ること。それが、私の残りの大事な仕事です。
のんびり本を読んでいると、ものすごいスピードで坂を下りてくる2選手。まだ1時間半もたってへんのに・・・。
なんと、トップを追走しているのは地元・みかたのエース・田野選手じゃありませんか。田野選手は、先週の「たたらぎ」で最後まで競り合って優勝されたばかり。2週続けていいレースをされています。
けっきょくゴールまで追いつけず、田野選手は総合2位。しかし、年代別ではぶっちぎりの優勝だったようだ。
ここらで見通しのいい坂の上まで上がり、メモしておいた「撮影予定選手」を探さねば。
まずはカッキーさん。去年1時間40分台で年代別優勝されている。そのつもりでしっかり見ていたつもりだが見つけられず。
「その次は誰かねえ。外峯さんあたりかなあ」と思いながら見ていたら、見慣れた人が。
「松本さーん、出てはったんですか。」
「よう!」
ちょっとびっくらこいた。まだ1時間50分くらいやし。
松本一之さんのことを「勝手にライバル」と言わせてもらっているのだが、私このコースの最高タイム2時間10分くらいやし。およびでなかったなあ。
そのすぐあと、「キャロットさん」と声をかけてくださる方あり。
一瞬でよく分からなかったが、私の動体視力が正しければ、福井のTさん。
そのまたちょっとあとに、ついに来ました。
きれいなフォームで坂を下ってくる外峯陽子さん。
このクラスには9連覇中の小林玲子さんがおられるので、優勝はちょっと・・・。でも、このタイムなら「牛肉」に届いたかも・・・。
「藤井さーん、帰ってきましたよー」と叫びながら木田そうへいさんが。
「ちょっとゆっくりねー、カメラスタンバイするしー。」
私のカメラは起動が遅い。カメらを触りながら木田さんと並走していると、突然「藤井さんには負けられん!」と猛ダッシュ。意味分からん。
「背中しか撮れへんかったやん。」
久保井さんも帰ってこられた。
きっと、たくさんの方に声をかけ、またかけられながら走ってこられたのでしょう。ご本人はこれくらいケロッとされていました。
私が選んだコスチューム賞・第2位「ゴリラ」。
これで3時間は暑かったでしょう。
坂をにこやかに下りてくる松田発世さん。
スタート前の私との会話。
「藤井さーん、丹後(ウルトラ)は出はるんでしょ。」
「いえいえ、ウルトラとフルは引退しました。」
「えー、なんでー。」
「やっと自分の適性が分かりました。トラックの800と1500をがんばります。」
「いやー、ウルトラから800mってどうなってんのん。」
「これからは中距離の時代です。一応、走るごとにタイムは縮めてますし・・・。」
「そういえば・・・、藤井さん、やせはった?」
「そうですねん、4kg。これからトラックがんばりまっせー。」
私が選らんだコスチューム賞・第3位「はばたん」。
兵庫はこれ。
私が選らんだコスチューム賞・第1位「ももレンジャー」。
ももレンジャーは女子でないとね。この方はピンクゼッケンなのでまちがいなく女子選手です。
「ランナーズ9の会」のかわせみさんもいつもののぼりスタイルで、ニコニコしながら帰ってこられた。
「いっしょに団体で出ましょ」と言ってからもう数年。実現しないままですいません。
ヨメさんも、ちゃんとゴールテープを切らせてもらった。
よかった、よかった。
ヨメさんのちょっとあとに、仮装団体さん。
どうせなら3時間半なんて中途半端なタイムじゃなく、4時間ちょうどをねらってゴールしてほしかったなあ。
「私らに抜かれたら、4時間超えますよー」と言いなからね。
このレース全体のスイーパー役をしてほしかったですね。
私が選んだコスチューム賞・殿堂入り「水前寺清子」。
この方の説明はいりません。「みかた残酷マラソン」の顔のような存在です。
完走Tシャツを渡してくれる若者スタッフ。
背中の文字がすばらしい。
今年も遅いお昼ごはんは、道の駅・氷ノ山。
今年は黒米うどんという新しいメニューがあった。さっそく注文した。私は炊き込みご飯つきのセット(800円)、ヨメさんは単品(500円)。これがまた独特の食感で、すごくおいしかった。お勧めです。
後ろの席で食事をされていた年配の男性4人の会話。
「ディーン元気、すごかったなあ。」
「そや、オリンピック出るんやなあ。」
「村上も自己ベスト出したのになあ。」
「8センチ差らしいで。」
「そら、村上も出したらんとあかんわな。」
「そやそや。」
「それに比べて、室伏は情けないわな。」
「競う相手がおらんからな。」
「あの記録でオリンピックか。本番はもっと投げますとかゆうとったらしいけど、あらあかんで。」
「室伏は甘えとるな。」
もうすぐ家に着こうかというころ、みかた残酷マラソン最終走者・岩本さんゴールのお知らせ。くわしい説明がなかったのでどんな方なのかよく分からないが、何らかの理由で速く走ることができない方のようだ。中間点通過が5時間半というアナウンスは現地で聞いていたが、けっきょく11時間32分をかけてのゴール(朝7時半アーリースタートされているので、ゴールは夜7時ころ)。
久保井さんが言っておられた。「一応4時間という制限時間は設けていますが、最後まで走る意志のある方は必ず最後まで待ちます。」
岩本さん、完走おめでとうございます。まだ明るいうちにゴールできて、本当によかったです。
そして「みかた残酷マラソン」スタッフのみなさん、約束を守ってくださってありがとうございます。今後ますますいい大会になっていきますように。
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【RUN】
昨日の轍は踏まず。もう、夕食後のランは封印。
今日は午後3時過ぎから。小雨が降り続き、気温は20℃ほど。こんないいコンディションのときに走らなくていつ走るという感じ。
まず3km、14分23秒。
1kmジョグをはさんで、1000mタイムトライアル。3分49秒。3分50秒を超えたらもう1本と思っていたがギリギリセーフ。
帰りの上り1kmをゆっくり5分21秒。
もう1kmスロージョグをプラスして合計7km。
夕方6時半、本日2回目の練習。
1kmアップジョグのあと5km。
行き12分16秒、帰り12分25秒で24分41秒。しっかり走れた。
1kmダウンジョグをプラスして7km。
今日は、2回合わせて14km。よう走ったなあ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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