2008年06月15日(日)
第24回SAIKOロードレース [ランニング・出張販売]
去年のSAIKOは、不覚にも寝込んでしまった。
突如襲った顔面右半分の激痛。もちろん、エントリーしていた10kmは棄権。帰りの長距離運転も、フラフラ状態だった。
翌日の月曜日、近くの医院で「副鼻腔炎」の診断。薬で次第にましになったが、あの強烈な痛みは今も忘れられない。
「今年は去年の分も走るぞー」と意気込んで、この大会では初めての20kmにエントリー。おんなじとこ2周はあきるかなとも思ったが、また何か楽しみを見つけてやろうとあたりをキョロキョロしながらスタート地点に向かった。
受付会場(出店場所)からスタート地点まで、なんと、1.2km。これで、ウォーミングアップは十分です。
スタート地点の近くにめっちゃかわいいワンちゃんが。
「イチロー」君、3歳。私がいくら呼んでも近づいてくれなかったのに、若いお姉さんたちが呼ぶと飛んでいった。それはないでしょう、イチロー君。
朝ごはんは宿では食べられなかったが、おにぎりを作ってくださった。(民宿「こまどり」さん、朝早くにすみません。) そのおにぎり3個とゆでたまご、バナナまでぺロリとたいらげた。
スタート直前までおにぎりをほおばっていたので、ヨメさんに言われた。
「そんなんで、20km走れるんか。気楽たらしい。」
だいじょうぶ。私は、スタートラインの前でおにぎりをむしゃむしゃ食べ、ちょっと周りの人を引かせてしまった経験もあります。
朝の気温は11℃。寒くてウインドブレーカーを着ていたが、スタートの時にはちょうどいいくらいになった。
ちょっと走るのにあきてきた7km付近。道路横にちらちらする影が。あー、口の周りが真っ黒け。シェパード、見っけ。
デューク君、まだ1歳。「さわっても、いいですか」と言って近づくと、手をぺろぺろ。顔面ぺろぺろ。大サービス。
あらま、また不思議な現象が。体のどこかにつかえていたものが、スーと消えていく。これは、毒気をワンちゃんが吸い取ってくれてるのかな。
それにしても、家で普通に飼われているシェパードは、ほんとに普通。テレビで見る勇敢なシェパードとは、全然ちがう。顔がでっかい雑種(?)と言ってもいいくらい。
デューク君に顔ぺろぺろしてもらってから、キロ5分半ペースが5分ペースにアップ。
2周目ももう一回デューク君に会えるかなとそれが楽しみで、いいペースで走り続けることができた。
「今度会ったら、飼い主さんにいろいろ聞いてみよう。デュークくんの好物は? デューク君のできる芸は? デューク君のえさ代はどれくらい?」
写真も、もう2、3枚撮らせてもらおう。
17km付近でだいぶさがしたが、残念ながらデューク君には会えなかった。
それでも勢いは衰えることなく、そのままゴールへ。 1時間47分40秒くらい。
ゴールの「野鳥の森」は、一面芝生で気持ちがいい。ただ、これが雨だとどうなるだろう。去年からこの会場に変更になったが、雨が心配でしょうがない。
後片づけをしている途中、ワンちゃんがしかられてる声が。うちのテントの前で、ボーダーコリーが腹を見せてばんざいをしている。話を聞くと、かまいにきた人をかもうとしたらしい。それでめちゃくちゃ怒られて、降参。 飼い主様、命。(名前は確かジャウー、8歳。20kmを2時間半で完走。)
うちのきくも、ヨメさんにはそうなのに、私には逆ギレ。あー、うらやましい。
できるだけ早く帰りたかったので、お昼ごはんは早く食べられるところをさがした。 冨士ICに向かう富士市の国道沿いに、ラーメン屋さん発見。名前は「比呂美?」。かなり古い。
ラーメン(並)+中華丼(小)+サラダのセット。850円。なつかしい味。ぜーんぶきれいに食べた。
このあと、民宿「こまどり」さんでいただいたお菓子のお店をさがす。ちょっと変わった感じの和菓子で、食べてみたくなるような工夫がいろいろとしてあった。
店の中にゆっくり食べられるコーナーがあり、お茶・コーヒー・紅茶のサービスもあり。
出店の売り上げより、こういった店を見つけるのが楽しみだ。この店を目当てに、またSAIKOロードレースに来てしまいそう。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=126