パオパオだより

2014年06月24日(火)

竹盛旅館 [宿情報]

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 真樹と西表島へ。
 今まで西表ではいつも上原あたりの西部地区で宿泊していたが、今回は初めての東部地区。西表でもっとも古いと言われる宿泊施設である竹盛旅館さん。ここは「お料理がおいしい」と評判。ネットの口コミ欄を見て宿泊地を決めたのは初めて。口コミ通りのおいしいお料理を出してくださる旅館だった。

(注)まだまだ、続きます。

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2014年06月23日(月)

一人沖縄平和ラン・2014 [ランニング]

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 みなさんに助けていただき、7時半ごろ名護市役所に無事ゴール。みなさん、本当にお世話になりました。
 30km地点あたりから最後まで並走してくださった小橋川さん。残り5kmから並走してくださり、足がつったときにはマッサージしてくださった比嘉雄也さん。いつゴールするか分からない私をずっと待っていてくださった玉城さん。
 でも一番お世話になったのは、小橋川さんの奥様とかわいいかわいいももちゃんかな。

 「うちのヨメさんゆうてましたわ、小橋川さんの奥さんはえらいって。私やったら、好きで走りに行ってるオッサンに絶対ついて行かへんて。」
 「いいえ、私もいっぱい楽しませてもらいました。」
 そう言っていただけると救われます。
 最初は怪訝な顔をしていたももちゃんも、最後はすごくうちとけてくれていたし・・・。ゆうことなしです。

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 朝8時に「ホテルルートイン那覇旭橋駅東」を出発のつもりが、今年ももたもた。
 のぼりを背負うのは案外うまくいったのだが、GPS腕時計がなかなか衛星を捕捉できない。自宅付近ではたいてい40秒くらいで捕捉していたのに。ホテルの前だったからでしょうか。
 ホテル前でお客様を待っておられたタクシーの運転手さんにお願いして、スタートの記念写真。GPSは捕捉できないままにスタート。

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 去年は沖縄県庁スタートだったので、今年はそのお隣の那覇市役所から。

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 近くにおられた方にお願いし、今度こそ本当のスタート写真。
 GPSもやっと動き出し、8時20分ごろに再スタート。

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 スタートからカンカン照り。すぐに汗が噴き出した。
 それでも、最初の3kmは張り切ってしまいキロ6分ちょっとのペース。

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 基地が見えるころから、キロ7分ペースくらいに落ち着いてきた。

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 去年も思ったけど、「沖縄には米軍基地がある」というより、「米軍基地の島に沖縄の人々は暮らしている」という感じがする。

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 9km地点あたりのガソリンスタンドで水分補給。
 「名護まで、あと60kmほど走ります」と言うと、「糸満の慰霊式に行かれるのかと思いました」と言われた。

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 10?、1時間09分51秒。
 元気なうちは、このペースを守りたい。

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 手頃な台があったので、カメラを置いて自分撮り。
 このあたりは、風はそんなにきつくなかった。 

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 基地前の横断橋の上でパチリ。

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◎北谷町の綱引き 130/234 より

「綱のカヌチ根軸」
 米軍キャンプ瑞慶覧のフェンス沿い(国道58号線側)に、人知れず設置されている石碑が綱のカヌチ根軸である。この拝所もマタジと同様に、知念清子さんの教えにより、ノ口殿内と郷友会によって建立された。石碑には「綱のカヌチ根割IJの銘のほかに「昭和六十三年九月吉田辰年建立字北谷字民一同」の陰刻も確認される。昭和63年の建立以来、北谷ノ口殿内では、毎年の旧暦6月24日には、写真2-148 綱のカヌチ根軸(1988年建立)この綱のカヌチ根軸において綱引きの御願を行うようになった。
 現在の石碑が立つこのー帯は、かつてウククヌモーグヮーと呼ばれる百坪ほどの広場で、字の人々が稲干しゃ、ウージンガラ(サトウキビの搾りガラ)を干す場所として利用したほか、戦前の三ヵ村大綱引きをはじめ、旧暦6月25日の毎年の綱引きには、このウククヌモーグヮーに設置されていた目印の石を地点にカニチ棒を貫き、雌雄の綱を連結させたという(仲村新正さん談)。
 長老山綱のカヌチ根軸での祈願を終えた一行は、14時10分頃にキャンプ瑞慶覧内の長老山へ到着した。長老山について『北谷町史』第三巻は、「沖縄にはじめて臨済宗妙心寺を伝えた北谷長老(南陽紹弘禅師)をはじめ、樹昌院歴代の住職を葬った墓所Jと記している。
 現在の長老山には、戦後、米軍用地として集落を接収された旧字北谷のカー神をはじめ、旧字伝道や玉代勢の拝所が各字毎に合間されている。長老山に到着した一行は、まず北谷長老の墓所と伝えられる場所を拝み(ここでは、線香・クパンチンは6組)、次いで前城島御風水神、その後で戦前の北谷集落内に点在したカンタヌカ一、ウスクガ一、スミムンガ一、根神ガー、イナグガー(女井は伝道に所在した)を澗るカー(井戸)合間所を拝み、さらにクヮーデイーサー(竜宮神、クヮーデイーサーの樹の下に把られていたためそう呼ぶ)を拝んだ。
 戦前の北谷集落内に点在したカーについて、北谷ノ口殿内では次のように伝える。東表原に所在したカンタヌカーは、北谷村の始祖(ハダカ世)が使用したカー。写真2-149 北谷長老での祈願-125-
元のページ http://www.chatan.jp/yakuba

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 8年前、真樹が沖縄本島で初めて泊まったホテル「ビーチタワー」。
 このホテルが、今私が管理人のバイトに行っているK社の建物とは・・・。

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 そのホテルの東側も大きな米軍基地。

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 またガソリンスタンドで水分補給。
 ここでだいたい17km、2時間。気温はぐんぐん上がっているが、そんなにペースは落ちていない。

 去年、応援に来てくださったTさんご夫妻にお会いしたのはこのあたり。今年も少し期待していたが、残念ながらお会いできず。去年のお礼が言いたかったのだが・・・。

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 「フェンスは続くよー、どーこまでもー・・・。」

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 20km、2時間23分23秒。
 10kmからあとは、キロ7分半ペース。

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 「町の総面積の83%を嘉手納基地が占め、残りのわずか2.6km²に約1万4000人が暮らす」嘉手納町。

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 「町の総面積の83%が米軍基地」って、どう考えても絶対におかしい。

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 嘉手納のロータリーで私を見つけ追いかけてきてくださった真栄田オジイ。
 「こんな暑い中『平和』の旗を持って走っている姿に感動した。少しだけど、カンパします。」
 オジイは千円を差し出された。お断わりしたのだが、どうしてもと言われたので受け取った。いいことに使わせていただきます。

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 読谷村に入ると、大きなテレビ?
 

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 去年、両足コブラがえりで動けなくなった地点。
 今年は軽々と通過。

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 この交差点では、バイクの後ろに小さな子を乗せたお母さんが声をかけてくださった。ありがとうございます。

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 そして、去年ダウンしてしまったファミリーマート前。
 今年はここまで3時間10分(約26km)。
 小橋川さんが待っていてくれているかもと期待していたのだが姿は見えず。去年は日曜で今年は月曜やからねえ。そんなにこっちの都合よくはいきませんよねえ。

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 背中ののぼりをはずし、お昼ごはん休けい。
 座ったらコブラがえりの可能性大なので、立ち食いです。

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 去年はコンビニ前で1時間以上すんでしまったが、今年はわずか16分。
 これで、元気に再スタート。

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 牛さんの写真を撮り・・・。

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 自分の走っているところも撮り・・・。

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 「いやー、小橋川さん! 来てくれはったんやー。」

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 奥さん、ももちゃんと3人で。
 奥さんにお願いして、写真を撮っていたただいた。

 ここらで、まだ28kmくらい。
 ここから先は、小橋川さんがいっしょに走ってくださる。奥さんとももちゃんも車で着いてきてくださるらしい。本当にありがたいことです。

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 小橋川さんは、私のじゃまにならないように気を使いながら走ってくださった。

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 海からの風は、去年よりはましなような気がした。

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 小橋川さんとおしゃべりしながら走っていると、あっという間に「おんなの駅」に。
 ここで4時間40分ほど(約35km)。全行程の半分のところまで来たが、まだ1時過ぎ。

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 ここは大きな道の駅で、歌謡ショーみたいな催しもされていた。

 しばらく休けいして再スタート。
 小橋川さんがももちゃんに、「おとうさんは、また走ってくるね。」そう言うと、ももちゃんの顔がちょっと暗くなった。「どうしてこんな知らないおじさんとばかり付き合うの。わたしと遊んでほしいなあ」と言いたいような顔。

 ここで出しましたがな、私の秘密兵器。
 「プリキュアって知ってる? うちの奥さんなあ、こんな格好であちこち走ってんねん。」
 そう言って写真を見せると、ももちゃんがにこっ。
 「プリキュアも役に立つがなー!」

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(注)もうちょっと、続きます。

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2014年06月22日(日)

明日は「一人沖縄平和ラン」 [沖縄]

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 お昼12時半に兵庫神鍋を出て、夜11時に那覇のホテル着。途中通行止めなどがあって、ぎりぎりセーフの沖縄入り。

 明日は、那覇市役所朝8時出発で名護市役所夕方7時到着予定。
 「がんばるぞー!」

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第34回神鍋高原マラソン [ランニング・出張販売]

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 「あのー・・・、ほれほれ、あのお上品な・・・」とヨメさん。
 「名前おぼえやー、朝日さんのことやろ。」

 毎年この大会でお会いする朝日啓介さん。2年前の8月の大会は、奥様が亡くなられて1ヶ月後のことだった。この大会も去年は中止で、今年から6月開催。

 「来月三回忌を迎えます。ここに来たら藤井さんに会えると思って楽しみにしてました。」
 そんなふうに言っていただけるだけでありがたいことだと思う。

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 朝5時半起き。
 前回までお世話になっていた栗栖野の民宿がやめてしまわれ、今回初めて名色の民宿にお世話になった。「のりたけ」という変わった名前だと思っていたら「いとのりたけはる」さんの民宿だった。「糸乗」という名字も初めて聞きますけど・・・。

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 以前は大会当日もたくさんのお客様だったが、最近はめっきり少なくなってしまった。

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 「のりたけ」さんに無理をお願いしてつくっていただいたおにぎり弁当。すごくおいしかった。

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 外は雨が降っていたので、但馬ドーム内でアップ。

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 荷物預かりがすごい行列になっていてた。
 「スタートに間に合うんか知らん」と他人ごとながら心配になった。

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 6月開催になり、神鍋高原マラソン名物のスイカの提供はなくなってしまった。これは残念。しかし、子どもたちが楽しみにしている釣堀は健在。

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 5kmは8時40分スタート。
 その10分前くらいにスタート地点に行くと、10kmに出られる朝日さんがもう待機されていた(10kmは8時50分スタート)。近くにおられた方にお願いして記念写真。

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 さらに前に行くと、私の勝手なライバル・松本一之さん。
 10km年代別優勝狙い。たぶん、めざすは39分切りでしょう。10km以上ではまったく勝負になりません。

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 スタート直前、雨は小止みに。

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 ほとんど上りの1km地点まで、4分34秒。
 今はこんなもんですか。

 小さな峠を越えたところに「みかた残酷」の久保井さん。
 写真を撮ろうとしたら、「撮らんでいいから、しっかり走って!」と激励された。

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 2km、9分01秒(4分26秒)。

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 3km、13分24秒(4分22秒)。
 4km、17分34秒(4分10秒)。
 5km、21分37秒(4分02秒)。

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 練習ができてないので予想はしていたものの、さびしい結果。 
 秋には、また19分台で走れるように持って行きたい。

 さて、松本さんと朝日さんの応援に。

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 10kmスタートの37分すぎ、見えてきました松本さん。他のランナーに比べると元気そう。残り300mほどなので、39分切りにはビミョーなところ(あとで調べると、39分03秒。おしい!)

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 「松本さーん、ラストファイトでーす!」
 「ああ!」と出された3本指。これは「3連勝」のポーズでしょうか。

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 1時間ちょっとたち、朝日さんの姿が。
 このあたり、かなり混雑。

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 朝日さんは、いつものきれいなフォームで最後まで。
 夏場はまた、「スイム+ラン」の大会に出られるのでしょうか。

 私は夜関空発で沖縄行きだったので、1時までに片付けて5時自宅到着の目標。体がぬれてしまっているせいか、ゴール後に見に来られるお客様は少なかった。そんなこともあってさっさと片付けたら、12時半に但馬ドームを出ることができた。
 あとはいつもの福知山→綾部→和知→美山→京北→花背→自宅のルート。ところが大布施橋まで来て、「花背峠〜鞍馬」通行止めを知る。 
 あわてて京北町灰屋口まで戻り、灰屋→芹生→貴船→市原ルートへ。この芹生あたりの道が狭くて、キャラバンのスーパーロングの運転は難儀した。

 なんとか5時すぎに自宅到着。しかし家に寄っている時間もなく、そのまま地下鉄・国際会館駅へ。沖縄に行く荷物を車に積んどいてよかった。
 京都駅5時45分発「はるか」には、ぎりぎりセーフ。これで関空8時発沖縄行きに乗ることができた。よう間におうたこっちゃ。協力してくれたますみさん、ありがとうございました。

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2014年06月21日(土)

第34回神鍋高原マラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]

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2014年06月20日(金)

三重殺 [家族]

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 昨日の朝、廉が家の中をウロウロ。
 「どしたん?」
 「財布が見つからん・・・。」

 昼、ヨメさんが帰ってきた。
 「カバン忘れて、バスと地下鉄タダで乗せてもろたー。」
 「えっ、肩にかけてたんちゃうん。」
 「あれは、プリキュアの衣装を貸したげようと思って・・・。」

 3時すぎ、真樹にメール。
 「今日は廉が財布をなくし、かあちゃんはカバンを忘れてバスに乗ってしまうし、たいへんでした。真樹も気をつけて。」

 ところが真樹はそのあと、バイクのキーをバイクのヘルメットボックスに閉じ込め。カギ屋さんに来てもらい、3500円かかったらしい。

 同じ日に、家族三人が似たような災難に。これぞ、三重殺。
 「家族の中でパオパオだけのけもんやな。」
 「そら、サル系やから・・・。」
 「なんでやねん! きくちゃん、オッサンと組んで仲良くしようなー。」
 きくは、ちょっと困ったような顔をして私を見つめていた。

 そのあと車に乗せると、窓から顔を出し、風にタテガミをなびかせて・・・。それを見ているだけで幸せな気分。

 明日とあさっては「神鍋高原マラソン」。そのあと続いて沖縄行きで、帰ってくるのは木曜日。
 「きくちゃん、忘れんといてね。」

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2014年06月19日(木)

名護からの電話 [雑用]

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 昨日、「ねっとわーく京都」編集部からメールがあった。
     ◇
沖縄の名護市議会の大城敬人(おおしろ よしたみ)議員から電話があり、ぜひ藤井さんとお話ししたいとのことでした。犬を連れた記事に感動して議会で配ったそうです。
連絡先は 090−○○○○−○○○○ です。先ほど連絡が編集部にありました。
ねっとわーく京都 ○○ ○ 拝
     ◇
 なかなか電話がつながらなかったのだが、夕方やっとつながった。大城さんは、名護市議会の古参議員。「もうすぐ後期高齢者です」と笑って言っておられた。そんな大ベテラン議員が、京都在住の名もなきこの私にわざわざ連絡とは・・・。
 要件は、「名護の犬屋敷問題解決に知恵を貸してほしい」というようなものだった。私が去年の「ねっとわーく京都・6月号」(5月9日発売)に書いた記事を読まれ、話をしてみたいと思われたそうだ。(以下、引用)
     ◇
 3月末、沖縄の大学に進学が決まった娘の引越しの手伝いに来ていました。少し時間があいたときがあったので、その街をジョギングしていたときのことです。私が走っていた反対側の駐車場に、雑種の犬を2ひき連れたおじさんが休憩しておられました。

 「かわいいワンちゃんの写真、撮らせてください。」

 「・・・。見る目があるねえー、みんな恐がって近づかないのに・・・。土佐犬に似てるでしょう。こんな顔してるけど、よーく見たらかわいいもんで。ただね兄弟げんかが激しくて、ほおっておいたらかみ殺すくらいまでやってしまうんですよ。あんまりバカな兄弟だから、『アンポン』と『タン』という名前にして合わせて『アンポンタン』、こいつはその『タン』のほう。家には『アンポン』が待ってます。こっちのおとなしいのは『つん子』。皮膚病がなかなか治らないけどこいつもかわいいよ。」

 ワンちゃんの写真を撮らせてもらい、少しお話させてもらって帰ろうと思っていました。しかし、ここからこの「犬おじさん」の長いおしゃべりが始まりました。この方は地元の地主さんで、歳は私のちょっと下の53。野良犬や動物愛護センターから引き出してきた犬を70ぴき飼っておられるそうです。

 「動物愛護という点から見ると日本は世界最低。そして、その中でも沖縄は日本最低。簡単に犬を捨ててしまうし、沖縄の役所は野良犬を捕まえて殺すことしかやってないよ。それがかわいそうで、少しでも助けたいと思って飼ってるわけ。そしたらみんな長生きして、今は70ぴきになったさー。それがいろいろと問題になって、5年前には訴えられてねえ。『島袋順栄』の名前で検索したら、その時の新聞記事もすぐ出てくるさ。でも自分の土地で飼って、他の人に迷惑にならないようにはしてるから、今もこうして犬を飼い続けられるわけさ。」

 「せっかく生まれてきたのに動物愛護センターで殺されてしまうっておかしいでしょ。70ぴきの犬の世話は全部私一人でやってるんで十分なことはできないけど、どの犬も12、3年は生きてるよ。」

 「私のような変わり者が4、5人いないと役所も変わらないね。熊本ではその変わり者がたくさんいて運動した結果、今は殺処分ゼロ。沖縄もそうなってほしいさ。」

 1時間近く話された内容はほとんど犬のこと。しかし、私のことも少し聞いてくださった。

 「娘さん、大学入学おめでとうございます。ここは沖縄でも一番いいところだよ。自然がいっぱいで、海もあれば山もある。街の中心では買い物するところもたくさんあるし。娘さん、いい大学に入れましたよ。これからの4年間、大学での生活を楽しんでもらいたいねー。私も沖縄と愛媛の2つの大学でしっかり学びましたよ。」

 お別れするとき、「犬屋敷」のだいたいの場所を教えてもらいました。「また娘のとこに来るんで、時間があれば見に行かせてもらいます。」まあこう調子のいいこと言って絶対に行かないのが京都人。でも、私はちがいます。

 4月の初め、娘の入学式出席のため沖縄へ。入学式の前日、一番に立ち寄ったのがその「犬屋敷」です。場所の見当はついていたのですが、同じところをぐるぐる回ってなかなかたどり着けませんでした。あとで聞くと、「このあたり一帯はうちの私有地なので迷路のようになっている」とのこと。

 そして、また長いおしゃべりが始まりました。そのほとんどが我が犬自慢。1ぴき1ぴき名前を教えてくださり、どこから来てどんな性格なのかどんな特徴があるかなどを教えてくださいました。私はそれを聞いていて嫌なことは何もありませんでした。逆に、すごくうらやましい気持ちになりました。

 この「犬おじさん」のすべてを肯定するつもりはありません。でもとっくの昔に殺処分されていたはずのワンちゃんたちが、私に向かって元気にほえています。そのワンちゃんたちをいとおしそうに「犬おじさん」が見つめています。そこには明らかに「幸せな空間」が生まれていました。私はただ、「ええなあ」とうらやましがるだけです。

 そしてそのとき、ふと思いました。自分の担任しているクラスの子の名前を、いつまでたっても覚えられない先生がいます。親からしたら「どういうこっちゃ!」と腹立たしくなります。それは、子どもに興味もないのに教師という仕事を続けているからではないでしょうか。

 「犬おじさん」は、自分が飼っている犬を全部私に見せたがっておられました。そして、1ぴき1ぴきの話を聞いてもらいたがっておられました。それは、自分がその犬たちを救ったということを自慢したいのではなく、ただただ犬が大好きだからです。私には分かります。

 小さな新聞記事だけを見て、会ったこともない人の批判をするような人にはなりたくありません。私は両親の教育がよかったのか(?)、先入観を持って人を決め付けて見てしまうということはありません。私は特にとりえのない人間ですが、この点だけは小さい時からずっとそうでした。自分の子らにも、「人を勝手な判断で決めつけ、見下すような人間にだけはなるな」と願っています。

 最初にこの「犬おじさん」に会ったときの言葉「みんな恐がって近づかないのに・・・」は、土佐犬に似た恐い顔の「タン」のことではなく、この「犬おじさん」ご本人のこともかけておっしゃったのかもしれません。もしそうであれば、私もうれしいです。
     ◇
 これは、名護の「犬おじさん」に初めてお会いしたときのことをそのまま書いたもの。私は嶋袋さんの「せっかく生まれてきたのに・・・」という言葉を聞き、何とか応援したいと思った。
 下書きの段階で、ご本人にも原稿に目を通してもらった。「見られたままのことを書いてもらってうれしいです。ただ、匿名ではなく実名を出してください」とだけ言われた。
 
 「こんな私がなんかのお役に立つんでしょうか」と大城さんに聞いてみた。
 「ぜひ今度名護にこららた時に、私と嶋袋さんとの話し合いに入ってください。最近、やっと心を開いて話してくれるようになりまして・・・。藤井さんは慰霊の日には来られないですか。」
 「行くのは行くんですけど、那覇から名護まで走っていくんです。アピールランで。」
 「走って? 何人かで走られるんですか。」
 「いえ、私一人で。去年も挑戦したんですけど、みゆきビーチで時間切れアウトでした。今年こそは、明るいうちに名護市役所にゴールする予定です。だから、お話しできる元気は残ってないと思います。」
 「そうですか、それは残念。必ず市役所にゴールしてください。でもまた名護には来られるんでしょう。その時は連絡してくださいね。ぜひお話ししたいです。」

 どちらかというと嶋袋さん側に立った記事を書いている私なのに、どうしてこんなに誘ってくださるんだろうと思ったり・・・。 
 京都の仕事のないただのおじさんである私が、「沖縄慰霊の日」に来るかもしれないと思われたのはなぜなんだろうと思ったり・・・。

 大城さんのホームページにはこんなことが書かれていた。
     ◇
■政策スローガン
  辺野古の海に基地は要らない。
  普天間基地は県外へ。
  平和憲法第9条改正に反対。
  公平・公正・市民が主人公。
  市民にとって大切なことは、市民が決める。
  子供や孫のために大切なものを残そう。
  太陽のように明るく、平和な未来を照らす。
     ◇
 ふむふむ、こういう立ち位置の方だったんですね。
 京大病院にも長く勤めておられたそうで、話せば話が合いそうな気がしてきた。
 電話でも「辺野古沿岸立入禁止区域が50mから2000mに拡大」のごり押しぶりが共通の話題になった。こっちの新聞には、そんな記事全然出てないんですけどね。(私は、琉球新報のネット版を見て知っていた。)

 話しぶりも穏やかで、時間がかかってもていねいに問題解決に当たろうとされている姿勢がうかがえた。
 嶋袋さんは、犬の鳴き声などで確かに周囲の住民の方々に迷惑をかけている。でもいつも思うのは、その犬を捨てた人は一切非難されず、助けた人が猛烈に非難される。なんかおかしい。
 犬を捨てない町に変えていかない限り、「犬屋敷問題」は解決しない。私も土地とお金があれば、確実に第2の嶋袋さんになっていると思う。
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【RUN】

 今日も泊りのバイト。午前中しか走れない。 
 体の最終チェックのつもりで、5kmをゆっくりと。

 3月から出てきた重度の腰痛は、やっと気にならなくなった。今痛いのは、左のお尻と右の腰くらい。足のどこも痛くないのが珍しい。
 海風対策さえしっかりしたら、今年は「一人沖縄平和ラン」、行けそう! (思いきり風が吹く場所では、一時的にのぼりを下ろして走ることも考えている。)

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 5km、28分02秒。

 さて、お楽しみのエルちゃん。(この写真は2日前のもの。)
 新エルちゃんハウスは、道路には背中向きに置かれている。

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 「家の裏でお話しするのもなんですし、玄関に回っておくれやす」とエルちゃんが言ったかどうか・・・。

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 最後はお決まりの「おしり、なでてもいいよ」攻撃。

 あんまりエルちゃんかわいがったらきくが怒るし、はよかえろー。

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