2012年11月26日(月)
第33回瀬戸内海タートルフルマラソン・続き [ランニング・出張販売]
小さな子がふたり、台車で運ばれていく。
この子らは、うちの向かいで出店しておられたおみやげ物屋さんの子らしい。最初、でっかいお父さんがプラケースに二人を入れて抱えてこられた。
うちも廉と真樹がちっちゃいとき、似たようなことしてたよなあ。ただし、運び役はいつも力の強いヨメさんでしたけど・・・。
フルのスタートから4時間。そろそろ知り合いがゴールするころ。
金沢の山本利枝さん発見。きれいなフォームでゆったりと走っておられます。
先周りしてゴールへ。
逆光やけど、きれいに撮れるかな。
いい笑顔のゴールシーンが撮れました。
あとでお聞きすると、「坂がきつかったわ」とのこと。「でも、練習のつもりで走ったら、景色もいいし気持ちよく走れるコースですね。」
帰りのフェリーは大混雑。日生港行きを予約しとけばよかった。
いつも帰りに買っている「道端のみかん」は、今年はまったくなし。これがすごく楽しみだったのでガックリ。
土庄港で順番待ち。(土庄発フェリーは予約なしで並んだ順。)4時半に着いたのだが、「5時半の便は無理かもしれないが、ひょっとしたら乗れるかもしれないので5時10分には車に戻っておいてほしい」とのこと。
「何か食べに行くとしても、ちゅーとはんぱやなあー。」
お泊させてもらった「大師の宿」あたりをうろうろ。
どんどん時間がなくなり、おみかんだけ買って港に戻ることにした。
「二十四の瞳象」だけしっかり写真に撮って・・・。真樹に見せたらんなん。
けっきょく、昨日と同じ港の讃岐うどん。
時間がないので「かけそば」(230円)。ヨメさんはゆっくりとおいしいものを食べたかったみたいで、最初ちょっと不満な様子だった。でも食べ始めたら、やっぱりおいしい。
手早くうどんを作っている中の姉さんの写真、撮りたかったなあ。(まだゆうか。)
急いで食べて車に戻る。
フェリーが到着してどんどん中へ。なんか乗れそうなフンイキと思ったところに大型観光バスが。後から来たのに先にフェリーへ。
「そらあかんやろ」と言っても関係なし。なんと、うちの車の2台前で満杯に。
しゃーない、6時10分まで待とう。
6時10分の便は、前から3番目。
早く乗って、座席もいいところが取れた。
いい天気で参加者も500人も増えたのに、あんまり売れんかったなあ。
小豆島は、高速代+フェリー代+宿泊費やからけっこう経費がかかる。もうちょっと売れんときついね。
帰りの山陽自動車道のPAで休けい。
自販機前にかわいいネコちゃん発見。
オリーブドーナツの残りがあったので、ヨメさんがちっちゃくしてやっていた。そしてちょっと大きめのかけらを放り投げると、くわえて逃げていってしまった。食べるのに時間がかかるので、落ち着ける場所まで持っていったのだろう。かわいい!
このあと、自然渋滞や自己渋滞で大変な運転。3連休の影響でしょう。私は左肩がこりこりで、右手でもみながら運転。これはかなりきつかった。
中国道・西宮名塩SAでもう一度休けい。ヨメさんは牛丼。私はシュークリームとコーヒーの夜食。
家に着いたのは11時半ごろ。
「ちゅかれたー。」
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2012年11月25日(日)
第33回瀬戸内海タートルフルマラソン [ランニング・出張販売]
10km男子(年代区分なし)第15位、41分25秒。
何年ぶりになるか分からないくらい古い赤のランシャツランパンで出場。写真を撮ってもらう前に前髪を整えると、バーコード状態がましになった。今度からこれで行こう!
宿泊先から会場はすぐ。コンビニによって6時過ぎに会場入り。まだ、真っ暗だった。
しかし、前日に商品の整理ができているので今日は並べるだけ。余裕を持って出店準備ができた。
恒例のパレード。
沿道から拍手が沸き起こる。
このパレードで大会が始まるので、メリハリがあってすごくいいと思う。
フルが9時30分、ハーフが9時40分、私の出る10kmは最後の9時50分スタート。
スタート1時間前になったので、アップに。さすが「迷路のまち」と言うだけあって、細い道に入っていくとおもしろいものがいっぱいある。
この写真の大きなドラム缶状の建物は、普通の民家らしい。「トイレを使ってください」と書いてあってビックリ。ちょっときれいすぎて遠慮してしまいました。
裏通りでかわいいワンちゃん発見。
飼い主のおばあちゃんにお聞きすると、「チャコ、メス、人間で言うと90歳」だそうだ。
「もう耳も聞こえてないし、たぶん目も見えてないわ。」
実際は16歳と2ヶ月だそうだ。
あっち歩きこっち歩きと迷走していたが元気そう。また来年会いましょう。
フルのスタートを見に行くと、村松さんとパートナーさんを発見。視覚障害ランナーである桑田伸夫さんと、42.195kmにわたるの長い旅。楽しく走ってきてくださいね。
村松さんは私と同じ56歳。桑田さんも私たちとほぼ同じ世代。やっぱり歳が近いと話も合うんでしょうね。
こないだ衣類の整理をしていたら、懐かしい赤のランシャツランパンが出てきた。私がまだ10kmを40分切りで走っていたころのユニフォーム。初心にかえるために、久しぶりにこれを着て走ることにした。ちょっとヨレヨレやけど・・・。
スタートから300mくらいのところで、桑田・村松ペアを待つ。
「むらまつさーん」と声をかけると気づいてくださった。
「いってらっしゃーい。」
9時50分、5kmがスタート。
いつもどおり2列目からスタート。しばらくは先頭集団について走った。
1km地点あたりで数えると11位。ここから29位まで下げて「にく」を狙うわけにはいかない。できることなら一桁順位を!
しかし、途中で2人に抜かれ1人抜く。1kmごとの表示がないので、どれくらいのペースで走っているのか分からない。ただ、上り坂もしっかり走れたと思う。
折り返し手前の5km地点で20分28秒。たぶん去年より1分ほど速い。ここで12位。あとは後半にくずれないように・・・。
折り返してすぐ4人も抜かれてしまった。これで16位。しかし、帰りの峠で1人抜き15位。そして、そのままゴールまで。41分25秒。
15位の飛び賞は「佃煮セット」(土庄町商工会賞)。やっぱり食べ物が一番うれしい。
去年より1分46秒短縮。
10km40分切りにはほど遠いが、今日のコースでこのタイムなら良しとしよう。
2週間後の「西脇」のフラットな公認コースで記録を狙おう。
毎回同じ写真で申し訳ないが、今回も「ソーティスーパーマジック5」。10kmは初めてだが、全く問題なかった。これならハーフもだいじょうぶそうだ。
写真を撮っていて気づいたのだが、ずっとゲイター(ふくらはぎサポーター)をしていない。5kmしか走ってませんもんね。
長い距離ばっかり走っているころは、ヒザやアキレス腱が痛かったのに今はない。その代わりに、お尻(股関節)や腰が痛い。ここらは治す方法が見つからない。やっぱり、もうちょっと体をやわらかくすることが必要なんでしょう。
レースがスタートしてしまうと、お客様はパラパラ。
いつもどおり仕事はヨメさんにまかせて、私は知り合いの応援に。
フルのトップの選手が、2時間45分くらいで戻ってきた。
私の知り合いは、まだまだ先ですね。
(注)まだ、続きます。
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2012年11月24日(土)
第33回瀬戸内海タートルフルマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
今日とってもうれしいことがあった。
知る人ぞ知る村松達也さんに、超久しぶりにお会いした。22年ぶりくらいだろうか。むこうから声をかけてきてくださった。うれしい!
村松さんは、世界をまたにかけるウルトラマラソンのスペシャリストです !!
私の記憶が正しければ・・・。
1991年4月、小学校教師を辞めたてのとき。熊本CTCの永谷誠一さんたちが主催の「別府〜熊本140km」レースに参加した。私の初ウルトラレースである。深夜0時に別府をスタートし、街灯のない真っ暗闇の山の中の道を走り、やまなみ街道を通って熊本を目ざすウルトラレースである。仕事がなく、ヨメさんは妊娠中というのに何をしてたんかとあきれられるでしょうね。
そのときのダントツの優勝者が村松さん。前後のランナーもまったく見えず、それこそ闇雲に走り続けていたのが初ウルトラの私である。
「藤井さんの前は村松さんだけですよ」と、途中で大会役員さんに教えてもらってビビってしまった。もちろん私は半分の70km過ぎから失速し、130km地点20時間(夜8時)で収容されてしまった。(最後まで走らせてくださるという約束だったのだが・・・。)
私は、ウルトラ界の有名人・村松さんのことはよくよく覚えていた。ウルトラの話題になると、ヨメさんにも村松さんのことをよく話していた。
「村松さんはなあ、あんな速い人やのに初めからウォークを挟んで走らはんにゃでー。」
私が村松さんのことをよく覚えているのは当たり前として、「お久しぶりですねえ」と言って顔を出してくださった村松さんが意外だった。
メールアドレスや、ホームページ、ブログも教えていただいたのでこれからまた楽しみ。
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いつもは日生→大部ルートで小豆島に渡るのだが、今回は岡山→土庄ルートで渡ることにした。新岡山港といえば、日生港発のフェリーに乗り遅れたときに何度か来たことがある。
こちらのフェリーは、日生港発のフェリーよりいいシートだった。
紅葉の時期の3連休ということで、フェリーは満杯。
それでも、ヨメさんが先に乗って席を確保しておいてくれたのでゆっくりと座ることができた。
新岡山港10時30分発、土庄港11時40分着。
受付はフェリーターミナルの2階。
11時開始なので、もうポツポツと受付に来られていた。
今年はうちの黄色いテントも持ってきたので、少しは目立ったかな。
一息ついたところで、お昼ごはん。
ごはんではなく、讃岐うどんです。
私は肉うどん(450円)、ヨメさんはカレーうどん(530円)。
「うどん持って行っていいですか」と聞くと、「出来上がったら呼んだげるし」とのこと。
すごい働き者のおねえさんだったので、「ちょっと写真撮らせてもらいますわ」と言うと、「あかん、絶対にあかんで」とのこと。「ほんなら、後姿でも」と言うと、「あかん!」と言って押し返されてしまった。まいりました。
しばらくすると、「おにいちゃーん、おにいちゃーん!」
「どこの人か聞いてなかったし、大声で呼ばしてもらったわ」とのこと。
おねえさんのきれいな声はすぐ分かりました。すごくおいしかったです。ごちそう様でした。
夕方になり、土庄町役場へごあいさつに。
すると、役場前にコーギーちゃん。だれがつないではったんでしょうね。
役場の方と少しお話させてもらった。今年は大阪マラソン・神戸マラソンとも重なり、かなり参加者が減るのではないかと心配されていたらしい。ところがふたを開けてみると、前年より約500人増。増えた分のほとんどがフルへの申し込みだったようだ。抽選ハズレ組がこちらにまわってこられたんでしょうか。どのような理由であれ、大会がにぎやかになるのはうれしいことです。
お泊りはすぐ近くの「大師の宿」。
「大師」とは、もちろん「弘法大師」のこと。
今日は長時間の出店の割には売り上げは少々。ちょっと目に付きにくい場所なので仕方なし。まあ、明日の本番の下準備のつもりで・・・。
私は明日は6月の「たたらぎ」以来の10km。
ここのコースにはけっこうな峠越えが待っている(10kmコースは1ヶ所だけだが往復なので2回の峠越え)。
去年は43分11秒で32位だった。ヨメさんからは、「きっちり数えて29位でゴールして飛び賞の『肉(にく)』もらい」と命令されているのだが、さて・・・。
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2012年11月11日(日)
第22回南紀日置川リバーサイドマラソン [ランニング・出張販売]
「こわいわ!」
昨日「19分台で3位くらいを・・・」と書いたのだが、結果は19分58秒で第3位。
暴風雨の中の後片付けだったので、表彰式には参加できなかった。でも、自分の思ったとおりの結果が出たので何も言うことはありません。(私の背中に神さんかなんかついてる?)
椿温泉の民宿「ひらみ」さんを6時に出発。
日置川に着き、コンビニでおにぎりやサンドイッチを買って会場(日置小学校)入り。6時20分くらい。この大会では、いつも一番乗りがラーメン屋さんで二番がうち。ラーメン屋さんも、海側から吹き込んでくる強風に困惑されていた。
前面から雨風が吹き込むので、テントの前に透明ビニールを張り、やっと開店準備完了。しかし、商品が飛ばされたりぬれたりしないように注意しなくてはならない。
この大会は、会場中央部でくつろぐ場所がとってあるのが特徴。今年は大雨確実の天気予報だったのでどうするのかと心配だった。しかし、超大型テントが2張りも張ってあった。さすがです。
受付に行き、チェック欄を見てビックリ。私の「5km一般男子50歳以上」は43名のエントリーだったが、私が受付に行った時点で41番目。この荒れた天候なのに、棄権の方がほとんどおられない。こんなに参加率の高い大会はめずらしい。
小学校の裏は太平洋。海岸沿いの道路でアップしようと思ったら、毎度おなじみ岡山の角田さんに遭遇。角田さんは第1回大会から22年連続出場。娘さんのダンナさんのご実家が日置川町だそうだ。会場まで歩いて来れる近さらしい。
角田さんから風向きの情報など仕入れて、アップジョグ。
ジョグと流しで全部で3kmくらい。
よく考えてみると、こんなにアップをするようになったのはここ最近。以前は「京都キャロット」のテントにスタート直前までいて、10分前くらいにスタートラインに並んでいた。それではいい結果が出るはずはない。最近いいタイムが出るようになったのはこれも大きい。
10時からハーフがスタート。
今年はかなり参加者が増えたらしい。
今年も快調、森本・花村ペア。
こちらは廣田さんと・・・。
森本さんと廣田さんは、ほとんど毎年この大会のハーフに出ておられます。
スタート前、ヨメさんにお願いしてうちの出店テント前で記念撮影。後ろは日置小学校体育館。
「今日は雨やし、写真撮りにこんでええでー。」
このときは雨はやんでいた。心配なのは強風。それにさえ負けなければ20分は切れると思った。
朝、去年の5kmで競った方がわざわざ声をかけに来てくださった。
「私は今年はハーフに出場します。去年の入賞の方がたくさんハーフに回ったようなので、今年は上位入賞のチャンスですよ。」
しかし何連勝もされているDさんは出場。ナンバーカードは調べてこなかったが、スタートラインに並んだときすぐに見当がついた。強い人にはオーラがある。
10時30分、5kmがスタート。
200m過ぎからの下り坂で気持ちよく加速。1kmは3分40秒。上々の滑り出し。
心配していた強風は、海から離れるにつれ弱まりほとんど気にならなくなった。
2km7分37秒(3分56秒)。まあまあですか。
途中でDさんに抜かれたが、1km過ぎまでは年代別トップを走っていたことになる。
2km過ぎの小さなチアガールたちの応援がうれしい。「ありがとう」と言いながら手を振ったら、女の子たちも喜んでくれた。
折り返してきて3km12分11秒(4分34秒)。
これはない。なんぼなんでもうキロ4分半超えはない。どう考えても距離表示がおかしい。
4km15分56秒(3分44秒)。
これもない。ここで3分44秒は無理。でも、あと1kmは正確だと信じてがんばるしかない。
残り数100mというところで、いきなり暴風雨。後ろから追いついてくるランナーの気配。ここで抜かれるのは悔しい。最後の上り坂で追いつかれたが、そこからスパート。最後は、ぬかるんだ小学校のグランドも必死で駆け抜けた。
私の時計で19分57秒(4分01秒)。
最後に背後に迫ってきてくれたランナーのおかげで20分を切ることができた。よかった。
記録証発行所には優勝のDさんが。
「タイムはどうでした。」
「ダメでした。18分が切れなくて・・・。」
なんとDさんは18分04秒。4km弱で私を2分近く離したことになる。すごいです。私も、60歳でオーラがメラメラと出るランナーをめざします。
「ゴールの写真撮りに行ってたんやけど、大雨になって商品が心配やったし戻ってん」とヨメさん。
「今日はええって。」
雨で髪の毛が張り付いて、かなり頭部が危険な記念撮影。大事なソーティスーパーマジック5もビチャビチャになってしもたけど、このシューズのおかげで20分を切れたと思う。
着替えたあとで、「屋台に腰掛けラーメン・・・」じゃなくて、お隣のテントで出店されているラーメンを食べた。
表彰式と抽選会、餅まきは、少し離れた日置中学校の体育館で行われることになった。雨風がますますきつくなり、とてもそんなところへ行く余裕はなかった。
抽選会にはうちのシューズを出しているので、サイズ交換を待たなくてはならない。ところが、待っているときに今日最大の強風が吹き、テントの重しの砂袋のヒモが切れてしまった。あわててテントの鉄パイプにしがみついたが、テントごと空中へ。
「あーれー・・・。」
そのまま空まで飛んでいくかと思いましたわ。
それに気づいた役員さんが二人、あわてて助けに来てくださった。何から何まですいません。
これで、シューズのサイズ交換を待つのは堪忍してもらうことにした。このまま待機すると大惨事になる可能性もある。シューズが当たった方、申し訳ありません。こういう事情でしたので・・・。
例年より早く片付けたせいか、毎年かかる渋滞にもかからなかった。途中でぬれてしまった服の着替えを買ったり、夕食の食材を買ったりしたのに2時に出て7時に帰ってくることができた。
私らが遅くなったら、今日も真樹一人の晩ごはんになるところだった。しかし、思いのほか早く帰れて3人で食べることができた。
廉も東京で、セカンドベストの5000m16分01秒が出たということでよかった。
雨で大変やったけど、まあいい日でしたかね。
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2012年11月05日(月)
第26回あいの土山マラソン・続き [ランニング・出張販売]
「伊神さんと写真撮ってもらおっと。」
「いやどうしましょ。私練習してきてそのまま来たんでボロボロなんやけど・・・。」
「そのボロボロがええんですよ。」
「ボロボロ」を否定しない恐ろしい奴(と我ながら思う)。でも、全然ボロボロじゃないですよ。
今まで何回も書いているが、私が走り始めたのは増田明美さんの影響。当時、あの小さな体で爆発的な走りを見せてくれていた。あの姿を見て、自分も走ってみたいと思った。
あれから30年たち、今増田明美さんの代わりに刺激を与えてくれているのが滋賀マスターズの伊神さんだ。
今はやりの言い方で言うと、「伊神さんからいつも元気をもらっています。」でも、私はひねくれもんなので絶対そんな言い方はしない。「伊神さんの元気を勝手に盗んでいます。」
これからも、いろんな人からいろんなもんを勝手に盗ませてもらおうっと。
伊神さんは今年は土山マラソンにはエントリーされてなかった。今日は希望が丘で滋賀マスターズの練習会に参加され、そのあとわざわざうちの出店テントに顔を出しに来てくださったのだ。ありがたい。
マスターズでは伊神さん、大学生ではみずぽん(廉と同い年)、高校生ではあーちゃん(真樹と同い年)。この3人が私の身近な「勝手にライバル」かな。今のところ、私との差が開いていくばっかりやけど・・・。
3人の共通点は「小柄だがパワフル」。私も男の中では小柄なので、この3人から盗めそうなものは全部盗みたい。
ランニング用品店の向かいには食べ物のテントもたくさん出ていた。
ヨメさんが豚まんとたこ焼きを買ってきてくれた。
「好きなほう取り」と言われたので、「ますみちゃん!」といって抱きつく。しばかれると分かっていても、こんなこともはさみつつ・・・。
たくさんの方とお話させていただいた。
その中の秀逸は前田正子さん(京都走ろう会)。
少しほっぺを赤らめた顔で登場。力を出し切った感があった。私が初めて前田さんとお会いしたのは、3年ほど前の京都走ろう会例会。確かそのとき、例会10kmコースを1時間20分くらいかけて走っておられた。2年前の木津川マラソンで初フル完走。去年はホノルルマラソンを5時間ちょっとで完走。10kmのペースのままフルを完走してしまわれるようです。そして今年は神戸マラソンと京都マラソンの抽選に当たり、両方出られるとのこと。
お話させていただいて、決して無理をせず楽しく走っておられる感じがひしひしと伝わってきた。走り終わった後、あんないいお顔でいられるなんて。うらやましい限りです。また、おみやげ話を聞かせてくださいね。
早めの後片付けで、家に着いたのは6時前。
留守番の真樹がシーフードカレーを作ってくれていた。
おいしくておいしくて、私だけ「おかわり!」
ありがとね。
今日お会いする予定だった太田君子さんは、都合が悪くなり欠席。しかし、お友だちに真樹への激励のお菓子をことづけてくださった。もちろん、大学受験の激励です。いつもすいません。本当にありがとうございます。(めっちゃおいしかったです。)
早く故障を治して、私の「小さな」ライバルの一番手に復帰してください。なんてったって、私の同い年なんですから。
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2012年11月04日(日)
第26回あいの土山マラソン [ランニング・出張販売]
「(結婚して)よかった?」
「それはない。私はだれとでもうまいことやる。」
今日11月4日は、婚姻届出記念日。まあ返事の予想はできていたのだが、一応聞いてみた。
「だれとでも・・・」てか。
でも、「幸せそうに見えるて、ようゆわれんねん」とも。
「見える」だけでもええんちゃうん。
今日は5時半出発。
会場までちょうど1時間。
昨日「丹波5km」で全力を尽くしたので、今日はレース不参加。5kmとか10kmなら2日連続も考えられたが、ここはハーフとフルだけですから。
レースに出ないと、出店準備も余裕を持ってできる。
ヨメさんに怒られる回数も少ない。
ハーフがスタートして1時間後、コースまで走って行って応援。
表彰式場では吹奏楽部の演奏。
スタート地点はゴールの300mほど先。
残り1km地点に到着すると、もう男子の先頭が帰ってきた。これはゴール1時間10分を悠々切るペース。速い!
それから10数分あとに女子のトップが。
こちらもかなりいいタイムが出そう。
19km地点。
来ました、京都府立大の庵原選手。
「みずぽーん、写真撮りに来たでー。」
「ありがとうございます。」
笑顔を返してくれたのでだいじょうぶ。
ここからゴールまでの2kmはゆるやかな上り坂。
これがこたえるんですよねー。
しっかりね!
私はゆっくりジョグでゴールまで。
今日は全部で5kmほどは走ったかな。
庵原選手は、見事8位入賞。
ゴールタイムは、1時間28分36秒。
なんと、今年2月の私のハーフのタイムを16秒上回るタイム。
「みずぽん、やってくれましたね。」
あとは、表彰式の写真をたっぷりと。
表彰式の後、庵原選手はわざわざお礼を言いに寄ってくれた。
「こないだすごかったやん。1500m5分切って・・・。」
「はい。あれはほんとにがんばりました。」
「いや、ボクも60歳で1500m5分切る目標でかんばってんねん。あと3年やし。」
「そうなんですか。」
もうすぐ57歳になるオッサンがなにをおっしゃってるんだか、という感じですかね。でも、わしゃ本気やでー。負けへんでー。
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