2012年11月03日(土)
2012京都丹波ロードレース [ランニング・出張販売]
「きゃー、うれしー。」
大好きな柿をいただきました。
「去年写真を撮ってくださったお礼です。」
兵庫の藤浦さんがそう言って持ってきてくださった。ご自宅の庭に2種類の柿の木があるとおっしゃっていた。これは、大会での入賞よりうれしいかも。
「また写真撮りに行きますわ」と約束したのだが、今日は強風ビュンビュンで商品が飛びそうで撮りに行けなかった。すいません、また今度。
藤浦さんは今日10kmを走り、明日淀川のフル。そのあとも次々とフルの大会に出られるそうだ。「NAHAマラソン」にも行かれるらしい。いいなあー。
おっとっと、私はもうフルを引退したのだった。忘れてたー。
朝6時自宅出発。
うちのいなかを通り、京北町から日吉町を経由して丹波自然公園へ。7時20分ごろ到着したのだが、ほかの店はもう完璧に準備が終わっていた。うちが一番近いのに一番遅い到着とは・・・。
でもいいんです。「京都キャロット」はガツガツしない、お上品な店がうりです。(ほんまかな。)
朝早くは曇っていたのだが、次第にいい天気になっていった。ただ、風がビュンビュン吹き寒い。お客様が少なくなったのを見計らって、うちのお向かいで出店してられたおうどんを食べた。
食べながら、「さてと、5kmのスタート何時やったっけ」とプログラムを見て「ゲゲッ!」
「10時40分スタートって、あと40分もないやん!」
残りのうどんをガガガと食べ、急いで着替えてウォーミングアップへ。
競技場の横の坂を使ってウォーミングアップジョグと流し。合わせて2kmくらい。坂を使うウォーミングアップもいいですね。
ただし、食べたばかりのおうどんがお腹の中をグルグルグル。
「もうちょいはよ食べといたらよかったー。」
スタートラインに向かおうとすると、うちの店の前を横切るゆるキャラ。呼び止めて記念撮影。このゆるキャラは「味夢(あじむ)ちゃん」でした。みなさん、よろしく。
5kmスタートラインは坂の上。たくさんの人の隙間をすり抜け一番前へ。
「シャツをパンツの中に入れるように」と役員さんからの指示。
「トラックやったら分かるけど、ロードレースでは意味ないのに」とボソボソ。そう言っておられた方が、「1kmごとの標識があきらかにおかしい」ともおっしゃっていた。あとで分かったのだが、その方は優勝された方であったと思う。そんな方がおっしゃっているのだから、本当におかしいのだろう。シャツがどうのこうのより、正格な距離表示のほうが大事だと思うんですけど。
10時40分、5kmがスタート。
1km、3分42秒。ちょっと速すぎるか。
2km、7分54秒(4分12秒)。あれっ、そんなに落ちてる?
3km、11分53秒(3分58秒)。このペースで行けたら・・・。
4km、15分55秒(4分02秒)。あと1kmを4分で!
5km、19分52秒(3分56秒)。やったー!
競技場前では、愛妻・眞寿美さんガ待機して写真撮影。
いつもありがとう。
ただし、近くで撮ったらこんなんです。
「もう、行きすぎとるがなー。」
今日の目標は20分切り。それが達成できて満足。
記録証を受け取ると「4位」。
「何位まで表彰やったっけ?」
うちのテントに戻りそう言うと、ヨメさんがすぐ調べてくれた。
「6位まで表彰やわ。でもここは賞状だけで、なんにももらえへんでー。」
「そうかー。」
ところがどっこい、丹波米2kgとスーパーパーム3缶。
表彰式の写真がないのが残念。
優勝の方には丹波の野菜詰め合わせ1箱。重いので自宅まで届けてくださるそうだ。
あー、廉が出とったらなあ。5km29歳以下男子の優勝タイムは16分32秒。廉が競うにはちょうどいいタイムなんやけど。来年出てくれんかなあ・・・。
店がヒマだったので、クーリングダウンがてらハーフのランナーの応援に行った。
ここは残り1km地点。このとき1時間52分だったので、この写真に写っているランナーはゴール2時間を切っている。
「あかいさーん!」
京都走ろう会でいつも写真係をしてくださっている阿加井さん。今日は私がお返しのパチリ。
今年はハーフだけでも1900人ほど。後ろのほうでも人が途切れることがない。これはゆっくりランナーには心強い。
賀茂川パートナーズさんを見つけたのでパチリ。
すごくかわいいウェアの女性が来られたので「似合ってます」と声をかけると、「ありがとう。」
黒のパーカーを着ている中学生(?)は、ずっと「あと少しです、がんばってください」と言い続けていた。3人連れなのに1人だけ。
「君はえらい!」
私の大好きな杉原さん。
どこが好きって、やっぱりその存在感。私より20kgプラスのこの体型で、ハーフ楽々完走。ゴール関門規制(2時間半)なんか余裕たっぷりでクリアです。
奥さんも娘さんもかわいいし。杉原ファミリーは、ランナー系では一番好きなご家族です。
来年は廉が優勝、私は2年連続入賞で・・・。
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2012年10月22日(月)
第34回阿波吉野川マラソン〜やっちまったぜー〜 [ランニング・出張販売]
「やっちまったぜー・・・」
「あーあー。」
(注・この件に関しては、のちほどくわしく。)
会場まで車で10分ほどのところに安いビジネスホテルが取れた。そのため、6時10分起きで、6時半からの朝ごはんも食べて出ることができた。
会場の吉野川河川敷グランドに着いたのは7時過ぎ。空は快晴で、河川敷特有の強風ビュンビュン。
8時半から受付が始まり、最初のハーフのスタートまで2時間あるということで、けっこうお客様が見に来られていた。
受付でプログラムをいただき、さっそくチェック。
2102名エントリー中1505名がハーフ。10kmは479名。私がエントリーした5kmはわずか118名。
それよりビックリしたのは参加者の都道府県別表。
なんと、2102名中1930名が地元徳島。これは全体の約92%に当たる。こんなに地元率の高いマラソン大会も聞いたことがない。
まあでもハーフの参加者が多いということは、そこそこ走れる人ばかりやから「京都キャロット」の商品も売れるかなあ・・・。
10時30分にハーフがスタート。
1500人はさすがに迫力があった。ただし、スタートはラグビー場なので、混雑することなくスムーズなスタートだった。
この最後尾に、普通の車イスでハーフマラソンに挑戦しているランナーを発見。うれしくなって、すぐ声をかけに行った( くわしくは昨日の記事を)。
会場のフンイキが分かる写真をと思い、土手の上から。
この会場は駐車場が広く、ほとんどの方が車で来られているようだ。
10時55分に10kmがスタート。
太陽ギラギラの東に向かって一直線という感じ。
「キリンさん、がんばってー」と、つい声をかけてしまった。
この方、スタート直後はかなり前のほうでしたが・・・。
さて、私の「やっちまったぜー・その1」はシューズ忘れ。
追い込みすぎているレースが続いたので、今回は楽しく走ろうと思っていた。でも、気が緩みすぎてレース用シューズを積み忘れ。なんと、今まで一度も走るのに使ったことのないNB・M675(ふるー)。今、早朝バイトの作業用に使っているシューズをはいてきた。これしかない。
このシューズ、左右がサイズちがいで返品する予定だったのだがそのタイミングが遅れ、私のふだん履きとなったもの。まあ、走れんことはないか。
ウォーミングアップとしてそこらをちょっと走ってみた。
「ごそごそー、おもー。」
でもそんなことゆうてられん。今日は重いシューズで早く走る練習。しゃーない。

この写真はヨメさんが撮ってくれたもの。
いきなり先頭に見えますが、実は前に6人。順位表彰のない大会なので、そんなに速い人はいないだろうと思っていたら大まちがい。こんなシューズでも、最初の1km、3分56秒で行ったんですけど・・・。
久しぶりの「カメラン」は、も一つだった。
うまく撮ることができない。
さてさて、ここで「やっちまったぜー・その2」
2km地点、8分20秒(4分24秒)。
だいぶペースが落ちてきたが、22分くらいではゴールできそう。
ところが、2km過ぎで先頭のランナーが戻って来た。
「えっ、こっちが2kmで先頭が3km?」
なんぼなんでもそんなに離されてへんやろう。
そう思いながらしばらく進むと、赤いコーンが置いてあり、その横に役員さんらしい方が立っておられた。
「ここで、折り返したらええんかな。」
ちょっと早いような気もしたが、競っていた人といっしょに折り返し。腕時計を見たら、2kmからまだ1分ちょっと。明らかにおかしい。でも、もう折り返してしもたし、行かなしゃーない。
3km、10分35秒(2分14秒)。
あっ、やっぱり。2.25km地点くらいで折り返してますね。
4km、15分13秒(4分38秒)。
これで元に戻った。

この写真もヨメさんが撮ってくれた。
重たいシューズでも、しっかり最後まで足が上がっています。
ゴール、19分41秒(4分27秒)。
2kmから3kmまでが倍の4分28秒かかったとして修正すると、ゴールは21分55秒。これでだいたい目標どおり。
5km全体の7位。
中学生ぽい女の子にも負けてしまった。
でも、私より前の人はかなりよすぎるタイムなので、この人たちも折り返し点をまちがえて帰ってきた可能性もある。私が500mもずっこしして、最初と順位が変わらなかったんだから・・・。まあ、順位表彰のない大会なんでいいということにしておきましょう。
ゴールの先では、「完走おめでとうございます。ばんざーい。」「ばんざーい。」」
「ありがとうございます。ぺっぴんさんの写真を1枚撮らせてもらいますわ。」
「みんなー、集まってー。」
これは思い出に残るいい写真が撮れました。
でも2100人分も「ばんざーい」をしてくださったのだろうか。
本部ステージ前では、アマチュアの歌手の方が歌で応援してくださっていた。すごくいいフンイキです。
お弁当つき、豚汁付き、温泉入浴券付きで参加費4000円。
主催は、徳島県走ろう会連合会。役所が絡まず、ランニングクラブの運営だけでここまでできたら立派なもんです。
12時半から、ダウンを兼ねて「浅野さん探しラン」。
レースでは2kmまでは冷静に走っていたのに。
この給水所の先の赤いコーンで折り返してしまったんですよね。
さっきおられた役員さんぽい方は、もうおられなかった。どうもあのコーンは、障害物をマークするために置かれていたものだったようだ。
その先に、ほら、ありました。
こんなに分かりやすい「5キロ折返し」の文字。
「あーあ。」
今日は景色を見ながらゆっくり走る予定だったのに・・・。
3kmすぎても浅野さんの姿が見えず、ちょっと心配になってきた。
しかし、真っ直ぐなコースなので向こうからだんだんと近づく車イスランナーの姿が見えてきた。
このあとは、少ししゃべったりしながら写真をいっぱい撮ってゴールまで。私が撮った写真は喜んでもらえたかな。
「こうじさん、おとなりの人形焼屋さんのワンちゃんかわいいで。」
「いや、そら見せてもらわんなん。」
「それがな、かみ犬で車から出せへんにゃって。」
「いやー、そらぜひともかんでもらわんなん。」
「でもな、飼い主さんもこないだかまれはって、ものすごショックやったんやって。」
「そっかー。まあ、見るだけでも・・・。」
ワンちゃんの名はぺぺ。オスの5歳だそうだ。
私が見に行くと、「うーうー」とうなっていた。でも、うちのきくのこっわいこっわい顔に比べたら、なんてかわいいんでしょう。
ここで、もう一つ「やっちまったなー・その3」。
先週の「余呉湖健康マラソン」と今回の「阿波吉野川マラソン」は、私が交渉して出店させてもらった大会。しかし、先週の「余呉湖」では最近の売り上げワーストを記録。でも近くだし、経費もあまりかかっていないしまあいいかという感じだった。
今回の「吉野川」は大人ばかり2000人以上で、ハーフ出場者がほとんどということで期待していた。ところが、絶好の買い物日和だったにもかかわらず惨敗。なんと、「余呉湖」の売り上げを下回るワースト新記録。今回は高速代が往復18000円以上、ホテル代が12600円、これに車の燃料代、大会出店料などを入れると経費が50000円以上。完全に大赤字。
「何で売れへんかようわからんけど、もう絶対来年は来れへんな」と眞寿美さん。私は、普通の車イスランナー・浅野さんともお知り合いになれたし、かわいいぺぺちゃんとも会えたし、また来たいんですけど・・・。大会自体も一昔前のほのぼのとしたフンイキがあり、コースも走りやすく好感が持てる。しかし、商売となるときびしい。
ヨメさんは、徳島在住の親友・くーちゃんと会うため徳島居残り。帰りは私一人になった。
淡路島から見る夕日。
高速を運転しながらの撮影。よいオッサンはマネしないでね。
子どもらへのおみやげは、「すだちくん」の人形焼と、養護施設の方たちが販売されていたケーキ。両方すごくおいしかった。
やっぱり、来年も行きたいなあ。もうちょっと売れるようにならんかなあ。
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2012年10月21日(日)
第34回阿波吉野川マラソン〜新しいともだち〜 [ランニング・出張販売]
10時半、1506名エントリーのハーフがスタート。
その最後尾に普通の車イスランナーを発見。
ああ、やっとお会いできました。
「普通の車イスですよね。」
「そうです。」
「私のともだちで、普通の車イスでフルマラソンを完走されている方がいるんですよ。」
「えー、そうなんですか。」
「でもね、ほとんどの大会が車イスアウトなんですよ。」
「そうですよね。徳島マラソンも出られませんもんね。」
「今、普通の車イスでもフルマラソンに出られるように働きかけしてるんですよ。いろんな情報がほしいんで、ぜひ協力してください。」
ハーフマラソン初挑戦の「普通の車イスランナー」は浅野高弘さん。
さっそく、私のおともだちになってくださるよう申し込んでおいた。
「今日の目標は?」
「一応、制限の3時間以内の完走です。」
「そしたら、あとでまた写真撮らせてもらいに来ますわ。」
11時5分からの私の5kmレースも終わり、ハーフスタートから2時間たった12時半からコースを逆走。
3km地点をすぎしばらく行ったところで浅野さん発見。
「写真撮りに来ましたー。」
浅野さんはかなり汗をかいておられるようだったが元気だった。
残り3km地点でちょうど1時。あと30分。
「制限時間内に行けますよ。しっかり!」
思っていたより気温が上がり、朝に吹いていてた風もやんでしまった。
ランナーのみなさんの様子を見ていると、思いがけない暑さに体力を消耗してしまっている人が多かった。
しっかり給水。
最後尾スタートだったのに、かなりの人を抜いている。
浅野さんの後ろにまだまだランナーが。
「初めてのハーフ、しっかり完走できそうですね。」
「はい。でも、だいぶ後ろから押してもらいました。」
いずれは全部一人で、そしてフルにも挑戦してほしい。
このあたり半分以上のランナーが歩いているので、普通の車イスランナーが混じっていても全く問題なし。
一部の競技性の高いレースは別として、一般の市民ランナーのためのレースなら普通の車イスランナーと一緒が当たり前になってほしい。
スタートから1km地点に河川敷から土手に上がる階段がある。
「あの階段はどうしやはったんですか。」
「遠回りしてスロープのところから・・・。」
残り1kmで、同じ階段を通る。
浅野さんはまた遠回りしてスロープへ。
自動車や自転車を避けながら車イスで下ってくる。
ここだけは楽そうだった。
野球場の横を曲がると、ゴールまで数百メートル。
浅野さんはフラッシュオレンジのブレーカーを来ておられるので、遠くからでも見つけやすい。
もし来年もこの大会に来れたら、私は伴走者をやってみたいと思った。
さすがに、ラグビーグランドに入るとなかなか進まなかった。
最後の力を出し切って・・・。
なんと、ゴールは2時間59分。
制限時間内完走です。
「京都キャロット」出店の後片付けをしているとき。浅野さんが顔を出してくださった。
お互いに名刺交換。私が撮らせてもらった写真をお送りする約束をした。
車イスに関しては知らないことばかりなので、これからもいろいろと教えていただきたい。そして、下山さんのライバルになるくらい、「普通の車イスのランナー」としての腕を磨いていってもらいたい。
これからもよろしくお願いいたします。
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2012年10月15日(月)
第33回余呉湖健康マラソン・続き [ランニング・出張販売]
20数年ぶりの「余呉湖健康マラソン」。
まだうちの子どもが生まれていないとき、一度だけ出店させていただいたことがある。
今年5月の「奥びわ湖健康マラソン」で出店しているとき、この大会のパンフレットを配っておられた。そのときに「出店できますか」とお聞きすると「だいじょうぶですよ」というお返事だった。それで、20数年ぶりの「京都キャロット」の出店ということになった。
2kmファミリー、7km(1周)、14km(2周)の3部門合わせて定員1500名。正直に言って、あまり売り上げが期待できる大会ではない。
ただ、走るには絶好の季節。暑くもなく寒くもなく。それで、廉の優勝狙いで7kmにエントリーだけしておいた。ところが、廉は何かの試験前ということで勉強がいそがしく来れなくなった。
私は廉の応援を想定していたので、2kmファミリーにしかエントリーしていない。でも廉が来ないとなると、この2kmファミリーをぶっちぎるしかないか・・・。
出店場所は本部から少し離れた広場。食べ物関係のテントもたくさん出ていたので、お客様がたくさん来られることに期待する。
ヨメさんは20数年ぶりの余呉湖だが、私は2年前の4月「天女の羽衣伝説ウルトラマラソン」で走りに来ている。1周7kmの余呉湖を10周する70kmのウルトラ。あの時のタイムが8時間30分06秒。何でこんなに早く走れているのに、100kmになると完走でけへんにゃろ。フシギ。
「天女の羽衣ウルトラ」の大会会長・南部功さんたちも、朝早くから来年の大会(4月第3土曜)のパンフレットを配りに来られていた。この大会は、すごく走りやすいコースで、スタッフさんたちからのサポートもばっちしです。私のお勧め大会です。
けっこう遅く到着し、出店準備も遅くなったが朝早い時間のお客様はほとんどなし。まあ、これが「健康マラソン」の特徴と言えるかも。
2kmファミリーは一番最初のスタートだが、それでも10時10分。まだだいぶ時間があったので、食べ物屋さんをぐるっと見てまわった。
そこで見つけたのが、ミョウガ寿司(300円)。これはめずらしい。ミョウガを酢漬けにしたものと鮭を乗せたお寿司。スタート前の腹ごしらえにピッタリだった。私はミョウガが大好きなもんで・・・。これにお団子(200円)まで食べて、もうお腹いっぱい。
少しはアップしておこうと思い、コースへ。
そこで、京都走ろう会広報担当の岩田徹さんに遭遇。今日は2周14kmを1時間半以内くらいでゆっくり行かれるとのこと。「また、写真撮らせてもらいますねー」と言ってお別れした。
スタートして100mほどのところを左折し真っ直ぐ西へ。天女の羽衣掛柳のちょい先をUターンして帰ってくるコース。
走り始めは体が重く、全然足が上がらなかった。左手は相変わらずしびれたままやし。
でも、今日はソーティスーパーマジック5のロードレースデビュー。自分の持っている力をそのまま伝えてくれるシューズと信じて、最後まで走り切ろう。
折り返し点の矢印を見ると右側通行。
「せめてここまで、先頭でねばりたいなあ」と思いつつ・・・。
スタート地点に戻ったそのちょっと先がゴール。前半より後半がちょっと長い。でも、トータルでは正確な2kmの距離になっているように思った。これは、今の自分の力を測るのにピッタリ。
スタート10分前くらいになったのでスタート地点に行こうとすると、ゆるきゃらに遭遇。「三成くんと江姫」。
10時10分、2kmファミリーがスタート。
さすがに、ランシャツランパンでソーティをはいているのは私だけだろう。
飛ばして飛ばして飛ばして、と言うより逃げて逃げて逃げてのほうが正確か。とにかく最後まで逃げ足が鈍ることなくトップでゴール。時計を見ると6分46秒。「あー、まだこんな力が残ってたんやー」とうれしくなった。
ゴールには、「女神」津田昌子さんが待機。私に向かってにっこり笑顔、そしてハイタッチ。これは本当にうれしかった。
「京都キャロット」のテントに戻り、ヨメさんに頼んで記念撮影。
トップを爆走したので、ちょっとは「京都キャロット」の宣伝になったかしらん。
ソーティスーパーマジック5と薄手の5本指ソックス(すべり止め付き)の組み合わせ。当分はこれでがんばりましょう。
地元アマチュアバンドのロックンロールショー。
これが意外とよかった。意外とうまかった。歌詞の内容も味わい深かった。一見の価値ありです。
あとは、津田さんと岩田さんの写真撮り。
7kmの津田さんはすぐ見つけられた。新しいカメラは、起動0.79秒。あわてることなく落ち着いて撮ることができた。
14kmの岩田さんは、1周目も2周目も見つけられず。あとでお聞きすると、予定よりだいぶ早くゴールされたらしい。そう言ってもらわんと・・・。
コースの感じがよく分からないと思い、写真を撮りに。
こんな感じで、ずっと余呉湖を眺めながら走れるコースです。景色は抜群。
ただし、ゴールが見えてからちょっと遠回りしてゴールするのがきついかも・・・。
今日の私は、2kmアップ+2kmレース+1kmダウンで合計5km。今日は、ゴール後の変なせきも出なくてよかった。
7kmの優勝は、23分50秒。私の想定では、廉は24分ちょっとで走る力はあると思うので出ていたらおもしろかったのに。強い人と競ってほしかったなあ。
14kmの優勝は、49分39秒。こちらもなかなかいいタイム。廉が絶好調のときなら競えるタイムではある。来年、来てくれへんかなー。
「京都キャロット」の売り上げは惨敗。まあ、これが「健康マラソン」の限界かも。
おいしい手打ちそば(500円)をいただいて後片付け。
実行委員さんにごあいさつにうかがうと、「また、いろいろと教えてください」という謙虚なお言葉。私ら業者に対してえらそぶらず、こんな言葉がすっと出る実行委員さんがおられる大会はまちがいなく伸びます。欲を言えば、もう少し定員を増やしていただけるとうれしいんですが・・・。
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2012年10月14日(日)
第33回余呉湖健康マラソン [ランニング・出張販売]
「親子で参加いただけるアットホームなコース。のんびりと余呉湖を眺めながら、家族で楽しく走りましょう。」
この2kmファミリーコースの趣旨を理解せず、必死の形相でぶっ飛ばしていた勘ちがいオジサンは私です。
スタートは小学生に混じり先頭に並ぶ。スタートのピストルと同時にトップへ。そこから今の自分が出せるトップスピードでどんどん押していく。後ろで足音が聞こえていたが、すぐ後ろではない。「これは、ひょっとしたらこのまま行けるかも・・・。」
折り返し、3分12秒。前半が1kmよりちょっと短いとは言え、これは3分20秒ペース。しかし、ここで2位のランナーとは10〜20mの差。これは逆転される可能性あり。
折り返してしばらくすると、道路いっぱいに広がっているゆっくりランナーの壁。「走るスペースがない!」
とっさの判断で歩道に入った。応援の人の合間を縫って、スピードが落ちないように飛ばす飛ばす。歩道は砂利を固めたような道で走りにくい。でも、そんなことは言ってられない。
後ろは見ずに最後まで。沿道の人の反応で、すぐ後ろには来ていない感じだった。
2kmの部は最初の種目なので、まだだれも切っていないゴールテープへなだれ込む。
「気持ちいいー。」
大人気ない気もしたが、今の私にはこの2kmが最良の選択だった。
2km、6分46秒。1位もうれしかっが、このタイムがもっとうれしかった。この先のレースに希望が持てる結果を出すことができた。
ゴールでは、京都走ろう会会長の津田昌子さんが待ってくださっていた。津田さんとハイタッチ。
そのあとも、たくさんの方から「優勝おめでとう、速かったねー」と言ってもらった。「表彰のないファミリーコースですから」と言ってはみたものの、内心「ヒヒヒ・・・」。
あとで記録を見に行くと、2位の方と30秒差。これは約150mの差。後半そうとうがんばったということですね。これくらいの距離だと、中だるみすることなく走り切ることができるようになった。成長しました。
あー、「京都キャロット」の販売ほうはヒマだったが、2日連続の全力レースでもうクタクタ。大会のくわしい様子はまた明日書きます。では、おやすみなさい。
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2012年09月30日(日)
第30回駒ヶ根高原マラソン [ランニング・出張販売]
朝5時半起き。
コンビニによっておにぎりなどを購入。会場入りは6時。6時半から受付なのでちょっと遅いように思われるかもしれないが、前日に一回出しているので今日は30分あればだいじょうぶ。それに、この大会は朝早くこられる方が比較的少ない。
今年はこの大会ではレースに出ないことにしていたので、気分がだいぶ楽。ただ、昨日も今日も「何キロに出られますか?」というお客様からの問いかけにお答えするのがつらい。販売もしてレースにも出なければ私らしくないというみなさんの評価である。
この会場で大会が開催されるのは今年限り。と言うことで、できるだけ大会の雰囲気が分かる写真を撮って残しておこうと思った。
受付のあたりを歩いていると、後ろから「パオパオさん・・・」。
「あっ、おはようございます。」( お顔は見覚えがあるのだが、お名前が出てこない。)
「あのあと腰を痛めてしまって、全然走れてないんですよ。」
「そうなんですかー。」( えーと「こないだ」ってなんやろう?)
あとで調べて分かりました。
彼は、9月9日に「九条から九条へ古のロマンをもとめて! in京都」をいっしょに走った「ランナーズ9の会」の小西さんでした。愛知からわざわざ駆けつけてくださった方です。名前を知らないのは当然で、聞いてませんでしたもんね。よく私のことを覚えていてくださったものです。
スタートに向かうとランナーがびっしり。全体で去年より1000名増えたとのことでした。
10時に15kmと6kmの男子がスタート。その10分後に女子。そして、10時15分に3kmがスタート。
最後に大きな池の周りをぐるっと回ってゴールするというのがこの大会の特色だったのに・・・。
大会の規模が大きくなると、この会場では手狭ということでしょうか。
私は15kmも6kmも3kmも走らせてもらったことがあるけれど、どのコースも森林の中を通る部分があり好印象が残っている。来年からは、駒ヶ根市の市街地を通るハーフの公認コースになるとのことだった。
私はガックリです。特色のない、普通のハーフマラソンになってしまうということですよね。
この会場での一番の思い出は・・・。
子どもがまだ小さかったときのこと。雨で下がぬかるみ、うちの車がそのぬかるみから抜け出せなくなった。そのとき助けてくださったのが地元(駒ヶ根の隣の町)のテント屋さん。トラックにロープを付け、うちの車が抜け出せるまでずっと引っ張り続けてくださった。
実は、この大会ではいやな思い出もたくさんある。しかし、私はいやなことはすぐ忘れ、いいことはずっと覚えているという「おめでたい正格」である。あのテント屋さんのご恩はいつまでも忘れません。
今年お借りしたテントも、そのときのテント屋さんのままなんでしょうか。
去年、「京都キャロット」をすごくほめてくださった長野の原田さん。今年もゴール後に声をかけてくださった。
「去年キャロットさんで勧めてもらったシューズがすごくよくて、そのあとずっと調子よく走っています。今年も3kmに出たんですけど、去年の記録より3分速くなりました。」
もちろん、今年もいっぱいお買い物をしてくださいました。ありがとうございました。原田さんのように「京都キャロット」を信頼してくださっているお客様を裏切らないよう、今後もがんばっていきたいと思います。
台風17号の影響で、午後1時半ころから雨の予報。いつもより早めに片付け始めた。走り終えたみなさんも、台風が気になったのかあっという間に会場から帰ってしまわれた。レース後のお客様を期待していたのだが、閑散としたものだった。
しかし、後片付けが終わったのがドンピシャ1時半。これまた計ったかのように雨がポツポツ。
急いで車に乗り込むと、私のひざの上に大きいカメムシ。
「京都まで行く? まさかね。」
回転寿司を急いで食べ、高速に。
しばらくして、前が見えないほどの大雨。時速50km制限。
渋滞も疲れるけど、身の危険が迫る暴風雨のなかの運転もダダ疲れる。心配していたほどは遅くはならなかったが、京都に着いたときはいつもの倍の疲れだった。走ってもいないのに。
さあ、来年はどんな大会になるのでしょう。期待よりも心配のほうが多いです。
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