2010年05月03日(月)
第29回マラソンに挑戦する会 [ランニング・出張販売]
東京の下山利博さん。
今年で、この大会3年連続の出場。私のブログにも3年連続の登場。競技用ではない普通の車イスで、フルマラソンを笑顔で完走されるすごい人です。
お話を聞いてみると、どうも東京から夜行バスで来られ夜行バスで帰っておられるようだ。もう、ビックリの連続。
でも、私はあえて言いたい。「下山さんから元気をもらいました」ではなく、「下山さんから『普通』を教えてもらいました」。下山さんがやっておられることは、車イスの部分を除けばほぼ私と同じ。ご本人にとっては当たり前のこと。下山さんがご自分のことをごく普通に話されているように、聞く側の私たちもごく普通に聞きたいものだ。
「いちいちたいそうにびっくりしてんじゃないって!」という感じかな。
今は、1年に1回この大会でお会いするだけだが、これからも長くお付き合いさせていただきたい方です。
朝5時10分起き。
会場の大豆田橋に着いた時、まだどなたも来られてなかった。コンビニによっておにぎりなどを買って戻ったら、大勢の役員さんが準備をされていた。
「こうじさん、かわいいワンちゃん・・・」とヨメさん。
おー、私とあろうものが、かわいいワンちゃんを見逃していた。
「このシマシマワンちゃんのお名前は?」
「じゅん子。」
「何歳ですか?」
「こっちはだいぶ年寄りで、13歳やね。」
「いやー、かわいらしい」と言いながら、シマシマワンちゃんにさわろうとしたら、横から「ガゥ!」
「怒ってんのですかね。」
「これは、じゅん子になんかされると思って、守ろうと思ってるんやな。」
「へー、すごいなー。守ろう思ってんの。こっちはなんて言うんですか?」
「こっちは、ごん。まだ5歳。」
いやー、朝早くからええワンちゃんペアに会えたわ。
この大会は、ここ3年、シーズンベストを出している。
2007年 3時間55分20秒
2008年 3時間48分05秒
2009年 3時間47分57秒
この流れから行くと、当然今年は3時間46分狙いのはずだが・・・。
年1回の「サブ4」は篠山マラソンで達成済みだし、無理をすることはない。
それよりも今年は秘密兵器がある。先日の「岐阜〜根尾」で富山の田中基和さんからいただいた「べスパ」。
これは、エネルギー源ではなく、体調を調節してくれる効能があるらしい。なんと言っても、値段が630円。高っ!
田中さんの説によると、値段が高い分、効くような気がするらしい。これは、実際に使って確かめねば。
今年のエントリー数。
5km 87人
10km 205人
20km 145人
30km 87人
フル 253人 合計 777人
8時、全種目一斉スタート。
1km先上流を折り返し、戻った2.7km地点あたりに第1エイド。
朝から暑いので、さっそく給水するランナーが多数。
このコースはほとんどフラットで走りやすい。また同じところを往復するので、何度もランナーと対面できるのもいい。
ただし、日陰がまったくない。今日のような天気だと、気温はどんどん上っていく。暑さに弱い人は要注意。
スタートから5.2km地点あたりに第2エイド。
ここは屋根も何もないところなので、エイド係さんもたいへん。
「ランナーズ9の会」のユニフォーム姿のランナー発見。
ナンバーカード3000番台なので、30kmを走られるようだ。
こんなかわいいワンちゃんも応援してくれています。
飼い主さん、どこ行ったー。
こんなちっちゃくてかわいい子も走っています。
この女の子は、8歳で10kmを走るようです。
関西ウルトラマラソン界の星・蔵本さん。
今日は、まだこの前にお二人おられたよう。
私のブログの常連さん・三宅文彦さん。
今日は、私よりだいぶ先行されています。
富山の高堂さん親子。
去年は30kmでしたが、今年はついにフルマラソンに挑戦。息子さんはまだ小学生のはず。親子で楽しそうに走っておられるのがいいです。長い道のり、たっぷり話す時間がありますねえ。
下山さんは、第2折り返しが狭いので、半分の5kmコースを8往復されます。
去年4時間40分くらいだったので、今年は4時間半をめざしたいとおっしゃっていた。
おっと、この親子は?
ナンバーカードつけてませんけど・・・。
またもや、「ランナーズ9の会」のランナーさん。
常に私よりちょっと前を走っておられる。
「あっ、去年もワンちゃんの写真、撮らせてもらいましたよねえ。」
「そうでしたか・・・。」
私のワンちゃんに関する記憶力は抜群。後で去年のブログを見たら、まちがいなし。この能力をほかに生かせたら・・・。
「みみ・5歳・メス」と「りゅう・3歳・オス」。
また、来年も応援に来てなー。
「キャロットさん、いつもお世話になってます。」
「いえいえ、こちらこそ。気持ちよう走らせてもらってます。」
「子どもさんら、大きくなったでしょう。」
「はい、おかげさんで。上の男の子が大学で、下の女の子が高校生ですわ。」
「ひぇー、あの指吸ってた子が高校生?」
「そうですねん。」
この大会は、うちの子らが生まれる前からお世話になっている。だから、あかちゃんだった子が大学生や高校生になったと言ったら、「ひぇー」ということになる。
25kmあたりで歩いていた三宅さんを追い抜いた。
と思ったら、私の背中にピタッとついてくる三宅さん。30km手前まで併走したが、そこから反対に置いていかれてしまった。
「わしゃ、ペースメーカーか!」
でも、ひとのお役に立てることなどめったにないので、三宅さんの復活を素直に喜ぼう。たぶん、三宅さんは4時間10分ちょっとでゴールされたはず。
最後のエイドで、お礼の気持ちを込めてエイド係のみなさんの写真を撮らせてもらった。
私は、このメンバーを「金沢中央走ろう会のきれいどころ」と呼んでいます。
ゴールは、4時間21分15秒。
5km 26分45秒
10km 53分58秒(27分42秒)
15km 1時間21分40秒(27分42秒)
20km 1時間51分21秒(29分41秒)
25km 2時間22分25秒(31分04秒)
30km 2時間55分15秒(32分49秒)
35km 3時間28分31秒(33分15秒)
40km 4時間05分33秒(37分02秒)
ゴール 4時間21分15秒(15分42秒)
去年より33分ほど遅い。
暑さと強風にやられました。
「べスパ」は効いたのかどうか。単純にタイムだけを比較すると効いていないといえるが、飲んでいなかったらもっとダダくずれになっていたのかもしれない。これはわからん。
下山さんは、去年と同じくらいの4時間40分くらいでゴールされた。後でお聞きすると、やっぱり強風がかなりきつかったようだ。
ゴール写真を撮ろうと思っていたが、気がついた時は、もうゴール直前。残念ながら間に合いませんでした。
高堂親子は、ゴール前猛ダッシュ。二人で笑顔のゴールでした。時間は5時間半くらい。立派なもんです。また、来年も来てねー。
かなりの暑さだったにもかかわらず、皆さん6時間くらいまでにゴールされたようだ。救急車も出なかった。事故なくみんなが笑顔でゴール、これが一番。
ゴール後、下山さんがしゃべりに来てくださった。
「さっきゴールされたばかりなのに、もうお仕事ですか。」
「いえいえ、実は仕事をしているフリをしているだけなんです。そうでないとヨメさんにメッチャ怒られるんで・・・。ヨメさんに言わせると、何の役にも立ってないって・・・。」
「そんなことないですよね」と下山さん。
「いや、そのとおりです」とヨメさん。
笑うに笑えんやろがー。
下山さんにはぜひ私のお気に入り大会にも来てもらいたかったが、いくら考えても車イスで出てもらえる大会が思い浮かばない。
「これではいかん。けっきょく自分が楽しんでるだけや」と反省しきり。
このあたりのことについてももっともっとお話したかったのだが、しっかりお話することはできなかった。
下山さん、この問題は私の宿題にさせてください。ちょっと探してみます。
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2010年04月25日(日)
第13回日吉ダムマラソン [ランニング・出張販売]
「今日はね、10kmに美男美女のペアが出はるよ。」
「いや、そら写真撮らしてもらわんなん。」
朝、賀茂川パートナーズの中島さんご夫妻が「京都キャロット」のテントに来られた。
「私も10km出ますし、絶対写真撮らしてもらおうっと。『伴走』のビブスつけてはりますよね。」
「たぶん、奥さんがつけてはると思うよ。」
スタートして急坂を下っていると、前におられました・・・正真正銘の美男美女が。
「あのー、もしかして和田さん・・・」
「はい、そうです。」
「中島さんからお聞きしました、美男美女ペアやって。」
「いえいえ。」
「写真撮らせてもらっていいですか。ブログに載せたいんで・・・。」
「はい、ありがとうございます。」
自分も走りながら、走っておられるお二人をパチリ!
これがまた、むずかしいですわー。でも、まずまず合格点かな。しっかり美男美女をとらえていました。
今日は、さすが地元京都の大会。次から次と知り合いがごあいさつに来られた。そんな人たちが必ず言われるひと言。
「今日も走らはんにゃね。」
「はい。今日は10kmをゆっくりと・・・。昨日33km走ってきたもんで・・・。」
橋本猛志さん、中村智明さんの若手から、○○さんや××さんなどのご年配まで、たいていこの話題になった。ランニング用品店にかかわっている者がレースに出ているということ。それが、みなさんにすごく好感を持って受け入れられている。ありがたいことだ。
珍しいところでは、賀茂川パートナーズの斉藤会長の奥様。初めてお会いする方であるのに、いろいろとお話が出来た。きっと、ダンナさんが私のことを話してくださったんでしょうね。(去年の鯖街道の斉藤さんの雨の中の激走は忘れられません。)
まあ、ご年配代表ということで、原田尚浩さん(京都ランナーズ)。どう見てもカストロです。
うちのきくちゃんのことが大好きで、「月刊ランナーズ」に載せているうちの広告のきくの写真を楽しみにしてくださっています。
「ランナーズ9の会の富吉です。」
「あっ、東山のトミーさん。」
「よくわかりましたね。」
何回も何回も「会員の声」欄、読んでますがな。
東山のトミーさんは、去年フルマラソンを12回も走られたそうだ。そのほとんどが4時間から4時間半、一度だけ3時間43分で走られたそうだ。
自分で運転して青森のマラソンにも出られたらしい。行きは高速で1050円、帰りは平日になったので国道で帰ってこられた。それって、いったい何時間かかったんでしょう。
初めてお話させていただきましたが、楽しい方でした。
うちのテントのすぐ裏がマラソンコース。
ウォーミングアップをされている中島さんご夫妻発見。お二人はハーフに出場される。
「私10kmやし写真撮れへんし、今撮らせてもらいますわ。」
「いや、ありがとう。」
お二人は、「みかた残酷」にも出場されるらしい。私と同じくらいのタイムなので、またレース中に会えるでしょう。
こんな言い方は失礼でしょうか。お二人を見ていると、「とてもかわいいご夫婦」のように見えるんですが・・・。
うちのテント前で、レース用ランシャツランパンに着替えている男性あり。よく見ると「ランナーズ9の会」のユニフォーム。これは、写真、写真。
たぶん、?398のヒデさんです。
11時ちょうど、いよいよハーフのスタート。
今年は去年のような冷たい雨ではなく、快晴。去年は当日出場を断念した人も多かったようなので、感覚的には去年の倍近い人数に感じる。
ちょっと先で写真を撮ろうとして歩いていると、またまた「ランナーズ9の会」の仲間発見。
たぶん、?218のカンモンさんです。
今日は天気が良すぎて、走るには暑いかもしれない。
「ランナーズ9の会」のユニフォームさんも通過。
中島さんご夫妻も通過。
しっかり写真が撮れました。
11時10分、10kmのスタート。
ハーフに比べると、だいぶ少ない。
私は写真を撮っていたので、最後尾からちょびちょび前へ。やっと真ん中あたりまで行くことができた。
「やあ、藤井さん!」
なんと、目の前に「ランナーズ9の会」のがんちゃん。
高2の娘さんは、今日行われる第2回京都陸協記録会の3000mに出場される。
「うちの息子も行ってますねん。今日は800mです。」
スタート直後はさすがに混雑していたが、下り坂の終わりころにはばらついて走りやすくなった。
ここで、美男美女ペア・和田さんご夫妻に追いついた。
「また、撮ってくれてはるよ。」
奥さんがダンナさんに何度もそう言っておられた。
前をちょろちょろしてすいません。
お二人のスピードがけっこう早くて、かなり高度な撮影テクニックを要しました。
2kmすぎの折り返しをかえってくると、「ランナーズ9の会」のカミちゃんに遭遇。
「撮りまっせー」ゆうたら、立ち止まってはりますがな。あとで聞いたらゴールタイムは、1時間17秒とか。ここでゆっくりしてへんかったら1時間切れたかもしれんのに・・・。
そういう私も、ここで立ち止まってしっかり撮らせていただきました。私ら何しに来てんにゃろね。
「それにしてもおかしいなあ。同じところからスタートしたがんちゃんとすれちがってへんなあ・・・」と思って、後ろを振り返ったら、すぐ後ろにがんちゃん。去年はここらでだいぶ差をつけてたはずやのに。私は落ちてへんはずやから、がんちゃん腕上げたなあ。このままやと抜かれてしまう。ちょっと気合をいれなおしてっと。
このダムの下には、沈んでしまった集落がある。せめて、このせき止められた水が有効に使われていることを願う。
この橋を渡ったところでハーフのランナーと合流。
このちょっと先の5km地点で、22分58秒。これは、ゴール前の急坂を考えると46分半ペースか。
後ろを振り返ると、こんな感じです。
「キャロットさん、がんばって!」
追い抜きざま、そう声をかけてくださった女性ランナーが。どなだったのか、まったく分かりません。でも、「京都キャロット」のユニフォームではない私を判別できる方ですから、いわゆる「つう」です。
「いやー、今ごろ調子出てきましたわー。」
じょうだん抜きで、ほんまに残り4kmあたりから足取り軽くなってきた。
最後の急坂もしっかり走り、ゴール。45分39秒。
最後の1kmも、4分54秒。ここは、去年より速い。
33km走った翌日にこのタイムで走れたら、上出来上出来。今年は去年よりずっとたくさん写真も撮れたし。
私のゴールからしばらくして、がんちゃんゴール。
めっちゃ元気そう。こら、来年は抜かれるな。
がんちゃんのゴール直後に和田さんご夫妻ゴール。
「和田さーん」と大声で言いながらゴール写真を撮ったつもりが撮れていなかった。残念! やっぱり、両方は無理やね。
でも、仲よさそうな後ろ姿もなかなかいいですよね。
ハーフ39歳以下男子の部で、中村智明さん優勝。
ちょっと、錦戸亮に似てません?
中村さんはお若いのに、私のようなええかげんなおっちゃんにも必ず声をかけてくれる。好青年です。
「おっちゃんは、応援してるでー」
ハーフ女子の部で、中島三智子さん優勝。
「なかじまさーん」と声をかけたら、にっこり。
中島さんは、去年の鯖街道以来のお友達です。(私はそういう関係を「鯖友」と勝手に呼んでいます。賀茂川パートナーズの斉藤会長も、鯖友。)
店を片付けかけた時、廉からメール。
「2分11秒50でした」
私から見たらすごいがんばったように思うのだが、本人は不満のようだ。
「ええぞー」とだけ返信しておいた。まだまだ、先に楽しみがあるやん、なあ。
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2010年04月18日(日)
第5回宍粟市さつきマラソン [ランニング・出張販売]
この大会は会場内での出店許可が下りないため、お向かいの玉ねぎ畑の持ち主さんに土地をお借りしている。
「ふじいさーん。」
朝一番、道路を挟んだお向かいから声をかけてくださったのは朝日啓介さん(淀川ランナーズ)だった。
「あっ、朝日さん。今日もハーフですか?」
「いや、申し込みはしたんやけど、ヒザ痛めてしまったんで今日はやめときます。お母ちゃんが5kmに出るんで、応援を・・・」
「えっ!奥さん走らはるんですか?・・・12月に手術しやはったんでしたよね。ボクの聞きまちがいですか?」
「いや、そうなんや。手術の後しばらくして、歩いてみよかとなって、歩き出したら今度はちょっと走ってみようかとなって・・・」
「いやー、それはすごいですやん。うちのヨメさんも5km出ますし、奥さんの写真撮らしてもらいますわ。」
ところが、朝日さんに聞いていた奥さんの予想ゴールタイムより実際は速くゴールされ、お写真は撮れなかった。奥さん、すごい回復力です。
奥さんがゴールされた後、朝日さんは奥さんと連れ立ってうちのテントに顔を出してくださった。そこで、パチリ!
いくつになっても仲良しの、お手本にしたいご夫婦です。
10時スタート最初の種目ハーフは、総参加者2768名中1324名のエントリー。半数近くの人がハーフに申し込んでいることになる。
10時10分、5kmのスタート。
5kmと10kmはうちのテントの前を通るので、写真が撮りやすい。
今日は、ヨメさんのランの高速連写に挑戦。左一列が原寸、右一列が拡大画像です。
今回はかなりうまく撮れた。少し高い位置から撮ったのもよかったかな。
次は帰り。ゴールまであと300mくらい。
スタート前は相変わらず「勝手に申し込んで・・・」とか文句ばっかり言っていたが、ゴール後は毒素(?)が抜けたさわやかな笑顔だった。
タイムを書くとまた怒られるので書きません。本人の20年以上前のベストタイム、プラスちょうど10分です。ゲゲッ!
次は、「ランナーズ9の会」の尾崎さんのゴール前の激走。
去年より速かったように思ったが、どうだったんでしょう。
12時30分に交通規制解除。
そこから片付けだして、終わったのがちょうど2時。
土地をお借りしていたDさんのおうちへごあいさつに。
ここには、かわいいかわいいワンちゃんがいるんです。
ちょっとこわがりやけど、私の手もペロペロしてくれました。
お昼は、毎年恒例「伊沢の里」。前は、ここの温泉も入ってました。
売店で、「宍粟産こしひかり10km」を購入。3500円、安い!味も抜群です。このお米は、「さつきマラソン」のおみやげとしてお勧めします。
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2010年04月04日(日)
第26回日本平桜マラソン [ランニング・出張販売]
今年の「日本平桜マラソン」の見どころは・・・。
東西トップお母さんランナーの対決。
実業団に所属しないお母さんランナーのトップは、関東は星野芳美さん、関西は田中千洋さん。これは文句のないところでしょう。
このお二人がこの大会で激突。と言っても、このお二人はとっても仲のいいお友だち。
さて、その結末やいかに・・・。
朝、会場に着いたら、他の店はほぼ商品を出し終わっていた。うちはビリ。
でも、ここからがベテラン「京都キャロット」の本領発揮。7時半の受付が始まる時刻には、まずまずきれいに出せていた。
私の今日の目標は、ただ一つ。「ぎっくり腰を再発させないこと」。
そのためには、とりあえずゆっくり走ること。ただ、ゴール制限時間が2時間20分と、ちょっと厳しい。出場するからには完走したい。でも、調子に乗って飛ばしたら腰が・・・。
ジレンマじゃー。
どうしても飛ばしてしまうクセのある私を、自ら抑えるには・・・、これですね。「厚着!」
この時期静岡で晴れていたらランシャツで十分だったが、わざとTシャツとの2枚がさねをした。これなら暑くて飛ばせません。「グッドアイデア!」
スタートラインに、星野芳美さんと田中千洋さんが隣り同士で並んでおられるものとばっかり思いこんでいた。ど真ん中に星野さんを見つけたが、田中さんは見当たらず。もうスタート10分前だというのに・・・。
とりあえず星野さんのすぐ前まで行って、お写真を撮らせてもらった。(トップ写真)
参加者総数が7500近くだったので、23.4kmの部にはその半分くらいが出場するものと思っていた。ところが電光掲示板の表示は、「2088名」。当日不参加者が1割として、1900人くらいでしょうか。
私は腰痛持ち。
前に並んでつられて飛ばしてしまったらたいへんなので、かなり後ろからのスタート。
競技場を出るとき、去年も少しだけいっしょに走らせてもらった飯田さん(ちゃCHA茶)と並走。
混雑している中なのに、うまく写真が撮れた。(我ながら、腕上げたなあ。)
そろそろ上り坂というあたりで、かわいいワンちゃん発見!
よーく見たら、体にきれいな縞模様。
「甲斐犬ですよね。」
「そうです。」
甲斐犬を飼っておられる方は、そう言い当てるとすごく喜んでくださる。
「くろ・4歳・オス」でした。
もうちょっと行ったトンネルの手前で、またかわいいワンちゃん発見!
顔がだいぶ白かったので、お年寄りかなあ。それにしても小顔でお上品な・・・。
「ロビン・9歳・オス」でした。
てっきり、おばあちゃん犬やと思いましたわー。失礼しました。
でも、2kmも行かないうちに、こんなかわいいワンちゃん2ひき。
これは、「今日は無理せんと、ゆっくり行くきやー」とゆうてくれとんにゃろね。
今年は寒い日が多かったせいか、桜も満開一歩手前のよう。
きつい上り坂には、今年から始まったウォーキングラリー(7km)の方たちが応援。これは、うれしい。
この手前5km地点で、31分59秒。
上りをこれくらいで行けてたら、関門に引っかかることはないでしょう。
今のところ、どこも痛くないし。この調子、この調子。
やはり、応援の人がいると歩き出すランナーは少ない。
ドラゴンボールの悟空にも抜かれてしまった。
このあと、この悟空とは抜きつ抜かれつ。
日本平山頂(9km地点)が第1関門。
関門1時間なので、余裕でクリア。
去年は、ここらからきれいな富士山が見えたのに・・・。
今年は霞んでいて、あきません。
毎年ここを走りながら思う。
日本の国旗を「富士山」にして、国歌を「さくら」にしたらどうかなあ。のんびりしたフンイキがあって、かつ日本らしくていいと思うんですけど・・・。
1kmほど下ったところが10km地点。1時間00分39秒。
残りは下りと平坦やから、無理せんように。痛みが出んように気をつけて走ること。
お茶畑を下りきったところは住宅街。去年、ここらにたくさんワンちゃんがいた。
残念ながら、去年写真を撮らせてもらったワンちゃんには再会できなかった。その代わり、かわいい柴犬。
「いやー、かわいいワンちゃん。男の子ですか。」
「いえー、メスです。今妊娠中なんです。」
「あらー、初めてですか。」
「いえ、2回目なんです。」
「そうなんですか。元気なあかちゃん生んでねー。」
「あい・6歳・メス」でした。
下りきって、15km。1時間26分47秒。
この先が、第2関門。
悠々通過だと思っていたら、向こうから大きな声が。「まもなく、関門閉鎖でーす。あと2分でーす。」
「ほんな、アホな!」
下りやし調子よく走れてるもんやとばっかり思ってたのに、関門ギリギリですか。
いやま、またかわいいワンちゃんが・・・。
ここは時間がないけど、素通りしたら犬好きのパオパオの名がすたる。(意味不明)
このワンちゃんは私のことをまったく警戒せず、ペロペロしに来てくれはった。
「もも・4歳・メス」でした。
「さあ、ジャスコ前の上り坂、がんばるぞー」と思っていたら、後ろからにぎやかなランナーが抜いていく。
「出たな、さくら仮面!」
ピンクのほっかむりに桜の造花をつけた簡単な仮面だったが、ギャラリーは大喜びだった。
給水係さんの着ておられるスタッフジャンバーは鮮やかなピンクなので、遠くからでも目だっていい。
20km地点、1時間53分45分。
残り3.4kmを26分。余裕です。
陸上競技場前はたくさんのギャラリー。
スタートゴールが競技場というのは、競技者気分にひたれてうれしい。
ゴールは、2時間11分17秒。去年より13分遅くなった。
しかし、最悪収容バスで帰還も覚悟していたので、これで満足。腰はだいじょうぶだった。
みなさん、これ文句言いましょ。
「計測用の鉄板プレート」
これ、でかすぎてジャマ。
チップがすたれてきて、ナンバーカードに着いてる計測用プラスチックプレートが主流になって喜んでいたのに・・・。このシューズにつけるでっかい鉄板はなんじゃい!
この前の「篠山マラソン」もこれで、最初タテ向けにつけてしまって足が痛くなった。これはいかん。こんなでかいもん針金でシューズにつけるなんて。
何でナンバーカードにつけるプレートはあかんのかなあ。あれが一番気にならんでいいと思うんやけど・・・。
今日は雨でもなかったのに、「京都キャロット」の売り上げのほうはサッパリ。
おなじみのお客様とお話できたのが、せめてもの救いかな。
私が戻る前、星野さんがうちのテントに来てくださったそうだ。田中さんが優勝で、星野さんはわずかの差で2位だったらしい。
折り返しコースだったらこのお二人のデッドヒートが見られたのに。残念。
私のブログ最多登場の伊藤千尋さんも、朝とレース後にあいさつに来てくださった。今日は、2時間9分でゴール。これで、「篠山」に続いて私の2連敗。
5月には「萩往還」に出られるらしい。ああ、もう追いつけないかも・・・。(写真は撮らせてもらうタイミングがありませんでした。)
うちの真向かいには、障害者の作業所からクッキーなどの販売にこられていた。うちも含めて「必死で売ったんどー」系の店ばっかりの中に、しろうとぽいお店が入っているとホッとする。
こんな出店を見ていると、大会会場全体のフンイキ作りももう一度考えなおさないといけないのかもと思う。
遅い昼食は、会場近くの「うなぎ料理店」。
980円でおいしいうなぎが食べられた。
このお店を出たのが3時ごろ。
このあと、東名豊田JCTの手前が自己渋滞25km。けっきょく家に着いたのは夜10時過ぎ。
ランニングでは腰痛が出なかったのだが、この長時間の運転でかなり腰に負担が・・・。また、ちょっと心配。
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2010年03月08日(月)
第30回篠山ABCマラソン・後半 [ランニング・出張販売]
23.5km地点あたり。
ここが私にとっての中間点。
ため池がある反対側に、雑種らしき犬を2頭飼われているおうちがある。ここのワンちゃんをかまうのが楽しみで楽しみで・・・。
写真を見ていただいたら、その理由がおわかりですよね。そう、うちのきくにそっくりなワンちゃんなんです。
去年は遠慮して道から写真を撮っただけで通り過ぎてしまったけれど、今年はあつかましくお庭まであがらせていただいた。
それを見て、「ワワワワワォーン」と威嚇。でも、ちょっとうれしそうにも見えた。
来年は、かまれるのを覚悟でもっと近づいてみよっかなあ。
こちらのおうちにはもう1ぴき。小さくておとなしいワンちゃん。これは、柴犬かも知れんね。
とりあえず、こんなかわいいワンちゃんを2ひきも飼えるなんて、うらやましい。
ここらがちょうど中だるみするころだが、この2ひきのワンちゃんをかまうと力がわいてくるんですよねー、フシギに。
この先25kmから36kmまでは、往復ご対面ゾーン。
ここでしっかり対面側を見ておれば、たくさん知り合いの写真が撮れる。
しかし、私が一番撮りたかったライバルでありブログ友だちであるみきさんが、故障のため出場回避。残念!
そういえば私も・・・。
「あいおわ治療院」さんに通うようになって、体の痛みはましといえばまし。ただ、20年ぶりくらいに練習らしい練習をしているのであちこちガタがきている。
ずっと前から痛み続けている腰痛。ちょっと前まで、朝起きて階段を下りる時、腰が痛くてそろりそろりとしか下りられなかった。今は前よりはましだが、靴下をはくときにかがむ時など激痛が走る。これは重症、それとも軽症?
もうひとつ、股関節炎。これは最近。ひどい時は歩くのもいや。走る前でも、くしゃみをしただけで「おまた」に激痛が走る。これは重症、それとも軽症?
しかし、私は単純なので、「写真撮らんなん」と思いながら走ると痛みも忘れてしまう。
「ご対面ゾーン」に入ってしばらく進むと、「藤井さーん!」
ここらで会う人はすごいスピード。「あー、まっちゃん、行ってもたー。」
後姿を撮ろうとしたが、もう豆粒みたいに小さくなっていた。速い人は撮りにくい。
次も「ランナーズ9の会」の会員さん。(お名前は・・・)
ひょっとしてこの方も、ありがたーい「777」のゾロ目。
周りに人が少なく、比較的撮りやすかった。
次はバッチリ。
「ランナーズ9の会」ののぼりは目立ちます。尼崎の酔うたろう君をしたがえた9ちゃん。
9ちゃんは本調子ではないとお聞きしていたが、こんな手前でご対面とは。かなり上位にくいこんでいるような・・・。
30kmのエイドで、スペシャルの「CCレモン」を飲んだ。マラソンの途中で炭酸系を飲むと、みんなビックリする。でも、私はだいじょうぶなんですよねー。というか、かえって元気になったりして・・・。走ってる途中で「ゲップ」のあがったときの気持ちよさ。(やっぱり、私はヘンタイでしょうか。)
35kmのエイドは、一番楽しみな「ビッグプリン」。
これは写真撮っとかんなんと思い、プリンをねらっていると・・・・。なにやらその上のほうでポーズをとっている人が・・・。
横の男性が、「何ポーズとってんにゃな」。
プリンだけを撮るつもりが、エイド係のおねえさんメインの写真になってしまった。でも、「クスッ」と笑えて、いい気分転換になった。
ここらあたりで、後半もペースが落ちていないことに初めて気づいた。頭はだいぶボーとしてきているので計算ができない。とりあえず今のペースを守って走ろう。結果は、ゴールしてのお楽しみやね。
残り5kmくらいのところだったのだろうか。「ふじいさーん、○×■・・・」
頭ボーとしてるので、なにゆってはるのか聞きとれません。
目もかすんで、応援の主の顔もはっきり見えない。
ああ、でもこんな元気な声で応援してくれはる美人女性は外峯さん(京都ランナーズ)にちがいない。ほんま、ありがとうございます。
ここらへんは殺風景で、応援の人もまばら。こんなにうれしい応援はない。
「しかも、美人!」(ここ、大事)
「写真、撮っときますわー。」
外峯さんは、応援のためだけに電車やタクシーを乗り継いで来てくれはったらしい。
「ゴールでおいしいお饅頭が待ってますよ」と言ってほしかったなあ。ほんまに、外峯さん、買って持って来てくれてはったんやから・・・。なにからなにまで、すんません。
ここらで笑い話をひとつ。
40kmのエイドは、前年まではあずけていなかった。それは、このあたりでは疲れきって、もうどんな食べ物も飲み物も受け付けないから。
しかし、今年はコンビにで「メガシャキ」(250円)を発見。これは、フラフラになった体をシャキっとさせるのにピッタリと思い買って、「最後の切り札」としてあずけることにした。
しかし、40kmの手前あたりから、「残りを休まずに走ったら4時間切れるかも・・・」と思えてきた。この際、「メガシャキ」はウエストバックにはさんでもって帰ろう。真樹がかいてくれた旗もたなびかせて走ったらええな。
そして、エイドの係員さんにそう言おうと近づいたら・・・。
「旗はずしておきましたー。ドリンクのキャップも開けておきましたー。」
「えー、そうじやなくてー」と言いたかったが、それは気をきかしてくださった係員さんに失礼。それまでと同じように、大きな声で「ありがとうございます」。
キャップ開けてくれはったら飲まななー。
「ぐびぐび・・・、ゲゲゲ・・・」
「メガシャキ」ではなく、「ノドハナビ」でした。
あれは、スペシャルドリンクにはお勧めできません。トホホー・・・。
外峯さんの応援をもらったあと、一回だけ右ふくらはぎに「ピピッ」と来たがセーフ。「こぶらがえり」の危機がたった一回で済んだのも奇跡的。
そして、41km地点。
特別ペースを上げなくとも、4時間が切れるのが確実になった。
楽しく走らせてくれた真樹のおかげやなあ。
「うっ、うっ、・・・。」(半泣き)
最後の1.2kmもしっかり走ることができた。
ゴールは、3時間59分01秒。
篠山の3時間台って、何年ぶりやろう。たぶん10年以上ぶり。
ゴールでは、「さゆりちゃん」がひとりひとり握手されていた。私もしてほしかったが、うちにはもっとかわいいヨメさん(ここ、大事!)が待っている。急いで「京都キャロット」のテントへ。
「わりとはよ帰ってきたやん」とヨメさん。
ああ、今日はそんなにきげん悪うない。よかったー。
「真樹のかいてくれた絵のとこまで5kmずつのつもりで走ってたら、知らん間にゴールに近づいてたわ。ほんまよかった。」
「真樹もやりよんなあ。オッサン(パオパオ)が喜ぶのんわかって、こんなんやっとるもんなあ。」
「まあまあ。この旗といっしょに写真撮って。」
「しゃーないなあ。・・・うっわー、きっついザビエル!」
「そっかー、帽子かぶってへんからな。そんなきついか。」
どなたか、ええ薬物知っておられたら教えてください。
今回、4時間切れたわけ。
?真樹の絵。もう、これに尽きる。「次の5km、次の5km」と思いながら走ることができた。
?ダレそうになったところで、うまいことワンちゃんや知り合いランナーに会えた。なかでも、鍵谷さんの平均ペースに合わせて走らせてもらったのがよかった。
それと、忘れたらあかんでー、「自腹応援・外峯さん」。ありがとね。
?しょーもないことだが、プリンやヨーグルトを立ったまま食べたのもよかった。お上品な(?)私は、いつもオッチンして食べていたのだが、今回ははしたなくも立ち食い。しかし、これでだいぶ時間短縮できた。
?「あいおわ治療院」の高橋大輔似の先生がしてくださったテーピング。どういう意味があるのか聞いてなかったが、効いたみたい。
「あこが痛い、ここが痛い」という話を聞いてもらっただけで、かなり痛みも軽減しているようだし。
?とにもかくにも、笑顔で送り出してくれたヨメさん。ほんま、役に立たんですんません。でも、レース中にものすごたくさんの人から声かけてもうたで。多少は「京都キャロット」のイメージアップに貢献してへんかい?
いつもなら、ゴール直後は気持ち悪くて何も食べられない。ところが、今年は腹が減った。
着替えてから、うちのテントの斜め向かいの食堂に入った。3時すぎなのに、超満員。ほとんどの人が私と同じ「猪ラーメン」(680円)を注文していた。
雨で冷え切った体には、なによりのごちそうだった。
今日は、スタート前に原田さん親子(京都ランナーズ)に会えた。ゴール直後は細井さん(京都ランナーズ)にも会えた。両方とも、私のブログの大ファンなんです。
初めと終わりが私の大好きな人で囲ってもらえて、ほんとに思い出に残るいい大会になった。
※「折り返したら、また写真撮りますねー」と約束していた友だちの写真が撮れなかった。すいません。でも、そのお二人とも自分の目標を達成されたようです。
松永順子さん 3時間49分18秒
伊藤千尋さん 3時間54分47秒
おめでとうございます! (次は、負けへんでー。)
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2010年03月07日(日)
第30回篠山ABCマラソン・前半 [ランニング・出張販売]
41km地点の表示板を見たとき、ちょっと泣きそうになった。
今日は、スタート前から笑顔でゴールしようと決めていた。それが今日のめあて。
真樹がスペシャルエイドに書いてくれた絵を見るのを楽しみに、5km、次の5kmと走ってきた。そしてあきっぽい私があきることなく、気がつけば41km地点。
途中で計算してなかったのだが、ここで4時間まであと8分ほどあった。
「おっ、これは超久しぶりの篠山4時間切りがねらえる。」
この41km地点を、こんなに楽に通過できたことが今まであっただろうか。まさか、4時間切りをねらって、こんなに力強く走れるなんて・・・。
真樹のおかげやなあ。「笑顔! 笑顔!」
朝5時10分に家を出て、篠山に着いたのは6時40分。1時間半で来れるのだから近い。
ただ、ずっと小雨が降り続いていた。天気予報では昼前くらいにやむような予報だったが、空一面に黒い雲が広がっていた。気温のほうはもっと下がると思っていたわりにはまし。
出店場所は、篠山観光ホテルさんのガレージ。まずまず雨がしのげる場所であるので助かる。
荷物を出し終わり、受付に向かったのは9時過ぎ。スペシャルドリンクの受付場所が前年と変わっていて迷った。
「10km地点はスペシャルなし」と言われ、最初の予定だったプリンは持って帰ってきた。スタートまでに食べようっと。
受付から戻ると、「ランナーズ9の会」のまっちゃんとばったり。
「廉君、速いですねー。」
「サッカー部での練習が、今ごろ花開いたんですかね。」
きっと、こないだの「宇治川マラソン」の記事を読んでくれはったんでしょうね。廉は、こんなもんでは終わりませんでー。めざすは・・・、なんやろ?
うちの黄色のテントのまん前がスタート地点。
登録の部は、それほど多くもない。
未登録の部。こちらはすごい人数。
スタートゲート前で、ブルブルふるえている人が・・・。
京都ランナーズの橋本さんでした。
多くの人が雨ガッパやビニール袋をかぶっていたが、橋本さんは持っておられないようだった。今日は、それはきついかも・・・。
スタート前でカメラをヨメさんに渡して、「ニッコリ!」
こんな笑顔でゴールできますように・・・。
今日は、ウィンドバリアー・ロングスリーブTシャツの上にランシャツ、下は4DMメッシュロングタイツ。これだけ着込んだら、冷え対策はバッチリ。ウエストバックには雨ガッパも入れたし。
このコースは、後半に雑種犬と会える可能性は少ない。
私の「雑種犬センサー」の精度を上げてっと・・・。
5kmすぎで、かわいいワンちゃん発見!
「お名前は?」
「ちゃちゃです。」
「女の子ですよね。」
「いえ、オスです。」
「ありゃ、そうなんですか。歳は?」
「10歳です。」
「へー、わこ見えますやん。ちょっとさわらしてもらおかなー。」
私が手を出すと、のどの奥から「ウー」。
「いや、ごめんな。おこってんのん? うちの犬やったら、とっくにかまれてるとこですわー。ありがとね。バイバーイ。」
少し進むと次は、かなりおとぼけ顔の白いワンちゃん。
「お名前は?」
「さくらです。」
「いやー、ええ名前ですやん。女の子ですよね。」
「いえ、オスです。」
「あらま、こら失礼しました。何歳ですか。」
「えーと、5歳やね。」
歳を聞いた時、即答されない場合はたいてい雑種です。「まちがいない!」
「ふじいさ〜ん」
後ろから私を呼ぶ声が・・・。
「おー、伊藤さん。いいペースやないですか。今だいたいキロ5分半ペースやから、これ守ったら4時間切れますよ。」
「ほんとですか。一度4時間切ってみたいんです。がんばろう。」
「ボクはもうちょっとゆっくり行くんで、どうぞ先に行ってください。」
「じゃー、また。」
すっと前に進んでいった伊藤さんを後ろから眺めながら・・・。そうや、折り返しでもう一回会えるけど、混んでて写真撮れんかもしれん。ここで撮らしてもらおう。
なんとか追いついて、「伊藤さん、写真撮らしてもらいますわ。」
振り向きざまを、パチリ!
この角度の写真も、なかなか味がありますなあ。勝手に「京美人」と呼ばせてもらってますが、看板にいつわりなし。
もうちょっと進むと、おじさんがかわいい黒い犬を背負っておられた。
私がカメラをウエストバックから取り出すと、横におられたもう一人の男性が、「写真撮りましょか?」
「いやいや、このワンちゃんの写真を撮ろう思いまして・・・」
黒いワンちゃんの飼い主さんは、いい写真が撮れるようあっちこっち向きをかえてくださった。
名前はしゅりちゃん。やっと、女の子に会えました。
さらに進むと・・・。
「7777」、なんとラッキーな。思わず背中を拝みました。
写真を撮らせてもらった後、ブログに載せていいかをお聞きした。OK。若くて元気そうな方だった。
「今日の目標は?」
「4時間です。」
「それなら、ちょうどいいペースですね。」
目標4時間と言う人は、「4時間切り」という意味でしょう。「7777」さん、目標達成できたでしょうか。
さらに進むと、「ガッシ、ガッシ」と前進する力強い黒いかたまり。私の古い古い教師仲間の松永さん。
「すごい飛ばしてはりますやん。」
「いえー、全然。」
「松永さんて、フルのベストはどれくらいなんですか。」
「えーと、3時間37分ですね。」
「おー、すごいですやん。」
「でも、もう7年ほど前なんですよ。」
「そんなん、7年前やったら、ついこないだみたいなもんですやん。まだまだいけますよ。」
「そうかなあ。がんばります。」
「ガッシ、ガッシ」と進む松永さんは、やがて見えなくなってしまった。
さて、15km。
最初のスペシャルドリンクは、おとなしく(?)スーパーヴァーム。これは、私の好きなパイン味なので飲みやすい。真樹がかいてくれたきくの絵を見ながら、ぐびぐびぐび。
20kmがフルーツヨーグルト、25kmがナタデココ入りフルーツゼリーとうまいもん系が続くので楽しみ。
「あー、藤井さん。4月29日のゆっくりランのこと、ブログ書きまくってやー。」
「はい、何回も書いときますわ。」
「京都鴨川ゆっくりラン」の実行委員長の太田さん。年3回の大会(4月・10月・12月)を成功させるため、しっかり宣伝。
鴨川北大路橋東南側河川敷集合。スタートは10時。往復10kmのコースを自分の決めた距離だけ走る。参加費は500円。当日参加OK。
みなさん、ぜひご参加を!
高校吹奏楽部による応援。
雨でたいへんだったと思いますが、こちらはすごく元気が出ます。「ありがとう。」
腰の前に黄色くてでかい物をにょきと出して走っている人あり。
よく見ると、バナナの着ぐるみ。それにしても、付け根のほうを下にする発想は見事。(走りにくいでしょうけど・・・)
横から見たら、こんなんです。(手ぶれしてしまいました。)
あー、この方ともよく出くわすんです。フル百回楽走会の藤村さん。
今日もいつもの倒れそうなランニングフォーム。
「写真、撮りまっせー」のひと言で、シャキーン!
私は、この現象を「藤村マジック」と名づけたい。
藤村さんのおとなりは、京都ランナーズの井上さん。たまたま、ベテランランナーが揃い踏み。
20km地点あたりで、「藤井さん」と呼ぶ声。
京都走ろう会の鍵谷さん。自分のペースをしっかり守られた、ムダのない理想的な走り。
ついていこうと思ったわけではないが、知らず知らずいっしょに走らせてもらっていた。
気がつくと、ちょうど中間点。1時間59分40秒。
調子がいいときでも、後半は5分から10分くらい落ち込む。今日の目標が4時間15分なので、それなりにいいペースなんかなあ。
前半は、ほとんど笑顔で走ることができた。沿道で応援してくださっている男性から、「ええ笑顔やー」と言ってもらってすごくうれしかった。
後半もこの調子で!
(注)後半に続く。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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