2009年03月02日(月)
第29回篠山ABCマラソン・続き [ランニング・出張販売]
篠山マラソンのコースの一番の特徴は、前半に犬が多く後半は期待できないことである。(うーん、マニアックな情報!)
犬好きなランナーは、前半に犬にかまわせてもらうこと。そうでないと後半がつらい。(去年の私がそうでした。)
さあ、犬さがし犬さがし。
最初に見つけた雑種ぽいワンちゃんは、「チャチャ」。いい服を着せてもらっていたので、雑種じゃなかったのかもしれん。名前をお聞きしたあと、「女の子ですよね」と言ったら、急に「ワワワワワーン」とほえられた。ごめんね。男の子でした。去年、全部メスやったもんで・・・。
2ひき目は、「ベル」。すごくやさしいワンちゃんで、私たちランナへーに向かってほほえんでくれているように見えました。
3びき目は、「チャーミー」。
名前のとおり、口の周りがまっ黒けのとってもチャーミングなワンちゃんでした。
飼い主のおっちゃんの顔を見てビックリ! チャーミーちゃんそっくりやないですか。ワンちゃんの名前を聞いたとき、「チャーミーです」とはにかみながら言わはったのが、これまたかわいくて・・・。
チャーミーちゃんと飼い主のおっちゃん、来年も絶対に会いたいなあ。
4ひき目は、「ビー」。
こわがりなのか、ちょっと奥まったところから見ていた。私がわざわざ道を横切ってワンちゃんに近づくと、やっぱりかなりびびっていた。
顔が白かったので、「何歳くらい?」と飼い主さん(女子高校生?)に聞くと、「もう、10歳・・・」と聞こえたような・・・。
こわがらせて、ごめんね。
今日の予想最高気温が15℃とか言っていたので、暑がりの私はランシャツランパン姿。
スタート直後は風もあり肌寒かったが、日が照りだすとけっこう暑い感じ。ランシャツランパンで正解やったか。ただ、さすが4時間台でこの「やったんでー系」の姿は、まれ。
太陽が雲に隠れると一挙に体感温度が下がる。暑なったり、寒なったり。そして、最終的にはブルブルふるえ・・・。
「ランナーズ9の会」のお三人さんとお話ししたあと、よう会いまんなー、三宅文彦さん。
今回は、めっちゃいい写真が撮れました。本人に確認してもらったけど、私のブログ見てくれてはるかなあ。
「ブログに載せまっせー」だけでも、手話覚えなあかんな。
地元中学校女子バレー部の応援。これはうれしい。こんなん、もっともっとふやしてほしい。
最初の坂にかかろうとするころ、「藤井さん」と呼ぶ声あり。京都走ろう会の鉄人・大西紘夫さん。
「今日は、どれくらいの目標で?」
「4時間切りです。」
上り坂をスッスッと走っていかれたので、だいじょうぶでしょう。
「藤井さーん、僕、ブログに載せてください。」
「ありゃ、細井さん。えらい後ろから。今日の目標は?」
「うーん、4時間切りですかね。」
「あら、また控え目な。なんか、コメントないですか。ブログにそのまま書いときますし・・・。」
「コメントねえ・・・。あっ、うかつなこと言えん。」
前に細井さんの冗談をそのままブログに書き、ちょっと問題が・・・。
しばらく走ると、またバレー部の応援。
一瞬、おんなじところをぐるぐる回ってんのんちゃうやろかという錯覚に。
そのすぐあと、「去年見た子牛!」
まさか!
時空を超えた4次元迷路に迷い込んだか!
まだ3分の1くらいしか走ってないのに、もう頭が変。
そうや、今日はしんどくなったらしようと思っていたことがある。
しんどくなったら、空を見上げる。自分で「死んだらなにもかもおしまい」とか言ってたくせに、空から三宅誠孝さんが見てくれてはるような気がする。「藤井さん! しっかり!」と声をかけてくれはるような・・・。
あかん。これは失敗。空を見上げながら、いろいろ思い出すうちにこみあげてくるもんが・・・。(でもやっぱり、そのあと何回も空を見上げてしまいました。) 地球上でただ一人尊敬できる人だと思っていたのに、その人に亡くなられてしまったら、どうしたらいいんですか。
ブラスバンドのにぎやかな演奏。これもいいですね。晴れていてよかった。雨だとたぶんこれは中止でしょう。
ここを過ぎしばらく行くと、18.2km関門。
このコースで一番応援の多い箇所。それはスタート地点に一番近いところだから。
京都ランナーズ会長・冨田さんが、いつもここにいて声をかけてくださるのに、見あたらない。おかしいなあと思いながら走り続けると、そのちょっと先にジョギング姿の冨田会長が。
スタート前ちょっとだけお話させてもらったのだが、頚椎圧迫はよくはなってないらしい。お医者さんからは、ジョギングはダメ、ウォーキングにしなさいと言われているとか。ちょっとしたことで大事になる可能性もあるらしい。今も寝るときは首にコルセットをしておられるそうだ。
京都ランナーズの行事が立て込んでいて、休むまもなさそう。どうか、無理なされないように。
今年のゲストランナーは、毎年恒例の有森裕子さんにプラス市橋有里さん。このお二人は、他の方のブログにいっぱい載るだろうから、パス。
どうしても写真に撮っておきたいのは、ボヨヨーン(古いか?)のさゆりちゃん。何とか撮れました。
(マラソンのゲストに元一流マラソンランナーという発想も、もう古くないかい?)
(注)やっとここらで前半終了かな。まだまだ、続きまっせ―。
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2009年03月01日(日)
第29回篠山ABCマラソン [ランニング・出張販売]
今年は、第29回大会だったんですね。
今まで2008大会というような表示だったので気がつきませんでした。私が篠山に初めて出場したのは、第4回大会かな?
スタートして5kmを過ぎたあたりだったでしょうか、「ランナーズ9の会」ののぼりを持ったランナーを発見。これは取材をしなくては。
「すいませーん。『ランナーズ9の会』は、パソコンで検索したら出てきますか。」
「あっ、キャロットさん。だいじょうぶ、ちゃんと出てきますよ。」
「私も入れてもらおうかなーと思って・・・。」
「ぜひ入会してください。この会は会費も会則もないクラブですから。」
「いや、会則は『憲法9条を守る』でしょう。」
「そう、そのとおり。いいこと言ってくださる。大事なことを忘れてました。この人が発起人なんですよ。」と横を並走しているシューとした美人ランナー(尾方素子さん)を紹介してくださった。
「ランナーズ9の会」は、現在387名。私たちの仲間、京都ランナーズの藤井眞先輩も入っておられます。
「写真、撮りまーす。」といって先行し、パチリ。失敗でした。もう一度先行し・・・、今度は三人さんがちょっとスピードをゆるめてくださり、パチリ。成功。(それが、上の写真です。)
さて話は当日の朝に戻り、今日の私の目標は・・・。
?ワンちゃんたちとの再会、?知り合いのレース中の写真を激写、?ライバル「みきさん」をなんとかする?
?と?はあまり迷惑がかからないのですが、?はまったく本人さんの了解なしに「ライバル」視させていただいています。
去年の篠山で、「みきさん」は20kmくらいまでずっと私のすぐ後ろを走っていたそうです。ところがゴールは、私が4時間16分、「みきさん」はたしか4時間4分くらい。後半だけで10分以上開いたことになる。これは、今年にリベンジを!
スタート前、外峯さんがうちのテントによってくれはったので聞いてみた。
「みきさん、いっしょのバスで来てはんのですよね。今ちょうどみきさんがボクの目標としてはぴったりで・・・。」
「うん、来てはるよー。でもねー、おなかの調子がよくないんですって。」
「よっしゃー、ええぞ。それくらいでちょうどボクとええ勝負になる。」(無責任に、ひとの不幸をよろこぶ男。)
「じゃー、そう言っときますわー。」
でも本当は、勝負とかじゃなく、いっしょにこのレースを楽しみたいだけ。もし、折り返しで「みきさん」が先行していたら、「これから追いつくでー、負けへんでー」と言う。万一私が先行していたら、「頑固ジジイに追いついて、追い抜かんかい!」とはっぱをかける。
そんなことを考えながら走っていたい。
今日は、大きな大きな楽しみがある。
ペース配分ならぬエイド配分。
最近ずっとスペシャルドリンクをあずけているのだが、今年はそれに真樹と廉が応援メッセージを書いてくれた。なんちゅう幸せもんじゃー。
もう、うれしくてうれしくて、写真撮って撮って・・・。私がこんなによろこぶのが分かっているから、こんなめんどくさいこともやってくれるんやろね。
ただし、私が用意したスペシャルドリンク(紅茶プリン、杏仁豆腐、タピオカドリンク、みかんヨーグルト、焼プリン)を見た廉がひと言。「これは、マラソンをなめきっているとしか言いようがない。」
さすがわが息子。ええとこついとる。
陸連登録の部のスタートを見送っていると、「こんにちはー」の声。
何とお美しい。予想していた通りの美人ランナーは、私が猫系ブログを書けば必ずコメントをいれてくださるKyokoさん。これは何としても、折り返しで写真を撮らねば。
そして、登録の部がスタートした10分後の10時50分、やっと私たち未登録の部のスタート。
(注)やっとスタートです。続きは、翌日へ。
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2009年02月23日(月)
第26回宇治川マラソン・続き [ランニング・出張販売]
「池田さんのゴール写真、撮りに行こー。」
こないだ、くみやまマラソンでは撮れへんかったからな。
池田さん、くみやまマラソンの10kmは41分やったそうな。40分を目指していたが一歩届かず。それでも自己記録を3分短縮。こっちも、まさに「のぼり馬」。
2回目のフルマラソンになる篠山は、いったいどれくらいの目標なんやろう。私にもいい刺激になる。
外峯さん、吉川さん、池田さんに影響され・・・、もう、まじめな人ばっかりやん!
池田さんがゴールするちょっと前、川橋豊さん(醒泉ランナーズ代表)がゴール。
1時間30分ほどでゴールする人たちは、みんな力を出し切った表情。見ていてすがすがしい。
川橋豊さん、1時間30分21秒、26位。
池田一夫さん、1時間35分18秒、50位。
今日は、さすが地元京都府。
なじみの方にたくさんお会いした。
スタート前、トイレで福田勝三さんにばったり。
先日200勝を達成されたそうだ。すごい!
今日は、5km・21分58秒。「全然あかんわー」といっておられたが、きっちり10位入賞でした。
アップしている時、井上郁さんにばったり。(井上さんも、私が速かったころのライバルでした。)
「ハーフですか?」
「はい。去年は最後の坂がんばりすぎて、血尿がでました。」
「そら、きつい。今日の目標はどれくらいで?」
「1時間26分くらいで行きたいんですけどねえ・・・。」
結果は、1時間29分20秒、20位。
うちのテントにひょっこりと、梅村録男さん。
「5km26分で走れたわー。」
「いや、すごいですやん。この上り坂のあるコースでそのタイムやったら、立派なもんですわー。」
「そうかー。26位で、ラッキー賞や。」(第26回なので、26位に特別賞)
気分よく走りきれたのだと思う。うちの店でシューズを買っていってくださった。ありがとうございました。
表彰式。
吉川さんの写真を撮らねば。
表彰は1位だけが壇上で、2位から10位はメダルを渡されるだけだった。みんな壇上で手渡してあげてほしいなあ。
全部かたずけ終わって、遅いお昼ごはん。
毎年恒例、宇治駅近くの「湖中」さん。きれいな彩りの和食。
家族4人力を合わせて働いて、その後みんなで食べるごはんはおいしいねえ。
またこんな機会があったらうれしいね。
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2009年02月22日(日)
第26回宇治川マラソン [ランニング・出張販売]
足立浩一さん、5km・18分57秒、5位入賞。
吉川晋治さん、10km・38分27秒、10位入賞。
藤井廣司さん、10km・記録なし、チップ付け忘れ。アホですばい!
去年は雪。
しかし、今年は風もなくいい天気になった。
廉の部活がオフということで、超久しぶりに家族4人そろっての出張販売になった。
「勝手に写真載せんなー」って、また怒るんやろうなあ。まあ、そう言うなよ。
今日も何人ものお客さんから、「大きなったなー」って言われたな。大きくもなるし、いろいろと悩みもあるし・・・。そんなことお構いなしに、うれしそうにレースに出ているのはパオパオだけー。
10kmとハーフは、同地点同時スタート。
プログラムを見ると、10km・932人、ハーフ・1170人。今年は天気もよかったので、2000人近くが同時スタートしたと思われる。
私はスタート10分前くらいにスタート地点へ行ったので、最後尾からちょっとだけ前のあたりに並んだ。
「やあ、藤井さん。」
「あら、池田さん。こんな後ろに並んでたらあきませんやん。」
「いやあ、今日はハーフをゆっくり走るつもりなんで。練習がしっかりできてないんです。仕事が忙しくて残業続きで、風邪もひいて体調よくないんです。来週、篠山も走りますし。」
「そら、無理せんように。睡眠時間だけはしっかりとるようにね。私の経験では、睡眠不足が一番影響しましたわ。」
京都ランナーズの池田一夫さん。カメラを持っていたんですが、混みごみで近すぎて撮れませんでした。
最後尾近くに並んでしまったため、スタート後もジョギング状態。せっかくの急な下りなのに、全然飛ばせなかった。最初の1kmは、6分くらいかかったと思う。
その急な下り坂をゆっくり走っている時に気がついた。 「チップつけ忘れたー。」
だれぞ、携帯電話しながら走ってる人おらんかなー。ちょっと貸してもうて、廉にゴール前までチップ持ってきてもらおっかなあ。
その考えは甘かった。10kmやもんね。携帯どころか、写真撮りながら走ってるような人もおらん。しゃーない、今日は記録なし。同じくらいにゴールした人にタイムを聞こう。
では、気分を切り替え、レースに集中。
そのあと、ちょっとずっこしして左側をオーバーランしたら、スムーズに走れるようになった。
今年は去年よりだいぶ参加者が増えている。10km・ハーフの同時スタートは、来年以降考えなおしてほしい。
スタート前、京都ランナーズの吉川晋治さんがうちのテントに来られた。私と同じ10kmに出場。目標は40分切りだそうだ。
10kmは、復路に一部ループ状のところがあるが折り返しコースである。よっしゃー、吉川さんの写真撮ろう。
ところが私がまだ往路を走っている時に、吉川さんは折り返してそのループに入ってしまったようだった。よって、写真は撮れず。吉川さん、早すぎ。
前にちょっとお話させてもらったのだが・・・。
吉川さんは、40代半ばから走り始め、まだわずか3年ほど。それで、来週の篠山で「サブ3」をねらうところまで伸ばしてこられた。まさに、「のぼり馬」です。
「藤井さんも昔速かったんやから、もうちょっと練習しっかりして・・・。」
あきません。根が不マジメ人間やから。キッパリ!
でも、私はよーくおぼえています。
去年の夏、滋賀県野洲での合宿で、いちびって京都から走ってきた私を心配して声をかけてくれた人。宴会のあと、一人マッサージをしてもらいに行っていた私に、「だいじょうぶ?]と声をかけに来てくれた人。それが、吉川さんです。
私はいくら酔っ払っていても、記憶が飛ぶということがない。それ以来、吉川さんを信頼しています。
外峯さんのがんばりに触発され、次にまた吉川さんのまじめな取り組みに影響され・・・たらいいんですけどー・・・。
レース中の写真が撮れなくて、残念。でも、廉に頼んで吉川さん、足立さんとのスリーショット写真。このトリオは、入賞、入賞、ドボン! (私は、中央が白紙の記録証を持っています。なさけなー。)
特に、吉川さんは、私が若いころ背中を追い続けていた北出さんに先着。(私は一度も先着したことがありません。)タイムも38分台。すばらしい。
この勢いで、ぜひサブ3を! 応援しています。
【付け足し】どうでもいいことでしょうが、私がゴールした時すぐ前におられた女性にお聞きすると、「45分49秒」。ということは、私は45分50秒か51秒くらい。50代の部では33位に相当するタイムでした。
中間点23分17秒くらいだったので、後半の方が速い? よっぽどスタートが混雑していたのと、上り坂の練習を前にした(とかしき島マラソン対策)のがちょっとは効いたかな。
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2009年01月25日(日)
第19回くみやまマラソン [ランニング・出張販売]
今日も、いろいろな人と会った。
トップの写真は、その中でも一番若い元気な小学生。
このなかの二人は、京都ランナーズの会員です。私が10kmのスタート地点に向かおうとしている時、お父さんが見つけて声をかけてきてくださいました。
彼女らは、小学生女子3kmの部で2位と5位に入賞。たのもしいねえ。これからも、無理せず楽しく走り続けてね。
うちから会場まで50分ほど。
近いのはいいのだけれど、毎年ここは寒い。今年も商品を全部出し終わったころ、雪が降ってきた。おまけにテントの後ろから、冷たい風がピューピュー。
たこ焼き、はよう焼いてー。さぶうてたまりません。
今日も真樹が手伝いに来てくれた。真樹にいいところを見せなくては。
私の目標は、10km43分。初めと終わりの1kmを4分10秒、間の8kmの1kmごとを4分20秒で行けば、ちょうど43分。
ところが、最初の1km4分29秒。いきなり、もくろみくずれる。自分では、もっと速く走ってるつもりなんやけどなあ・・・。
そのちょっと先で、「藤井さーん」と呼ぶ声。愛妻家・池田一夫さん(京都ランナーズ)でした。
カメラを持っていたけど写真は撮らず。今日はかなり真剣です。
5km地点で、22分20秒。ということは、倍で44分40秒。いかん! 気合を入れなおし、ムチを入れる。
折り返ししばらくすると、前田正子さん(京都走ろう会)とすれちがい。
「ゴールで待ってますよー。写真撮りますしー。」
「わー」と驚かれ、手を振ってくださった。
帰りは上りだとかんちがいしていたが、実際は下り。
「調子出てきたー。」
帰りは1kmごとのラップをすべて4分10秒台にまとめ、43分41秒でゴール。帰りのほうが1分ほど速かった。
この結果は、いいのか悪いのか・・・。
自分ではもうちょっと速く行けそうな気がしていたのだが・・・。
歳をとるって、こういうことなんかな。思っているような結果が出ない。でも、まだまだ負けへんでー。
ゴールして一息ついたら、さあ写真写真。
ゴールのちょっと先まで見に行くと、「えっ」、もうきやはった。
「前田さーん、ニッコリ!」
「もう、しんどいですー。」と言いながらも、しっかりピースサイン。
ゴールの写真を撮ろうとして走ったのだが。前田さんもラストスパート。「しんどいですー」と言っておられた割には、かなり速い。私が先行するのは無理だった。何とか、横からパチリ。本気出さはったら、速いですやん。
このあと、玉木知男さん(京都走ろう会元会長)もごあいさつに来てくださった。最高齢者賞(82歳)を連続でもらっておられる。また来年も来てくださいね。
会場のアナウンスで、「5km一般男子3位、足立浩一さん」。私のブログのチェックから1日が始まるという、ありがたーい方です(京都ランナーズ)。
ダッシュで行ったら、表彰台を下りるところ。写真を撮らせていただきました。
「これから、長居(大阪国際女子マラソン会場)に向かいます。」
えらい! 外峯さん、喜ばはるよ。
家に帰って、大阪国際女子マラソンの結果を調べる。
2位 赤羽有紀子選手(ホクレン) 2時間25分40秒
58位 松永由水選手(大濠ランナーズ) 2時間58分52秒
280位 外峯陽子選手(京都ランナーズ) 3時間18分33秒
307位 松見輝子選手(びわこランナーズ)3時間21分22秒
私が勝手に応援していた4選手、それぞれ力を出されました。不本意な結果だった方もおられるかもしれませんが、それがまた明日への力になると思います。
お一人忘れていた方がいました。
107位 太田君子選手(滋賀マスターズ) 3時間04分57秒
私と同い年の最強ランナー、健在です。もう、君ちゃんたら・・・。(08/11/03のブログ参照)
☆「ロード・トゥ・トカシキ」9日目
夕食前、きくとスロージョグ。2km、18分10秒。
くみやまマラソンの10kmと合わせて、今日は12km。
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2009年01月12日(月)
第35回武庫川新春ロードレース・続き [ランニング・出張販売]
この大会は、20年以上前から「京都キャロット」の出店をさせていただいている。そのなじみで、今もランニング用品店はうち1店だけにしていただいている。
その20回以上の出店で、一番思い出深いのは・・・。
やはり、1991年だろうか。
1月11日の金曜日。未明に、私の母が亡くなった。ガンだったのである程度覚悟はしていたが、私の予想よりずっと早いあっけない死だった。(母65、私35)
その2日後の日曜日がこの大会だった。「お葬式と重なったら、どうしよう・・・」と思っていたが、日曜はお通夜。翌月曜がお葬式になった。
父にわけを話したら、お通夜欠席は「かまへん」。父はいつも私の味方です。
責任の重い農家の長男として家を守ってきた私の父は、やりたい放題の私のやることをいつもおもしろそうに見守ってくれていた。どんなヘマも、笑って許してくれていてた。
その時も、「仕事やったら、しょうがない」と。
もう、18年も前の話です。
その年の8月に廉が生まれ、翌年の大会には寒風吹きすさぶ中に生後5ヶ月の廉を連れてきた。
バタバタしていた私たち夫婦は、乳母車に入れた廉のことをすっかり忘れていた。お客さんが途切れた時にやっと廉のことを思い出し、何時間かぶりに見た乳母車の中の廉は・・・、すやすやと眠っていました。
「よかったなあ」 私たち夫婦二人顔を見合わせて、ニコニコしたことをよくおぼえています。
この大会のハーフは、約10.5kmの折り返しを2往復。最後に100mほどカーブしてゴール。
私は今までずっと10kmに出ていたのだが、今年は廉が来れるかもしれないということで廉10km私ハーフでエントリーした。けっきょく廉は来れず。
ただ、ハーフのスタートが12時20分と遅かったので、いつもお話できないようないろいろな人とお話しすることができた。
大道さん(武庫川ランナーズ元会長)。
一さん(京都ランナーズ)。
柴田さん(京都走ろう会)。
仲井さん(京都ランナーズ)。
三宅さん(武庫川SC)。
中でも三宅さんは、お連れの女性に、私のことを「友だち」と手話で紹介してくださっていたようだ。私は手話ができないので正確にいうと話せてはいないのだが、三宅さんと会うたび必ず話を交わしている。
コース上で、太田武志さん(京都鴨川ゆっくりラン)発見。
「おおー藤井さん、写真撮ってやー。ワシのこと、ブログに書いてやー。」
「はーい。」
こう言ってもらえるとありがたい。太田さんも私の味方です。
「なんやなー。藤井さん、ころころやん。」
「そうですねん。今こんなんですわー。」
そのあと、矢瀧玲子さん(京都鴨川ゆっくりラン)。
「いやー、なんでひとばっかり撮ってはんの・・・。」
「へへへー。」
矢瀧さんは、私と同い年。
しっかりしゃべったことはないのですが、とてもチャーミングな方です。
今日も、うちのテントにいた真樹にひと言かけてくださった。「真樹ちゃん、お手伝いに来てんの、えらいね。」
ゴールしたあとの私にも、あたたかいお言葉。
「ブログ見せてもらいました。真樹ちゃん、ついてきてくれてよかったね。元気のない姿見てたらかわいそうで・・・。今日もちょっと顔色わるそうですね。親の立場で見てしまうので、つらくてつらくて・・・。」
「すんません、心配してもらってありがとうございます。今思うのは、こうなったことについて誰もうらんだらあかん。ここまで気づかずほっといた自分らを反省せんとね。」
真樹が落ち着いたら、矢瀧さんが心配してくれはったことも言わんならん。もう、そんな人が何人たまってしもたやろう。そう思ったら、真樹は幸せもんや。
1周目(約10.5km)は、52分36秒。
しかし、このあと真樹に写真を撮ってもらい、給水し、太田さん矢瀧さんとしゃべると、調子が出てきた。
廉の高校の体育のT先生も、パチリ。めちゃくちゃ速いです。

真樹にむかってゴール
さすがに最後は疲れたが、2周目1時間44分24秒(この1周は51分47秒、1周目より速い。)。
最後の最後の右U字カーブ、100mちょっとを走りきるとゴール!
一番左はしに、カメラをかまえて待つ真樹の姿が・・・。「真樹に向って、走れー!」
歓喜、歓喜、歓喜のゴール!
1時間44分51秒、31位。
「真樹、ありがとう。」
こんなうれしいゴールはない。パオパオの走りはどうやった?
(よろこびすぎて左によりすぎ、ゴールの係の方に呼び戻されてしまった。)
一年に一度だけお会いする人にも会えた。
毎年、この大会でお会いする松永順子さん。
彼女は、遠い昔、教職員組合青年部でともに学んだ仲間。今はおたがい50を越え、「青年」の面影もないけれど・・・、元気!
このハーフではかろうじて私が先着したが、私が8年連続アウトになっている「丹後ウルトラ100」を、彼女は毎年完走している。なんでやねん。
特に走るのが好きやったようには見えんかったけど・・・。
「ボク、マラソンやってんねん」と、ちょっと自慢気に言っていた当時の自分(20年ほど前)が、今思えばはずかしい。
「丹後は、8年連続途中収容です」と言うと、「なんで?」というような不思議そうな顔をされていた。
そうでしょう、ふしぎでしょう。実は、私は、なーんも考えんと走っている単なるアホですばい。
20年ほど前の私は・・・。
今とほとんど同じです。
ちゃらんぽらんな性格のため、真面目な塚本先生(松永さんの旧姓)たちをよく怒らせていた。
大好きな小学校の先生をしていたのだが、その数年前に導入された「日の丸・君が代の強制」に悩み続けていた。そして、18年前辞表を提出。
とまあ、こんなこと詳しく書いてもおもしろくないし・・・、以上。そして今のパオパオがあるわけです。
そろそろ片づけようかという時に、かなりきつい雪。でも、しばらくするとおさまった。強烈な寒さと予報が出ていた割には、ましだった。
ヨメさんも私も笑顔でゴール。
寒いからとちぢこまっているんじゃなく、自分の動ける範囲の運動をして血の巡りをよくすること。
私ら定期健診を受けていない者は、走って自分の健康度を確かめるようなところがある。これって、どう?
うちのとなりのテントは、毎年恒例のたこ焼き屋さん。それこそ一家総出で来ておられます。
朝から「ウォンウォン」となく声は、かわいいかわいい白いワンちゃん。「なんか食べ物ちょーだい」とないているようです。
今年、やっと名前と歳が聞けました。
「ジュリちゃん、14歳」、かなりのおばあさん犬です。ちょっとスピッツがはいっているらしいです。
たのむでー、来年も元気な姿見せてやー。
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