2024年09月21日(土)
全日本マスターズ陸上2024京都大会・2000mSC [私の陸上競技]
今日は、私の結果より特筆すべことがあった。
受付を済ませて中に入ると、福田勝三さん、八田努さん、大小田ふみ子さんの3重鎮がベンチに座っておられた。
八田 おっ、藤井さん、何に出るん?
藤井 もちろん、2000障害ですやん。八田さんの弟子として、がんばります。
八田 ええなあ、僕はもう出られへんから。(2000障害は80歳まで。)
藤井 一緒に走ったら負けそうですのにね。
八田 ほんまや。「僕に抜かれたら、アンタのヨメはんもらうでー」って言いながら走るのになあ。いや、そんなんせんでもアンタとこは出て行かはるか。
大小田 藤井さんの奥さんは、絶対に出て行かはりません。そういう人です。
八田 そうかあ?
大小田さんが真剣な顔でそう言い切られたので、八田さんもタジタジ。
あれは何だったんでしょうね。このシーンはおもしろかった。
駐車場が心配だったので、かなり早めに到着。でも駐車場はガラガラだった。
競技場内では撮影禁止ということだったので、スタンドから一枚パチリ。
今日のアップジョグは、みーちゃん柄のアディゼロプロで。
このシューズ、カーボン入りだが薄いので規制クリアできそうだが。
14時で32.5℃。
少しは涼しいが、湿度が高く、決して走りやすい環境とは言えない。
公園内を1周してからサブグランドへ。
1000m、ちょうど4分半。このスピードでずっと行けたらなあ。
そのあと、400mを1分48秒で。100m27秒ペース。
ハードルとハードルの間は、このペースで行きたい。
競技場に戻ったら、ちょうど女子3000mのゴ−ル。
「外峯さん、出てはったん忘れてた。」
外峯さんはゴ−ルされたところで、スタンドにおられたお二人に話しかけられていた。
私のすぐ近くにおられた方だったので、「外峯さんのお知り合いですか」とお聞きした。
「親です。」
「えっ、そうだったんですか。私、藤井と申します。外峯さんとは、いつも一緒に走らせてもらったりしています。」
「そうなんですか。いつもお世話になってます。」
「いえいえ、何もお世話はしてません。いつもこちらが応援してもらって、喜んでるんです。」
まさかの外峯さんのご両親に「がんばってください」と励まされ、招集場所へ。
そこで腰ゼッケンをもらい(私は11)、みんなでゾロゾロトスタート地点(第2コーナー)まで。
途中エアコンの室外機が集中している通路を通ったのだが、これがサウナ状態。あれはあかん。
男子2000mSCは、20名エントリーで17名出場。
これはきつい。
最初のハードルはスタートして100m。まだ全然ばらけていない。超混雑。
その先の水濠では、早くも水没者があり、上にかぶさりそうになって焦った。
ハードルは八田さんに教えてもらった「とんだ足をハードル上で滑らせてそのまま着地」がうまくできた。しかし、疲れてくるとまた元に戻ってしまった。
1000mは5分01秒。7月の岡山と同じ。
その先はハードル技術は気にせず、ハードル間をできるだけ速く走るように心がけた。
ゴールは、10分29秒69。
後半1000mは5分27秒。かなり落ちたが、岡山での落ち込みに比べたらまし。
ハードル技術の上達はなかなかむずかしいが、ハードル間を速く走るのはできる。私はこちらをがんばることにしよう。
最低目標としていた10分切りでゴールできて、まあまあ満足。
またサウナ状態の通路を通って帰っているとき、「藤井さん」と呼ぶ声。
なんと、三重の林さん。
私が初めて3000mSCに出たとき、声をかけてきてくださり、いろいろアドバイスしてくださった人。9年前の私の最後の3000mSC(全日本マスターズ岐阜大会)も、林さんと一緒に出場した。
今は足裏の故障で歩くのも大変な状態らしい。今日は、知り合いがたくさん出場されている3000mSCを見るためにわざわざ来られたそうだ。
「しっかり治して、来年の全日本は福岡なんで一緒に出ましょ。まっ、2000と3000で同じレースにはなりませんけど。」
林さんは笑っておられたが、私は本気。
「一緒に出ましょうや!」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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