2023年06月09日(金)
やっぱり涙 [家族]
昨日、きょうさくのおっさんのお通夜だった。
2011年1月父の弟のとよぞのおっさんが亡くなり、2020年1月に父、2021年10月に父の妹キクエのおばさん、そして兄弟の末っ子だったきょうさくのおっさんもついに亡くなった。89歳だった。
円町の「セレマ西ノ京」へ。
親族なのでなにかせんなんかもしれんと思い、だいぶ早めに行った。
兄に「なんかすることない?」と聞いたら、「ないな、身内だけやし」と。
「こんな立派なとこで身内だけ?」と思ったが、本当に身内だけで9名の出席。子どものなかったおじさんの通夜に、私ら甥姪4人がそろって出られたのがよかった。おばさんもすごく喜んでくださった。(あとから2名来て、それでも11名。)
「おばさん、とよぞのおっさんのときはおとちゃんが泣いてそれを見てもらい泣きしてしまいましたわ。きょうさくのおっさんのときは、もうおとちゃんもおらへんし泣かへんと思ってたんやけど、焼香させてもらったときにやっぱり泣きました。もう一回会いたかったのに・・・。」
去年の夏、京大病院で入院前の採血をするときに「こうじ、なにしとんねん」と私を見つけて声をかけてもらったのがきょうさくのおっさんとの最後。きょうさくのおっさんも採血に来ておられた。
いつもぼーっとしている私とちがって、周りを注意深く見ておられたから私も見つけてもらえたんですね。私よりずっとしっかりしておられたのに。
位牌の戒名に「善」の字が入っていた。
父が戦争から帰ってきたあと、「どこに行くのにも清作がついてきて困ったわ」と父・善一がうれしそうに言っていたことを思い出す。
いい兄弟でした。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=6091