パオパオだより

　２.５ｋｍペアラン→７ｋｍトレイル→ハーフ・ロード、なんとかレース無事完走できました。最後のハーフは、ボロボロヨレヨレでしたけど。

　宿泊した「ガトーキングダムサッポロ」は札幌市の北部。大会会場の安平町は新千歳空港のもう少し南東。高速道を使って１時間１０分くらいかかるようだった。

　朝食が７時からで、２.５ｋｍペアランのスタートが９時。
　急いで食べて、ホテルを７時半に出発。

　渋滞もなく、会場入り口には８時半に到着。しかし、駐車場に入るのに渋滞。車をとめられたのは８時４５分くらい。
　ナンバーカード先送りで、ホテルを出るときに走れるかっこうで出てきたので、スタートにはギリギリ間に合った。

　荷物を預ける間もなかったので、スタート地点近くに荷物を置きスタート。近くにおられたランナーさんにお願いして、二人の写真を撮ってもらった。

　ペアランなので、小さなお子さんとお父さんお母さんのペアが多い。ただ、大人４０００円、子ども２２００円の参加費はきつい。もう少し安いとうれしいんですが。

　９時ちょうどスタート。

　２.５ｋｍペアランの目標は、キロ９分ペースで２２分３０秒。
　これで何とか、次の７ｋｍトレイルのスタート９時半に間に合う。
　無理すると心臓ドキドキになって走れなくなるかもと言っていたので、それ以上は望まない。

　途中、ポニーが応援してくれているところで記念撮影。
　キロ７分台のペースで走れていたので、途中休憩する余裕もできた。

　ちょっとしたアップダウンもあったが、気持ちよく走れるコースだった。

　「いい感じ、いい感じ、２０分ちょいでゴールできそう。」

　ヤクルトファンのご夫婦に追いつき、このお二人を追ってゴールまで。

　ゴールは２０分５９秒。
　スタート地点より１００ｍ後ろからスタートしたので２.６ｋｍ。８分０６秒ペース。
　ますみさん、よくがんばって走ってくれました。
------------------------------------------------------------------------------------

　さあ、続けて７ｋｍトレイル。
　上に着ていたランシャツを脱ぎ、下に着ていた白Ｔシャツで。
　白Ｔシャツ、白ランパン、白ゲーター、白ソックス。
　お分かりですよね。
　今日の「ヴィクトリアマイルカップ」に出走する白馬・ソダシ(ノーザンファーム生産馬)を応援する気持ちを込めて。

　９時３０分スタート。

　スタートラインの横には、橋本聖子大会長がおられた。
　「あれっ、ナンバーカードをつけておられるということは・・・。」

　「おっ、やっぱり橋本聖子さん。なんで私より前？」

　最初は走りやすいコース。

　ところが次はダートコース。
　走りにくいだけではなく、風が吹くと砂が目に入る。
　これはきつい。

　冬季オリンピック金メダリスト・阿部雅司さんが、ゴープロを撮りながら走っておられた。

　「これが、魔のウッドチップ坂路コースか。」

　かなりヒザをあげて走らないと進まない。なおかつ上り坂。
　トレーニングには最適だが、私のようなじいさんには酷。

　坂の終わりには、阿部さんが待っておられてハイタッチ。

　あとは下りをスイスイと思ったら、ウッドチップコースで足腰ガタガタ。思うように足が出なかった。

　その時、前に「ソダシのしっぽ！」
　追えー。

　このソダシ姉さんのおかげで、元気復活。

　ますみさんがゴール写真を撮ってくれた。ありがとう。

　いったん追い抜いたソダシ姉さんに、ゴール前で抜き返されてしまった。競馬でいう「差し返し」。

　ゴールは４５分１６秒。
　スタート前は、「７ｋｍやし、４２分くらいかな」と言っていた。とんでもなかった。

　ゴール後、すぐ前におられたソダシ姉さんとちょっとおしゃべり。
　「最後の差し返しがすごかった」と言ったら、「女性ランナーと競っていて勝ちたかったので」とのこと。それぞれが自分の目標をもって走っておられるのがいい。

　ゴール後あまりにもアキレス腱が痛く、これからハーフと思うと気が重かった。
　するとヨメさんが、「柔整の人たちが来てはるし、テーピングしてもらったら」と。　
　かなり混んでいたのだが、「もうすぐハーフ走るので」と言ったら先に回してくださった。ありがたい、ありがたい。

　足の状態が思わしくなかったので、底の薄いアディゼロプロからナイキ・エアペガサスに履き替え。テーピングと安定感のあるシューズで、ハーフは何とかなりますかねえ。
-----------------------------------------------------------------------------------

　１１時、ハーフの部スタート。
　ここにはハーフだけ出る人と、私のように７ｋｍトレイルに続いて連続で走る人とでかなり混雑していた。
　ただ持ちタイムでスタートをブロック分けしてあったので、混乱はなかった。

　阿部さんはハーフも走られるらしい。　
　ただし、ゴープロの調子が悪いらしく撮影はなし。

　途中まで先導してくれたお馬さん。
　元競走馬なんでしょうね。

　また、ポニーの応援。
　こうしていてくれるだけでうれしい。

　ノーザンホースパークの周辺道路へ。
　まっすぐ単調な道路なので、飽きてくる。
　でも、後ろを振り返るとトップを走っているような気分。

　前を向くと「うー」という感じ。

　横を向くと「えっ、ジャグリング？」

　５ｋｍは３３分半。
　キロ７分は切れている。このペースで最後まで行きたい。

　民家の全くないところを走っているので、応援はなし。
　ところどころに立ってくださっているボランティアさんからの声がうれしい。

　思っていたより気温が上がり、給水所が待ち遠しい。

　１０ｋｍ、１時間０８分。
　まだ、キロ７分切りをキープできている。

　何もないところに突然現れるエイド。
　そこだけ人が集まっているので、それを見てホッとする。

　暑いので、飲む用とかぶり用に水を２杯もらった。

　とうもろこしエイド。
　これは北海道ならでは。
　もちろんいただきました。おいしかった。

　１５ｋｍ、１時間４２分３０秒。

　このあたりまともに向かい風で全然進まなかったのに、ラップはまあまあ。

　ゴールが近づいてきて、牧場の建物などが見えてきた。

　牛乳エイド。
　これはめちゃくちゃおいしかった。
　「残り少ないですけど、もう一杯いかがですか。」
　「いえ、後から来る人にあげてください。」

　われながら、いいランナーの見本になったと思った。

　向こうに見えるバスは、関門収容バスですね。

　おー、お馬さんがいっぱい。
　１９ｋｍの表示が見えたので、あと２.１ｋｍ。

　２０ｋｍ、２時間１７分。

　あと１.１ｋｍなのだが、ここから距離合わせのようなぐるぐるコース。これがかなりしんどかった。

　やっと、ゴールのアーチが見えた。
　このころ、ますみさんはずっとゴール前で待ってくれていた。
　「ちゃんと走れたら、キロ６分で２時間１３分でゴール」と言っていたもんだから、２時間過ぎからずっと待っていてくれたらしい。
　ごめんね、しっかり走れなくて。

　ハーフゴールは２時間２４分４１秒。
　言ってたより１１分以上遅かった。

　ゴール後は、チップ外し係りのサービス。
　これはありがたい。

　ゴール後すぐに柔整さんに報告に。

　「アキレス腱のテーピングしてもらったものです。痛みはあったんですけど、ひどくはならなかったので完走できました。ありがとうございました。」

　そのあと、ヨメさんと合流。
　完走記念写真を撮ってもらった。
　「ヘロヘロやったなあ」と言われましたけど。

　このお馬さんが先導してくれたらしい。ヨメさんも写真を撮っていた。

　参加者は食事つき。どれもすごくおいしかった。
　朝早く来たら、朝食も食べられたらしい。

　参加費が１種目８０００円、２種目１２０００円と高いですが。

　お腹いっぱいになって満足。

　おいしいおいしい安平町のエクレアもいただきました。

　ますみさんは、ゆるキャラと写真を撮ってもらっていた。

　ずっと前から欲しかったソダシ人形。送料がもったいなくてあきらめていたのだが、今日がんばって走ったのでヨメさんがごほうびに買ってくれた。
　「やったー！」

　こんな記念写真も撮りました。

　抽選会まで時間があったので、ホースギャラリーへ。
　私が走っている間、ここでポニーのショーがあったらしい。

　木馬じゃなくて、本物のお馬さんにも乗りたかったなあ。

　さあ、チャリティオークションと抽選会。
　ヤクルト・村上選手のバットが１９万円で落札されていた。

　３時半ごろから、ソダシが出走する「ヴィクトリアマイルカップ」を大型スクリーンで見る。
　私は前もって、ソダシを軸にした馬券を買っておいた。
　結果、ソダシは２着。同じノーザンファーム出身のソングラインにかわされた。
　でも馬券はとりましたよー。(３連複１７２０円)

　抽選会のメインは一口馬主の権利。１頭だけかと思ったら５頭も。当たりませんでしたけど、わくわくドキドキ、おもしろかった。

　最後の１頭はジャンケン大会。
　私は１回戦負け。ますみさんは、１回戦勝ちで２回戦引き分けで終了(勝ちだけが進める)。残念でした。

　いろいろと盛りだくさんで楽しかった。
　また来たいけど、費用が高くつきすぎるのでむずかしい。
　５年ほど貯金して・・・、７２歳で３種目は無理ですかねえ。