2016年02月28日(日)
第32回宇治川マラソン [ランニング・出張販売]
走友・そうへいさんがハーフを走り終え、帰り際に「京都キャロット」の出店テントに寄ってくださった。白い袋を持ち、なにやらモジモジ。
「ふじいさん・・・。」
「それひょっとして、まっ、ま・や・く・・・。」
「いえいえ・・・。」
袋から出されたのは、なんとプレミアムモルツ。それはある意味麻薬みたいなものかも・・・。
「もらい物なんですけど、僕飲めないんで。よかったら飲んでください。」
「飲めへんて?」
「はい。アルコールを分解する酵素がないという・・・。」
「いや、いっしょですやん。ボクも若いときは、コップの1センチほどのビールを飲んだら、顔真っ赤っ赤になってたんですよ。」
「あっ、それそれ。同じです。」
そんな私が、今や「なんで2本も飲む!」とヨメさんからしばかれる「半アル中」に。分からんもんですねえ。それでも外に出て酔っ払って帰ってくるではなし、かわいいアル中ですよね。
ものすごい歳の差のあるそうへいさんと気が合うのは、アルコールに弱い(弱かった)という共通点があるのも関係があるのかも。
まあなんにしても、「ふじいさん」と言っていつもかまいに来てくださるそうへいさんは、私の大事な「兵力」です。
さてさて、話は朝に戻り・・・。
今年はいつもよりちょっと早く、5時55分自宅出発。会場の太陽が丘まで、なんとわずか45分。6時40分に太陽が丘に到着すると、えっ、ゲートが開いていない。けっきょくゲートが開いたのは6時55分。15分も待たされましたわー。
朝一番にあいさつにきてくださったのは、植木屋そうへいさん。
シューズも買ってくださった。朝早くからいいお客さんが来てくださると、今日一日をがんばろうという気持ちになる。ほんとうにありがとうございます。
ゲートが開いてなくてあせったが、受付開始の8時20分には商品をすべて並べることができた。
アップジョグに行くと、山本ヒデさんに遭遇。
「5kmに出られるんですか。」
「60歳以上は5kmしかないからね。」
「私も5km出ますんで、山本さんの背中を追いますわ。」
「藤井さん、最初飛ばすんでしょ。」
「もちろん。最初は行きますでー。たしかスタートから900mまでずっと下りでしたよね。」
「そうそう。」
「そこだけでも、松本さんや山本さんの前にいたいですね。」
アップは2.2km。ちょっと少ないような気がしたが、今日は激しいアップダウンに対応しなくてはならないのでこれでよろしい。
9時25分、10km・ハーフスタートの5分前に5kmがスタート。
もちろん前に並び、最初からバンバン。
最初のカーブまでの下り900mは思い通りに走れた。しかし、曲がってすぐに背中をポンポン。早くも松本さんに追い抜かれた。その直後、今度は山本さんにも追い抜かれ・・・。
それでも最初の1kmは3分22秒。
下りはええわー。こんなとこで練習したいなあ。
1kmから2kmまではほとんど上りで、2km7分53秒(4分30秒)。
2km地点の手前の下りで、一度追い抜かれた山本さんに追いついた。山本さんはちょっとビックリしてられたみたい。
3km、12分04秒(4分10秒)。
このあたりで、松本さんの背中が見えなくなった。山本さんにもまた追い抜かれ、ちょっと差がついてしまった。
4km、16分34秒(4分29秒)。
山本さんには、追いつきそうで追いつけない。
5kmゴールは、20分42秒(4分08秒)。
目標にしていた20分30秒には届かなかったが、ギリギリ合格ですかね。
5km男子60歳以上の部5位。
順調に行けば、次の5kmレースでは確実に20分を切れると思う。
松本さん、19分42秒、2位。
山本さん、20分33秒、4位。
松本さんとちょうど1分差。これではとても「対決」とは言えない。
いや、でも今日がスタートですから。これから1ヶ月でじわりじわりと縮めていきます。
さて、10kmの応援へ。
「うちださーん、しっかり! 」
10km男子50歳代トップだと思っていたら、あの足立さん(私は「中年の星」と呼んでいる)が2位以下に大差をつけてゴール。
ウッチーさんは、10km38分30秒で4位。
今日は本調子ではなかったようだ。
ブログ「マラソンにはまった」のタカッチさん。
タカッチさんの奥さん。
真樹の元同級生・あーちゃん確認。
「あーちゃーん!」
「ぜーんぜん、進まへん・・・。」
いやいや、こんなきつい上り坂のあるマラソンに出てみようと思うだけでもえらいわ。
ギリギリ10km50分切れるくらいかなと思ってたら、結果は50分02秒だったそうだ。「もうちょいやんかー」というところが私に似てる。あとで聞いたら、抽選会でファイルが当たり、選んだパンも私と同じ。
「去年もらった入賞メダル、レンジの上に置いたまま。今年のメダルもそうなるかも」って、そんなとこまで似てるやん。「いっしょ、いっしょ」と二人で笑っていた。
さて、表彰式。
会場は出店場所のすぐ近くなので行きやすかった。
5km男子60歳以上の部の優勝は、他府県からこられた方。2位松本さん、3位佐々木さん、4位山本さん、5位私。2〜5位の4人は、これからも名勝負(?)を繰り広げることでしょう。
小さいけれどせっかくいただいたメダルなので記念撮影。
ヨメさんは、「茶だんごとかくれはったらええのに・・・。」
あーちゃんご一家も・・・。
ハーフスタートから1時間半がたったので、急いでゴールへ。
そこにちょうどそうへいさんが・・・。カメラは間に合わず。しかしゴールされて歩いているところにカメラを向けたら、ちゃんとポーズ。あんなに離れているのに、どうして私のことが見つけられるんかねえ。
宇治ご当地キャラクター「チャチャ王国のおうじちゃま」と記念撮影。ちゅっちゅくとてってがすごくかわいい。
ポカポカ陽気になり、レース後も店をのぞきに来てくださる方が多かった。
なじみのお客様も多く、商売よりも店の宣伝になりよかった。
家から往復60km。ガソリン代、高速代も微々たるもので、経費は最小限。そう思うと、近くの大会で出店させていただけると非常にありがたい。あとは天気の心配だけ。今年の「宇治川マラソン」はそういう意味でも文句なしだった。
私の肉離れの足の具合も、もうほぼだいじょうぶだと思う。トラックでのきつい練習を再開したいが、いきなりやるとまた同じことを繰り返してしまうんでしょうね。4月3日の「なにわ淀川・10km」で、松本さんと名勝負に持ち込みたいんですが・・・。
2021年の「ワールドマスターズゲームズ」、私は65歳。
それまで走り続けられるかなあ・・・。
片付け終わり、遅いお昼ごはん。
宇治西IC近くの「ラーメン第一旭・填島店」へ。
ヨメさんはスペシャルラーメン(680円)、私はターローラーメン(880円)。
大根キムチが置いてあったので、小ライス(110円)も注文。
おいしくて、お腹もいっぱいになった。
「さあ、きくが待ってるし、はよ帰ったらんなん。」
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【今日のきく】
なーんの写真でしょうか?
普通の人にはちんぷんかんぷん。でも、「マニア」には分かりますよね。
そうです。玄関のすりガラスに鼻をこすりつけているきくの写真です。
朝6時前に家を出て4時すぎに帰ってきたので、約10時間のお留守番。
きくも家が一番落ちつくだろうし、留守中の番犬の仕事もしてもらえていい。これからもできる限りこの方法をとることにする。
きくはこの家で誰が一番えらいかよう分かっているので、私のところにはほとんど来ませんにゃわ。
でも、知らん間に勝手に「はーい」と手を上げていたりして、和ましてくれます。
「きくは今日も元気だ、口真っ黒!」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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