2016年01月22日(金)
「ホワイト・ゴッド」 -初のシニア割引- [映画]
◎映画ナタリー 2015年11月17日(火)19時30分配信
犬たちの反乱描く「ホワイト・ゴッド」監督が語るハンガリーのペット事情
「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」監督のコーネル・ムンドルッツォが、ハンガリーのペット事情と撮影の裏側について語ったコメントが到着した。
本作は雑種犬の飼い主に重税を課す法律が施行されたある街を舞台に、野性に目覚めた犬たちの反乱を描く物語。2014年のカンヌ国際映画祭である視点部門のグランプリを受賞し、主人公の少女の飼い犬を2匹1役で演じたルークとボディは、優秀な演技を披露した犬に贈られるパルムドッグ賞に輝いた。
ムンドルッツォの母国であるハンガリーでは国民の約70%がペットを買っており、ムンドルッツォ自身も犬に囲まれて育ったという。「ハンガリーでは人間と同じ額の電車賃を払えば、犬もケージに入らず普通に電車に乗れるんだ。室内で飼うのが普通だし、カフェに犬を連れて入るのは日常だね。それからペットショップで犬や猫を売っていることはほとんどなくて、ブリーダーから買う。だからかわいいからといって子犬を衝動買いすることもないし、ブリーダーのところに何回か通って犬との相性を確認したり、飼い主としての心構えを学ぶことができるんだ」と話すムンドルッツォ。
撮影については「出演した約250匹のほとんどが保護施設から来た犬で、彼らすべてに名前を付け、4カ月の準備期間にはトレーナー約50名が家族のように一緒に過ごしながら訓練したんだ。現場のスケジュールはすべて犬あわせ。犬には決して苦痛を与えないように、撮影そのものが遊びと感じられるように細心の注意を払い、犬たちのコンディションを最優先した」と明かす。ちなみに、保護施設から来たすべての犬たちに里親が見つかったが、彼らはもらわれた先でも本作撮影時に付けられた名前で呼ばれているそうだ。
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最近、沖縄と映画がセットになっている。
バイトに行く日が多くなったため、休みの日が少なくなり、何でもかんでもまとめてしまう癖がついた。沖縄に行くときは沖縄の映画館を調べて、時間を調節して見られるようにしている。(ただし、見た映画評をこのブログに書くヒマがなく、スルーしてしまっている。)
今回は、私のお気に入りの「桜坂劇場」で見たい映画がなく困っていた。他の映画館は名護に行く途中では寄りにくそうやしと思っていたところ、県庁前にいいところがありました。「パレットくもじ」9Fの「シネマパレット」。
うまい具合に、前から見たいと思っていた「ホワイト・ゴッド」がいい時間帯にあるじゃないですか。それに、すっかり忘れていたが私は60歳。初のシニア割引適用で1100円。
前に新聞の映画評で見て、詳しくは書いてはなかったのだが、犬がぎょうさん出てくるというだけで見たくなった。その時に載せられていたのが上の画像。映画の内容が分からんでも、ゾクゾクしますやん。
映画館は京都シネマよりは広かった。ところが、始まる間近まで私一人。
「完全貸し切りかい!」とうれしくなったが、気がつけばプラス2人。それでも、カンヌで賞を取った作品やのに3人か―。
私の映画評は、中身についてほとんど書かない。感じ方は人それぞれですから。
でも、この映画はしびれた―。(毎回そんなことを書いているような気がするが・・・。)
今までこういう映画を撮りたかった人はたくさんいたと思うが、CGではない生身の犬は難しくて無理だったのだろう。ほんま、ようやらはったと思う。
泣く映画ではないと思うが、私は泣けてきた。
もうこの先二度と撮れない映画だと思う。
必見!
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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