2015年09月18日(金)
愛によってのみ [時事]
◎朝日新聞9月15日朝刊・THA HUFFINGTON POSTより
東アジア連帯「愛によってのみ」
羽衣国際大学教授 にしゃんたさん
安倍晋三首相の戦後70年談話、中国の「抗日戦争勝利70周年」式典など、過去の戦争を巡る記憶は東アジアに新たな摩擦を生み出している。
スリランカ出身で羽衣国際大学教授のにしゃんた氏は「『憎しみの連鎖を断とう』を終戦70周年の合言葉に− J.R.ジャヤワルダナ演説(9月6日)を記念して」(7日)で、母国スリランカ(当時はセイロン)の元大統領が、1951年のサンフランシスコ講和会議で演説した言葉を紹介した。「憎しみは憎しみによってではなく、ただ愛によってのみ消える」という、演説で引用したブッダの言葉を、東アジアの民衆で共有しようと訴える。
ぎくしゃくした関係が続く東アジア各国の指導者を「国家の枠組みに分かれて戦おうと民衆を煽(あお)っているようにも見える」と批判するにしゃんた氏は、民間の交流に期待を寄せる。国家を超えた民衆の平和的連帯に向け「『誘い水』を打つ役目は日本の民衆が担っている」「理想を語らずして何を語ろうか」と力を込めた。 (吉野太一郎)
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また24時間寮管理代行のバイト。恒例、朝日新聞チェック。
今回は、ブッダの言葉を引用したセイロン元大統領の言葉を引用したにしゃんたさんの引用。ああややこし。
「憎しみは憎しみによってではなく、ただ愛によってのみ消える」
どんなことがあろうと絶対に戦争しないという憲法を持つ日本は、「愛の国」と呼ばれるのにふさわしいだろう。「理想を語らずして何を語ろうか」、その通りだと思う。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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