2008年11月30日(日)
第29回瀬戸内海タートルフルマラソン [ランニング・出張販売]
塩崎一将さん、27歳、愛媛県新居浜市。
5月のオリーブマラソンとこの11月の瀬戸内海タートルで、必ず顔を見せてくださる。
お母さんは、知る人ぞ知るスピードランナー。
そのお母さんは今回は本調子ではなく、10kmに参加されていた。一将さんも10km。私も10km。
一将さんは1時間4分、私は46分。お母さんはどれくらいで走られたのだろう。「キロ5分を切るのを目標に」と言っておられたが、どうだったのだろう。(私のすぐ後ろらへんにいやはったりして・・・。)
今日は、取り立てて書くこともないかなと思っていたが、あるもんやね。
塩崎さん親子は、会えば必ず話しかけてこられる。特に、一将さんは、私とお友だちみたいにしゃべってきてくれはる。ほんとは、あなたの倍ほど歳くってるんですけど・・・。
「まっ、いいか。」
若い子としゃべれるだけで、こっちも若返るちゅうもんや。
今日は、昨日とは一変、青空に。
よかった。今日も雨や強風やったらどうしようかしらん、と思っていたので。
9時40分、フルのスタート10分後、ハーフと10kmがスタート。
練習してないから、初めはゆっくりゆっくり。
でも、ランシャツランパン姿やからある程度飛ばさないと、さむーてたまらん。
4km付近で、ワンちゃん発見。
カナちゃん、もうすぐ12歳。もちろん女の子です。
折り返しのだいぶ手前が5km地点。ここで、23分35秒。ということは、ゴールは47分台?
冬の大会で、このタイムではちょっと・・・。帰りはがんばろうっと。
残り1kmのところで、ニャンコちゃん発見。 レース中に、沿道からニャンコちゃんの応援を受けたのは初めて。
ミーちゃん、まだ8か月。女の子です。いっぱいさわらしてもらった。
ゴールは、46分30秒。
総合順位、52位。NTTドコモショップ賞。ドコモダケ人形をゲット!
行きしより、帰りの5kmの方がいいタイム。それなりにがんばったよな。
福知山マラソンの前、歩くのも痛くてたいへんだったのに、マラソンの翌日は痛みが消えていた。フシギ。
だから、今日は快調に飛ばせるのかなと思ったら、やっぱりアキレス腱が痛んだ。(そんなに甘くありません。)
そう、塩崎一将さんの写真を撮らなくては。
ゴール付近で待ってたら、帰ってきました。少し顔が赤くなっているようだが、元気そう。いい走りです。へんにきばってへんところがいいね。
帰りは、5時10分大部港発のフェリー。
大部に向かう道端に、おいしいみかんが売ってある。(無人販売)
ここのみかんが、今まで食べたみかんの中で一番おいしい。これを買うのも楽しみ。
いつもこの道を猛スピードで飛ばし、フェリーが出る数分前に到着していた。今年は余裕。予約して、帰りの券も前日に買っておいたのでゆっくりできた。
フェリーの中は超満員。観光バスが多かったから。
ヨメさんは、車にもどってしまった。
私は売店で大盛りうどんを注文。すわるところがなかったので、ござをひいてすわることにした。
うどんを食べ終わった後、今度はコーヒー。バームクーヘン付きは350円。このバームクーヘンが、またおいしくて・・・。
そんな時、横のござにすわっておられたご夫婦が話しかけてこられた。
だんなさんがはいておられるシューズがランニング用のものだったので、「瀬戸内海タートル」に出られた方だろうとは思っていた。
私が京都キャロットの人間であることを、すぐに奥さんが気がつかれた。お二人は、昨日朝早く小豆島に来られ、だんなさんはずっと釣りをされていたらしい。3時ごろ、ちょうど雨のきつい時、うちでグローブを買われていたらしい。
うちのことはよくよくご存知で、「いつも手伝っていたお子さんは来られてないの?」と聞かれた。
「奥さんは本当にえらいねえ。働きづくめだものね。いつ行っても、売っているのは奥さんばかりで、ご主人の姿はめったに見ないよ。」
「へへへー、そうですねん。仕事は全部ヨメさんにしてもらって、私レースに出てますねん。」
岡山県備前市の海部進さん。65〜69歳の部ハーフで優勝を目指しておられたが、右足肉離れの治療中のため今年は届かず。昨年は、1時間41分で3位だったそうだ。
若々しくお元気で、奥様とも仲よしで、うらやましかった。目標にさせていただきたいご夫婦だった。
海部進さんの話の中で一番おもしろかったこと。
海部さんは長年釣りをしておられる。釣り道具も改良に次ぐ改良で、次々と新製品が発売される。ただ、新製品が旧製品よりいいとすすめられても、そのよさを実感できることはほとんどない。
「そうなんですよ。マラソンシューズもそれといっしょですわ。次々新製品が出て、どこがええたらこうたらメーカーはゆうてますけど、ほんまにええかっていうもんが多いです。何か、目先を変えるために小細工しているだけのような気もせんでもないです。
値段が高いもんはええと思ってる人もおられるようですけど、一概にそうも言えません。けっこう安くてもその人に合ったシューズってあるもんですよ。」
我ながら、ええことゆうとる。
「キャロットさんは、ほんとにレースとかに出て走っておられるからねえ。走る人の気持ちが分かって売っておられるから、信用できます。」
ありがたいお言葉。
うどんを食べ終わったら、下の車に戻ろうかと思っていたが、いいご夫婦とお話ができた。
また、どこかの大会でお会いしましょう。そして、いろいろなことを教えてくださいね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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