2015年02月04日(水)
「和ちゃんとオレ」 [映画]
◎シネマトゥデイより
■チェック:晩婚化や非婚化の影響により、親の介護を働き盛りの息子が担う息子介護の実態に迫るドキュメンタリー。2008年と2012年に放映されるや大反響を呼び、TXNドキュメンタリー大賞を受賞したテレビ番組「“母”が壊れて〜息子介護の時代〜」「いま助けてほしい〜息子介護の時代〜」に追加撮影を加えて再編集。10年もの間、自宅で認知症の母親を介護しながら息子介護をテーマにした本の出版を目指す男性の姿を通して、介護する人を支える仕組みがない日本の社会制度に疑問を投げ掛ける。
■ストーリー:10年間自宅で認知症の母親の世話をしてきたフリーライターの野田明宏さんは、和ちゃんと呼ぶ母の介護に追われ仕事まで手が回らず母親の年金を頼りに日々過ごしている。2012年3月、「親を介護する息子たちを取り上げる本」を出版すべく仕事を再開。父親を介護するため2年前に介護離職した男性を取材してきた過程で、衝撃的な1本の電話がかかってくる。
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長い間京都シネマに行ってなかったら、会員の更新期間が終わっていた。11月1日から1月31日までだったらしい。
「更新のハガキが届いてませんけど…」と言うと、「今回からお知らせのハガキはなくなったんです。」
調べてみると、京都シネマに来るのは去年の7月以来。会員やったら、最低でも2か月に1回は来いよ、ちゅうことですかね。
去年の後半はさっぱり映画が見られなかったので、「今年は時間を都合つけて行くぞー」と意気込んでいたのに・・・。今年の11月まで更新できないらしい。
更新していない会員は、900円→1000円に。会報も送られてこないらしい。長年会員を続けて来たのに、もうちょっと大事にしてもらませんか。映画好きのジジイ見捨てる気か。
さて、この映画は「息子介護」のドキュメンタリー。独身の息子が、一人でアルツハイマーの母親を介護する内容。
私の母は、私が35歳の時にがんで亡くなった。母は65歳。「これから、毎年冬は入院させてもらわなあかんなあ」と言っていた2週間後に亡くなった。まだまだ生きて行くつもりだったろうに。
入院中の世話も兄や姉がほとんどやってくれたので、私は母親の世話をした経験がない。何回か病院で泊まったことくらい。母は最後までしっかりしていて私をしかっていたくらいだから、私がしたことは「介護」と呼べるものではないだろう。
「介護」どころか、実は母が死ぬ間際まで恐かった。「おかちゃんの言うことには絶対服従」みたいな・・・。
母の遺言ぽい言葉はたくさんある。その中で私が一番気に入っているのは、「アホにかまうな」かな。それは守ってますよー。どんな誹謗中傷にも絶対言い返さない。そや、「アホとしゃべったらアホになる」ともゆうとったなあ、おかちゃん。極端な表現やけど、ええことゆうがな。
今93歳の父がだいぶ弱ってきている。兄夫婦が世話をしてくれているので、私はたまに帰って話をするくらい。いろいろなところでずれが生じてきた父を、兄夫婦は根気強く世話をしてくれている。
それでも、私から見た父にはいまだに威厳がある。「おとちゃん本気出したら、今でも勝てへんような気する」と、私もいまだに言い続けている。本当にずっとそうであってほしい。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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