2012年12月27日(木)
安倍首相、最初の仕事 [時事]
◎京都新聞12月27日夕刊
河野談話見直しも
菅官房長官「有識者ら検討を」
菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、戦時中の従軍慰安婦問題に関し、旧日本軍による慰安婦募集の強制性を認めた「河野洋平官房長官談話(宮沢内閣)」について、見直しを含めて有識者が検討するのが望ましいとの認識を表明した。記者団の質問に、安倍内閣として談話を踏襲するかは明言せずに「学者や有識者の研究が行われている。そうした検討を重ねることが望ましい」と述べた。
政府内では当面、具体的な動きは取らない見通しだが、展開次第では韓国などの反発が強まる恐れがある。安倍晋三首相は9月の自民党総裁選で見直しが必要との姿勢を示していた。
第一次安倍内閣では2007年3月に河野談話に関し「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とする政府答弁書を閣議決定した。
菅氏は閣議決定の経緯を踏まえる必要性を指摘。同時に「この問題を政治、外交問題にすべきではない」とも指摘した。
また植民地支配と侵略を認めた戦後50年「村山談話」に関しては、安倍内閣として踏襲する考えをあらためて示した。
安倍首相は総裁選討論会で「河野談話によって日本は不名誉を背負っている。前回の安倍政権で強制性を証明する証拠はなかったと閣議決定したが、国内外で共有されていない」と語っていた。
■河野官房長官談話
1993年8月、当時の宮沢内閣の河野洋平官房長官が、戦時中の従軍慰安婦問題の調査結果について発表。「(旧日本軍)の要請を受けた業者が、甘言、強圧により、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くある。官憲などが直接、加担したこともあった」と指摘し、慰安婦募集などでの旧日本軍の関与を認定。「あまたの苦痛を経験し、心身に癒しがたい傷を負われた方々に心からおわびと反省の気持ちを申し上げる」と謝罪した。
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衆議院選挙で投票者が一番望んでいたのは、「景気回復」。
そして誕生した安倍内閣の最初の仕事が、「河野談話見直し」。
これを、「ずれてる」とは言わないのでしょうか。
それも安倍さんご本人がおっしゃるならまだしも、官房長官に言わせておいて、その反応を見てから対策を考えようという姑息な作戦。
新しい内閣にいろいろな名前をつけていたが、私がつけるなら「姑息内閣」。
「人に言わせて自分はもぞもぞ。そんなんしてんと、はっきり自分で言えーちゅうねん!」
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【RUN】
今日も店往復1.3km。
そのあといつもの5kmコース。今日またキロ6分ペース走にチャレンジ。ゴール29分58秒。我ながらお見事。きちんと修正できている。
いつでもゆうてねー、ペースランナーのお仕事。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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