2008年05月31日(土)
洛北中学校参観懇談 [学校]
中2の娘がお世話になっている中学校の、授業参観と懇談会があった。
1時間目の英語も見たかったのだが出遅れ、結局2時間目の国語の残り10分くらいしか見ることができなかった。
2時間目の国語は、担任でもあるZ先生。若くて元気。(先生の中で最年少)
私は、先生より先生を見ている生徒の父母のほうが興味があった。皆さんの目には、この先生やクラスがどんなふうにうつっているんでしょう。
「いろいろあると思うけど、いつも応援しています。」若い先生に対しては、これが基本です。
授業自体は、けっこうデリケートな要素も含まれている内容だった(父母の出身地を問われていたが、あれはどうでしょう)。悪気はなく、授業を盛り上げる一つの演出であることはわかるが、見ていてちょっとハラハラした。
いつも話題のS君。
今日は真後ろにお母さんが陣取って、いっそうはりきっているようだった。みんなの注目がそっちに取られてしまっていた。
少しざわざわしたようなふんいきだったが、水を打ったように静かな気持ち悪いクラスよりはいい。これからいろいろな行事に向けてぶつかり合いを経験していく中で、落ち着きを獲得していくのでは。
「広く、大きな目で見守っていきましょう。」
10時35分から、学級懇談。
授業参観はあふれんばかりの人だかりでお父さんもかなりおられたが、懇談に残った父親は私一人。お母さん13人と小学生の女の子1人、それに担任の先生とで懇談が始まった。
懇談の内容については、さしさわりがあるかもしれないので省略。(皆さんの教育に対する真剣さが、ひしひしと伝わってきました。)
一つおもしろかったこと。
懇談に参加した小学生の女の子。「パチパチ、シャー、パチパチ、シャー」のそろばんの音。
担任の先生の話の中で、「校内でお菓子を食べているような・・・」という話にすばやく反応。
「おかしー!?」と小さく叫んで、なにやらメモしていた。この場面が、今日の懇談で一番盛り上がったところだったかも。
私の発言。
「うちの子は、去年3月閉校になった別所小学校の、たった一人の最後の卒業生です。新しく開校した花背小中一貫校は、のんびり育てたいといううちの考えとは正反対の学校だったので、一家そろって二軒茶屋の近くに引っ越してきました。
最初は親子とも、大きな学校にすごく不安だらけでしたが、一年間洛北中学校に通わせてもらってそんな不安も吹き飛びました。
去年は、校長先生が書かれている学校便り、学年から出ている学年便り、それに担任の先生からの学級便りと、競って出しておられるのかと思うぐらいよく学校のことを知らせていただきました。それを見させてもらって、先生方の意思疎通がしっかりできていることがわかりました。
子どもも、家に帰って学校のことをよく話してくれます。
ああ、これなら、この学校に安心して子どもを預けられるなと思いました。
話は変わりますが、最近『鴨川条例』で違反は5万円以下の罰金とか、『たばこなんとか条例』で1000円の罰金とかが話題になっています。これは、ほんとに情けない条例ですよね。なんでもかんでも罰金で脅すなんて、おかしいと思います。
学校は、そうなってほしくない。時間がかかっても、自分の頭で考え判断し、最後まで話し合って物事を決めていく姿勢は忘れないで欲しい。
子どもたちがそういう力をつけていけるよう、先生方に助けていただけたらうれしいです。」
娘は、私が(妻も)参観懇談に来ることをすごくいやがっていた。何でやろう。
いつもジャージばっかり着ている、かっこ悪いお父さんやしかなあ。今日は、ジーパンとカッターシャツで、そんな変ではなかったように思うんやけど・・・、なあ、きくちゃん!
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=111